52 薔薇恋獄
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[それでも。 強められた手のちからに。 どうしようもなく悲しくて、苦しくて、けれど安らいで愛しいと、感じてしまうから。
どうか、この暖かい気持ちだけ、彼にも得てほしいと。
震える手を、霞もうとする幼馴染へ、伸ばした。 一緒に帰ろう、と]
(330) sayclear 2011/05/28(Sat) 21時半頃
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― 喫茶 ハルシオン ―
……いえ、自分の分は自分で払いますよ。 他の生徒に見つかって、ひいきとか言われたら拙くないですか? 此処まで来るウチの生徒って、物好きだとは思いますが。
[栖津井の言葉に、問題児の集まりと言われるゲーム部であっても、基本的に真面目な態度を崩さない蛍紫は、此処でも生真面目に言う。 それを聴き入れられるかは、さて……――。]
此処、前から気にはなってましたが、 流石に1人で入る気にはなれなかったんですよね。
[栖津井に連れられて、 心持重い足取りで本屋の前にある喫茶店に入る。 そこが楓馬のバイト先とはしらない。
――……今まで、あえて聴こうとしなかった。 彼が己のオンラインの姿を知らないのと一緒で、 多分引かないといけないラインだと思っていたから。]
(331) mitsurou 2011/05/28(Sat) 22時頃
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―道也の部屋―
じゃあ、名前呼んで。それで俺がキモチイイ。
[他にどう言えば良いのだろう、習うより慣れろと言い切ってしまいたい。 そんな事を言われて道也がどう思うか、少なくとも自分は言われたくない気がする]
ここ。 いつも道也が、俺ン中で、こするとこ。 これにハマると、すごいぞ?
[上がる声に、にまっと笑みを浮かべる。 そうして見つけた所を緩く押し上げて、もう一度]
(332) meiji 2011/05/28(Sat) 22時頃
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―― 『ハルシオン』 ――
いらっしゃいま、 せ ……
[からん、と涼やかなベルが、ドアの動きに合わせて鳴ったから。 片付けで両手を皿に塞がれたまま、振り向いて、 でむか えの あ いさつ を]
…… けい、し?
[ぐらりと揺らいだ皿のタワー。 落とさなかったのは、身に染み付いた反射とはいえ、自分を褒めてやっても良いかもしれない。
黒のベストとパンツに、エプロン。 ワイシャツだけが白く、普段と変わりない。 そんな姿を、彼にも蘭香にも見せたことは、なく て]
……………… ごゆっく り。
[ぎぎぎ、とぎこちなくそう、何とか言い置いて。 ぺこり、頭を下げると、厨房へ歩いていった。ぎぎぎ]
(333) sayclear 2011/05/28(Sat) 22時頃
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会計士 ディーンは、メモを貼った。
mitsurou 2011/05/28(Sat) 22時頃
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―保健室・奏音ver.―
[携帯にかかってきた学園からの1件の電話。 担任の先生かしらん?と電話を取れば]
はい、もしもし
[電話先の名前を聞いて、思わず耳が赤くなった。あら、声が上擦っていたりしていないかしら。声、高くなってなぁい?
ぎゅうと携帯を握るも、息子の名前に息を飲む]
今、出先でして…。1時間後に迎えに行きます それまで宜しくお願い…します
[熱…。事件の後、熱にうなされる調音を思い出して。ふらりと倒れそうになった。けれどもこんな所で倒れているわけにはいかない]
すみませーーん、課長っ 息子の一大事ですので、報告書の作成が終わったら早退させて頂きますね
(334) k-karura 2011/05/28(Sat) 22時頃
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―― いつかの部室 ――
[邪魔な髪を払って頭を撫でてくれるその手は、温かく頼もしくて。 代わりになってる……哲人のその言葉に、胸の痛みが少し癒された。 彼の手が離れてから、ゆっくりと立ち上がって。]
ううん。テツこそ、ありがと。そう言って、くれて。 ……テツの辛いのも、泣いて流せたなら、嬉しい。
[いまだにひどい声しか出ないってくすっと苦笑いしながら。 さっきの幼い響きが、頭に過る。
何か言っても、この人は簡単に弱い部分は見せられないんだろう、と。 見せるとしたら、それは哲人が「ここにいる」と言ったあの人の方になんだろう、と思う。 ちょっぴり、ちりりと妬けたりもしたけれど……自分だってあの人には時に泣かされながらも憧れたりした。敵わない人。 ……その人が、まだ「ここにいる」。そのことが優しく、思えた。]
(335) sakanoka 2011/05/28(Sat) 22時頃
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[入学式以来の学園内。受付で渡された保護者認証のプラカードを首に提げ、スリッパをぱたぱたと鳴らして保健室に駆け込んだ]
『あの先生、ちょっとかっこいいわね』
[だなんて調音に言った相手が目の前に居て]
…はい、何でしょう?
