171 聖†ジャキディス学園 Final Stage
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これ建築基準満たしてないでしょ バカ《オーバーテクノロジー》よ
[緋奈の号令で、生徒会室が変形していく。 開いていく天井。天井がないのは―一気に形勢不利だ。 相手は飛べる、我々は飛べない。]
……緋奈。あなたは一体…。
[言葉を飲み込んだ。]
(275) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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ガルルルルルッッッ!!!
[迫るキャタピラにミラジェンは一声吼える。 それを合図とする様に、ミラジェンは再び幻影の猫に戻り、 私の陽炎が消える]
ミラジェンを虐めちゃ駄目よ。
[肉体を持ったまま轟音をあげる戦車の前に立った。 キャタピラが身体を押し潰そうと触れるなら、その場で 戦車を幻に変えて風に吹き消してしまおうと手を伸ばす]
(276) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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僕も、参戦しよう。
[外への道が開く。 圧倒的有利になるだろうその戦場《フィールド》へ七枷が足を踏み込むより前に、クズ鉄を放り込んだ穴《ゴミバコ》へ、自身の体をも放り込む。
余裕めいて語る、その隙>>274。 瞬時のうちに、七枷の背後にたどり着くと、免罪布・皇式薔薇十字《クロス・オブ・パードゥン・アコムパニード・ロゼ・エンペラー》の加護と、思念《オーラ》煙の強化を受けたシャベルを、大きく振りかぶった。]
(277) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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/*
どうしよっかなー
ロビン倒せるなら倒しちゃうかと思ってるけども。
/*
斃れそうに見えないww
どちらかと言うと遙夏がフラグってる気が。
/*
そうなのよねー。
まあ、もうしばらくは起きてるし。
この後、強めの反撃するからそれ次第かなあ。
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[猛攻の甲斐あり、紫色の血が軽く流れてる>>257]
僕たちは3人じゃない。
僕たちは今、1対4-スバルトトモニ-で戦ってるんだ!
これ以上、まだ戦うすか!?
[そう、スバル先輩の力も、確かに感じている。 だけど、その4倍差の数的不利すら物ともしないで天使は扉を開く]
(278) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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天井が!?そんなバカ《オーバーテクノロジー》なっ!
学園がまるで、ヒナさんの要塞《ホームテリトリー》じゃないか! いつのまに、学園を掌握してたの!ヒナさん!!
[俺が衝撃の余り、彼女の名前を漸く正しく呼べた事など自覚なく。 其の間にも機構天使は天に謡う。 流石に驚きに足を止めた俺に先んじ、シャベルを振りかぶり、ロビンが躍り出ていた>>277]
(279) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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それでこそ漢よ!
[本気になった彼に、身体の芯から武者震いが起こる。 手は既に汗ばみ、その圧倒するオーラに一瞬とはいえ恐怖も覚えた。 同時、これ程の相手と組み合える悦びに身体の震えはいつしか止まる。]
そちらが本気になるのを待ったんだ。 こっちにも少しくらい準備をさせて欲しいものだな。
[腕を狙った攻撃はあえて身体全身で受け止めた。 傷だらけになった服からは、鋼のスプリングが顔を出す。]
なるほど、完璧な気配断ちだ。 俺ですら集中しないと集中豪雨に見舞われそうだな。
[持っていた太刀を抛る。 音速の抜刀術に耐えるため、その鋼は幾重にも重ねられ、100kg近い重量がある。 抛った先でズシリと音を立てて屋根から体育館へと沈んだ。]
(280) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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/*
見た感じそちらで弱ってきてるのは遙夏だよなあ。
ロビンはまだ元気いっぱいって感じ。
/*
そっかー。
あんま落としたくないが、遙夏かなあ。
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――ッ
[目を離した隙に。
ロビンの姿は消えていた。 そして、背後へと彼が躍り出てくるのに反応が遅れた刹那。
世界樹の自律防御は間に合うのか。]
(281) 2014/04/10(Thu) 00時半頃
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蒼舟エェェェッ!!
