人狼議事


237 【リアル人狼RP村】蜉蝣の村【半身内】

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[煙草はいつも通りの不味さだった
プリンの匂いはやけに鼻について

若者の手前耐えるが
先ほどの肉がせり上がってくる様

さほど喫煙所には長居しなかっただろう
煙草を揉み消し自室へ向かう途中

見つけた 食料を抱えた その男]

 (サイモン)

[個室の向こうに消えていく姿を逃さなかった
扉が閉じられる前に足を挟み体をねじ込み]


[何故こんな事をしているのか

自分でも解らない

嗚呼 本当に 解らない

其れでも突然の来客に驚いたその顔は]

 よォ、美味そうだな

[手元の食料に対してではなく言い放つ

手を伸ばし採血痕に貼られたシールを剥がす
ベリ、と容赦なくすれば痛みに歪められる顔]


[赤い点が其処にはあった
それに誘われる様に部屋に入った]

 あーー……美味そォだ……

[背後へ興味はなく鍵をかける事もなく
もしかしたら少し扉は開いていたか]

 一寸だけ……良いだろ?

[返事は少なくとも是ではなかったが
聞き入れる気は毛頭なかった

引き寄せた腕から食料が落ちて転がる

手首を握る力は普段より強いらしい
ミシミシと聞き慣れぬ音が鳴った]


[小さな注射針の痕に口づける
強く吸い付けばあたたかい赤が滲んだ
──嗚呼、なんて美味だ]

 ん……はァ……これ……
 ステーキなんかより、ずっと……

[鉄の味に夢中になってしまう
ドンドンと頭や背を殴られる衝撃を
何処か別の所で起きている様に感じて

気付けば吸うだけに留まらず
歯をその身に食い込ませていた

ぐちゅりと腕下の皮膚を噛み千切ると
赤い血が溢れ赤い肉が露わになる]

 あーー……美味そォだ……ほんとに

[何度目になるか解らない感想を]


[ベッドに倒れこんだところで空腹感は拭えない。おまけにまだ気分の悪さが尾を引いていて、あの匂いの残る広間に戻るのも億劫だ。

(肉と、野菜がダメなのか…?なら、何か他に食べれるもの……とにかく、何か食ベナキャ……)

先程無理やり呑み下したあの気持ち悪い塊はまだ胃の中に残っていて、動くたびに胃液がせり上がる。水はどうやら大丈夫だった。そのまま口内をゆすぐように水を飲む。]

……だめだ、一人でいると余計空腹感が際立つ…。

[ベッドから起き上がると、空腹感に苛まれながら部屋を後にする。先程までの空腹に喘ぐ姿など微塵も感じさせない顔で。

途中、どこからともなく美味しそうな匂いが鼻腔を掠める。それは先程の肉の香ばしい匂いとは違う、金属的な匂い。ああ、でもそれは空腹に耐える姿には刺激が強い。ふらりふらりとその匂いにつられて歩いて……向かうはサイモンの部屋か。扉が少しだけ開いていて、誘われるようにその中へと。]

──……ッ!!!??

[そこに映る光景には、思わず息を飲む。ああ、でも美味しそうだ、なんて浮かんだ考えと素敵な香りには欠片ほどの倫理観と理性で誘惑を断ち切るかのように首を振って]

……ルーさん、なにを


[一滴すら惜しくてじゅるじゅると啜る
啜りながら露出した赤い身を屠る

ぎゃんぎゃんと泣き喚かれるのが邪魔で
床に落ちていたパンを拾い上げ
五月蝿い口の中にぐしゃりとねじ込んだ

ただひたすらに鉄の味
なのに何故か美味しく感じる
きっと先ほどのステーキが不味すぎたのだ]

 ……あ?

[後ろから偽名を呼ばれ声を掛けられた
名は間違えられていたが気にもならない

相手は……レティ、なんとか]


[咎める様な声掛けではあったが
ほんの一瞬背筋が冷えたが
その瞳に潜んだ欲を見逃さない]

 レティ……お前もどォだ?

