231 獣ノ國 - under the ground -
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、チェビイ、明之進、ジリヤ、アマルテア、フィリップ、ノア、ヴェスパタイン、マユミ、クラリッサ、モスキートの10名。
―――白亜の箱舟、” たのしくない ”楽園。
シンと音の消えた狭いせかいで、ひとり。 彼方見えない宙の、暗いいろを混ぜた彼の瞳が、なにかを捉えた 。
―――使命じみて、 守らなければいけない、規律を。
(#0) 2015/07/12(Sun) 02時頃
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ねえ、ねえ、―――僕とおはなし、しないかい。
[ 暗がりの中で、僕は ” ノア ”のいる部屋を拳で叩いた。 曲げて骨ばったそこが、こんこんと扉と頭をぶつけ合う。
おはなし。
おはなし。
ひみつのおはなし。
僕は亀だから。
かの海の底、人魚の園。 何処かにあるという竜宮城でも、 ―――所詮「使者」にしかなれない、亀だから。
ぶく。ぶく。
泡沫が水面に昇って、ぱちんと弾けたあの感覚を、 こころの奥に、閉じ込めた。 ]*
(0) 2015/07/12(Sun) 02時頃
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[
そしてもう一つ、落とすのだ。
意図して作られた” 僕 ”の声が、 機械に呑まれて淡々として、不気味なノイズが態とらしく、さっき話したばかりの、” モスキート ” にのみ聞こえるように、幻聴じみて、 紡ぐのだ 。
―――海に焦がれる、彼が。 その体躯をしならせて、 潮水に肌を撫でさせ泳ぐのを想い描きながら。 ]
きみの、すきに。 いきたいとは、おもわないか。
[ 微睡みの奥、かなたの夢を。 ]*
(1) 2015/07/12(Sun) 02時頃
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― 第一図書室 ―
[どれほど経った頃か、本をぱたりと閉じて 図書室の棚の方に向かったところ
羽が見えた。 今日はよく鳥を見る日だと思う。 見下ろせば女の黒髪>>259が柔らかく揺れた。 第二棟の方へよく行く獣人だと記憶していた。
図書室で特段、騒ぐ事はない。]
本は好きかな。
[それだけぽつりと落とした言葉は聞こえたかどうか。 背表紙に書かれた題字を追う。]
(2) 2015/07/12(Sun) 02時頃
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[彼は「月夜のけだもの」と書かれた本を 手に取ると、ぱらり、捲り、 それから本棚に戻して、
くるり、踵を返し、暖炉の方へと歩いていった。 暖炉を潜る姿を目撃されたとしても きっと、気づかないままで*]
(3) 2015/07/12(Sun) 02時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/12(Sun) 02時頃
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― 宵の口:食堂前 ―
[ かっちゃかっちゃ、どんなに忍び足をしてみせたって 足の爪は勝手に硬い音を立てる。
( うう……、ほんともう… )
腫れて赤い目元をぐいぐいともう一度拭って ちらちらと食堂の様子を伺うのは図書室との境界。
神様とやらが無情なのは、僕も身を以て知っているけれど 見るからに怪しげな動きの僕を、
珍しく第一図書室で 今夜の伴侶を見つけた梟や 他の誰かが 見かける事もあったかもしれない。**]
(4) 2015/07/12(Sun) 02時頃
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―→第三棟 管理人室 ―
[梯子を上り、第三棟へ。 梯子は棟の真ん中にあり、そこから真っ直ぐ見れば そこからはふわりと夜風が薫る。
第一棟にあるそれとは違い 施錠も何もない大扉は、 指紋認証さえ行えば出ることが出来る。
……獣人が出るには、 そこから更に警備を潜り抜けなければならないが。]
……。
[彼は口を開きかけて、閉ざし 何も言わずに右手の方へと歩いていく。
袂に入れていた赤い羽根を、 部屋の机の上にそっと置いた。**]
(5) 2015/07/12(Sun) 02時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/12(Sun) 02時半頃
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―第一図書室―
[声を掛けられて>>2気づかれた、と悟る。もっとも、私の梟の聴覚は、書棚へとやってくる気配を察していたから、それもまた、予期していたことではあった。 向き直り、私はそっと頭を下げる]
はい。
[投げかけられた質問は短く、返した私の言葉もそれ以上に短い。 月見は、それ以上私に話しかけなかった。煩わされなかったことを、ありがたく思う。他の人間たちは、こんなにも私のことを放っておいてはくれないから]
…………え。
[それは、本当に偶然だった。 月見が手に取った本が何だったのか、少し気になって、本棚に戻された>>3背表紙に目をやり。 そしてついでのように、立ち去る背中に顔を向けた。それだけ、だったのに]
暖炉……?