[私を見て首を傾げるものだから。思わず同じ方向に首を傾げた]
(336) k-karura 2011/05/28(Sat) 22時頃
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――――楓馬君……蛍紫君ッ!!
[伸ばした手は触れられない。繋げない。 もう昔みたいに三人で手を繋ぐことは出来ない。 だけど。 心は、繋げることが出来る]
[指先が交差したその瞬間。 薔薇の花びらが周囲に散る幻を見た]
(337) ryusei 2011/05/28(Sat) 22時頃
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……これは、夢なのかな。 僕は、夢を見てるのかな。 死んでても夢って見れるのかな。
[ぼろぼろと零れる涙が止まらない。 その姿は確かに普通の人には見る事は出来ないだろうけど。 だけど今は霞む事はなく、そこに存在していて。 子供のように泣きじゃくる姿は、昔と変わっていない*]
(338) ryusei 2011/05/28(Sat) 22時頃
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―自室―
わかっ……
[こくこくと頷く。ちゃんと返事ができなかったのは、与えられた快楽のせい]
……少し触られただけなのに、ほんと、やばかった。 良数、いつもこんなん耐えて、
やっ……!!
[緩く押し上げられて、再び声が上がる。高い声は、自分の物じゃないみたいでとても恥ずかしい]
…………っ……、
[目尻に涙がまた浮かぶ。今度は痛みじゃなく、快楽と羞恥の涙だった]
(339) siro 2011/05/28(Sat) 22時頃
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[それから、泣き腫らした顔で、けれど明るく微笑んだ。]
……うん、すっきりできたとこで。 ちょっとだけ、軽いやつ一戦、付き合って。
[本当は軽いゲームではなくて、彼を思う切欠をくれたあのゲームをやりたいなって思ってたけれど。 お願いまたマジックやって!って頼むには、まだ自分のカード自体が足りな過ぎて、それじゃいけない気がしたから。 ただ、ささやかな勝ち負けを交わせればいいなってだけ、今は願った。]
(340) sakanoka 2011/05/28(Sat) 22時頃
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[あの日から失ったものを、引きずってはいたけれど。 辛くても、それでももう、己の所為だとは思わない。 だって目の前の彼が、自分を救う言葉を掛けてくれたから。 それを、時間を掛けて、受け入れられたから。 そしてその救いは……自分だけのものじゃないとも、思っている**]
(341) sakanoka 2011/05/28(Sat) 22時頃
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―― 文化祭準備日… ――
[廊下を通り過ぎる間は、文化祭を前にした活気を感じていたけれど。 屋上へ向かう階段まで来ればその喧噪もどこか遠くなるか。]
……きっと、今日の風、気持ちいいんだろうな。
[広がる空を思いつつ。 あの時と同じように、階段半ばのところで立ち止まって。 何から話そうかな、なんて顔で調音の方に向き直った。]
(342) sakanoka 2011/05/28(Sat) 22時頃
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─ 喫茶 ハルシオン ─
学生のうちは、こういう時は素直に奢られておくものですよ。
[少し冗談めかして言いながら、適当な席につく]
えぇ、私もね。 一度寄ってみたいと思っていたんですが、1にんだとつい億劫になってしまって……。 だから、丁度良い機会です。
[そこが珀のバイト先だということは知らない。 だからもし、彼の姿がそこにあれば、かなり驚いたように目を見開くかもしれないが。 けれど、追求はしないだろう]
私はレモンティーで。 甲斐君はどうします?
(343) nordwolf 2011/05/28(Sat) 22時半頃
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―文化祭準備日―
>>342
[服も何だか臭い…とすんと鼻を鳴らして]
見事な秋晴れってやつですよね
[階段の半ばで。あの時は自分が上に居たが。今は見上げる形になっているだろう]
えーと…。先輩?
ここ
[首を片手で抑えて見せた]
(344) k-karura 2011/05/28(Sat) 22時半頃
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墓守 ヨーランダは、メモを貼った。
ryusei 2011/05/28(Sat) 22時半頃
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― かつての……(以下略 ―
[手を伸ばして後悔したと……碧の眼が物語れば、ひょいっと片方の眉をあげた。 確かに付属することに後悔がないといえば、自身も否だけれど。
――……蘭香が助かることを、後悔することはない。 そういう意味合いの言葉だったから。
それでも、繋いだ手に力を込めれば、差し出される手。 そのことに、後悔はしていないと思いこむ。 2人だから、こうして、蘭香に手を伸ばせるから。]
(345) mitsurou 2011/05/28(Sat) 22時半頃
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蘭香っ……―――!!