[碌に会話をして来なかったはずだが
まるで旧知の仲の様に話し掛け
掴んだ"食料"を差し出す

握った手首の先は青白くなっていたか
腕下は捲れ上がり 只々赤い

口にはパンが詰め込まれ
漏れるは何語かも解らない呻きのみ

それと白い喉元が覗いたか]


[あ?という声とともに振り返られる。箱の中で会ったあの人物に変わりはないだろう。…呼び掛けた名前に関してはあまり自信が持てなかったが。確かそんな感じだ、という曖昧な言い訳は今は捨て置き。

捲れ上がった腕から見える溢れんばかりの赤と、少し白い脂肪も覗くか。ああ、それは先程の塊よりもオイシソウ。

ごくりと唾を飲む。気分の悪さなど吹き飛び、迫る飢餓と目の前のご馳走。『お前もどォだ?』と天の声のように"食糧"を差し出されれば、飢えた身体は自然と手を伸ばしかけ──]

……ッ、…!

[呻く姿が目に入ればふと我に返り、また首を振る。頭に浮かぶ言葉は『食人嗜好』『カニバリズム』と言った禁忌の言葉。それは、それだけは手を出してはいけない。どんなに空腹であろうとも、と細い糸のような倫理観がその手を止めようと。

…それでも、空腹感は変わらずに、]

……苦しそう、ですよ…その人。それに、その血……(怪我してるなら治療しなきゃ)……凄くお腹が空いて、違う、でも、……美味しそうで美味しそうで、

[気付けばその赤を指で掬い取り口に運んでいたか。そして、作り笑いではない本心から溢れる笑顔を浮かべていることに、自分は気づかず。]


[決して人に見られてはいけない行為

しかしレティなら大丈夫という気がした
此奴は俺の仲間だ、と
所謂同族意識だろうか其れは解らない

伸ばしたかと思えば降ろされる手
そして振られる首──何だ要らないのか]

 ……はは

[かと思えば本音と建て前入り混じった台詞
口元に運ばれる赤
何も言う必要はないのだろう

浮かべられる笑顔
きっと男も同じ顔をしていた]


[呻き声を上げるサイモン

腕下の肉が減っていき骨が見えて来ると
此方を叩く力はごく弱くなっていった
ついに手が持ち上がることはなくなったか

途中やり易いようにと床に引き倒して
だらだらと涙と涎を垂らしてはいるようだ

満たされて行く腹が心地よい
レティはどうしていただろうか

人間など食べようと思ったこともなかった
そういう趣味は人並みに嫌悪していた筈

……"人並み"?]



 あァ俺……人じゃなくなったんだ

[赤く染まった口から乾いた笑みが漏れる

人の皮膚に噛み付き引き裂くようには
出来ていない歯列
力任せに使ったせいで歯茎ごと少し痛む

しかしこれも直ぐ慣れるのだろう

食べるのには自制が効かないのに
服だけは汚してはいけないと警告が鳴る
全く可笑しな話だ
白いシャツに赤が付かぬよう気を払って]


[歯で毟り口の中に運び舌の上で転がして
程よく咀嚼すれば飲み込み腹へと送る
その繰り返し

上腕まで食べ進めれば腹は落ち着いた様子

レティはどうだったか

満たされた男はサイモンへの興味をなくして
少し冷静になったかその場を離れようとする]

 ごっそさん

[サイモンの衣服で口許を拭い
レティに薄く笑いかけ部屋を出ただろうか]


【人】 賭場の主 ヨアヒム

[モグモグとステーキの後に更に追加した軽食を食べつつの事だった。
響いてきた放送。何事だろうと、自然にスピーカーのある方へと視線が向いた]

あっ、ああ、悪食、ですか……?

[自分はこの通り、皆よりも多めに軽食まで腹に収めたところだ。何事だろうと周囲を見渡したが皆の反応はどうだったであろうか。
おどおどしながらも、自分にもその症状が現れれば厄介かとサイモンとやらの部屋に向かう。
その時にリー>>0とは鉢合わせたかもしれない。此方はサイモンの鍵の開けられた部屋に辿り着くと、コンコンとノックしてみせた]

そ、そそその、さ、サイモンさん?
あ、ああ開けますよ…?

