人狼議事


256 【突発RP村】胡蝶の夢

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【人】 粉ひき ケヴィン

[閉ざされた窓の向こうは吹雪。
低く唸るような風の音が修道院の中にも届いている。
吹雪が気になり眠れぬ、といって繊細さは持ち合わせておらず
修道院の一室を借りた男は夜になるとすぐに眠りに落ちた。

――夢をみた。
それは父が亡くなり、母が亡くなり、
弔いを終えた後、村の墓守と話したあの日の記憶。

蓋をして忘れたふりをして
考えぬようにしていた過去の出来事。

魘されながらも見続けた夢が、終わる。
気だるさが残る目覚めだった。
見慣れぬ天井をぼんやり眺めながら、深く息を吐き出す。]

(8) 2016/11/14(Mon) 00時半頃

[だけど籠の中のカラスだなんて、
         ちょっと酷いんじゃない?
そりゃあ俺はもう、夢を叶えられないけどさ。]


【人】 粉ひき ケヴィン

[軽く身支度を整えて、顔を洗いに一階へと行けば
何か話したそうにしているキャサリンの姿が見えた。
其処にはオーレリアとローズマリーの姿もある。]

 おはよう。
 如何かしたのか?

[軽く声を掛けてみれば、
キャサリンの口からは
また御伽噺じみた話の欠片が零れる。]

(11) 2016/11/14(Mon) 01時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[ヴェスパタインとトレイルの挨拶>>12>>13に]

 おはよう。
 ああ、キャサリンが話したい事があるらしい。

[不穏な御伽噺の欠片を聞いた男はそう言って
キャサリンへと視線を向ける。

騒ぎに気付けば、また人も増えるだろうか。
キャサリンの事だから、
話を聞きたいという者には何度でも話すのだろう。

始まるのは人狼の登場する御伽噺。
けれどその話の登場人物は此処に集まる者。
この中に人狼がいる、と、血腥い物語が綴られる。
占い師、霊能者、人狼と通じる狂人、と、
御伽噺をなぞらえているだけか、
それとも彼女には何かが見えているのか、
提示される配役とその人数に思わず聞き入ってしまう。]

(18) 2016/11/14(Mon) 01時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[それは御伽噺でいえば始まりの部分。]

 キャサリン……、
 その続きは、……結末は如何なる。

[先を促しても彼女は首を振る。
御伽噺じゃない、と、本当、と言い募るキャサリン。
彼女の知るのは其処までなのだろう。]

 ――……、
 夢でも見たんじゃないか?

[困惑の滲む様子で、声を掛けてみるが、
キャサリンは本当なのだと繰り返した。**]

(25) 2016/11/14(Mon) 01時半頃

[——人間ですらない穀潰しの土塊が、甘えるんじゃあないよ、と。

お母さんは優しい笑顔を浮かべながら、困ったように首を振るの。
それが、当たり前の日常。]


粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2016/11/14(Mon) 01時半頃


[籠の中のカラスは、誰かを呼ぶように醜い声で何度も鳴くんだ。それが本当、耳障りでさ。
籠には大きすぎる身体を必死にばたつかせて、自由になろうと頑張って。
それが全部自分の視点で繰り広げられるんだから、嫌になっちゃうよね。

それで最後は、どんな風に終わったと思う?

醜い声のカラスは籠ごと人間様に燃やされて灰になったのさ!
これで解決、ハッピーエンドってね。]


[頑張ってお金を稼いでも、
街に出て夢を叶えても、
俺を捨てた親は絶対に見つけてなんてくれないって知ったのはいつだっただろう。
だって、おれは]


やめてくれよ、姉さん……

[ああ、嫌だなあ。]


【人】 粉ひき ケヴィン

[これまで、キャサリンの御伽噺には、
はじまりとおわりがきちんとあったように思う。

森の方に狼の姿を見た、という話には、
翌日大きな噛み跡のついた林檎を持ってきて
昨日の狼は林檎が欲しくて此方を見ていたのだと
周りの者を安心させようとしてか、
そんな話の続きをしてみせた。

トレイル>>19やオーレリア>>28が言うように
いつもの御伽噺とは性質が異なる気がした。
ローズマリー>>26が案じたように
子供に聞かせるには向かない御伽噺。]

 …………。

[キャサリンに語り掛けるトレイル>>23の声を聞き、
男は思案げな様子のまま、彼女から離れ、背を壁に預けた。**]

(33) 2016/11/14(Mon) 09時半頃

“『あれじゃまるで、家畜と変わらねえよ
 目一杯腹空かせたケダモノに喰い荒らされたみたいだった』”


……―――それはそうだ。

人狼は、共食いをしないから。


俺は、俺はそんなつもりじゃなかった……。

[そうだ、知らない顔だと声を掛けて、旅人と知れば色々困っているだろうと生活の世話だってしてやった。
あの人だってうちの店に顔を出して、俺を悪くは思って無かった筈。

なのに、なのに、
知らなかったんだよあの日村を出るなんてこと!]


