105 Ww―Chu・Ni/Subjection―wW
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
[誰も、自分の願いを叶えてなどくれない。
椎名 真生はそう信じていた。
親、大人、周囲のクラスメイト。
全てが全て、期待を裏切ってくれるからだ。
自分の願いを叶えてくれる者がいるとしたら、
それはきっと神か悪魔だろう。
そう、信じていた]
― 着信 ―
差出人:grant_your_desire@lost_heaven.ne.hv
失われし楽園へようこそ。
貴方の願いを聞き届けられました。
貴方の願いを叶えるのは、貴方自身の力。
貴方には、そのための“力”を授けましょう。
はっ、……はは、マジかよ。
本当にこんなドメイン、あったのかよ。
[携帯を握る手が震える。
ディスプレイにかかった雫を払って]
“願いは聞き届けられた”……?
なあ、マジで言ってんの。
だって、俺の願いってさ……。
こんな世界、無くなっちまえ。
[だぜ?
込み上げる嗤いを隠し切れず、口許を歪める。
嗚呼、要らないさ、こんな世界。
生きる価値もないなら、こっちからオサラバしてやる。
いつからかずっと、そうやって自分を取り巻く世界を
憎み続けてきたのだから――**]
|
『―――きて…、
――――…起きて』
(11) 2012/11/06(Tue) 20時頃
|
|
[誰かが、呼ぶ声がした。
夢?――――いや……
ゆっくりと開いた瞼の間から、“何か”が見えた。]
(12) 2012/11/06(Tue) 20時頃
|
|
―――――うおぁッ!?
[少年は、勢い良く身体を起こした。
また暫く眠り込んでしまっていたようで もう外の雨音すら遠くなっていたが―――…
……それよりも。
自分を覗き込んでいた“それ”は 舞うように鼻先をひゅぅと掠めて飛んだ後 空に佇んだまま、首をゆるりと傾げ、ぱちぱちと大きな眸を瞬かせた。]
(13) 2012/11/06(Tue) 20時頃
|
|
『――――……?』
[こちらをじっと見つめている“それ”はとても小さかった。
降り積もったばかりの雪のように白く、長い髪。 薄青の眸は、見惚れそうな程に透き通っていて。
はたり、と背にはためく羽を見れば それはまるで――――]
(14) 2012/11/06(Tue) 20時頃
|
|
………妖精じゃん
[零れたのは、素直な感想**]
(15) 2012/11/06(Tue) 20時頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2012/11/06(Tue) 20時頃
― 一通目のメール ―
本当に願いが叶ったのなら。
目の前で“死”を見せてくれ。
いや、こんなの偶然かもしれねぇし……っ。
[携帯を握る手がじわりと汗ばんだ]
記者 イアンは、メモを貼った。
2012/11/06(Tue) 21時半頃
|
― 登校中 ―
……やっぱり、俺にしか見えねーの?
[僅か前を往く妖精を映し、呟く。 母親にも父親にも、通行人にも見えていない。
自分だけが、見える――― いや、特別な人間だけが見える妖精。]
(28) 2012/11/06(Tue) 21時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2012/11/06(Tue) 21時半頃
|
『シンヤ』
[校門の前まで来た時、薄青がこちらを向いた。 その大きな眸は、僅か細められている。]
……どうした。
[問いに、彼女は答えないまま ふわり飛んで、身体を少年の背に隠した。]
(31) 2012/11/06(Tue) 21時半頃
|
|
っと……――?
何か、感じるのか。
[妖精の様子に、ふと足を止める。 目の前には、昨日と同じように見える校舎。
が、“私立七転学園”と書かれた銘板に視線を移せば 一瞬、それがぐにゃりと歪んだように見えた。
思わず身構える、が―――…]
(32) 2012/11/06(Tue) 21時半頃
|
|
『ニャゥン』
[>>30何処からか聞こえる猫の鳴き声に、つい気を取られ どこから声がするのかと、辺りを見まわした。]
(33) 2012/11/06(Tue) 21時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2012/11/06(Tue) 21時半頃
|
しいく…… じゃなかった、椎名か。
[>>36ふと確認出来た姿に名を呼ぶも 直ぐにその後ろをついて来る“鳴き声”の元に気付き]
って……野良猫?