[呼ぶ声も重なっただろうか。 伸ばした3つの手が交差する。 ――……その時、紫の眼は、ほころびる薔薇の世界を視る。]
……夢では、ないよ。
[ほぅっと息を吐いて、すとんっと膝を落とした。 汗ばむ額を撫でる風、薔薇の香りは……――それでもきっとある。 蘭香に安堵の表情を見せながらも、視線は無意識に、本来の薔薇恋獄の主を探していた。]
(346) mitsurou 2011/05/28(Sat) 22時半頃
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─ 保健室 ─
あ、すみません……。
[奏音に軽く会釈をして、首をまた縦に戻す。 しかし、見るほどにやはり耀に似ていて。 その所為か、無意識についじっと見つめてしまう]
あの、先程お電話で申し上げましたとおり、調音君が熱を出してしまいまして。 先程まで、この土橋君が付き添っていてくれたのですが、早退する際には、出来れば親御さんにお越し頂くようにしているものですから……。
お忙しいところ、申し訳ありません。
[ぺこりと丁寧に、もう一度奏音にお辞儀してから]
調音君、お母さんみえましたよ。 どうですか、起きられそうですか?
[調音の寝ているベッドへと歩み寄る]
(347) nordwolf 2011/05/28(Sat) 22時半頃
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―保健室・調音ver. >>326
[おかしい。 確かに俺は『背負え』と言ったのに。膝の裏に手を回されて、気付けば抱き上げられている。 重い頭をぐたりと肩口に預けた。
ボタンを外す仕草に情事を思い出し、ぐぅと小さく唸る。 頭を撫でる手が優しいから]
手
[握ってて。 通じたみたいで、大きな手に包まれる。あぁ、安心する。 …眠、い]
……
[母が迎えにきたというのに、その頃には小さな寝息を立てていた]
(348) k-karura 2011/05/28(Sat) 22時半頃
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― 喫茶 ハルシオン ―
……ふう、ま?
[奢りの件や、こういう雰囲気の所は互いに1人では矢張り入り難いとか、話しながら入ったものだから、一瞬気が付くのは此方の方が遅かった。紫の眼を丸く見開いて、少しの間呆けて彼の姿を見詰めた。]
ああ……―――。
[やがてぎこちなく去って行くのを、見送って、こちらもギギっと栖津井の後を着けて席につく。 以外と冷静な栖津井に、普通はそのような反応なのだろうか、と思う。確かに、他の知り合いに出先であっても、ここまでは動揺しないだろう。動揺してしまったのは、多分相手が楓馬だから。
――……なんだ、あんな可愛い格好、他人に晒してるのか。
そんな風に、少しだけ嫉妬の心が擡げたりもする。]
あっ、では、同じもので。
[取り立てて飲み物にこだわりはないから、栖津井にオーダーを尋ねられれば、そう返す。 まさか、オーダーを楓馬が取りに来ることはないよな?と、それを望むような、望まないような……相変わらず腰の座りが少し悪かった。]
(349) mitsurou 2011/05/28(Sat) 22時半頃
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>>347 [栖津井先生から紹介(?)されればぺこりと小さくお辞儀をして。 それでも、繋いだ手を離すつもりはない。>>348]
(350) rinne 2011/05/28(Sat) 23時頃
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小悪党 ドナルドは、メモを貼った。
rinne 2011/05/28(Sat) 23時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
khaldun 2011/05/28(Sat) 23時頃
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―道也の部屋―
道也のこえ、かーわいいの。
[空いている方の手は頬を撫で、髪を撫でと緩いスキンシップ。触れているのは俺だよというように]
ここを、俺のでされたらどうなっちゃうかな。 我慢はしなくていいよ。今はこれがいいって覚えて。
[気持ちよくて辛いなら、爪を立ててもいいし噛み付いてもいい。どんな痕が残っても愛の勲章だとのろけられる。
目尻に浮かぶ涙を舐めとる、良かった、ちゃんといいところを見つけられた。可愛い、こんな顔をするなんて。 こっそり指を増やして同時に筋肉を解す、快楽が強烈すぎるから、きっと大丈夫だろう]
(351) meiji 2011/05/28(Sat) 23時頃
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― と或る夏の補講日 ― >>321 [二股と困った声を出す甲斐には、少し噴出しそうになるか。 あんなに堂々と、珀と自分が好きだと言い放っていたのに。] >>322 [それから志望校について語りはじめるのを聴く。 数学が好きだから経済学部、父親を次いで法学部、は納得できた。
ただ、数学教師、という志望には、やや驚きの表情を見せる。]
