人狼議事


197 獣ノ國

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視点:


/*

そうさ、今宵もまた、噺は返り咲き。
きっと國の外に出た人も、同じ噺をしていることだろうねェ。

おいでやおいで、陰日向。
姿を隠すことは、もうせずとも。


□集え獣人
20xx年10月y日 ss:ft
飼い主を見つけたジャーマンシェパード

誰かいるかしら?


□Re:集え獣人
20xx年10月y日 ys:ai
鎌鼬と呼ばれた鼬

しぇぱーど
居るが…どうした?
どうした?


□集え獣人
20xx年10月y日 ss:ft
飼い主を見つけたジャーマンシェパード

ふふ、いや
誰かいるかと思って
こうして繋がれることは、とても幸せなことだな、とね


□Re:集え獣人
20xx年10月y日 ys:ai
鎌鼬と呼ばれた鼬

繋がれる…繋がる。
嬉しいが、なんだかこそばゆいものだな。

あっなんか狭いところに入りたくなってきた…(鼬故に)


【人】 双生児 オスカー

― 回想、3日目午前:本屋前 ―

 ――別に、好きなだけ。

[柔らかな囁きは鳶色に乗り、傾き落ちた暗灰色>>4:172を追いかけた。

それも、どこか決まり事のような視線の交わりで以って、距離が消えてしまえば。緩く持ち上げられた口角の意味へ、意識は歩を変えて。
行きついた答えには、僅かに口を尖らせて見せたのだったか。

――だが、それにも"また"はないのだろう。頬を小さく緩め、静かな胸に耳を澄ませながら。柔く、瞳を細める。]

 痛くないよ、――切られでもしない限りは、ね。
 …あまりにも馴染みすぎて、物に散々引っかけたし。

[薄い興味のままに、傾げられる首の線を視線がなぞり、僅かに顰められた表情へと移ろう。

それを滑稽だ、と抱く胸に一かけらの自嘲を篭めながら。
鹿角が纏い始める悪寒へ、微動する気配へ、次の繕いを探し。他愛ない話の引用で、その動きを制した。]

(50) siras_rc 2014/10/12(Sun) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

 ……あぁ。少なくとも、シメオンは嫌だね。

[マフラーに埋めた鼻先を少し持ち上げて。顔を反らしながら、"冗談じゃない"と苦笑と共に付け足す。

――案外、それは大袈裟でもないのだろう。
子供染みた夢を脳裏に過らせれば、得体のしれない苦味が足跡を残す。

顔を寄せていた相手>>4:173を、思わず見遣ってしまえば。その苦味は、薄っすらとした現実感と共に、想像に色を足して行き。

…その最中、地面へと落ちた言葉には。苦味から逃げようと半歩身体を引きながら、どこか不満げな表情で頷くのだった。]

[――行き場を無くした手は、自ずと解けた。
浅い溜息を吐きつつ、キャスケットを被り直しては。首を傾げ、薄く笑いかける。
それに向こうが深く迷う事は無いだろう、と思いながらも。

…そうして、消えてしまった予定を埋めに、どちらからともなく、付近の店へと二つの影が揺れ動くのだったか。*]

(51) siras_rc 2014/10/12(Sun) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

― 回想、4日目:本屋 ―

 ……そういう所に惜しむほど、困窮してないから。
 食事も少しは向上させてるし――受け取って。

[睫の影を落としながら。細めた瞳は、微笑む相手>>28を見据えた。
その口元は自然と涼しく閉まり。数拍置いて、小さな息を漏らしながら、合わせるように小さく微笑む。

封筒を微動させては、相手の手にその端を掠めさせて。
それでも受け取るような気配が無ければ、無理にでも封筒を離し、手を抜き去ろうとしただろうか。]

(57) siras_rc 2014/10/12(Sun) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

[…そうして、封筒を手放した後。伝言と問いかけにカウンターを往復しては、便箋を綴り始める。
間を置いて帰って来た返事>>29には、視線を持ち上げ、大きく頷いて見せた。

――ふと、ここが図書館でない事に気づいたのは、相手が本棚の影へと姿を隠した頃だったか。

見通しが悪い事を幸いに、ボールペンを握ったまま、マフラーの上端を頬まで上げて。緩く浮かべた弧から、震えの混じった息をこぼし、小さく項垂れた。]

 ――…あ、 うん。書きながらで良いなら、

[再び声を掛けられれば、咄嗟に上げていたマフラーを慌てて顎まで下ろし、大きく首を持ち上げた。
その拍子に薄く開いた唇は、浅い思考が漏らした言葉を反復しつつ、静かに閉ざされて。

せめて、と瞳はそわりと便箋から離れると、俯かれ、自然と影の落ちる表情へと向いた。
浅い言葉とは裏腹に、筆先はゆるりと静かに止まり。どこか滲む暗色を探す事に、意識は動き始める。]

