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……理想では。それだけでは。
人は、国は。
護れない。
[廊下を一人で歩きながら。ぽつりと零した声は、きっと誰にも聞こえなかった。]
…………
[廊下のざわめきを聞く。
ああ、時、なのかと。]
[眉が自然とよる。選ぶべきは?
ここ、にいると理想を妄信したくなる、けれど……]
――…、
…この国は、揺れるな。
[独り、誰に聞かれることなく呟きは落ちる。
揺れぬ筈が無い。
協定や条約を結んでいると言え、先の鳴銀の話にしても――
あわよくば、と思われるだけの理由を、この国は持っているのだから。]
[ここ では、通って当たり前。と思われている休戦も
それを実施するために、如何程の血が流れたか?
しかし、その多くの血でこじつけた前線の休戦も、
敵国が体制を整えるか、それ以上の火力を
休戦中に配備、するまで、のこと。]
[いまだ、これだけの師団を抱えて、
新たな機械兵器の開発も推し進めて、
維持している戦線なのだと言うこと。
言葉では第一皇子も理解、できている
……のだろうけれど……]
[それに、今まで戦で生きた人間は、どうすればいい?
己が師団の多くを思い浮かべて、視線を落とす。
イアンにとって15師団は家族のようなもの、だった。
……だから、休戦が成功する道があったとしても、
その後、削られていく軍備の影響を思う。]
[けれど、彼らに戦から手を引かせることができる。
とも、同時に思えば…………ここのような
賑やかさを、彼らにも届けば………]
[己の甘さに決別ができぬまま、
イアンは第一皇子も第二皇子も、
選べぬ気持ちのまま廊下を歩く。]
[―――――――。
頭の両側に浮く能力制御装置。
第9師団によって開発されたものであるというそれは、自力で能力制御の出来ないナユタ・M・エンライが帝国で、軍で生きる為に必要不可欠であり、存在意義を根本となるものであった。]
祖父の手により創られたこの義体には、特殊な回路が組み込まれている。
詳しい事は判らないが。
彼の直属の部下の指示の元、第9師団が開発した装置の中に、
ひとつだけ。それと同じ回路が組み込まれたものが、在ると謂う。
――――。
≪ ………… ≫
≪ だれ? ≫
その場に在る、どこかから。
自身のそれと近いものを、感じた。
…、――
[カツン。もう一度。整えられた爪先が机上を叩く。
静寂が満ちる議会室に、妙に響いたかも知れないが――
何処か苛立ち混じりの其れに、何人が気付いたか。]
…アイツなら。
“和平”を望むだろうな。
[話し合いの続くそこで、ぽつりとただ一言を漏らす。
悲嘆でも、歓喜ですらない。何として滲まぬ平坦な声色。
腕を組み、背凭れへと軽く身体を預ける。
傍から見やれば、何か悩ましげに思案する様にも見えたろう。
深く眉間へと刻まれた不快の色を、
僅か顔を伏せることで誤魔化しきれたかは――知れないが。]
/*
失礼します。中発言苦手な方も居るかもしれないので控えめに…!
ロールでお伝えしようかとも思いましたがちょっと難しかtt…。
基本活動時間はメモの通り、夜間中心です。
(土日祝も仕事の人種なので、あまり曜日は関係なく…)
が、日中でも覗いてはいますので、相談等あればいつでも呼び出し下さい。
反応鈍くて良ければ動きます。
…あ、あと当方智狼です。
普通の狼希望(を悩んでたくらい)だったので、まさかのバージョンアップに困惑。
ので、暫く設定固めに迷走するかもしれませんが、先にお伝えしとおきますね…
赤の無茶振りも問題ありませんのでどうぞ**
*/
[カツン。]
[響く音
そこでは、己の瞳の色にも似た翠が、苛立ちを、不快を含むような色に感じられた。
背を伸ばし、姿勢よく椅子に座り。ひた、と視線を固定する。
意思の読めないであろう無表情では、睨んでいるようにも見えたろうか。
第3師団長と、第5師団長。
間に居るズリエルに聞きとがめられてない以上、
その呟きが己の所まで届く事は無かったけれど。]
/*
おはようございます。
僕も、活動時間は大体サイラスと同じで。休日は、土日関わらず、と言った感じです。
因みに此方は普通の狼さん。バージョンアップに困惑、了解しました。どう他の赤仲間に絡んだものかなぁ、と言は思いつつ、場が進めば何とかなりそうでしょうか。
無茶振りは、思いつけば随時。
此方も振られて問題ありませんと言うかご褒美ですn
此方は、できるだけロールで伝えられると良いなぁとは思いますが、中発言は苦手だと言う事はありませんのでご相談等必要があれば遠慮なくどうぞ。
[そして、ゆっくりと2番の横3番の姿を見る。席は円卓正面。表情は一番よく見えた。
髭を弄ってその様子に目を伏せる。]
/*
当方人狼です。もうちょっと隠れているのもいいな、と思ったけれど、それぞれご無理などは禁物と。
中身は極力控え了解。なるべくロールにて進めていければいい旨、同じくです。
ま、それは、 な。
[ディーンの言うランドルフの名前ではてぬるい。
それは同意できるものである。むしろ……。
それを思えば、強硬派と呼ばれる弟殿下が皇帝であるほうが、諸国の帝国に対する壁の部分は先帝と変わらぬ強固なものとなろう。
