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(……自覚は、あるのか)
[ふとケイイチの言葉が気になった――てっきりまだ多少は思い出せるものだと思っていたから。
そこから転がり落ちた先に待つのは裂かれた腕、血染めの部屋、口の中でべたつきを残す鉄錆、主の掌――あまり良くないものだった、気がする。ああいう事にならなければいいのだが、と、熱に浮かされた頭のまま心配を少し]
[抱いた懸念は、口にするより先に結局水音で押し流されてしまったのだけれど]
[頭をもたげ始めた竿が姿を見せるのを茫と見つめながら、液とは何の事か、と思案して]
……ああ。
[代用品として、枕元に置いたままになっているハンドクリームの缶を示した。己も少々手に取ってみるものの馴染みはないから恐らくは誰かがくれたものだ]
[中へ入りこむ指を追い出さない様努めて息を長く吐きながら、ケイイチの竿に手を伸ばす。滑りを良くした指先で扱き上げていくが、ケイイチの指先が中であちこちを掠めていく度身体が跳ねるままに何度か掌を離してしまったから、互いの準備が整うまで少々時間を要したことだろう]
……っ、あ……あつ、い
[竿が身体の内へと割り入ってきたなら、指先で触れるよりも直接熱が感じられるものだから、直截な感想と共にもう一度ケイイチの頬へ掌を差し伸べた]
【人】 保険調査 ライジ
(234) 2014/12/26(Fri) 01時頃 |
【人】 石工 ボリス おらんじゃろ、誰も。 (235) 2014/12/26(Fri) 01時頃 |
今度は俺の夢の話をしよう。
[『今度』と謂うのは此処では約束の意味を持たない**]
【人】 許婚 ニコラス[それは昔々からだったのか、極最近始めたのかすら己ですら判らない様なものだと気付いて。 (237) 2014/12/26(Fri) 01時頃 |
書き換えるなら書き換えろよ。
『今晩も薬は飲まなくていい』って。
[支配される身でありながら、身分など弁えない。
頭から血を垂らしたまま、くっくと喉の奥を鳴らす。
笑う癖に、そこに表情などありはしない。
まだ薄い血は、薬を飲まなければ飲まないほど
きっと誰より早く過去の記憶を取り戻す。
そして、誰より早く────]
【人】 負傷兵 ヒュー ……俺に読める話なんて、限られてます、から…… (238) 2014/12/26(Fri) 01時頃 |
【人】 負傷兵 ヒュー[二度三度、重ねて告げられる謝罪に、何のことかと瞬く。 (239) 2014/12/26(Fri) 01時頃 |
夢の、話?
[今度と告げられたその言葉に、そっと首を傾げて。]
……それは、……今度じゃないと、駄目、……ですか?
今では、……拙い?
[問いを、返す。
何故、そんな風に彼の話を強請ったか。
真意は、自分にすらもわからない。**]
【人】 許婚 ニコラス[唐突に紡がれた外の話。 (241) 2014/12/26(Fri) 02時頃 |
【人】 石工 ボリス 薬は、飲む。 (242) 2014/12/26(Fri) 02時頃 |
───だからもう『俺』を、助けるな。
(もう二度と。
あの時、助けてほしくなんてなかった。
あの時、助けてくれなんて望まなかった。)
(あの時、『俺』は死んだ筈だったんだ。)
[吐き捨てて、主に背を向ける。]
【人】 石工 ボリス─自室─ (243) 2014/12/26(Fri) 02時頃 |
【人】 石工 ボリス[結局何も描けぬまま。 (244) 2014/12/26(Fri) 02時頃 |
俺が退屈が嫌いなのは知ってるでしょ
じゃあ、楽しみにとっておく
好いことだけ?
