60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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…んっ!? …ぅ、
[>>1:449瞳を伏せたままにしていると唇に濡れた感触、 びくりと大きく身を震わせセピアの瞳を開く。 触れられる場所は瞼や頬に施すものとは大きく意味を変える。 驚きに薄く唇が開くと自分のものではない何かが入ってこようと動いていて。 未知の感覚に背筋に震えが走る、突き放そうと両手を自分よりも華奢な少年の胸元に押し付けた。]
(1) 2011/08/05(Fri) 00時半頃
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なんでなんで!? 僕はザック先輩のだって言ったのに!!
『だいじょうぶだよ、ただの練習』
『君が毎晩やってるのと同じ事さ』
『気持ちよかったでしょ?』
『きっとザック先輩も喜ぶよ』
ザック先輩、も……?
[挙げられた名前に、少年はぴくりと反応した。]
……なんてことなくなんて、ないよ。
[聞こえた言葉に、ぽつりと反応した。]
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[突き放すと床へと転ぶ後輩の姿を気遣う余裕もなく。 背筋の震えは残ったまま、じわりとそれは疼きにも似て。 触れられていた唇に手の甲を強く押し付ける。 凛とした眉を寄せて浮かべる表情は誰にも見せたことのない 混乱と狼狽を隠しきれぬ頼りなげなもの。]
――…ぁ、
[音が聞こえ其方を見るとフィリップの姿がある。 見られたかもしれない…そう考えると血の気は下がり、 けれども頬は仄かな赤を差す。 ジョージの顔を見ることもできないまま目を伏せ立ち上がると ぐらりと大きく視界が揺れた。酔うような濃い薔薇の香。 それでもこの部屋から出ようと、足が動いて。]
(12) 2011/08/05(Fri) 01時頃
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ん〜 そうだね〜。
俺もセカンドはとってあるからな〜。
[とってあるのではなく、「する機会がなかった」の間違いであるが。何気に、ヘクターに水を飲まされる時に奪われているのは知る由もない…]
口のキスは大事だね〜。
[相手が中等部の生徒というのもあり、同調しておいた。]
[そんなものに夢を見ていた頃が、自分にもかつて在ったけれど。
それは無残に踏み躙られ散らされる前。
恋というほどには成長しきらなかった、仄かな思いを胸の中で大事に育てていた頃。
そんなものなんて幻想に過ぎなかったと、身体にも心にも深く深く刻みつけられたから。
フレンチ・キス程度にそんな思いを抱いているというのなら、
不浄の所を清めるかのような口淫なんて、どんなことになってしまうのやら。]
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[黙ってそのままキッチンを立ち去ろうとして、 先程も黙って置いていった後輩が小さな声を上げると 一度足を止める。]
……す、まない。 頬、だけだと…思ってた…から。 ……驚いて。
…少し、頭を冷やす。 すまない…。
[目を伏せ手の甲で唇を押さえたまま言葉を残し、 キッチンを出て行く。]
(23) 2011/08/05(Fri) 01時半頃
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…くだらない。
[ボソリと零す言葉のように、
心臓に絡まる呪いの荊棘は、どす黒く染まってねじ曲がっている。]
…………
[頭の芯が痺れるような、甘い毒に浸されて。
曲がった呪いの棘を咎めようとする気持ちも起こらない]
…エヴァンス君。
なんか、おれ、変だ……
…あぁ、おかしいとも。
俺も、君も…
[唇を介さない…まるで魂同士が触れ合うような会話だけではなく。
湧き上がる衝動はきっと、傍へ寄れば相乗効果で更に高まるか。
歯止めが効かない。感情が押さえられない。
おかしいと、心は警鐘を鳴らしているというのに…逆らえぬ。]
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[キッチンから出て、 向かおうとしていたランドリーから人の気配を感じると 行き先はそれを越えて外へ。 中庭の薔薇園に近い園芸のスペースに水撒き用の 蛇口を見つけるとそれを捻りホースから出る水を頭から浴びた。]
―――……っ、
[髪を、肌を伝って地面へと落ちていく水滴を見つめながら 手の甲で、先程まで触れられていた唇を一度拭う。 はじめての感覚を思い出せばまた背筋に何か走り]
……間違…ってる…。
[神からの教えにも、自分の信じるものにも当てはまらない。 間違った行為、苦しげにその表情が歪む。 もう一度拭う唇、あの時感じた甘い疼き… 悪寒だと思っているものは快楽にも似て、 けれどもそんなことを認めてはいけない。]
(35) 2011/08/05(Fri) 02時頃
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……外に、連れて出た方がいいかな〜。
[これから起きることを見学するつもりだったらしい。]
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―中庭・園芸スペース― [蛇口を捻って水を止める。 顔を上げると後ろ髪に重みを感じた。 流れた水が土と混じりあい、その中に落ちた真紅の紐。 何時の間にか解けてしまっていたらしい、 拾い上げても汚れたそれは結うのには使えない。 タオルなどは持って出ていないから、 髪から落ちていく水滴が着ている白いシャツを濡らしていく。]
(48) 2011/08/05(Fri) 02時頃
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…別に、見られても構いはしなかったんだがな。
[下卑た視線に晒されながら喘いだことも幾度もあったから、もう抵抗など感じなかったし。]
興味、あったんだろう?