(58) siras_rc 2014/10/12(Sun) 02時半頃

□集え獣人
20xx年10月y日ss:ft
飼い主を見つけたジャーマンシェパード
赤のみんなで鼬捕獲大作戦?
あ、楽しそうに思えてきた

あぁ、今更、ここにこうして書き込んでるのは
幸せになったっていう、それだけ
報告はしておこうと思って

神隠しに遭わなくても、幸せを貰えた
科学者や鶴には、たくさん迷惑かけた
みんなも、多分少しは心配かけたかな

ありがとう
もう、大丈夫
僕は犬として自分として、生きていくよ
みんなにも、納得できる生き方ができればと祈ってる

それじゃ


□Re:集え獣人
20xx年10月y日 ys:ai
鎌鼬と呼ばれた鼬

捕獲など…おっかない、おっかない。
其れは置いておいて。

おめでとう、しぇぱーど。
報告、聞けて嬉しかった。

ありがとう。生き方、か。
良いものを見つけられる様に少し、模索し乍ら暮らしてみることにする。

偶にはまた此処へ顔を出してくれると嬉しい。
元気でな。
御幸せに。


【人】 双生児 オスカー

― 回想、4日目:本屋 ―

[終わりが遠い、と思ったのは息を止めていたからか。
言葉を投げかけられた所>>83で、漸く。唇を開き、吐き出す。]

 ……、 …どうして、その話をしたの。

眉間に寄せられた薄い皺に合わせて、目元が歪む。
温くも冷えた息を落としながら、強張り閉じようとする唇を押し上げて。奥歯を、短く噛み締めた。]

 ――それが忠告してまで伏せたかった、理由?

[見えない相手の気配を鳶色が射る。
巡る思考が、想像が、先へ先へと急く言葉を喉へと詰め込み。唇の端を僅かに噛み堪えながら、目を伏せた。

静かに置いた筈のボールペンはカウンターを叩き。どこか張り詰めたような空気を、短く揺らす。
それでも、冷気を内包した熱は胸をじりじりと萎ませ、圧し潰した。]

(87) siras_rc 2014/10/12(Sun) 21時頃

【人】 双生児 オスカー

 …… …もし。俺を殺すように依頼されたとして、

[細く細く、息が抜け落ちる。]

 ――それで、殺そうと思うのなら。少しは怖いかもね。

[せめて、言葉を潰して、弧を描いてみせた唇の苦さぐらいは。相手に届けばいいと、届いても罰にはならないと、思った。]

(88) siras_rc 2014/10/12(Sun) 21時頃

□集え獣人
20xx年10月2日 mm:ss
蝶に捕らわれた蜘蛛

ここに来るのも久々だな。

【ゆるぼ】明日の献立


□集え獣人
20xx年10月6日 k:l
現在地:銀河の白カナリア

>>蜘蛛さん

明日の献立、メカブとかどうですか?


□Re:集え獣人
20xx年10月y日 ys:ai
鎌鼬と呼ばれた鼬

>>蜘蛛
じゃあ、藻付はどうだ?


□集え獣人
20xx年10月2日 mm:ss
蝶に捕らわれた蜘蛛

【ゆるぼ】明日の献立
・めかぶ
・もずく

今日は海藻責めか?
いや海藻は好物だから構わんが。美味いポン酢を頼む。


【人】 双生児 オスカー

― ???:本屋 ―

[――秋風が、文字を攫った。

恨めし気な視線を開け放られた窓の先へと送り。項垂れたい気持ちを吐きながら、席を立った。
かつり、と膝を下ろしては、ひらりひらりと床へと広がり落ちる便箋を拾い、集める。

外にも紅葉柄が広がるのはもう少し先かな、と漏らすのは独り言。
そろそろ戸締りをして帰ろう、と漏らすのも、また。]

 (…疲れた)

[コートの中でもだつく赤いフードを外に出し。椅子にかけていたベージュのキャスケットを、角に引っかけるように被り、帰り支度を一つ、一つと済ませて行く。
紅葉柄の便箋は、封を忘れた封筒の中へ。

そうして、カウベルのまだ新鮮な音を背に、仕事場を後にした。

注がれる朱に慣れようと、細めた鳶色は、ぼんやりと行き交う人と人の影を追いかけて。
やがて、本当の主を待っているであろう看板へと、向き直る。]

(172) siras_rc 2014/10/14(Tue) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

[マフラーを掻き上げ、頬を埋めた。篭る吐息は温かく、温く。
ゆるゆると長い息を零しながら、光の無い店内を見遣り、秋を胸へと注ぐ。]

 (――手紙が返る前に、帰って来て下さい)

[溜息を交えていた筈の口元は、静かに弧を浮かべる。はた、と地に視線を一瞬。
そういえば、夢を見なくなったのは何時からだったか――。
はた、と黒い道の果てへと瞬く瞳を戻して。かつ、かつ、蹄の軽い音を踏み鳴らす。

怪訝な表情の配達員が、夢に浸った春を。
近頃、すっかり開きの悪くなった郵便受けに、持ち返って来るのは。

――きっと、そう遠くない日の事。

秋を描いた便箋は、常識に沿って机の中でその日を待つのだろう。そうしていつか、冬が来るのだろうか。

存在した筈の"同僚"に思いを馳せながら。狭まる胸の隙間で、くるりくるりと曖昧な文字列を描き。
細い息が、くすりと鼻から抜ける。]

(173) siras_rc 2014/10/14(Tue) 01時頃

【人】 双生児 オスカー



 ……手紙を欲しがらない
  "あしながおじさん"ばかりが増えても、困るのにね。

[朱を乗せた鳶色が柔く笑み、薄曇りの藍を映す。

かつり、かつり、落ちる影を踏み鳴らしながら。
向かう足は朱の向こうへ、藍の向こうへ。*]

(174) siras_rc 2014/10/14(Tue) 01時頃

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