ふふ、 俺もそうだよ
[着物をそのままにしているのは、ベッドを汚さないため。足だけにひっかかる白い足袋がどこか可愛らしい。だが、気にしている様なので、それは引き抜いてやることにする。
下肢に手を伸ばし、足を押し広げようとしたら、羞恥で足を閉じようとする。そのしぐさにかすかに笑うが、それを許さず。]
[尻のすぼみに指を差し入れ、香油の助けを借りて指を割り込ませる。肉を割る感触と体内の温度が指に伝わる。]
奥? ん、まってね…
[素直なお願いに、目を細めて笑い、ゆるゆると指を前後に動かして中を探り。 抵抗が減れば指を増やす。彼が声を上げる場所を探して。
異物感や痛みは少ない様で安心するが]
慣れてる?
[嫉妬のようなことを言ってみせて。]
…、ん、 大丈夫かな?…
[彼の反応を見ながら問い。彼が耐える様にシーツを掴むその手を引いて自分の下肢へと導く。下履きの合わせを寛げ]
触って、
[ただの手順の様なもの、すでに彼の痴態で己のものは、欲を示している。**]
[ここにいる人間が外とは普通ではないらしい。
と、主が言っていた。吸血したいとは思ったことがないけれど。薬のお陰なのだろうと。
惚けた頭で考え事は辛い。手に取ったクリームで中に指を入れ、かき混ぜる。下肢の刺激に時折声を漏らしつつ本数を増やす。
内壁を擽り、強く押せば下にある体が反応してその度に刺激があったり、なかったり。]
んっ、入れ、る?
[一応ものの確認。今までの反応で分かりきってはいるが下位と自覚しているから、頷きが返されたのなら後孔にあてがい、腰を進めて浅く突きつつ入る。]
……あ、なか、っ……。
[率直な感想に頭の悪そうな答えしか返せず後で苦笑い。
元々そういう風に使わないそこはひどく狭くて絡みつくよう。]
【人】 宝飾交易 黍炉[薬も要らないのか。 (245) 2014/12/26(Fri) 09時半頃 |
吸血鬼が人間を育てるなんて無理なのだろうか……
[本の表紙に滲んだ紅を撫ぜる。]
だから……やはり思い込ませなくてはならないんだ。
皆が私と同じ存在であると。
[血の色を写し込んだ吸血鬼の瞳は酷く寂しそうであった。]
【人】 宝飾交易 黍炉ー食堂ー (246) 2014/12/26(Fri) 10時頃 |
[頬に伸ばされる手に微笑んで厳しかった表情は些か緩む
段々緩急をつけながら、先程体が跳ねた箇所を意識して突く。
跳ねる儚く壊れてしまいそうな体躯がどうも心配事なってしまうけどつい実行に移すことを忘れ、]
んっ、
[潤滑油が接合部体が卑猥な音を立て、昂りが増す。
彼がイッてしまったのなら締りで眉根を寄せながら中から自身を抜いて白濁を吐き出した。]
はぁっ……参休。
[疲れの残る体でその体を抱きしめた。]
ん……
[目を閉じて裡を探る指の感触に集中する。]
慣れてなんか無いよ……あっ、そこ。
[彼の問いに答えた所で指が好いと思う場所に触れ、息の混ざった嬌声で甘く善がった。
少なくとも"頭の内では"お前さんとするのは初めてなんだから、慣れて無いという事にしておくれ。
男と交わるのを愉しむようになったのは故郷でだったか、クランに来てからだったか、其れともお前さんと出会ってからだったか。
兎も角お前さんとの関係に慣れる事なんて無いよ。
何時だって初めての想い人を目の前にしたかのように胸が高鳴る。]
ん……っ?
[下腹部から全身へと這い上る快感に身を委ねていれば、いつの間にか自分の手は彼の下肢へと導かれていた。]
あっ
[彼の其処が昂っているのを目と手とで確認すればまるでうぶな生娘のように赤面した。
自らの物より大きい其れをこれから……と想像すると息が荒くなる。少しばかりの恐怖と大きな期待で。*]
【人】 宝飾交易 黍炉ー厨房ー (247) 2014/12/26(Fri) 11時頃 |
【人】 石工 ボリス─食堂─ (249) 2014/12/26(Fri) 13時頃 |
【人】 石工 ボリス[吐き捨てながらリクエストした通り、手持ちのしやすいガレットが出来上がっていた。 (250) 2014/12/26(Fri) 13時半頃 |
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