(352) nostal-GB 2011/05/28(Sat) 23時頃
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ヴェスパタインは、もどりもどり。
sakanoka 2011/05/28(Sat) 23時頃
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>>323 [そして、何か思い立ったようにキスしようと告げる甲斐。 その表情は、
よくわからない。]
――……
[ただ、最後に…と願う声に、自分が残酷なことを言っているのがわかる。 そう、本当にとても困らせている。]
――……甲斐、 キスはな
好きな相手に してくれって言うんだ。
(353) nostal-GB 2011/05/28(Sat) 23時頃
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[そう、その心がとっくにも離れきっていることなど知っている。 一つ何かの道を違えた。 どんなに好きでも、もう……。 そう、最後にしてくれという相手とキスなんて、できるわけがない。
――…おそらくはとても淋しそうに、悲しそうに、甲斐から目を逸らす。]
じゃ、がんばれよ。 帰っていいぞ。
(354) nostal-GB 2011/05/28(Sat) 23時頃
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[教科書の類を抱え、甲斐に背中を向けて、教壇から降りる。 顔はもう、向けたくないと思った、なぜなら溢れそうだから。
そう、甲斐に向けているものと文に向けているものが全然違っていて、 文がいないと、もう、多分、自分は生きていないんじゃないかと思うくらい、文を必要としている。 だけど、甲斐のことは、いつも気にかかってしまう。 最初は、自分のことを気にしてくれてて嬉しい、幼馴染の世話を焼いてて大変じゃないか、から想った恋だった。 今は、今は幼馴染を亡くして、そして、亡くした痛みを抱えた、もう一人、 その年齢で負うにはおそらくは重いであろうものとか、考えてしまう。
重くないか、無理していないか、そう、心配している。 とても、心配している。多分、空回りだろうけども、それでも。]
――…ああ、そうだ。 将棋は続けるか?やめるか?
[教室から出る時、それだけは訊いたのはなぜだっただろう。]
(355) nostal-GB 2011/05/28(Sat) 23時頃
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―保健室・奏音ver.―
いえ…ぃぇ
[頬を抑える。あらあら、そんなに見つめられたら、照れるじゃない…。 調音を迎えに来たのに、だめだめ、浮かれちゃ!
髪を撫でて整えると、鞄を肩にかけ直した]
はい、先ほどはお電話をありがとうございました。 その、熱はどれほど…
土橋くん…あぁ、仲良くさせて貰っている友達ですね。 いえいえ、私も心配ですから。 迎えに来るぐらい何ともないですわ。
[お辞儀を受けると、反射的にお辞儀を返す。 栖津井がベッドに近付くと、後ろから心配そうに付いて行った]
(356) k-karura 2011/05/28(Sat) 23時半頃
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―― 文化祭準備日>>344 ――
うん。秋晴れ、好き…――え?
[背の低い調音を上から見下ろす姿勢は少し不安定気味で……。 瞬いた拍子に、うっかり軽くよろけてしまいつつ、も]
首。……どうか、した?
[ここ、と、おさえられているところに、目線を下ろした。]
(357) sakanoka 2011/05/28(Sat) 23時半頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
k-karura 2011/05/28(Sat) 23時半頃
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―いつかの部室―
[枯れた声が笑う。代わりに泣いたと、苦笑する。]
こーいうとこで、泣けた方がいいやつなのかもしんねえよ。 お前一人に泣かせたりしねえで。
[そう言って冗談混じり、俺も笑った。制服が濡れて、少し冷たい。 泣いたり、できなかった。 泣きたかったはずなのに、悲しかったはずなのに。 思わずかっこつけて、あやすばっかり。]
(358) mmsk 2011/05/28(Sat) 23時半頃
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[涙で赤い明るい笑みが、一戦付き合って、というのには瞬いた。 誘われた経験なんて、数えるほどもあっただろうか?]
おう、お前の方から誘ってくんの、珍しいな。 何やる? トランプくらいしか、手元にねえけど。
[カードを忘れようとしても、触れてしまうのは紙束ばかり。 手放せない54枚のカードを、手の中で素早くシャッフルしていく。]
(359) mmsk 2011/05/28(Sat) 23時半頃
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