ひょっとしてお前…
[未経験だろうか、とかふと脳裏をよぎった。
ひょっとすると同じ薔薇の木と繋がった呪縛が共有するのは、声だけではないのかもしれない。]
邪魔なら出てけ、っていうだろうと思ってたから、いいのかな〜とは思ってたけど〜…興味は、うん、正直、あった……
えっ?
ひょっとして…何〜?
いや、未経験とか、そんなこと全っ然ないから!
ないから〜!
[思いっきり動揺している。]
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[この姿のまま戻るわけにもいかない。 長い髪先を何度か緩く絞ってシャツも一度脱ぐ。 水を吸ったシャツを絞ろうとしたところで声が掛かった。 振り返る表情は驚いてはいたが落ち着きは取り戻し始めていて]
…そうだと言えば信じるか?
[ランドリーでよく会う後輩、冗談めかした言葉に 返す笑みまでは常と同じようにはいかない。]
ひどい嵐だったな。 庭を元の姿に戻すのには時間が必要そうだ。
[シャツを絞れば落ちる水滴、拾いあげた汚れた結い紐のことを 忘れて共に絞ったからシャツにも紐の汚れが移った。 穢れる白いシャツを見て、微かに眉を寄せる。]
…なあ。 嵐の後は薔薇が香るものなのか…?
(60) 2011/08/05(Fri) 02時半頃
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[差し出されたフェイスタオル、セピアの瞳を瞬かせ 濡らすぞ?と断りを入れて顔だけ拭わせてもらう。 首を振る姿に今度は笑みを返すことはできず]
…シャワーは使われているようだったからな。
[口にできるところは其処まで、タオルで拭ったばかりなのに 手の甲でもう一度唇掠めて顔を拭った。]
……薔薇は…時期じゃない…?
[信じられないといった声音、けれども園芸に詳しいこの後輩が言うのだから間違いはないのだろう。 時期ではなく、強く香る薔薇。濃い香を感じたのは二度とも――…]
…わからないな、どこだろう…
[一人の少年の姿は思い浮かんでいたのに、ヤニクへはそう答えていた。 ふるりと、また背に何か感じて露わにした半身が震える。零した吐息に熱が孕んでいることにはまだ気付いていなかった。 汚れてしまったシャツ、白に少しずつ乗せられていく汚れは何かを暗示しているようで。ジョージの名を伏せた姿は少しずつ何かに囚われ始めているのかもしれない。]
(72) 2011/08/05(Fri) 03時頃
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[何故、ジョージの名を今自分は伏せたのか。 自分の言動に気付いたのは言葉にした後、セピアが微かに見開いて。けれどもヤニクのその後の言葉にゆっくりと息を吐く。]
…香水か、ありえそうだ。 原因を早く突き止めてあの匂いをなんとかしないと…
――…ひどく酔いそうだ。
[こめかみの辺りを指先で押さえながら言葉を返す。そう、確認しないことにはわからない。だからと、裡でそう呟いて。]
…いいのか?使わせてもらっていて悪いが 拭ったのは水だから…少し干せばこの天気なら直ぐに乾く。
[指すのはフェイスタオルのこと。 濡れたままの指先伸ばしてヤニクの前髪に触れ]
これから作業するかもしれないんだろ? きっと汗をかく。
[少しヤニクへと近づけばふわりと香るのは薔薇ではなく異国の花の香。濃い薔薇の香で頭を痛めていたから常は慣れぬその香が今は少し心地よくて。]
(81) 2011/08/05(Fri) 04時頃
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[――…その後脳裏に浮かんだ言葉、 はっと顔を強張らせてヤニクから手を引く。 所作を誤魔化すように借りたタオルを絞ると 皺を伸ばして水道に掛けた。]
―――…此処に干しておく。…助かった。 熱中症には気をつけるようにな…
……?どうかしたか?
[ヤニクの去り際の言葉、口篭る様子に首を傾げ。 結局何も言うことなく去る背を不思議そうに見送った後 眉を歪めてこめかみを押さえる。]
(82) 2011/08/05(Fri) 04時頃
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――…違う…今のは……違う……。 ……主よ…、
[一瞬過ぎった言葉、 薔薇ではない異国の花の香、 それは触れればどのように甘いのか…など。 それは信じるものの中にはないあってはならぬ過ち、 己を戒めるように祈りの言葉を唱え。]
(83) 2011/08/05(Fri) 04時頃
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[あまりこれ以上人目につきたくなくて着替えを求めて自室に戻る。]
……どうした?
