255 【RP村】―汝、贖物を差し出し給え―
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ブローリンは司祭 ブルーノに投票した。
ブルーノは採集人 ブローリンに投票した。
スージーは司祭 ブルーノに投票した。
ショコラは司祭 ブルーノに投票した。
ペラジーは司祭 ブルーノに投票した。
ウェーズリーは司祭 ブルーノに投票した。
ラルフは司祭 ブルーノに投票した。
ニコラスは司祭 ブルーノに投票した。
ガストンは司祭 ブルーノに投票した。
ブルーノは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ショコラが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ブローリン、スージー、ペラジー、ウェーズリー、ラルフ、ニコラス、ガストンの7名。
翌朝、ブルーノの姿が消えていた。
そして、また一人ショコラが居なくなっている。
テーブルの上には、今日も一通の手紙が置かれていた。
(#0) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
"さあ、今日は誰の記憶が無くなるのかな?"
(#1) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
一方、館の内部には地下室が存在した。
ブルーノは、地下の隔離室へと閉じ込められていると気づくだろう。
ただ唯一、壁に小さな小窓があることが分かる。
また、記憶を失った者は、薄暗い部屋で意識を取り戻す。
そして、そこには君と同じようにヴェスパタインが居た。
記憶が失われているが身体は正常であることが分かるだろう。
先程まで居た館内よりは少し狭く感じるが、自由に歩き回ることが出来そうだ。
隔離部屋に閉じ込められた者たちと面会も出来るが、もちろん館から出ることはできそうにない。
(#2) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
/*
地下があるということについては、
地下に移動したPCしか知りえません。
吊り指定で墓下へ移動したPCは、地下の隔離部屋に移動されます。
部屋には小さな窓があり、地下で滞在するものと会話することができるでしょう。
・襲撃者は失われた記憶が何かをメモに貼り付けてください。
・本日の吊り対象者はラルフさんです。
吊りと襲撃のセットを忘れずにお願いいたします。
(#3) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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―皆既月食の夜―
[彼女の反応はどうだっただろう。 自分は、なんと返したのだっけ。
幾つかの会話の後、彼女は、どうしただろう―― ?]
…… 裏道をね。 探したいな、と思うのは。
[会話が途切れた頃に、ぼんやりと、話しはじめる。 顕になった青い目は、ただ諦観じみた色を湛えて、緩やかに細められた。]
(0) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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< 俺が、ショクだからだよ。>
< ―― 御免ね >
[それは、人の耳には届かない言葉。 薄く浮かんだ微笑みを、彼女はどういう面持ちで見つめただろうか。]
(1) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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……失くしたくない、 記憶があるからさ。
[ 摂った"食事"の顔は忘れない。だから、人の顔を、忘れるわけにはいかない。 それは汚い保身であり、自己満足であり、ある意味で、祈りでもある。
青い目を静かに閉じる。 視線が合わされば、"食事"の時間だ。
薄く靄がかかったような感覚の後、静かに眠りに落ちて――……彼女の"どこか"が、ひとつ、失われている。*]
(2) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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[ショクである自分の記憶にかかる指先など、無いというのに。*]
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引き返す…。
[それは少し衝撃的な言葉でした。 行き止まりだとすれば引き返せば良いのだと。>>2:136]
ええ、私も引き返しましょう。
[きっと彼の考えていることと私が考えていることは別のお話。 それは分かっています。けれど、タイミングとは非常に大事な物です。 私の心は幾分か、軽くなっていました。]
風の強い日は、寝苦しいものですから。
[これもまた、考えいることは別のお話なのかもしれません。 もっとも、私にそれを判断するだけの材料はありませんが。]
風で、思い出が。そうですか、皆それぞれと思っていましたが。 貴方にも忘れたくない思い出があるのですね。
(3) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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宛先のない郵便、
[なんでもない、と彼は言いましたけども。とてもそうは思えません。 真実を話してしまう事は容易いことですが、それはできそうにありませんでしたので]
届くと、良いですね
[曖昧な言葉だったでしょう、なかったことにしたいようならそれだけを残して共に引き返したでしょうか。]
(4) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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ヴェスパタイン、って名前だったんだ。あの人。
[一瞬混乱したけど、ブローリンは無事に"食事"ができたようだったし、
それなら"出ていった彼"が、この長くておシャレな名前の持ち主なんだろう。]
どんな方法でも構わない、ショクを捕獲して貰いたい。
確保できたら、望むものを用意する。
手紙に綴られていたことばはまるで、それこそ、ゲームみたいじゃないか。]
…………、は。
[僕は無意識のうちに赤色を指先だけで潰していた。
既に疲れ果てた紙の隅っこがくしゃりと縮こまる。]
あちらさんは、ここまでして"ショク"を捕まえたいんだ。
人参までぶら下げてさ。
[ 噂の研究組織だとは断定できないけど、こんな風にヒトをヒト扱いもしないようなやり方で仕掛けたなら、捕まったら面倒が待ってるに違いない。……僕には、そうとしか考えられない。]
……馬っ鹿みたい。
[僕はどちら側なのか。何ができるのか。
一晩悩んで、うまく噛み砕けなかった塊が、
ふざけた一文のおかげで、ようやくすっきり飲み込めた気がする。]
僕の望み。
["こちら側"に用意されたご褒美じゃないとしても、敢えて思った。
用意できるなら用意してみなよ。]
……たとえ半分しか"ショク"じゃないとしても、
"友達"と"仲間"を、無事に帰したい。
[父さん以外に見つけた、初めての赤い繋がりを、施設になんかくれてやるもんか。
――そのために何が出来るのか。
見えない何かを食べるちからも持たない僕に。]
[ずっと黙っていて、赤色の問いかけを聞いてなかったなかったわけじゃない。
ただ、友達がした返事が、少し前に僕を悩ませた不可解で不快な点を挙げていたから、
うん、って気分だけで頷きながら、やっぱり大人しく耳を傾けていただけだった。
同意するだけも何だし、一言だけ伝えておこうかな。]
僕に疑いをかけることで、君たちが逃げられるなら、
使ってくれても、構わないんだよ。
[僕が仲間にできるのは、きっとそれくらいしかない。]
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 01時頃
―少女と居た頃―
[聞こえた聲に、すぐに反応はしなかった。
代わりに、強い怒気めいた気配だけが、漏れ出る。]
( ……誰を、誰の犠牲にするって?)
