185 恋愛ラボ―橘の咲く頃に―
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一時的とは言え、寂しいものですね
[みっちゃんさんと栗栖さん
どちらも仲良くしていただいた手前嬉しいやら寂しいやら]
あ、お礼とオムライス、忘れていました
[帰ってきたらお祝いに私のお料理でも
なんて一瞬頭をよぎったけれど、それじゃあお祝いにならないななんて、すぐ考えを改めた]
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――昨日(夕刻)・廊下――
あ
[>>3:174 突然の声に身体をそちらへ向けた。 一歩そちらへ歩み寄って 眉をへの字にしながら、]
先輩に少しお話したい事があったんですけど いらっしゃらないみたいで
[首を左右に振った。 視線を九十九さんに戻し、]
九十九さんは?
[買い物袋を持っている様子に首を傾いだ。]
(8) 2014/07/19(Sat) 00時半頃
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?
[なんだか力の入った物言いに 微笑で首を傾いでしまったけれど、 魚のパックと九十九さんの笑顔に]
そうですか 大学……
[暫し悩み、じっと彼女をみつめ]
あの
[また一歩。 呼吸音が聞こえそうなくらいに近づいて 神妙な面持ちで、口を開く。]
(11) 2014/07/19(Sat) 01時頃
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明日もし都合が宜しければ 私とその、デート
してもらえ……ませんか
[恥ずかしそうに。 けれど、瞳はしっかりと彼女を捉えて。]
(13) 2014/07/19(Sat) 01時頃
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九十九さんと
[こくりと重く頷いた。 少し考えて、あ、と口を開く。]
二人きりでお話がしたくて 出来れば、何処か外で。
それってデートかなって
[ジェスチャーを交えながら]
九十九さん優しいし、色々経験豊富そうだから 相談に乗って欲しくて
[デート、の意味を必死に伝えようと]
(17) 2014/07/19(Sat) 01時頃
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ごめんなさい、変な事言って
[こちらも合わせて顔を赤くしながら]
……ありがとうございます 九十九さんにお願いして良かった
[ほ、と胸を撫で下ろす。 問われれば少しの間、考えて]
私は何処でも構わないんですけど 近くに美味しい甘味処があるんです
そこに行きませんか?
[首を傾ぐ。]
(20) 2014/07/19(Sat) 01時半頃
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“処理機”…
[所員としてここに派遣される前に、“上”からは
『なにかあったら、処理機がいる、安心しろ』
と伝えられたのと思い出す>>3:+43]
わかった。山梨くんのことは任せて。
…ただ、幸村さんのことは、僕の判断ではわからない。
対応もどうすればいいのか…
楓くんの意見を聞いてもいいかな?
[どちらも“上”には報告したくなかった。
“上”も僕らを監視しているらしく、
このことがばれる前に、早く火消しをしたかった。]
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よかった
[了承されればほんわりと笑った。 けれど、迎えに、と聞くと 顔を少し強ばらせて]
あまり、その 木佐さんに見つかると……
[ごにょ、と言葉尻を濁して]
花橘を出てまっすぐ歩いたところに 花三好公園ってありますよね
そこの噴水のところで、如何ですか?
