人狼議事


126 生贄と救済の果てに〜雨尽きぬ廃村・ノア〜

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さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/06/13(Thu) 00時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[話し声を聞きながら、暫しの眠り]
[傷の具合は、少なくとも流血だけは止まったか]

…行ける。

[先達を追うように、少し顔を顰めて立ち上がる]

(3) 2013/06/13(Thu) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

……逃げろ!?

[聞こえた声は、灯火に届けられたもの]

逃げろ、だと?
何があった!?ヴェスパタイン!!

(4) 2013/06/13(Thu) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[外へ出る二人へとうなづいて、あとを追う]
[雨は、いまだ止まぬ]
[雨音は気配を隠し、雨粒は視界を阻む]
[血の匂いを洗ってくれるのは、幸いだったが]

厄介なことになってなきゃ、いいが……

[いや、おそらくは確実に なっている]
[あのヴェスパタインが、こんな切羽詰まった声で]

(11) 2013/06/13(Thu) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[駆けてくる馬車は、既に異形の魔物]
[銀色の女に続いて、進行方向へと走る]

止まれッ!!!

[振るった手首から、蔦のように伸びる有刺鉄線]
[幌を引き裂き、車輪に絡みつく]
[尚も進もうとする馬車]
[地面踏みしめれば、手首に食い込んで軋む腕輪

(17) 2013/06/13(Thu) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[咄嗟に鉄茨の片端を、そこらの立木に絡める]
[みしりと軋む音]
[燃え上がり切り裂かれて]

……クッ!?

[衝撃]
[繋がっているから吹き飛ばされはしなかった]
[されど一瞬、息は詰まるが]

(26) 2013/06/13(Thu) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

知り合い、かよ……

[銀色の声に、苦い顔]
[暴れられるたび、軋んで食い込む手首]
[痛まないはずは無く、されど離す気など無かった]

(30) 2013/06/13(Thu) 02時頃

ヤニクは、コリーンがトドメを刺すのを動かず見守った。**

2013/06/13(Thu) 02時頃


あーあ、そんなんじゃやられちまうぜ?

[人の耳には遠くに聞こえても、魔性の道に足を踏み入れた男の耳にはかつて御者だった魔物の声がはきと聞こえていた。
村への魔物の接近は三人があちらに向かう前に感じ取っており、その上で休憩を取っていた。
―声から感じ取れたのは魔物の劣勢。

息をつきながら口にしたのは、人には聞こえぬ声。
呆れたようなその声には、村に向かう際に容赦なく屠った魔物に対するように、感情は籠められていなかった。

三人の魔法使いと対峙する魔物に、その声は届いたかどうか。
―聞こえたとしても、解する余裕はなかったかもしれないが。*]


あーあ。
折角魔物になったのになぁ。

[コリーン達の一部となった御者の魂。
生贄にされた事が伝われば、少し残念そうな声を。
倒された上に、魔法使いの糧となるとは。

魔物となって間もない上、魔法使い三人を相手にしたのであれば仕方がないか。]


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/06/14(Fri) 01時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/06/14(Fri) 11時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[振り向き飛び退けば、走る焔]
[翻る円月]
[燃え落ち崩れるは、赤]

……貰っとく。

[右手へと宿るは、御者のなれの果ての断片]
[染みついた感情の名残に、僅か顔を顰める]
[大部分が錆びて朽ち果てた、鉄線]
[残りは手首から滴る血へと巻き付いて]

(89) 2013/06/14(Fri) 12時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[その眼を丸くさせたのは、合流したヴェスパタインからの言葉]

魔物……

つまり、ここに居る魔物を討伐するために来たんじゃぁなく、
魔物容疑のある俺らで殺し合いをするために、ここに集められた…ってぇことか?

[驚愕は程なく苛立ちに変わる]
[左拳で濡れた立木を殴りつけたのは、八つ当たり]

いけ好かねぇやり口だが、被害を最小限に抑えるにゃ悪い手じゃないな。

ただの人間が転向した程度で、アレだ。
魔法使いが転向しちまったら…

[誰も彼も手練れ]
[無事では済まぬことは、明白]

(90) 2013/06/14(Fri) 12時半頃

ヤニクは、廃屋へと戻り、あらためて先達たちの姿を見回した。

2013/06/14(Fri) 12時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

恐らく、俺らの中で討ち洩らして魔物が逃げた時に、
始末する為に隊長殿が居るんだろうさ。

[皮肉めいて吐き捨てる]
[理屈では理解出来るが、納得など出来ぬ]

(93) 2013/06/14(Fri) 13時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

一人で居るのと、確実に魔物な奴と一緒に居るのと……
どっちがヤバイか…ってじゃねぇの?