[妖精は、動物が苦手なのか隠れたまま。 それでも怖いもの見たさのように 少年の首元から薄青を覗かせていた。]
(37) 2012/11/06(Tue) 22時頃
|
イアンは、>>35自転車を降りる音に気付いたのは、妖精が先か。
2012/11/06(Tue) 22時頃
|
……へえ、子猫、って感じだな? 動物に好かれる奴に悪いのはいねえって言うけど―――…
あ――っこら、何してんだ。
[>>38後輩に指差された先、小さな妖精は >>39使者《アポストル》なる少年を見据えて ぎゅ、と少年の学生服を掴んでいた。]
はよ、安藤。 どうしたよ、こんな所で自転車止めて?
(43) 2012/11/06(Tue) 22時頃
|
黒い風が哭いているわ……
誰か其処にいるのかしら?
[闇の中、目を閉じて自分の頭の中に響く声に言葉を返す。
其れは自身と同じ様に闇の力を手に入れた者の頭の中に響くのか。
或いは、携帯端末へと言葉を変えて届くのか。
神ならぬホリーには分かる術も無いが。]
|
……ああ、“お前も”か。
[>>41見える、との言葉にはそうして笑みらしきものを向けた。
突如として自分の目の前に現れた妖精。 そして、それは特別な者にしか見えない。 ――――何かが始まるのを、少年は予感していた。]
(45) 2012/11/06(Tue) 22時頃
|
……言っとくけどな。
俺がお前を助けたんじゃないんだぞ。
[確かに子猫を生き返らせた(?)のは自分だが。
それ以前にその死の原因を作ったのも自分なのだ]
俺に着いて来たら、また死ぬぞ、お前。
[不意に何かが、聞こえた。
空耳か?
もう何が起こっても驚かないが]
誰、だ……?
あんたが“カミサマ”か?
[直接頭の中に響いた声に、言葉を返す]
|
おー田原さーん。
何か猫拾ったんだってよー
[>>42また一人加わろうとする者に そう、ゆるく声をかけるが―――]
……大丈夫か?
[動きの違和感は消えていたかもしれないが だるさから来る疲労感を察したのか、そう口走っていた。]
(46) 2012/11/06(Tue) 22時半頃
|
|
ははっ
“オトモダチ”っていうには まぁだ日が浅いっつーか……
[>>47がり、と頭を掻いて首元の妖精を見やる。 >>48どうやら、もう一人にも妖精は見えているようだが]
……撫でれんじゃねーかな…… ほら、だるいのだって治ったりしてな?
[ちょい、と椎名にくっついている子猫をさして。 逃げる気配は、まだないようにも見える。]
(51) 2012/11/06(Tue) 22時半頃
|
|
『や――――…っ』
[>>49摘もうと近付いてきた手を逃れ 妖精はひらりと舞い、少年の顔面へと張り付いた。]
ッ、だぁああ!! こら馬鹿、見えねっての!
[そうしてぶんぶんと首を振っても 妖精は必死にしがみついているようだ。]
(53) 2012/11/06(Tue) 22時半頃
|
……私は神様じゃないわ。
その分だと、貴方も違うみたいね。
[聞こえてくる声に笑って返す。
そうして、右手で描いた魔法陣を見やり。]
ねえ、貴方も“目覚めた”の?
|
『―――――……!』
[>>55またも手が伸びてきたのを感じ取れば ふ――、とその姿を透かして消えた。
つまりそのまま安藤が手を伸ばせば 少年の顔面とぶつかるわけだが。]
(58) 2012/11/06(Tue) 23時頃
|
生憎と、俺もカミサマなんて大それたもんじゃない。
Lost Heaven――カミサマに通じる術は
手に入れたっぽいけどな。
[声や笑い方は、自分よりも幾らか幼い少女のように思える]
“目覚めた”って言うべきなのかな。
まあ……妖精が見えたりちょっとした奇跡くらいは
起こせるくらいには“目覚めて”はいる。
……どうも、目覚めたのは俺だけじゃないっぽいけどな。
あんたの声は、他の奴らには聞こえてないみたいだ。
なあ、あんた。
あんたも、何か“望み”を持ってんのか?
|
……は、
[解放された視界に一息つき]
大変も大変。 突然目の前に降って来たようなモンだから。
最近、―――…そう、つい最近の事だな。
[>>56椎名の言葉を繰り返すように呟いた。]
(59) 2012/11/06(Tue) 23時頃
|
ふーん、目覚めたのは私達だけじゃないんだ。
[声のトーンから、相手は自分よりも年上なのかなと思いつつも。喋り方を変える気はあまり無く。]
望みって程でもないけれど。
ニンゲンは裁きを受けるべきだとそう思っているわ。
[相手には見えないだろうが、足元に寄ってきた巨大な縫いぐるみの頭を撫でていた。]
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る