人狼議事


40 おおかみさんが通る

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[そう、悲鳴はこの場所まで届くはずがない。
普通の人間ならば聞き取れるはずもない。
其れが表情を曇らせたのは、耳に疳高い悲鳴が届いていたから。
其れは溜息を口端に、眉を潜めた。]

 いい年明けには、なりそうもないな。

[呟いた言葉は白い雪景色の墓地の中、眠るような静寂に吸い込まれていくばかり。]


【人】 飾り職 ミッシェル

――七坂町:仕立て屋――

……何か、聞こえませんでした?

[微かに耳に届いた悲鳴に、湯気がゆらゆら立ち上っている湯呑みを両手に持ちながら翠は通りに視線を向けた。]

あ…雪が…

柴門さん、いつのまにか外が真っ白になってます…!
通りで今朝は空気が身を切られるように冷たく感じた筈です。

[作業に熱中していた為に気付かなかった町の雪化粧。
この針子も随分、のんびりしている所があるらしい。

ことり、と卓の上に湯呑みを置くと、淡い桜色の肩掛けを茶黄色のカーディガンの上に羽織り、外の様子をよく見ようと店先まで歩いていった。]

(9) 2011/01/01(Sat) 01時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/01/01(Sat) 02時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

…寒い…

[外は暖かい室内とは違い、その凍った空気に翠は身体を奮わせた。
きょろきょろ辺りに視線を送れば、忙しない人混みの中でも一際目立つ人集りが遠くに見えただろうか。]

(12) 2011/01/01(Sat) 02時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

あら…貴和子様…
どうなさったのですか?

[人集りから、此方に向かってくる人影に目を細める。
それが、古くからの付き合いでもある貴和子であることに気付けば瞳笑わせて。
しかし、傍らまで来た彼女の興奮したような様子に目を丸くした。]

人狼の仕業…?
え、ええと、何が…噂は本当って…
ちょ、とりあえず、落ち着こうか?

[付き合いがあるとはいっても、地元では有名な華族の一人娘。
人目の付く所では敬語で話す翠ではあったが、思わず言葉が崩れてしまう。
上下運動させられている手と彼女を交互に見つめた。]

(15) 2011/01/01(Sat) 03時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/01/01(Sat) 03時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

……?

[騒動の中において、異彩を放つ下駄の足音。
貴和子と話しながらも、自然と翡翠の瞳がその主を捕らえていた。]

(16) 2011/01/01(Sat) 03時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

…あなたは唐傘屋の…
どおりで周りと気配が異なっていると思いました…

[下駄の音と同じく、今では異彩を放つ鮮やかな唐傘。
その男性の職業は町では名が通っている為、翠も彼を知っていた。
何気に"どおりで"などと若干失礼なことを口にしているが本人には全く悪気はないらしい。]

見ての通りって、私は未だ…
それに私はもう、"お嬢さん"って歳でもないけれど…

[和彦に告げられた言葉には苦笑しつつ、ぼそぼそ言って。]

人狼騒動は号外にも出てたから知っていますが―――
実際に何かあった…の、かな…これは…

[貴和子と和彦にそれぞれ一瞥した後、再び、雪景色に浮ぶ人集まりの方へと翡翠を泳がせた。]

(18) 2011/01/01(Sat) 04時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

…人狼…本当なのかな…

[はらはらと肩や髪に柔らかく積もっていく雪。

白い息と共にぽそりと呟く翠には、この後、その騒動に雇い主が巻き込まれることになるなんて、想像も出来なかっただろう*]

(19) 2011/01/01(Sat) 04時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/01/01(Sat) 05時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

改めて呼ばれると、なんだかくすぐったいけど…
…うん、そう呼んで貰う方が嬉しい。

[和彦に名前を呼ばれれば、ふわりと微笑を浮かべる。
その彼から、人集まりを眺める耳に届けられる言葉には翠自身、あまりぴんとこないらしく何処か安穏としていた。]