[血濡れの右手を、ギリと握り締める]

(97) 2013/06/14(Fri) 13時半頃

へぇ…、どっから分かったんだろ。
上手くやってたつもりだったんだけどな。

[ヴェスパタインからの伝令。
―つまり、今回の対象は自分、という事になる。
多少派手に動いた記憶はあるけれど、それが見つかる切っ掛けになってしまったか。
敵対する意思はなかったのだが…、自分はまだ死ぬつもりはない。]

…ヴェスさんは厄介だよなぁ…。

[一人、何処かに潜伏する事を選んだ今回の隊長。
戸惑ったふりをしつつ、どうしようか、と思考を巡らせる。]


―ヴェスさん。
出来たら、あんたが今回の隊長じゃなければ良かったな。

[最悪、彼を手に掛けなければならないという結論に行きつく。
―それは、焚き火に当たるもう一人の片腕のヴェラもだけれど。]


/*
中身発言にて失礼致します。
赤ログは見えていらっしゃいますか?

出来ればそろそろヴェスさんをキリングしに行こうと思うのですが。
自分はこうしたいと言う要望などありましたら、意思表示して頂けると嬉しいです。
こちらとしては、23時くらいまでなら何とか…。
遅くなってしまい、申し訳ありません。


俺が縋るモノなんてもう何も無い。

[黒く染まった右手をじっと見つめる。
この手を優しい手だと握ってくれた人がいる。

只人でありながら俺を愛してくれた女性。

とても大切な女性だったのに。

顔ももう思い出せない。

助けたかった。

それなのに。

一撃で消えた命は救済も贄にも出来なかった]


『タスケタカッタ タスケラレナカッタ』

[嘆きが呼び寄せた『聖杯』

魔力を、命を喰らい続ければ。

いつか]

『タスケラレル?』

[誰を助けたいのか。

定かではない記憶の中。

それでも俺は求め続ける]


さっきから煩い。

[幌馬車の時も今もぶつぶつ聞こえる声に一言だけ]

死にたくないなら殺せ。

[俺はそうすると、意志表示にも見える冷徹な言葉を投げる]


/*
遅くなり申し訳ありません。
ヴェスパタインに付いてはお任せします。

こちらも今日中には表に出ますので。


[アヴァロンの情報網は伊達では無かったようだ。

こうやって二体の魔物を集められたのだから。

魔物に堕ちる事は恥ずべき事。

狩られるのは当然の事。

知ってはいるが。

受け入れるつもりなどない]


俺を止めてくれる奴はもういない。

[右腕の中にさえも]


…?
何、これ。

[聞こえてきたのは、自分のものとは違う男の声。
その声は…殺せと言った。]

…そうだな。殺さなきゃ。

[この村から逃げられないのならば、仲間に追われるくらいなら、いっそ一思いに。]


/*
すみません、もう少し待っておけば…!
了解致しました。


【人】 さすらい人 ヤニク

[視線に気付いて、外套の裾で手を拭う]

[ぎょっとして見るは、黒く染まったホレーショーの腕]
[噂には聞いていたが、ここまでとは]

あんた、どんだけ長いんだ?

[死して贄となるか、堕ちて魔となるか]
[魔法使いの行く末など、ふたつにひとつ]
[長く魔法使いとして生きるなど、至難の技か]

(102) 2013/06/14(Fri) 14時半頃

同じ穴の狢の声も判らねえのか。

[戸惑う声に呆れたように返す。
堕ちた時から誰かと群れるのは避けて来たのに。
まさか魔物側にもまだ誰かいたとは思わなかった、
と言うのが本音だ]


[雨の中、自分を追う者はいただろうか。
水飛沫が上がるのも気にせずに駆ける。

ヴェスパタインの居場所は聞いていない。
けれど魔物の嗅覚をもってすれば、‘標的’の居場所は特定出来るだろう。
―雨の中ゆえ、少し時間はかかるかもしれないが。**]


ヤニクは、外へ行く奴らを視線だけで見送り、しばし目を閉じる。**

2013/06/14(Fri) 15時半頃


癒す力…あの時それがあれば。

[ソフィアの能力を聞いて羨んだ。
その力を持ってしても叶わぬ願いなのに。

黒く染まった右手を見つめる。

喰らった中に癒しの力を持つ者はいなかった]

あの女を喰えば…叶うだろうか。


同じ穴の狢…。

[呆れたように返された言葉をおうむ返しに繰り返し、暫く沈黙する。
理解出来なかったわけではない。
魔物の声は時折自分の耳に届いていたから。
けれど、こんな風に意味を成す言葉を交わす事が出来たのは初めてだった。
自分も、まさかもう一人魔物が紛れていたとは思っていなかった為に。]

…じゃあ、あんたも追いかけられる側か。
ホレーショーさんで合ってる?

[この声はヴェラではない。
ヴェスパタインでも、ヤニクでもなければ。
残るのはまだ言葉をあまり交わしていないホレーショーだけ。]


―ソフィア?
癒す力を持ってるのは厄介だから、早めに潰しておいた方が良いと思うけど。

[耳に入ってきた言葉に何の気なしに割り込ませたのは、ヴェラの事で彼女に向けた感謝の感情を忘れたかのようなもの。
味方に回る分にはいいが、敵に回るのならば厄介だと。]


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