[お願いします、と小さく頭を下げた。]
(23) 2014/07/19(Sat) 01時半頃
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気をつけます
[大きく頷いて拳を握ってみせた。 待ち合わせなんてどれくらいぶりだろう。 わくわくと楽しい気持ちが溢れるのが 表情にまで滲んでしまう。]
もしも私が来なかったら
[九十九さんに背を向けて、]
……また別の日に、お詫びさせて頂きます。
[くすり、と笑って それは暗に木佐さんに捕まった時、と 示しては、自室へと引き返していった。]
(26) 2014/07/19(Sat) 02時頃
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楓くん、もしよかったら、ラボの情報で
山梨くんが聞きたがっている範囲のものを
教えてもらってもいいかな。
僕は本当に何も知らないから。
それに、ラボのついて嘘の情報を教えて
騙しきれる相手じゃない。
…山梨くんも、そのバックもね、そんな気がするんだ。
[スピーカーで楓くんに連絡した]
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――翌朝・花三好公園――
……
[ちらと腕時計に目を遣った。 到着してから5分、天気は悪くない。 髪留めで髪を後ろに束ね、 白いブラウスに薄桃のカーディガンを羽織り、 黒に赤の小さな星をちりばめたようなスカートで]
ふぅ
[小さくため息をつく。 木佐さんとは間一髪だった。 窓から外へ出るというおよそ女子とは思えない 酷い行動に出たのだけれど、正解だった。 入れ違いのように扉をノックする音を背に聞いたから。]
(29) 2014/07/19(Sat) 02時頃
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いえ、全然 来て頂いただけで、嬉しいですから
[駆け寄ってきた彼女に微笑した。 ゆっくり歩み寄って]
九十九さん、なんだか何時もと 雰囲気違って、凄く可愛い
[上から下へ、視線を滑らせて小さく頷いた。 意外性って大事なんだな、と 心のメモにとどめつつ、 バッグをお腹の下あたりで両手に抱え、]
じゃあ、行きましょう。 こちらです。
[歩いて5分弱の甘味処へ向かう。]
(32) 2014/07/19(Sat) 02時頃
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九十九さんに褒められると なんだか擽ったいけど、嬉しい
[ふふ、と顔を綻ばせた。 声を聞いて空を見上げた。 雨は降っておらず、道を明るく照らす陽の光。]
九十九さんみたいなお姉ちゃん欲しかったんです ちょっと願いが叶った気がするけど 九十九さんって話すと可愛いから 妹みたいにも感じちゃって
[失礼ですよね、などと、舌をぺろり出して。 甘味処の前につくと『とらや』という看板を指して ここです、どうぞ、と促した。]
(35) 2014/07/19(Sat) 02時半頃
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ふたりで
[店員さんに問われれば 人差し指と中指を立てて案内を受ける。 お姉さんぽいと言われれば嬉しさがこみ上げるも それを必死で隠そうとしながら]
大好きなんです、ここ どれも美味しいんですけど
[テーブル席につき、メニューを二人の間に置いて]
抹茶の冷やしミルクぜんざいがおすすめです けど、よもぎの焼き生麩も美味しくて モナカと抹茶の濃厚アイスもいいんですよ あ、あとこれ、京抹茶のレアチーズケーキとか
[ぺらぺらと饒舌に]
(38) 2014/07/19(Sat) 02時半頃
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あ
[驚いて声に詰まった。 まさか全部頼むなんて、と。 それでもニコニコ笑う彼女を見ると こちらも自然と笑みがこぼれて]
やっぱり九十九さんを誘って正解でした 分け合いながら食べましょう
[小さく頷いた。 少し店内の様子に視線を遣り、 ここに初めてきたときの話をしながら 運ばれてくるのをまつ。 運ばれてきたのなら、どうぞ、と勧めつつ]
あの、早速なんですけど。
[ひと呼吸おいて、真面目な表情を。]
(41) 2014/07/19(Sat) 03時頃
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九十九さん いま、お付き合いしている方とかいますか?
[小さな声で問いかけた。]
(42) 2014/07/19(Sat) 03時頃
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変な事を聞いてすみません
[笑みに対し、すまなさそうに苦笑した。 ミルクぜんざいを少しスプーンで口へ運び]
気になる、というか 私ちょっと、好意の意味がわからなくて
[首を左右に振った。]
人を好きになるって どういう気分なんだろうって思うんです それは人それぞれ違うんでしょうけど
相談事の一つ、ですね
[彼女はどう答えるのだろう。 まるで子供みたいな質問だろうけれど。 わからないのだ、本当に。]
(45) 2014/07/19(Sat) 03時頃
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…幸村さんの監視をやめよう。
それが彼の条件だったよ。
それと、いくらかの情報は独断で渡したよ。
もし、これが“上”に露見しても、僕が責任を取るよ。
[スピーカーをオンにして、呟いた。**]
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そう、ですね……
[確かに彼女の言うとおりだった。 言葉の意味は解る。 けれどそれが"解る"かといえば肯けなかった。 ケーキを食む彼女を見て、微笑。]
九十九さんのいう事は解るんです でもそういう気持ちって 感じたことは未だ……
[無い、のかもしれない。 けれど特定の人のことを考える事はある。 昨日だってそうだった。]
九十九さん。 もしもそんな相手が居たら。 九十九さんはどうしますか?