[そっと扉を開けば蒸せ返る何かの匂い。嗅ぎ慣れぬ不快な匂い。そして目に飛び込んできたその色に、男は蒼白となり腰を抜かして床に尻をついた]

えっ、えええっ、うああ……?!

[なんだ今のは。驚きに言葉にならず、しかし込み上げる吐き気に襲われて再度確認もできず、口元を抑え顔を歪めた]**

(1) 2015/08/25(Tue) 08時頃

 サイモン……

[今更に沸く罪悪感
どうして人肉なんて食べてしまったのか

自室に戻って腹を下した
排泄したものは見なくても解った

事前に食べたステーキのみを消化不良で

その後の血肉は恐ろしく身体に馴染んだ
腹の中で受け入れられているのが解る]

 2時間……おき?

[続いていた放送の内容に目眩がした
飢餓が訪れるという間隔の短さ

またあの時がくるのだ
なかった事には出来ない*]


賭場の主 ヨアヒムは、メモを貼った。

2015/08/25(Tue) 08時半頃


[同じく浮かべられる笑顔を眼にすれば、「ああこの人は同じなのだ」と妙な仲間意識に囚われる。そこから先は酷く安心した心地良い温水の中に意識を落とし、ただ空いた腹を欲のままに埋めるだけ。

"ダメなこと"だなんて後悔をするのはもう少し先の話。

腕は彼が食べている。なら自分は足を頂こうか。ナイフやらフォークがあった方が食べ易いな、なんて考えながらも空腹には負けることができず。]


…ふふ、いただきます。

[笑顔を浮かべたままその足を拝借し、力に任せてその肉を皮膚や毛ごと噛みちぎる。口内に広がる鉄の味は滑らかで、喉にまとわりつくことなくするりと落ちていく。ああ、怯えた様子ではあったが恐らく彼は健康状態が良かったのかもしれない。
咀嚼する肉は噛めば噛むほどその血を溢れさせ、その柔らかさ、舌触りの美しさ、何よりも絶妙な甘さを持つ味に酔いしれ 思わず口元が弧を描く。止まらない。先程食べたあの匂いも酷い塊と比べたら天と地の差だ。こんなに美味しいものがあるだなんて。



露出した肉に舌を這わせ、その赤の味を堪能していれば ふと服に赤が飛んではまずいと気付き、とりあえず上の白だけは脱ぐ。その手つきは鮮やかで、本当に本当に本当に早く食べたくて堪らないという子供の表情を浮かべていた。

そのまま柔らかな肉に歯を立て、また噛みちぎる。この作業はあまり上手とは言えなかったが、それでも空腹に突き動かされるように食べていれば次第に白い脂肪が滲む。

脂肪は少しべたりとしていたが、それでもあの廃油よりも喉越しが良く それでいて後にも引かない。
筋組織は筋っぽく噛みちぎる作業が一苦労だ。しかしその絶妙な固さは噛めば噛むほど味を出し、舌に触れるたびに喜びで体が震える。]


……美味しい、…ですね

[なんて先程咎めようとしていた人物とは思えない一言。口元には赤を貼り付けながら、心からの笑顔を。同じくリーが笑顔を浮かべるのなら、こちらも笑顔を浮かべて。

屠り続ければ次第にカチリと固いものに触れる。骨のざらりとした感触には、ああもうここまで食べてしまったと 気付けば片方の足はもうとっくに痩せこけ、残るは骨と僅かな肉ばかり。



まだ、もっと。

足ならもうひとつあるじゃあないか。

そうして続けていけば、またすぐにその足も骨を露出させていくのだろう。だってこんなに美味しいんだから。]


……ご馳走様でした。……ああ、リーさん一つ伺いたいことが。

[食事を終えれば最早その残骸に興味などない。ああ、でもまだ少し空腹感は残る。心も胃も満たされる食事なんて、久方振りだ。
伺いたいことが、といえば彼は足を止めてくれたか。それならば、口元の赤を拭いながら薄く笑う彼に 笑顔を向けて。]


…先程の肉の塊、どんな味がしましたか?