["聲"にもならない思考は、そのまま、心の奥底でちいさく鳴いた。*]
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[力の抜けた少女の身体を運びながら、回り続ける思考の中心にとある言葉が埋まっている。
周囲に人の気配は感じられない。 ベッドの上に横たえて、顔にかかった髪を払う。
穏やかな寝顔は、さて、何を失くしたのだろう? 使われた形跡のない部屋にそっと横たえておいたら、きっと、"連中"が、彼女を見つけるだろう。
……きっと、ショクの被害者として保護でもされるのだろう。 多少なり質問はされたところで、ショクではないのは目に見えているのだから丁重に――……]
(5) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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[ふと、思い至る。 そうだ、なぜ気づかなかった。最終手段だからと、最初から候補にすら入れていなかった。
友人を逃したい。 ショクだと疑われ、わけのわからない組織に身を預けさせたくなどない。
……そのために、自分にしか出来ない、方法がある。 どうせ"保護"されるなら無意味だろうが、きちんと少女に布団をかけてから一路、自室への道を戻る。
――そうだ。
きっともう、友達ではいられなくなるけれど、]
(6) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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[ 僕が彼の記憶を食べれば、 彼は"ショク"の疑いから解放される。 ]
(7) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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[ひどく残酷な手段だ。 けど、こんな高みの見物と洒落込む趣味の悪い連中に、ショクとして捕まるより、よっぽどマシだろう。
彼の、大切な記憶。 ……喪いたく、ないもの。
傲慢かもしれないが、自分のことであればいいと思う。 彼のよすがになっているものが、それ以外なら、ブローリンが手をかけてしまうのはあまりにも酷だから。
何か一つが抜け落ちたとしても、たとえ、今の"彼"で、なくなってしまったとしても。
―― 他人に手をかけさせるくらいなら、せめてこの手で。*]
(8) 2016/10/10(Mon) 01時頃
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[長い、息を吐く。
――"食後"の恍惚は、そこにはない。]
……喉を通らないっていうけど、食べないと駄目だよ。
[掌のなかには、ひとつの"きおく"がある。
かつて、母が己にそうしてくれたように、"狩り"を終えた身は僅かばかりの怠さを抱えていた。
抜き出した"エサ"は、ただ、終わりの時を待っている。]
――僕は、昨日貰ったからね。
[疑いも何もかもを、引き受けよう。
その代わり、血を途絶えさせてもらっても困る。
たとえ異なる祖に連なる同胞だとしてもだ。
固辞しようが、出会い頭にぶち込む気概で、もう一度息を吐いた*]
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― 前夜・ブルーノの部屋で ―
[落ちた名は、聞いたことが無いものだった。 その名を口にしたブルーノを見つめる。
この絵の薔薇と、彼が大事にしている薔薇。
それから紡がれていく彼の昔話。>>2:130
皆既月食、薔薇、とある男女。 女が来なかったことを知っている、司祭。]
貴方は……いや、貴方の、 ………。
[口を挟もうとするよりも先、彼の言葉が途切れた。>>2:131]
(9) 2016/10/10(Mon) 01時半頃
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[返せる言葉がなかった。 "ショク"に大事な者を失われた者が目の前に居る。
そのことに、 なんと言葉を掛ければいいのか分からなくなってしまった。]
(10) 2016/10/10(Mon) 01時半頃
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[小さく落とされる呟きを>>2:137、ただ無言で受け止める。 彼が欲しいものは、反応ではないような気がして。
どこか、願いのようにも聞こえたそれを、 ただ今は静かに、胸に落とした――。*]
(11) 2016/10/10(Mon) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 01時半頃
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― 昨日、深夜 ―
[誰もいない広間に身を滑り込ませる。 声を潜ませ、辺りを伺いながら。 昨日から置かれた小箱に、小さな紙片を入れた。
誰にも気づかれないように。 誰にも知られないように。
紙片に書かれたメッセージは、顔も声も風貌を知らぬ誰かへ。**]
(12) 2016/10/10(Mon) 02時頃
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