人狼議事


239 名探偵の館

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【人】 りゅうきへい アーサー

エピローグ 〜後日、比良田探偵事務所にて〜

[名探偵の館で起きた事件から数日後。
果たして事の顛末はどうなったのか。
それはさておき――。]

nyan.

[朝。探偵の顔を猫が踏む。
起きろ、と言う意味合いである。そして飯をよこせと。
猫は結構、この手のコミュニケーションが上手い。
子猫の頃はコミュニケーションは取れないが、成猫ともなるとこちらの言うこともある程度分かるし、こちらへ伝える手段も分かってくるのだ。

探偵は寝ぼけ眼のままに、モサモサと動き出した。
いつも通りの朝だ。
乞われるままに、モンプチを用意した餌箱を置く。
はく、はくっと猫はいつも通りにご飯を食べ始めた。]

(0) Beast 2015/11/02(Mon) 22時頃

【人】 りゅうきへい アーサー

 ……結局、何も載らなかったねぇ。

[新聞を広げつつ、探偵がボヤく。
何の、とも言わない。
そもそも外国の一事件が日本の新聞に載るはずもなく。
しかし、ネットでもあの名探偵の館で起きた事件に関するニュースは何もなかった。]

……。

[猫は早々に食べ終わり、少し水を飲むと。
寝転がって、毛繕いを始めた。]

『お留守番探偵、ジョージ。』

[と、そこへ。探偵に向けて、何者かの声が反応する。
その声は、先ほどボヤいていた探偵の声と同じものだ。
声は猫の首輪から発せられていた。]

『僕の知っているジョージとは、全然違っていたね。
最初、本人とは思えなかったよ。』

(1) Beast 2015/11/02(Mon) 22時半頃

【人】 りゅうきへい アーサー

[探偵はその言葉に、無言で頷いた。

彼は名探偵である。
――この事務所にいながら、全ての事件を解決する。
安楽椅子探偵。だがその助手である猫は、実は――。]

『おっと。また事件のようだよ。』

[首輪から聴こえる声の通り。
パソコンに一通のメールが入ってきた。
警察からのものだ。最近巷で噂の怪盗から予告状が届いたらしい。

また何時もの日常が始まる。
煙草を取り出し、火をつけた。**]

(2) Beast 2015/11/02(Mon) 22時半頃

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