[親無しの幼な仔には、己が何者か教える存在も居らず、生きる為の手解きも受けられず。
その本能の目覚めには、18年もの時が必要であった。
夢の為には金が必要だからと、同じ狭い村で生きるのに直ぐに院を飛び出す必要など無く。
その理由の多くは、愛しい人間を喰らわない為。]


[酒が好きではない、その臭いも変わらない。
それでもこの仕事を選んだのは、
……紛らわせてくれるのだ。あの臭気が、血潮を欲する嗅覚を。

三年間月の無い夜を選び山に通っては、惨めに小動物を喰らって生きた。
堅いパン一つしか食べれなかった幼い日よりも、辛く苦しいものだった。

それでもいいと、思っていた。]


[互いにとって不幸なことだったと思う。
狩りを終え、ケダモノから人間に戻る瞬間を、村を出るあの旅人に見られてしまったのだ。

それからはお察しの通り、
良くしてやった数日など幻だったかのように怯えバケモノを見る目を向けられ、
俺はまた姿を変えてその喉をガブリ、さ!*]


やっぱ、苦手なタイプ。

[落ちる呟きは人の鼓膜を震わせない、獣の聲。
旅人を喰らい完全な覚醒を果たしたばかりの若い狼は、それが聞こえる存在も居るとは知らないままで。]


そう言うな、仲良くしようじゃないか。


[聞こえた声にそうとだけ返して。

山で見つかった男の、見つからない部分の行方を確信した。]


粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2016/11/14(Mon) 18時半頃


は、?
あれ、……へ……?

[目を見開く、随分と間抜けな声が漏れた
この朝に起きたことで何よりも、酷く困惑してしまって。
返ったのはたった一言だけだから、人の声で本音を口にしてしまった可能性が、拭い切れない。
そも、この感情の動きを表に出して誰かに見られるのは不可解に思われる。

平静を装い、足は止めずに聖堂へ向かった。
キャサリンが自分達に必死に伝えた内容を、思い出しながら。
確か、彼女が言うには……]


[いや、でも、
声が聞こえた時、彼の唇は動いて見えただろうか……?*]


【人】 粉ひき ケヴィン

[キャサリンの元に集まっていた人も
今は疎らとなっていた。
近くあるのは、メルヤとジェフあたりか。
ケヴィンは静かにキャサリンを見据える。
凭れた壁から、背に冷気が伝っていた。

姉をなだめる妹――メルヤの声に、
姉であるキャサリンも少しは落ち着きを取り戻したろうか。
メルヤが調理場の方へと向かうのを見送り、
ケヴィンはキャサリンの方へと歩み寄る。]

 キャサリン。

[呼びかける声はいつもと変りなく]

 キミも――…、墓守に何かされたか?

[問う声は、手が届きそうな距離にいて漸く聞こえる程度の響き。]

(58) 2016/11/14(Mon) 19時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[それが何を意味するか、
キャサリンには分からないようだった。]

 何もされていないなら、いい。
 ――…、昔、この村に居た墓守が、
 キミみたいに不思議な事を言っていたから
 もしや、と思っただけだ。

[は、と息を短く吐く。]

(59) 2016/11/14(Mon) 19時半頃

[——キャサリンの話は信じない。

そのつもりだったのに、いやに耳許がうるさい。
周囲の物音に混じって、男の人の声が、2人分。
感覚を研ぎ澄ませれば、何かの言葉を伝え合っているらしいことが分かる。

……——。

いつだったか、古い書物で触れた眉唾物の噂話。
人の姿をした獣の存在と、それらが使う特別な会話法。
獣じゃなくても、それに介入することができる方法を。

試してみたいと思うことはあっても、そもそもそれが役立つ状況なんてなかった。
そんな機会は永遠にやってこないと思っていた。]


[喉を震わせながら、私は“囁く”。]

あなたたちは、“何”?

[人の言語を超越した、赤色の音となって、
それは空気に乗っかって飛び立った。*]


【人】 粉ひき ケヴィン

[自警団であるジェフが何やら調べている事は知っている。
キャサリンに向けた言葉ではあるが、
同じ空間にいる彼に届いても差し支えないと思っていた。
が、彼もまたふらりと歩み出し]

 気をつかわせてしまったか。

[呟くように言う。]

 キャサリン、
 俺はこの中に人狼がいるとは思いたくない。
 けど、キミの示したひとつが、此処に存在するのを知っている。

 ――…キミの話が本当なら、
 俺は、役目を果たす為にこの命を賭すのだろう。

[墓守から託されたものが何かは明かさず、
キャサリンに心のうちをぽつと語り、其処から立ち去る。]

(67) 2016/11/14(Mon) 20時半頃

何かって?

それは“仲間”、だろう?

[聞こえた囁きに、一人廊下を歩きながら、ヒトではない声で、つぶやく。]





“獣”、さ。

[次いで返った声はどこか吐き捨てるように。もう、困惑と驚きを見せない。
姉によって詳細に語られたこの場所に集まる者達に潜む存在のこと、
それを踏まえ、一つの結論を出していた。]

お前は違うのか?


なかま?

[最初は、ピンとこなかった。
だって私は何も分かっていない。]

……けもの?

[疑問符は残るものの、なんとなく伝わる。
人間とは異なる存在である、その事実。
驚いたのは、——その声色は、聞き覚えがないわけではないこと。
人狼は、こんなに近くにいたのだろうか。]


私は、獣ではないです。

でも、人間でもない。
何も生み出せない、ひとりぼっちの、ただの土塊です。

[何故か、本能的に。
怖くて誰にも打ち明けることがなかった自分のことを、伝えなきゃいけないと思った。

私は人間じゃない。
人間じゃないのだから、同じく人間じゃない人になら、きっと、
拒絶されたりなんかしないよね、って、盲目的に。]


[そうなってくれなければ、
   人の味を知った俺は。]


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