…うーん。
何も無くても、噂になってたようなことは今まで沢山あったから、人狼の話もあまり気にしてなかったのだけど。
ほら、異国の吸血鬼の物語と似たような類の話なのかなぁって。
今回は、違うのかな…

[柴門の下で住み込みで働いている翠は、ある意味、彼に護られている部分もあって、世間の危機感に乏しい。
流石に夜に独りで出歩いたりするようなことはしないだろうが―――しようとしても柴門に止められるだろう。]

(23) 2011/01/01(Sat) 06時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

あ…ありがとう、でも和彦さんが…あ。

[気遣いの言葉と共に不意に唐傘を手渡されて、翠は和彦に声を掛ける。
けれど、既に男性は背を向けて歩き出していて、追いかけてまでその彼なりの配慮を返上するのは憚られた。

騒がしい人混みの中、白い花弁だけが音も無く、しんしんと静かに町に舞い降りていた*]

(24) 2011/01/01(Sat) 06時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

――新年:柴門洋装店――

出来た……!

[人々が初詣やら挨拶やらに向かう中、翠は早朝から仕事をしていた。
それは別に、柴門から命令された訳ではなかったが、年末に急ぎで注文されたドレスの納期を考えると翠の身体は自然と動いてしまうらしい。

そんな、放っておくと、いつまでも仕事を続ける翠の性格を知っているのか普段から柴門は、事ある毎に休憩しましょうと持ちかけてきていた。

今日は元旦ということで、他の針子達は正月料理を作っている。]

え…は、甘酒…?!

[店先から届いてくる雇い主の声に、仕事に熱中していた翠は現実に戻る。
あと少しで出来るからと思い作業を続けていたら、それなりに時間が経ってしまっていたらしい。
辺りにはいつの間にか温かくも美味しそうな匂いが漂っていた。]

(34) 2011/01/01(Sat) 16時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

柴門さん、柴門さん。
東様のドレスの仮縫い終わりました。

[柴門は店内に戻ってきていただろうか。
甘酒を手渡しながら、翠は嬉しそうに報告する。
早朝から仕事をしていたと知れば、彼は苦笑したかもしれない。]

ふふ…後は試着して貰って、微調整して本縫いですね。
流石に、今日は試着はお願い出来ないでしょうけれど…

[若干残念そうに眉根を下げたのも束の間、店先に可愛い雪達磨が見えれば翠はその翡翠の瞳を輝かせた。]

わぁ…可愛い。小さい。
あれ、柴門さんが作ったんですか?

[幼い子供のように、その白い創作物に興味を示すと、先日と同じ肩掛けを羽織って、店先に出る。
関心に寒いことも料理の手伝いのこともすっかり忘れた翠は、暫くの間、店の前の雪達磨を眺めて過ごしていた*]

(35) 2011/01/01(Sat) 16時半頃

[男が持つ金にこびりつく赤黒いナニカ。
面白半分につけた名前は「ねなしぐさ」

着込んだ着物も、季節はずれのような下駄も、
どれもこれも、ある意味お古。


勿論、お古といえど、使っていた人の時は既に止まってはいるのだが。

墓の中で。]


[下駄の男はせかせか歩く。
そして大通りに至れれば、すれ違う大柄の男人に、
ぴくりと眉を動かして
ちらりとその姿を見れども声かけることはない。

だって顔見知りでもなかろうし]


…こわぁいお人ですナ

[ぼそりと聞こえぬように呟いた。
見えれば尻尾がぴりりと逆立つ]


[噂話になったなら、と念うがおかしな事であろうか。
噂に上る“人狼”が、己自身であると謂うに。

滑稽であろうか。
戯言であろうか。

けれど其れは、矢張り他人事のように“人狼騒動”を眺めていた。]

 ………。

[耳はよく、鼻もよい。
こびりつく赤黒の鉄の臭いか同族の匂いか、嗅ぎつけたのはどちらだろう。
此方が認識したのなら、互いに其方も認識したはず。
擦れ違う下駄の音に季節外れの着物に、黒檀を向けて無言刺す。