[その問いは今更野暮かもしれない。それでも最後の確認とばかりに。

未だ空腹を訴える脳は、これ以上の長居は無用であるという理性のおかげでそこから離れることはできたろう。一度覚えた味に想いを馳せて。]


[ああ、眼前の光景は先程部屋を出た時と何も変わらない。露出した肉は宝石のような赤さをまだ保っており、思わずごくりと唾を飲んでしまうほど。美味しかった、なんて言うのは不謹慎だろう。

きっと青山が示していた悪食とやらは"コレ"のこと。なんてことだ。

今更になって浮かぶのは人間を屠るという禁忌を犯した自分への嫌悪と、それでいて不思議と後悔していない自分への侮蔑。

2時間おきにあの飢餓に襲われると言うのなら、またあれが起こるのか。今度は止めなくては。ダメだ、人を食べるなんて……それだけはあってはならない。あの舌触りの良さ、喉を通る血液や肉の美味しさといったらこの上なくて惜しくは思ったが、いやそれでも絶対に食べてはダメだと。



そう考えながらも、室内を漂う鉄の香りには人知れずうっとりと目を細めていた。


─"食事"後─
[見かけに寄らず随分大喰らいだと
レティが裸にしていく脚を眺めて思った

そこでぼんやりあの薬の効果なのかと考えたり
腹が膨れて少しは余裕が出来ていたか

伺いたいことがと言われて立ち止まる
まさかまた咎めるのかと億劫げに振り返る
──けれども、内容にはニヤリと笑って]

 さっきの肉、ステーキか?
 ……クッソ不味かったねィ
 此奴と違ってさァ

[食レポなんて芸当は出来ずシンプルに
さて其れは満足行く解答だったかね*]


【人】 賭場の主 ヨアヒム

[全身に嫌な汗が噴き出してきている。全身が冷え切っているのに胃から逆流してくる熱い胃液が喉元まで出掛かった。そこには先ほど食べた沢山の食べ物もあっただろう。
ブルブルと震えて両手で口を押さえていたが、人が集まって来ていたことに気付き、腰が抜けたままではあったが]

ひ、ひひ酷い状態で、し、しししし死んで……みみ、見ない方がっ……!

[今更ながらに異常を知らせながら、ひいひいと部屋から扉へ、廊下へ、そしてサイモンの部屋からより離れようとするか。
そして、自分の部屋の洗面所に何とか辿り着けば先ほどまで耐えていたものを全て、吐き出す。
こんな状態でも腹が減るなんて!]

ゔぇ……っ、げぼ、げほ……っ

[扉を閉めるのは申し訳ない事に忘れていた為、音は漏れていたかもしれない。暫し放心していたが、水を流し手を洗い口を濯ぎ、そして涙がボロボロとこぼれ始める]

(11) 2015/08/25(Tue) 10時半頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

ひぃ、ひ、……あ、くじき……、もしか、して…
(空腹が過ぎると、薬が効き過ぎると、まさか、自分を食べてしまうのか?)

[誰かが食らった、などと思い至らなければ部屋に籠っていた彼は自分自身を食らったのかと。そう思い至ればゾッとする。
自分を食べないようにするには、こんな状態でも、食べなければいけない?
そう考えてはふらり、青ざめた顔でまた廊下に出る。
その時誰かに会えただろうか、どちらにしろ、その足は広場に向かう筈だった]

(12) 2015/08/25(Tue) 10時半頃


 ……ごっそさんでした

[手を合わせた本当の意味は其れだったか]



 ……ナイフなんかが有れば
 もっと楽に喰えるかねィ

[其処に彼が居たならすれ違い様呟き
鼻に付いた異臭に同じく目を細めて*]


【人】 賭場の主 ヨアヒム

ー広場へー
>>17>>18リー

あ、ああ、すいませんなあ…
けど、大丈夫です。いや、大丈夫じゃあ無いですが、申し訳ない……。
少し、その、吐きました、から

[一応口は濯いだが其れでも臭いは残るだろう。相手の心遣いに疲れた顔に愛想笑いを貼り付け首を横に振った]