[部屋に戻れば同室者のベッドがこんもりと盛り上がっていて。 濡れた髪を下ろし、シャツを脱いだままの姿で目を丸くして首を傾げた。**]
(85) 2011/08/05(Fri) 04時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/08/05(Fri) 04時半頃
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―自室― [>>89窓を開けておけば少しは涼しかっただろうにそれともその余裕もなかったのだろうか。 布団の中に潜っている同室者が顔を覗かせる。 弱弱しい様が置いてきた後輩の姿と被って胸に痛みを覚えた。 また――…拒んで置いてきてしまった。 浮かぶのは罪悪感で、けれども直ぐに戻ることもできない。 一度口元を手の甲で押さえ、自分のスペースへ向かうと 積まれたタオルを取り]
…ん、少し濡らしてしまった。 ――…結い紐の替えがないな。
[詳しい説明までは避け肩に掛けたタオルで髪を拭いながら イアンに背を向ける形で新たな着替えを探り出す。 替えの紐が見つからないことに緩く首を傾げていたが、 聞こえてくるイアンの告白にひくりとタオルを掛けた肩が揺れて]
……それは…、
[イアンへと振り返ることができず、呟く声音には微かな困惑の色。]
(90) 2011/08/05(Fri) 08時半頃
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―――……、
[>>91同性への恋情を神はお許しにならない。 それは主の教えに背く誤りなのだと、兄のように 思ってくれている相手に伝えなければならないのに。 胸中に浮かぶのは信仰への思いとはまた異なる感情、 卒業したら…、後輩のその言葉が脳裏にリフレインして]
……え? イア…
[>>92その揺れる心に追い討ちを掛けるような言葉。 何を思って同室者がそのような結論に至ったのかわからない。 一方的な言葉に呼び止める術すら思い浮かばなくて。]
(95) 2011/08/05(Fri) 09時半頃
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[言葉を失ってしまっていればそのまま出て行くのだろう。
扉の閉まる音。 ―――…もう要らないのだ。 そう言われた気がした。*]
(96) 2011/08/05(Fri) 09時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/08/05(Fri) 09時半頃
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―廊下― [いつ廊下に出たのかもよく覚えていなかった。 姿勢は凛としていたが、視線は何処か遠くを見ていて 降りたままの髪はまだ十分に乾いておらず湿気たまま。 手には汚れた真紅の結い紐がある。 まずは其れを洗おうと部屋を出たのだろう。]
―――……、
[洗った後はどうするのか。 やらなくてはいけないことはたくさんある。 ゆあたりしたノックスの見舞い、 眠っているヨーランディスの見舞い、 洗濯物を取り込み、サイモンに呼ばれるのなら説得も。 ―――…それから。遠くを見ていた瞳が伏せられる。 置いていった少年と、出て行った少年。 そのどちらの所にも未だ向かうことができずにいる。]
(107) 2011/08/05(Fri) 11時半頃
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[所作も感覚も、興味があれば感じ取れたかもしれない。
無垢で無知なものが知るにはあまりに酷く凄惨で、それでいて刺激的な、
欲を満たすためだけの身勝手な行為。
この身体が知っているのは、この味だけだから。]
[全てが実際に伝わってきたわけではない。
けれど、刺激的すぎる感覚は、僅かな量で少年の身体を存分に蝕む。]
ふ、ぁ、
[まるでそれは、無理矢理に誰かを抱かされているかのような…]
こんなの、知らな…っ うあ、
やだっ、こわい、たすけて!! ザック先輩!!
[その場にいたらきっと面白がって煽るだろう人の名を呼び少年は怯える。]
『だいじょうぶ、すごく気持ちいいよ』
『教えてもらいなよ』
[薔薇は宥めるように、面白がるように。]
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―廊下― [ほうと、遠くを見て考え事をしていたものだから 廊下で少し賑やかな遣り取りがあっても気付かなかった。 遠くを見ていた焦点が瞬きとともに傍の蜜の色へ。]
――…ルーカス?
[同級生の姿、見つければ名を呼んで見止めて。 瞬いたセピアの色は未だつよさ保ち 常と変わっているのは解けた髪だけ。]
(147) 2011/08/05(Fri) 16時半頃
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…結い紐を落としてしまったんだ。 今から洗いに行こうと思って。
[>>149手の中の真紅に視線を落として伝える。 変わらぬ笑みと、変わらぬ声。 常ならぬ後輩の姿と、己自身に困惑してばかりだったから 同級生の常の姿に眉が僅かに安堵するように緩む。]
……丁度よかった。 ヨーランディスが出歩く姿を見かけていないんだ。 寝ているらしいのだが夜中出歩いていたらしいし 風邪を引いているようなら一度見に行こうかと…
[自分の身だけでは時間が足りぬと同じく年長の彼へ 明かすのは私情を抜かした幾つかの用事。]
…あとは郵便物の回収も今日の夕に来るらしいから… 忘れないように……お前も出すものがあるのだろう?
[そう尋ねるのは先日書いていた手紙のこと。]
(151) 2011/08/05(Fri) 16時半頃
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