眉根潜め、珍しく険しい顔であったか。]


[手にした銭は人のもの
身にする着物も、人のもの
己のものは名前だけ。それも勿論、でたらめで]

不思議なお人に出会ったものよ。
あれはきっと物の怪よ。
かの人は油なめる狐か否か。
狸としてはでかすぎよう
友とするには…可愛くナイ。

噂の根元は己か否か
害なきを如何にか見極め
如何にか問おうか

わが身かわいさ、この上もなく
無駄に触れては……

[謡い屋のように呟く言葉
同類同士の言葉にも聞こえよう]


[不思議な唄が風に乗る。
唄の歌詞まで鮮明には聞き取れぬ。]

 同族、か。
 “人狼騒動”は彼奴の仕業か。
 …どちらとて構わん。

 平和に暮らせれば、それで佳い。

[其れはただ積もる雪の反射に眸細め。
夢物語のような言を呟いた。]


…アタシは新月に尻尾を出す人狼だったんだけどナァ。
明るい下で毛皮なんぞ出してしまったら
とっ捕まってしまうでしょう

満月に尻尾出す狼とは聞いたこともないですヨ。
お侍だって月明かりに辻斬りはなさらんでしょしサ。

[髪に隠れて見えぬ小さな犬耳がひょこりとゆれる。
豆茶…おおっと、これはこーヒー?といっていた。
映る影には犬歯が一つ]

……。文明開化してからか。
ずぼんとやらは尻尾がとても、隠しにくい。

[呟く独り言。コーしー?だけが、吐息でゆれる]


……。さぁてさて。
アタシはそんな騒ぎになるようなこと、
した覚えがないんだけどネ。

誰だろうなぁ、こぉんな、問題起こしたの。
あのお大人?まさかぁねぇ?

[酒癖の悪さからか、
もしかして酔っ払った間にしでかしたことの一つだろうか。
しかし記憶がなければ思い出す訳もなく。
まぁだ頭を一ひねり]


[“平和に暮らせれば”
それこそなんと滑稽な言か。
世迷言か御伽話か、そんな類だろうか。
下手をすれば己でも嘲笑が毀れよう。

人の肉の味を知らぬ訳ではない。
腹が減らぬ訳ではない。
この町で人を襲った事が無いと謂えば嘘になる。

極力襲わず、極力腹を減らさずに。
事に及ぶなら人の寝静まる深夜。
上手く立ち回る度に、己の性に嫌気がさす。
平穏を望む、それが難しい事であると解るから尚。]


 ―――――。


[吐き出した言は葉なることも赦されないのか。]


[青年の皮を被った狼は、人の少ない通りで暫し思案。

喉を震わせて、遠吠えをする姿は人のそれ。
しかし地の影は耳尻尾もついでに写す。
それは人というには少し滑稽。「少し」で留めるのは、
手に生えるツメの鋭さゆえに。

人の姿では出すことも聞くことも出来ぬ声は街に満ちる]

「アォ───ォ………ン」

[近くにいるなら返事くらいはよこせという意図載せて。

自分は狼の弾かれもの。いまさら群れるとするには余りにも人に慣れ過ぎてはいたけれど
さぁて自分以外に騒ぎ起こす狼は在るか否]


[町に満ちる声、満ちる声。
久しく聞かぬ狼の声。
耳に、神経に、頭に、心臓に、ビリリと駆ける。]

 ぅ… ぁ…



 ウォ――――……ン……



[何時ぶりにか出した遠吠えは低く高く響く音。
届くだろうか、呼応出来たろうか。
平穏願う心の隅に、消せぬ獣の血が騒ぐ。]


[返ってきた遠吠えに暫しきょとんとしていたが」

………。


いるし。


あらまぁ、誰だろーネ。


[仲間?というか同属がいるとわかればこの声も聞こえよう。
人狼と呼ばれる物の怪であれば言葉の答えが返ってくる筈。
とりあえずニホンオオカミもエゾオオカミも、
とうに全滅しているとは思うし]

申し上げる申し上げる、
おたくは人のナリした狼かい?
それとも逃げ延びたニホンオオカミ?

