人狼議事


56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――

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ヤニク! 今日がお前の命日だ!


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

かやせ 2011/07/05(Tue) 00時半頃


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

かやせ 2011/07/05(Tue) 00時半頃



…ベネット

オスカレア…
 


[二人の同胞の名を呼んだ時。
男は、狼となって初めて『泣い』ていた。]


ああ、もし、もしも本当に待ってくれてるなら―――― …**


[ もうすぐ 狼達は出会う

  まだその事は 知らないけど ]



 掴ませてやるさ。
 



[ ――どこかで  逢った様な……? ]
 



…ありがとう?



[―――…それは、俺の]



          『 ―― イアアァァアァアァアアンンッ!!!!!! 』

[ ―― 微かに 記憶に掛かる声。

 何処かで その名前を 呼んだ様な……? ]
 


[また夢を見る。
今では朽ち果てた砦が、建てられた形のまま建ちそこで、今では廃れた弓の訓練をして。
幼い頃から一緒だった幼馴染と、憧れているお姫様。
変わった格好の女性と、いつも生真面目そうな顔をした男。

目が覚めると忘れてしまっていたが、唯一覚えていたのは、服装が苦手だからという失礼にも近い理由で避けつつも、何故か不思議な会話が出来る相手。]

 ムパムピス……?

[夢の中でのように、話しかけた。]



 ……――?

[ふと、名前を呼ばれたような気がして振り向いても、
 壁の向こうに空が見えるだけだった。

 今はまだ**]



 ―今度は 僕に 君の力を貸してくれる?
 


――― …待たせたな。


               『まってるから――…』

[ 鮮明に聴こえた あの時の言葉に ]


[遠い昔 とても大切な約束を交わした――

 白昼夢の様な、記憶に無い微睡の夢。
 大切とだけ理解できる、漠然とし過ぎた夢]


[ 廻って 廻って 待って 待って 待って     漸く ]


[ あぁ その言葉で 何となく解った

 僕はずっと 彼の事を待ってたんだなって ]



 ―― 遅過ぎだよ……馬鹿っ……!
 



 お互い、腹は括れてるかな?

[笑いながら 意思を確かめる翠の視線も 嘗てあった様に]


――――… 『ありがとう』 待っててくれて。




――― 今度は、絶対、二人とも守ってやる。

  



 夢、だよな。

[夢の中で、どんなに話しかけても返事のなかったことを思い出して小さく笑う。
また、話したいと。夢から覚めてもその思いだけが残っていた、相手。]


[ 狼がまた 牙を剥く必要の無い

 穏やかな日を もう暫くでも長く――** ]



はは、 今更だな?


[覚悟なんて、とうの昔に出来ていたのだから。]


[確か、まだ名前も聞いてはいないような気がした。
 それとも、名乗っていたのを聞き逃しただろうか。

 連れている猫。
 飄々とした笑顔。

 じい。

 しばらく眺めてみた。]


[騒ぐその様子に、呆れながらふと気付く視線。

見つめ返してみた。]


[目が合って、きょとんとした]

 うーん……どこかでお会いした事がありましたっけ?
 言われてみればそんな気もしますし、
 違うと言えば違う気もしますね……


―――― …今度は、俺が守ってやるから。



 済まない―――…

[そう漏れた呟きは、かつての自分が最後まで傍に居られなかったことへの懺悔か。
其れとも、何の力も持たずに生まれ変わったことへの懺悔か。]


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