[叫ぶ。同時に、現状の全身全霊を込めて、シャベルを振り下ろした。 本気の挟み撃ち。いっそこちらの一撃が、全防御《フルガード》されても構わない。 刀は、蒼舟の手の中に。]
(282) 2014/04/10(Thu) 00時半頃
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あらごめんなさい。遊んで欲しいのかと思ったわ。
[戦車は止まらない。けれど陽炎が消えたラブの様子も変わらない。 違和感に、キャタピラが押し潰そうとする瞬間、転がるように飛び降りた]
[ラブが鋼に触れると、まるでそこに何も無かったかのように紅蓮の質量が、消える。創る―こわす―の時間かかるのに、と胸中でぼやく。 身体が宙を舞う最中、チェーンソーの刃で突こうと彼女へと右腕を伸ばす。 追撃に左腕を薙ぎ払おうとした、直後]
……っ
[左脚に聖鎖が絡みつき、ずくん、と身体全体が重くなる。 バランスが崩れる]
(283) 2014/04/10(Thu) 00時半頃
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私も―……動かなきゃ…!!
[ロビンが緋奈の背後へと躍り出る。 その様子を見て、痛む身体を無理矢理起こす。]
「走れる靴の少女《ドライビング ビューティ》」の本領は!
[助走をつけて、壁に向かい、通過《トランジット》。 開きかけの天井から床に向かい、さらに通過《トランジット》。 勢いをマックスまでつけて、壁から緋奈に向けて射出。]
(284) 2014/04/10(Thu) 00時半頃
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[――完全なる消失《パーフェクト・ステルス》。
光の屈折を利用しその姿を隠す。 種を明かせばそれは非常に単純な方法である。
しかし、それだけならば武道を極める程の達人や鋭敏な感覚を持つ異能者が探知することは可能だろう。
そこで『一ノ門』はある技術を極めた。 それは自然体で消失を錯覚させるほど隠形《ステルス》>>0:97の技術《スキル》。 呼吸、心音、体の熱といった生命力さえも隠し《止め》、襲われた者は最後の瞬間に一閃《ヒカリ》だけを見ると言う。]
(285) 2014/04/10(Thu) 00時半頃
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[光流が、この奥の手を使うのを厭い。 皇統に対しても使用しなかったのは。 これが『人を殺す』為だけに磨かれた技術《スキル》であったから。]
(286) 2014/04/10(Thu) 00時半頃
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…………はッ……。
[鋭く荒く息を吐き出して光流の姿が現れる。 生命力を消す反動と、負傷もあり微かに蒼褪めている。]
集中してれば対処できるとか。 会長や夏鹿敷の一族並みだぞ。世辞抜きで。
[太刀>>280が体育館の屋根に突き破り落ちているの眺めながら、密かに息を整え。]
俺が待つ義理はないんだが……。 まあいい。早くしろよ。
[泰山峰の準備の整うその前に。 最後の身代わり用の呪札を一枚、咥えた。]
(287) 2014/04/10(Thu) 00時半頃
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私ごといって!!
[蒼舟と緋奈の間になるよう、蒼舟の姿が緋奈の死角になるよう。 きっ、と緋奈の顔を睨みつけるように。]
緋奈の望むセカイに、私は―……
貴女はどこにいるのよ!!
[右手を振りかぶって、緋奈に「全力の気持ち《ビンタ》」を ぶつけようと、飛びかかった!]
(288) 2014/04/10(Thu) 00時半頃
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ロビィイインッ!!
[跳ぶ。ロビンの意志を受け取り、疾く剣を振りぬく>>282。 ハルカ先輩の全力の気持ちも重ね、スバル先輩の想いも乗せて。 天空で謡う世界樹の天使目掛けて、全力攻撃《フルブレイド》する。
――黒天に生まれし幻影の緋月が 機構天使を断罪-ジャッジメント-する!!]