[月見の姿が消えていった先を見つめ、私は瞬きを一つした]
(6) 2015/07/12(Sun) 02時半頃
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[それは、もしかしたら、私たちには知らされていない、秘密の。 ……だとしても、それを知ったからといって、そのまま暖炉に飛び込むほど、私は愚かではない。 新たに得た情報を胸の奥にしまいこんで、私は本選びを再開する。 いつもより時間がかかってしまったのは、なかなか興味を引くものが見つからなかったからだ。 ここには、禁止されている本はない。ということは、第二図書室で私が興味を魅かれて読んだ本の中には、少なからず禁止された本が混じっていたのかもしれない。 そうして、ようやく見つけた一冊を手に、私は図書室を後にしようとして]
……どうしたの。
[私の耳に、その足音>>4を拾うことはとてもたやすくて、実のところ姿を認める前に、私は誰だか気づいていたのだけれど。 本を一冊、胸に抱えて。私はいつもより一つ色の多い……赤い目元というそれは、彼自身にとっては不本意なことなのかもしれないけれど……フィリップに向かって、静かに首を傾げた]
(7) 2015/07/12(Sun) 02時半頃
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[私の得た情報は、獣たちに共有されるべきだろうか。
しばし悩んで、結局答えは出せない。
確かに月見は暖炉の中に消えたけれど、そしてそれは、獣たちには知らされていない“どこか”への通路なのだろうけれど、必ずしもその行き先が、外の世界とは限らないのだ。
考えなしにその情報を伝えて、例えばジリヤが、例えば“誰かと出て行く”ことを呟いた鮫が、暴走した挙句捕獲され、殺されてしまったりしたら。
私はそんなことに、責任を持てない。
自分が無表情で、無感動でよかったと思うのは、こんな時だ。
私は、とても隠し事をするのに向いている]
マユミは、フィリップの目元にそっと手を伸ばして、「擦ってはいけないわ」と静かに言った。**
2015/07/12(Sun) 03時頃
[ひとまず、保留にして、口をつぐむことにした私は、まだ気づいていなかった。
いつも自分が通う第二図書館に、この施設の地図があるということを**]
―― 一間 ――
[ 独り感想じみて投げていれば、返答がなくとも構わなかった問いに。聡明な梟の声が届けば、これまた無意味かもしれないが、ぐる、とそちらを向く。]
…――あたまは、多い方がいいから?
[ 大人しくここで過ごすことも、抗うことへも。誰かに口出しなんてするつもりもなく。また自ら“うみ”をのぞむからと、力添えを貰うだとかそういった事も毛頭、期待して投げたつもりもない。
単に同じ目的を持つ者がいるなら、1人で動くよりは、と。疑問を口にしたのみだった。
――ふ、と流れでゆるく、梟へと意識を向けかける。無感情な奥、彼女が口を噤んでいることには気付かないまま。]
一緒にでてみる?