確かに凄い、薬ですが、あれは……
リーさん、でしたか

[チラと相手の名札を確認する。先程も一度見たが念の為。そうしてから、深い溜息をついた]

まさかあんなのを見せられるなんて…。
いえ、あんな目に遭うなんて、サイモンさんも、可哀想に。
………あくじき………
自分を食べてしまったのでしょうか
その、空腹の、あまり
[そんな疑問を零しつつ、広場にたどり着くのだろう]

(19) 2015/08/25(Tue) 12時半頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

ー広場ー
[青い顔、だが吐き出してしまった所為で更なる空腹を覚えて訪れた広間。恐らくはリーと共に。
胃液で喉が焼けるようだったのに、先程のてらてらとした赤黒色に鮮血色にまだ吐けそうな気がするのに腹が減っているなんてまるで悪夢だ。
それでも冷蔵庫から炭酸飲料とパンとを持って来れば、口に運ばずにはいられない。尤も、先程の光景を思い浮かべずに済むようなものを選んだつもりだが]

う、うぇっ、……うう…

[パンを齧り咀嚼する。涙をにじませながらだったが、しかし、今更ながら先程の放送を思い出す>>#1
悪食作用が出た人を探せと言っていた。と、言うことは、あのサイモンと名乗らされた男自身では無いと彼方は思っているのか。
生きている自分たちの中に、悪食がいると。冗談じゃない。冗談ではない。
そもそも、探したところでどうなるのか]

一度、我々を全員調べた方が早いし、安全……なのに……

[誰にともなく呟いては今更ながらとんでもないものに参加したと、涙を堪えつつ炭酸飲料のボトルを呷る]

(20) 2015/08/25(Tue) 12時半頃

賭場の主 ヨアヒムは、メモを貼った。

2015/08/25(Tue) 12時半頃


【人】 賭場の主 ヨアヒム

ー広場ー
>>22イアン

[話しかけてきたのはエレベーターで会話した男だ。問いかけられ咳き込んでしまうが口元を押さえつつも青い顔を向けただろう。思い出すのも嫌だが、どうせ知らなければ困るだろう。一瞬躊躇った後]

し、ししし、死んでました……
ズタズタになって、血塗れで、う、……っ、す、すいませ……

[眉を顰め顔を背ける。硬く両目を閉ざして暫し気持ちを落ち着けてから、深い深い溜息を吐いた。
炭酸飲料を呷る。炭酸飲料は吐き気を抑えると聞いたのはいつだったか、妻が悪阻の時になんて、余計な幸せな頃の記憶が飛来する]

そ、そその、イアンさん。
見ないほうがよいですよ、それでも、私のように食べたくなってしまいます、から、なあ……。
し、しかし、アレが悪食、なら、腹が減り過ぎれば、自分を食べてしまうのかと、わわ私は、その、ここ怖くて

[だから食べずにはいられないのだと震える手でまたパンを千切り口に運ぶ。
美味しい筈なのに狂っている気がした]

(23) 2015/08/25(Tue) 13時頃

ー"食事"後ー
[問うた内容にはニヤリ、と笑みが返される。続く答えには、すっかり血を拭った口元を綻ばせ、笑う。]


あはは、よかった。僕だけじゃなかったんですね。

[この状況にはそぐわない笑みではあったが、あの異様な飢餓感も満たされていたから頬は自然と緩む。そのまま彼が去るのを止めることはしないだろう。同じように自分もそこを後にするのだから。


……ああ、それにしても"彼"には悪いことをしたな、なんて後悔もそれと同時に襲ってくるが。]*



齧り付くというのは少々苦手でして。


[なんて、すれ違いざまの呟きには 返す。…そう、食事なのだから。なんて表面を繕った言い訳か。]*


[肉を大きく切り口許へと運ぶ
まるで草履を齧っているようだ
草履など食べた事無かったが]

 (矢張り……クソ不味い)

[身体が拒絶反応を示し
喉の奥に押し込むのに一苦労

飲み込んでもすぐさま逆流してくる
それを必死に耐え味噌汁で流し込む]


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