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【人】 さすらい人 ヤニク[話し声を聞きながら、暫しの眠り] (3) 2013/06/13(Thu) 00時半頃 |
【人】 さすらい人 ヤニク[外へ出る二人へとうなづいて、あとを追う] (11) 2013/06/13(Thu) 01時頃 |
【人】 さすらい人 ヤニク[駆けてくる馬車は、既に異形の魔物] (17) 2013/06/13(Thu) 01時頃 |
【人】 さすらい人 ヤニク[咄嗟に鉄茨の片端を、そこらの立木に絡める] (26) 2013/06/13(Thu) 01時半頃 |
【人】 さすらい人 ヤニク知り合い、かよ…… (30) 2013/06/13(Thu) 02時頃 |
あーあ、そんなんじゃやられちまうぜ?
[人の耳には遠くに聞こえても、魔性の道に足を踏み入れた男の耳にはかつて御者だった魔物の声がはきと聞こえていた。
村への魔物の接近は三人があちらに向かう前に感じ取っており、その上で休憩を取っていた。
―声から感じ取れたのは魔物の劣勢。
息をつきながら口にしたのは、人には聞こえぬ声。
呆れたようなその声には、村に向かう際に容赦なく屠った魔物に対するように、感情は籠められていなかった。
三人の魔法使いと対峙する魔物に、その声は届いたかどうか。
―聞こえたとしても、解する余裕はなかったかもしれないが。*]
あーあ。
折角魔物になったのになぁ。
[コリーン達の一部となった御者の魂。
生贄にされた事が伝われば、少し残念そうな声を。
倒された上に、魔法使いの糧となるとは。
魔物となって間もない上、魔法使い三人を相手にしたのであれば仕方がないか。]
【人】 さすらい人 ヤニク[振り向き飛び退けば、走る焔] (89) 2013/06/14(Fri) 12時半頃 |
【人】 さすらい人 ヤニク[その眼を丸くさせたのは、合流したヴェスパタインからの言葉] (90) 2013/06/14(Fri) 12時半頃 |
【人】 さすらい人 ヤニク恐らく、俺らの中で討ち洩らして魔物が逃げた時に、 (93) 2013/06/14(Fri) 13時頃 |
【人】 さすらい人 ヤニク一人で居るのと、確実に魔物な奴と一緒に居るのと…… (97) 2013/06/14(Fri) 13時半頃 |
へぇ…、どっから分かったんだろ。
上手くやってたつもりだったんだけどな。
[ヴェスパタインからの伝令。
―つまり、今回の対象は自分、という事になる。
多少派手に動いた記憶はあるけれど、それが見つかる切っ掛けになってしまったか。
敵対する意思はなかったのだが…、自分はまだ死ぬつもりはない。]
…ヴェスさんは厄介だよなぁ…。
[一人、何処かに潜伏する事を選んだ今回の隊長。
戸惑ったふりをしつつ、どうしようか、と思考を巡らせる。]
―ヴェスさん。
出来たら、あんたが今回の隊長じゃなければ良かったな。
[最悪、彼を手に掛けなければならないという結論に行きつく。
―それは、焚き火に当たるもう一人の片腕のヴェラもだけれど。]
/*
中身発言にて失礼致します。
赤ログは見えていらっしゃいますか?
出来ればそろそろヴェスさんをキリングしに行こうと思うのですが。
自分はこうしたいと言う要望などありましたら、意思表示して頂けると嬉しいです。
こちらとしては、23時くらいまでなら何とか…。
遅くなってしまい、申し訳ありません。
俺が縋るモノなんてもう何も無い。
[黒く染まった右手をじっと見つめる。
この手を優しい手だと握ってくれた人がいる。
只人でありながら俺を愛してくれた女性。
とても大切な女性だったのに。
顔ももう思い出せない。
助けたかった。
それなのに。
一撃で消えた命は救済も贄にも出来なかった]
『タスケタカッタ タスケラレナカッタ』
[嘆きが呼び寄せた『聖杯』
魔力を、命を喰らい続ければ。
いつか]
『タスケラレル?』
[誰を助けたいのか。
定かではない記憶の中。
それでも俺は求め続ける]
さっきから煩い。
[幌馬車の時も今もぶつぶつ聞こえる声に一言だけ]
死にたくないなら殺せ。
[俺はそうすると、意志表示にも見える冷徹な言葉を投げる]
/*
遅くなり申し訳ありません。
ヴェスパタインに付いてはお任せします。
こちらも今日中には表に出ますので。
[アヴァロンの情報網は伊達では無かったようだ。
こうやって二体の魔物を集められたのだから。
魔物に堕ちる事は恥ずべき事。
狩られるのは当然の事。
知ってはいるが。
受け入れるつもりなどない]
俺を止めてくれる奴はもういない。
[右腕の中にさえも]
…?
何、これ。
[聞こえてきたのは、自分のものとは違う男の声。
その声は…殺せと言った。]
…そうだな。殺さなきゃ。
[この村から逃げられないのならば、仲間に追われるくらいなら、いっそ一思いに。]
/*
すみません、もう少し待っておけば…!
了解致しました。
【人】 さすらい人 ヤニク[視線に気付いて、外套の裾で手を拭う] (102) 2013/06/14(Fri) 14時半頃 |
同じ穴の狢の声も判らねえのか。
[戸惑う声に呆れたように返す。
堕ちた時から誰かと群れるのは避けて来たのに。
まさか魔物側にもまだ誰かいたとは思わなかった、
と言うのが本音だ]
[雨の中、自分を追う者はいただろうか。
水飛沫が上がるのも気にせずに駆ける。
ヴェスパタインの居場所は聞いていない。
けれど魔物の嗅覚をもってすれば、‘標的’の居場所は特定出来るだろう。
―雨の中ゆえ、少し時間はかかるかもしれないが。**]
癒す力…あの時それがあれば。
[ソフィアの能力を聞いて羨んだ。
その力を持ってしても叶わぬ願いなのに。
黒く染まった右手を見つめる。
喰らった中に癒しの力を持つ者はいなかった]
あの女を喰えば…叶うだろうか。
同じ穴の狢…。
[呆れたように返された言葉をおうむ返しに繰り返し、暫く沈黙する。
理解出来なかったわけではない。
魔物の声は時折自分の耳に届いていたから。
けれど、こんな風に意味を成す言葉を交わす事が出来たのは初めてだった。
自分も、まさかもう一人魔物が紛れていたとは思っていなかった為に。]
…じゃあ、あんたも追いかけられる側か。
ホレーショーさんで合ってる?
[この声はヴェラではない。
ヴェスパタインでも、ヤニクでもなければ。
残るのはまだ言葉をあまり交わしていないホレーショーだけ。]
―ソフィア?
癒す力を持ってるのは厄介だから、早めに潰しておいた方が良いと思うけど。
[耳に入ってきた言葉に何の気なしに割り込ませたのは、ヴェラの事で彼女に向けた感謝の感情を忘れたかのようなもの。
味方に回る分にはいいが、敵に回るのならば厄介だと。]
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