[ ――そらへ、と語る先ほどに噓は見えなかった。
ただ、といつかどこかで聞いた”愚か”の響きを思い返しながら。勿論、容易なんて考えもなく、その先の保証すらできず。種族的な問題も自身あれば、本気で誘い込むつもりもなかった。断られたにしろ、そうか、と頷いたのみだろう。
――もし梟との会話が続いたなら、そういえば、と。”かあさま”の響きを思い返しつつ。以前誰かを呼んでいたか、と。聞き慣れない「なまえ」に首を傾げては、軽く投げながら。]
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― 翌 自室 ―
[薄く目を開ける。 真っ暗に閉ざした部屋の中。
袖から骨ばった腕がのぞく。 割り当てて貰った和室の畳に、 かり、と小さく爪を立てた。
そこから更に小さな時計を手に取ると、 暗がりの中彼は気だるげに目を凝らす。
――……あゝ、鐘の鳴る時間だ。]
(8) 2015/07/12(Sun) 08時半頃
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[起き上がり首裏に手をやると、 乱れた髪を軽く背へやって 着物の合わせを整えた。
髪を結ばぬ侭に煎茶を淹れると、 温かさを喉に流し込み、机上の赤い羽根を一瞥。 問いに「はい」と答えた梟>>6は 目当ての本を見つけたのか。 第二図書室で眠りこけていた同僚は、はてさて。
彼はそっとマイクに手を伸ばす。*]
(9) 2015/07/12(Sun) 08時半頃
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――おはようございます。
[我々は「今日も今日を守」っていくのだろうか
――それとも?
そんな事を考えながら
マイクに向けて朝の挨拶をごく小さく呟いた後。
こくん、と煎茶を飲み干した。]**
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!? …ひゃ、 ……………はぁ…。
[ いっそ摺り足で行って、水と持って帰れそうな食べ物を なんて画策していた僕は 背後からの声>>7に、変な悲鳴を漏らして振り返る。
でも僕のちょいと滲んだ目が、黒鳶色の真ん中に浮かぶ 表情の動かない色白の顔と白いブラウスを見れば 小さな安堵の溜息が漏れた。
彼女なら、僕の無様な何かを知ったとて 笑わないし、誰かに言う事も無いだろうと思ったから。
僕は目元にそっと伸びてきた白い手を ちょっと肩を竦め 擽ったそうに目を細めて受け取って ばつが悪そうに目線を逃して、頬を掻いた。]
(10) 2015/07/12(Sun) 09時頃
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『 フィル ナキムシ! ナイショダヨ! コッソリ ゴハン! オナカスイタ! 』
[ ほーらやっぱり兄さんは、いつだって僕の許可なく 言ってほしくないことばかり言うんだから。
兄の声を追うように ぎゅるるるるる、っと鳴るおなか。 耳の良い彼女でなくても隠せないだろう音量に 僕は恥ずかしくて 目元以上に耳先が赤くなる。
さすり、と悲鳴を上げたおなかを撫でて ]
……いけない、… 中、誰も居ない?
[ 僕よりずっといろんなものが見えて聞こえる彼女へ 食堂の中を指差した。 秘密>>6を抱えた彼女の機微は、僕に拾えただろうか。 垣間見えれば きっと 普段と違う様子について 一生懸命「どうしたの?」と聞こうとするだろう。*]
(11) 2015/07/12(Sun) 09時半頃
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―― 食堂 ――
[ 短に帰ってきた梟からの返事>>1:243に、男はそうですか、と微笑い返した 。それは良かった、と。 何が良かったか、などは。 所詮管理人都合上のエゴに過ぎないことは、心底知りつつ。 されど一先ず、普段と寸分変わらぬ――ように見える、無表情な彼女の。 首を傾げる姿さえ、尻目に止めた。 ]*
―――はいはい、良く出来ました。
[ そうして、音にしてなぞられた自分の名を――男は薄く笑みを浮かべたまま、からかい気味に返した。 自分から振ったにしては軽すぎないかと言の葉の棘を投げられることもあったかもしれない。 されど男はあくまで戯けて返すのだ 。 その心中、彼女が何を知りたがっているのか。 ――薄く気付いては、適切な距離を保ちながら。
随分と投げ出したような名の呼び方ではあるが、猿から進化したのだ 。それだけで良い 。 ――脳裏、思考の端でちらついたのは、青年期に見た歴史の教科書だった。 アウストラロピテクスに、クロマニョン人、 他。 さて、男は今や彼女にとって、 ” 何れ程 ”進化を遂げているのだろうか?