(49) 2014/07/19(Sat) 03時半頃
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ぶつかってみて……
[なるほど、と何度も頷いた。 首を傾ぐ彼女をじっと見つめ、]
九十九さんこんなに魅力的なのに どうして男性は放って置いてるんでしょうね……
[心底不思議そうに呟いた。 白玉を一つ、スプーンに乗せると]
私が男性なら、九十九さんに 恋だって思ってもらえるように 一杯がんばっちゃいますよ、白玉とか
[どうぞ、と白玉を差し出す顔は真顔。]
(51) 2014/07/19(Sat) 04時頃
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ふふ
[白玉に食いついた彼女を見て、 へらりとだらしない笑みを浮かべた。 きっとこうして、同じ目線にあわせられること。 それが一番の彼女の魅力で 見習うべき点だ、と思いながら。]
ええ、なんとなーくですけど 何かがわかりそうなきがします
[それは本当に、少しだけれど。 自然に浮かぶ笑顔を自覚できるほどに。]
(53) 2014/07/19(Sat) 04時頃
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あ!
(54) 2014/07/19(Sat) 04時頃
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マユミは、モニカの顔をジッと見つめた。
2014/07/19(Sat) 04時頃
リッキィさんの監視を止める、ですか
私は従うのみなので
心配なので、個人的に見守るのはあり、ですよね?
[責任云々、難しいことはよくわからないけれど
ただ応援したい、それだけで]
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もう一つだけ。
[ひそひそ声で人差し指を立てた。]
九十九さんの答え次第で どうしようか決めようとおもうんです
[バッグを開け、いそいそと数枚の紙を取り出すと]
実は学校に暫くいってなくて。 木佐さんに怒られて 苦し紛れに小説家になりたいから 学校に行かずに小説書いてるって
嘘を……
[>>2:349 >>2:350 >>2:351 >>2:352 >>2:353 それは書きかけのプロット。 テーブル越しに差し出した。]
(55) 2014/07/19(Sat) 04時頃
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正直に、答えてもらえますか やっぱり私、全然だめですよね……
[俯いて]
木佐さんに正直に謝ったほうが やっぱり、いいでしょう、か
[ぎこちなく、首を*傾いだ*。]
(56) 2014/07/19(Sat) 04時頃
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ふむ、あまり湯来島さんを残して先にそちらへ
という想定は私にあまりないのですが
今のところは、それくらいですかね
[聞こえてきた言葉には>>+19、そう呟いておこう]
何かがあったと言うわけではないですが
つい気になってしまう子ですよね
[研究という意味ではあまり口にしたくはないので
特に内容には触れずに
少し間を置いて次の言葉を聞けば]
楠本さんも含めて、ですね
[そう返しておいた]
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――甘味処「とらや」――
小説家に?
[>>58 質問されて固まってしまう。 ただ単に本を読むのが好きだったから、 反射的に出た言い訳だった。 でもいざ改めて聞かれるとどうだろう。]
私……九十九さんって素敵だなって思うんです 優しいし、色々な事に気がつくし。 それに、夢を持ってるのが格好いいなって
[彼女を見つめる瞳は羨望のそれだった。 思えば、夢らしい夢なんて小さい頃から無かった。 小学校の卒業アルバムにも浮かばなくて 本屋さん、なんて書いた思い出。]
(99) 2014/07/20(Sun) 00時頃
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今、楽しいのだって 石を集めるのと
[んー、と首を捻って]
ネットを見るくらい、かな
[苦笑してしまった。 なんだろう、魅力はどこへ旅立ったんだろう、と。 白玉をひとつ、自分の口へ運び]
いまこうして九十九さんと 甘いもの食べてるのも楽しいですけど
[ふふ、と笑った。]
(102) 2014/07/20(Sun) 00時頃
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