号外に乗るような悪さしちまったのはおたくですかネ?

[青年の皮被るオオカミは、もう一人の苦悩なぞ知る由もなく。
酷くあっけらかんとした問いを声に乗せる。
人の言葉を載せたのは、人狼か、タダの狼か、見極めるためのソレ]

あのお大人とはよもや思いもしないけれども]


―大通り・奥―

[久しく出した遠吠えに、肩は揺れて息は幽か上がる。
歳もあろうか、或いは興奮抑えられぬ所為か。

呼応するには訳もあった。
矢張り其れの意思は変わらず、平穏願うもの。
己ではなく先の遠吠えの主か、将又他に未だ狼があるのか知らぬが“人狼騒動”を起こしてしまったのは事実。
警鐘打ち鳴らされたこの町に、無事過ごすには互いの手助けも必要になるだろう。
最悪の場合は―――。]


 他に仲間が居ろうとはな。
 人の成りをした狼…―否、狼の如き人やも知れぬ。
 獣のオオカミの類ではない事は確かだろうな。

[呟いた言葉はその耳へ意外なる音を届けたか。
あの大人と念わぬ者の声が低く緩やかに聞き取れよう。]

 あの騒ぎは此方ではない、見付かるようなヘマはせん。
 あれは其方ではないのか?

[違うのならば他にも居ろうか。
ただの野犬の仕業だったのだろうか。]


おや。おや。

これはこれはお初にお目に…というのもおかしいか。
声だけですのにな。

ハジメマシテ、アケマシテオメデトウ。

[人の世界の新年とは未だなれぬ。
周りでこういうことを話しているからサル真似に過ぎず]

おたく、やっぱりお仲間でござんしたか。
アタシも同じようなもんでネ。
もしかしてお見かけしたお大人かしらん?

あのビラのやっちゃね。おたくでないなら、アタシかもなぁ。
ちぃと酔っ払って、覚えてない夜があってサ。

[見つかること、人を食うことに「悪い」と思わぬ風来坊は、
さらりとそれらを肯定した]


[記者に見られたその夜は、
呑み慣れぬ狼、ぢょか一つの酒を平らげ前後不覚。
帽子に袴であったにも関わらず、耳と尻尾を隠さずふらり。
時が移れば「まにあ」という人種が黄色い悲鳴をあげそうな天然物の耳尻尾、
この時代では物の怪以外の何者でもあるまい。

ちゃらりと持つ銭に、黒い何かがこびりついてたのは
きっとその夜の稼ぎだったのやも知れず]


 …はじめまして、新年明けましておめでとう。

[声の主は何やら飄々と掴めぬ思考のようである。
同じ類と謂っていたが、狐に化かされて居るんじゃないかとさえ念う。
が、俗世に馴染んで長い其れは挨拶には挨拶で返してしまう。
律儀と謂おうか、堅物と謂おうか。]

 然様か。
 其方だとしても此方だとしても、騒ぎとなっては最早問題はそこに在らず。
 今以上に住みにくくなる、その一点のみ。

[責めるつもりはないのだが、責める様な物言いになってしまっただろうか。
さて、これからどうするのかと無言のままに問う。]


いやぁ。アタシはかわらず人を頂戴しますよ。
明日も一人、明後日も一人。

正月あたりの人の肉は、なんでも御利益があるとかきいてまして。
も少し食べたら、もーちょいマシな変化もできましょ。
少なくとも耳尻尾は隠せそうな気もしますンで。

住みにくい世の中は、自分で住みやすくしないとナァ。

[相手には見えやしないが、ちょいちょい、と自分の耳を引っ張りつつ]

折角のご縁でサ。どこかで一つ、お会いできませんかね?
そちらさんがよろしければ、ですがサ。


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