……「 なぜ 」を教えるのは、まだ早い 気がした。そう、また誰かに拒絶されても、困るのだ 。 ]
(12) 2015/07/12(Sun) 09時半頃
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……――それはそれは、 自由で良い事ですねえ…
[ 男は頬杖を付きつ、気の向くまま>>1:236を明言した彼女を見遣った。 恐らく女医の方へ足を運ぶか、脱走を謀るか 。はたまた、悪さでもするのか? ――それはそれで、勘弁してくれとごちる。 ]
「 悪さ。」をしたら、もう撫でませんよ。
[ ―――まあ、幾ら強く牽制しえど、彼女の動きを止めることは難しいのかもしれない。 故に咎めることも、しなかった。好きにしたら良い。でもそれが「わるいこと」なら、先のことはしない。 ……之に効果など微塵たりとも期待しては、いないが。 言うだけタダだろうと、男は自らの髪を梳いた。
…して、ぼろぼろの白衣は見るに耐える。 これから夜も更けて行く頃だろう、風邪など引きはしないか。 男はがたりと席を立って、羽織っていた上着を脱いだ。 脱いだそれを、ふわりと宙に踊らせながら、彼女に掛ける。 ]
(13) 2015/07/12(Sun) 09時半頃
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―――「 綺麗なまま 」、返してくださいね。
[ 動き擦れて汚れ、傷付く分には良い 。貫通穴などがあれば、つまり「そういうこと」。 彼女の身を案じて。 また、管理人としての役目も含め。 ――被せた上着を彼女は受け容れてくれただろうか。 ]**
(14) 2015/07/12(Sun) 09時半頃
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ええ、ええ。 …おはようございます。
朝ですねえ……。
[ かちりと鳴った機械のそば、男は眠た気に挨拶を返した。
今日も今日とて大扉の前、犬と戯れつつ 。――ああ、久々に上に出るのも良いかもしれないと、思う。 ]
―――変わらない、朝だ。
[ マイクの奥、向こう側。 食事を共にした輩が何を思っているのか知らずに。 管理人の上、総監の昨日の声などとうに忘れた。
―――どうせ、今日も今日は、変わらないのだろう。
諦念じみて、また怠惰に思考を侍らせる。 ]
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― 翌 医療室 ―
……あ、ふ。
[新しい“薬”のサンプルを作っているうちに。 いつの間にか眠りこけてしまったらしい。 こうやって医療室に泊まり込んでしまうのはよくあることだ。 さて、クラリッサは自室に戻っていただろうか否か]
これじゃ、いつか体を壊すわね。 医者の不養生は笑えないわ。
[くすり、と苦笑して。 今日も管理人としての仕事が始まる。 とりあえずマイクでも手に取ろうか**]
(15) 2015/07/12(Sun) 10時半頃
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おはよう。今日も頑張っていきましょう。
[いつも通りの管理人たちの朝の挨拶。
アキラとヴェスパタインの声に、頬を緩ませた]
あら、今朝はお寝坊さんがいるのかしら。
[未だ聞こえぬノアの声に、
嫌味のひとつでも言ってやって。
今日も変わらぬ1日が始まる]
[耳を澄ませば聞こえてくるは同僚の声。
彼は眠たげな声に引きずられるよう一つ目を擦った後、
繰り返される「朝」の単語にゆるく、首を傾げる。]
アーロン君は……大扉の前かい?
[今日もあの同僚は「朝が来た」と思いながら
扉の前にいるのだろうか。
昨日の言葉を思い出しながら
小さく笑った。]
地面に潜っても朝はやはり朝だからねえ……。
[諦めたような言葉を吐けば、
アマルテアの声が響く。]
そうだねえ。頑張ろうか……。
メティス先生はご無理なさらず。
[いつも真面目だからとつけたして]
……。
寝場所が悪くって風邪でも引いたかな。
[嫌味に、ぽつりと続け、よっと立ち上がった**]
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[――結局、痛みがその日の間に収まることは無く。 自室に戻る気力が無かった私は、そのまま医療室で休むことにした。
先生の作業する音しか聞こえない静かな空間の中で、痛みに耐えながら長い夜を過ごしていると。
いつの間にか、その意識は眠りに落ちていたのだった]
(16) 2015/07/12(Sun) 11時半頃
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