(289) 2014/04/10(Thu) 00時半頃
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蒼舟緋剣流 皇技 月夜彌緋断神剣-ツクヨミ-!!
―― ザ ンッッ!!!
[開かれた天門の高さなど、壁でない様に。 凝縮された《剣気》と共に振り抜かれた、緋月斬撃は。 神月の弧を描き…機構天使の右腕、右翼に迫る…!!]
(290) 2014/04/10(Thu) 00時半頃
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これでも武術においては達人の域を超えていると自称している。 なによりも、それは”健全な状態”であって、負傷した状態では息遣いが微かに漏れている。
[そう言いながら服を脱ぐと、身体の前面には夥しい程の古傷。 そして身体全体の動きを阻害しようとする鋼のスプリングで出来たギブス。]
そう焦らすな。こいつは取り付けは酷く面倒だから極力外したくないんだ。 だが、その状態のお前になら外してもよかろう?
[先の闘いにおいても外さなかったギブス。 重さ約500kg、動きを阻害する以外の何物でもない代物だ。]
大分軽くなったな。 これを外して戦うのはお爺様との当主交代の時以来か…。
[眼光鋭くもう一度、光流を見る。]
では改めて…
(291) 2014/04/10(Thu) 00時半頃
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泰山峰 誡流、否、泰山峰 ”傀留”、推して参る!!
[先ほどの倍近い速さで一気に姿を見せていた光流へと、一直線に突き進む。]
(292) 2014/04/10(Thu) 00時半頃
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――ッ!
[ロビンの一撃と、遙夏の全力。 其のどちらも防いだが。
オスカーの……皇の思いも乗せた月夜彌緋断神剣-ツクヨミ-はまともに喰らってしまう。 そして、天使は地に堕ちる。]
(293) 2014/04/10(Thu) 00時半頃
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遊ぶのは好きなんだけど、リズム感悪いの。 でも楽しそうよね。 『今度』教えて?
[掛ける口調は変わらない。 見てはいないが、 熱い絆の証の様な闘いを見せる男子とは対照的に。 女子会を楽しむ様に、幻と消えた戦車から飛び降り チェーンソーを突き出したエフェドラに微笑みかける。 回転する刃にも手を伸ばすと、飛び散るのは私の 紅い血では無く、零れ落ちる鋭い刃]
(294) 2014/04/10(Thu) 01時頃
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神の鎖…本当に面倒よね。
[ミラジェンが離れた今、 彼女に近付こうとする左足に聖鎖が絡み付く]
お揃いね。
[陽炎となっても掴んで来る神の枷に笑い掛けると 幻影に戻っていたミラジェンがエフェドラへと飛び掛かった。 触れる直前にその身体を聖なる虎へと変えて]
(295) 2014/04/10(Thu) 01時頃
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ふふ、たいしたものだわね。
正直甘く見ていたわ、貴方達を。
[月夜彌緋断神剣-ツクヨミ-によって、右腕と右の翼は消失してしまっていた。 傷口からは紫血が溢れているが。
それでもまだ――彼女は止まらない。]
全く、右腕を持っていかれるとはね。 おかげで、封印を解く手間が省けたわ。
(296) 2014/04/10(Thu) 01時頃
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――dreadnought
[その瞬間、“それ”が虚空に現出した。]
――。
[超弩級空中要塞。 それが緋奈の切札の一つだった。
先ほどの生徒会室での激闘よりも、さらに火力も銃器の密度も増したそれは。 黒く染まる天とも相まって、まさに終末の光景だった。]
(297) 2014/04/10(Thu) 01時頃
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[数えるのも面倒な数の副砲。 主武装としての魔導砲と、電磁銃。
超・科学の粋を結集したそれは。 まさに決戦兵器とも呼べるものだった。]
残っていた左腕を天に掲げ。 高らかに宣言する。
(298) 2014/04/10(Thu) 01時頃
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