やればやられる、その姿勢だけでも違う。]
[そして、ぐるりと円卓を見回す。
1番4番は完全にランドルフ派のようだ。
男は、このまますんなりランドルフが新帝に納まることに危惧を隠せない。
平和の幻想を抱いた生ぬるい皇帝に、帝国が惰弱になるのは見えている。
ただ、ランドルフに大きな不満があるわけではない。平和が嫌なわけでもない。むしろ、空挺部隊として、数多くの戦死者を見てきた部分、平和であることは何よりの理想だ。
だが、多くの平和に見えるものはその犠牲を影に隠す。]
[男が思うのは、ローレンスであれ、レドフォードであれ、必要なのは、その名の強さ。
動物界でもリーダーが確固であればその群れは栄える。それは結局は人も同じだ。
平和を唱えるのであれば、それ相応のそれへの覚悟を決めてもらうべきだと考えていた。
そう、すんなり決まるなど、手ぬるい…。]
[とりあえず、まずは、苛立ちを見せる3番、サイラスと話をしようかと考える。
ハナからランドルフのみを考えている連中を説得する時間など勿体無い。
もし、サイラスの考えが、己に似ているものであれば、その賛同者をまた探す。
そう、ここは、波乱があえて必要なのだ。
ブルーノ皇帝が決まるまで擁した7日間と同じく。]
[サイラスは情報のプロだ。
それなりの通信手立ても持ちえるだろう。
ローレンスではなくレドフォード、そう思う連中。和平による平和でなく、その強さをもってこの帝国はあることをわかっている連中を…。
そう、戦いを決めるのは人数ではない。**]
[試されるべきなのかもしれない。
呟きは、音にはならない。
31歳。師団長になって数年。
軍人である父を見て育ったとは言え、その経験は豊かであると言うにはまだ足りない。
それでも。
胸の内、固めた決意が一つ。]
[ちらりと、2番の席についているディーンを横目で見る。
彼には信を置いている。
きっと、志も同じくするのだろうと。
さればこそ、この決意を話せない。
自分が身を退く結果となったとして。
託せる者を、巻き込めない。]
/*
取り急ぎ。中発言に関する考え方(基本ロールで含む)時間、役職、了解です。
当方は平日仕事で昼間いない(朝6時〜8時半まで鳩対応+昼休み一撃離脱+コアタイム)。土日は予定次第と言うところです。
こちらは囁狂なため、赤より中立、PCの火力、戦闘力がチート的な高さもあるため、結論を先伸ばし+赤と表の展開によっては離反可能性も0ではない(今回赤人数が多目のため……ただ、赤面子の武力が若干低めなので落ち方によりそこは考えて動きます)なので、序盤は赤のお仕事……があまり行えないかもしれません。
ただ、無茶振りその他は可能です。では、あと一時間ほどで本参加します。
*/
[模擬戦は、実践に近いほど効果が高い。
決意の内容は、凡そそんな所。
選ぶのは、どちらの皇子を取るのかと言う事ではなく。
己が、どう動くのかと言う事。
恐らく一人では難しい。
さればこそ、誰かを引き入れ巻き込まねばならない。]
[そうして、す、と視線を前に向ける。
湖水を映したような瞳は、ほぼ正面へと座している鳶色を捉えた。
相反する能力。己と同じように、前線で戦う者。
金の為に、動くのだと言う。
持ち場が違えば、直接話をする事はそう多く無く。
噂を鵜呑みにするのも馬鹿らしいと思えど、直接問いただす事などしなかった。]
[ひたり、と。その顔を、目を、正面から見据える。
何か言いたげに、問いた気に。]
[迷いではなく、煮え切らなさのようなものを感じていた。
それは、直接話をした感触にも、今そこに座っている表情にも。
珍しく、苛立ちが瞳に過る。
それは彼が、己と立場の近しい、前線を護る立場である故か。**]
[響く音が耳につく。毀れる小声も。
感度いい耳は、人の拾わぬ音も、拾う。]
[だから、最初に視線を投げたのは
……シェルべり第3師団長。]
[彼は事を急ぎ進めることに
賛同しかねた人物……だったか。]
……………
[では、彼自身は、どう、思うのか。]
[滲む感情を静かに見つめながらも
ただ、鳶色は思いながら……視線を円卓に戻す。]
[視線を感じる。]
[周囲を見渡すマイコフの視線は
特には注意するもの……ではなかったが]
[もう一つ……
視線の色は己には薄灰にしか、見えない。
そこに赤がなければ、あるのは青。と、知らなければ
赤以外の色は、よく、わからない……。
ただ、そこにある感情がわからぬほど
”人”に疎いわけでは、ない。]
[けれど、その視線を受けても
鳶色の奥、燻るものは、ない。
定まらぬ鳶色は
静かに、その視線を受けるのみ、であった。]
[それは、己が人間兵器でありながら、一兵ではなく
前線を護る立場を任じられてる故の……]
―――…。
[ぴこり、と動物の耳であるかのように制御装置が周囲の磁場の変動に反応し動く。
強力な磁場の妨害を受けず。
むしろ磁場変動を利用しての通信
ゆらりと議論に沸く円卓のメンバーを眺めていた蒼灰がその元を探す。]
………だ ……れ………。
…こ …此処に …居る、師団長の誰か……?
[組み込まれた特殊回路。
その存在は知らないが、通信にあわせノイズ混じりに問い返す。]
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