270 食人村忌譚
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まあ、そうなるんだろうな でなけりゃこんな時間になったのに人が来ないのは不自然だ
[源蔵さんの言葉に頷く>>7:14 出された湯飲みには軽く口を付けて>>7:15]
ああ、そうだな。見に行った方がいい ……と思うんだが
[壁際に縮こまるシノを見る>>7:19
“……死にたい……” 聞こえて来た言葉に一人で置いて行くには不安が募り 源蔵さんからの視線に頷いて答えるとシノの元へ>>7:23]
(6) sazi 2017/12/04(Mon) 23時頃
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大丈夫か。シノ 大丈夫だ。シノはちゃんと俺が殺してやる
殺して、喰って、ちゃんと弔ってやるって約束だからな
[シノの側に行くと、そう告る しかし、続くシノの言葉に源蔵さんの方へと視線を向けると>>7:36 其方に意識を集中して]
――!
[名を呼ばれ、源蔵さんの側へと駆け寄る 突然の事で動くのが遅れたが二人の間に割り込むと 源蔵さんの喉を押さえる医者先生を源蔵さんから引き離して>>7:46]
大丈夫か。源蔵さん!
[慌てて、声をかける 咄嗟の出来事でシノの動きにはまったく気付いていなかった]
(7) sazi 2017/12/04(Mon) 23時頃
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源蔵さん!源蔵さん!! ――源蔵さん。また何処かで
[必死に源蔵さんの名を呼び続けたが、源蔵さんが動かなくなったのを確認すると目を伏せて>>10]
ああ、死んじまった 医者先生がこんだけ傷だらけって事は、ここに来てない他の人も多分…な
[聞こえて来たシノの言葉に視線を上げる]
(13) sazi 2017/12/05(Tue) 03時半頃
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なんで、包丁…… ああ、血抜きのためか。準備が良いな。ありがとう
[シノが手にした包丁に首を傾げるが、シノが源蔵の喉を掻っ切るを見て そんな的外れ名言葉を 続く、食べるのを待って欲しいという言葉にも首を傾げるも その理由を聞けば頷いて]
ああ、そうだな。弔いは村のみんなでやらないとな 容様やススム。丞さんも探しに行かないと 医者先生が言ってたから多分神社だろう
流石に人手が足りないから、誰かに手伝いを頼めればいいんだけど
[これからの算段を考えながら、まずは医者先生の体を運ぶ 弔いのためともなれば住人の手も借りられるのではと、ダメ元で声をかけて]
(14) sazi 2017/12/05(Tue) 03時半頃
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[儀式のせいで色々と大変な事はあったものの 誰かが死に、バラし、弔う
”男の” 村の日常に変わり無く
どちらにせよ。一生懸命頑張ったので、日が陰る頃にはみんなの解体も終わり 夕餉の時刻には弔いの料理も出来上がっていたことだろう]
(15) sazi 2017/12/05(Tue) 03時半頃
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―弔い― さて、みんなの弔いも無事に終わったし そろそろ良いかな。シノ
[弔いの後片付けも一通りを済ませ、がらんとした集会場の中に二人きり 散歩にでもさそうような気軽さでシノに声をかけた男の手には 赤い布の巻かれた包丁が握られていた>>1:244]
(16) sazi 2017/12/05(Tue) 03時半頃
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[あの後、使う機会もないままに儀式が始まってしまったので使う機会が無く 布を解き、研ぎ澄まされた刃先が現れると思わず感嘆のため息をこぼして]
こいつはすごい。まるで刀みたいだ
[刀を見たことはなかったが、そんな感想を漏らす これならば刀でなくても、介錯が出来るだろう]
(17) sazi 2017/12/05(Tue) 03時半頃
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それじゃあ、いくぞ 俺、こういうの初めてだからさ 上手くいかなくて痛かったらごめんな
[何時かのような言葉 あの時は結果として大層痛がらせてしまったが 今回は大丈夫……な気がする
シノから何かあるのならば2、3何かあるのなら交わして 言の葉が途切れると、男は包丁を構えて]
(18) sazi 2017/12/05(Tue) 03時半頃
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[研ぎ澄まされた刃はするりと、シノの首を断ち切った*]
(19) sazi 2017/12/05(Tue) 03時半頃
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[生温い風に四つ足は目を覚ます。
本来なら雪解けもまだ先、鼻先を掠めるのは
生木を凍らせる張り詰めた大気。
だが今、四つ足の鼻を湿らせるのは温度を持った風。
命の気配を湛えているくせに、ぼたぼたと零していく。
にぃ、と嗤った四つ足の口は深く裂けて、
赤い舌が鋭い牙を研ぎ直すように舐め拭いた]
グルルルル……。
[低い唸り声が喉の奥から漏れる。
前後に動く耳は片方しかないが、四方から聴こえる音を
逃すことは無い。
匂いと音を頼りに四つ足は雪に足を沈めながら
慎重に進めていく。
後ろから付いてくる仲間たちも真似ながら進む先に。
遠く遠くに雪に埋もれてある動物が
群れて住まう場所があった。
普段余程腹を空かせない限り、獣は近付かない場所]
[だが離れて動くドングリの様な影が見えて。
四つ足たちは動きを止めた。
そうして風下になるようにゆっくりゆっくり位置を変え、
雪の溜まり場に身を潜め。
茶褐色の毛並みの四つ足が距離を詰める。
どうしてその動物達がここにいるのか。
四つ足には関係なかった。
ただ、腹の膨らんだ柔らかそうな肉の匂いを
運ぶ動物たちに目をぎらつかせ。
道標のように赤い筋を付けた雪の上を、
一拍置いて一気に駆け抜けた]
ガルルルルッッッ!!
[この動物たちは群れになっても牙はなく、
時として火を噴く道具を使うのは知っていた。
だからまずその群れの首領を狙い、顔を潰す。
たちまち統制を失った動物の群れなど
後は好きに食い殺すだけだ。
これだけあれば暫く群れは生き抜いていくだろう。
早速柔らかで栄養満点な
腹の中身から食らい付いて気付く。
この血も肉も、この動物独特のものか。
何処かで口にした覚えがあった]
[何処でだったか。
牙を深紅に染めた獣は少し悩むような素振りを見せたが、
すぐに邪魔が入らぬうちにと、ガツガツと
食い進める。
何一つ変わっていない。
獣が家畜を食い殺しては生きる話**]
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―弔い・シノの家― [トンテンカンとリズムカルな音が村に響く シノの家の屋根の上、音源である男は最後にトン!と小粋の良い音を響かせると、大きく伸びをして]
よっし、こんなもんで良いだろ もっと綺麗に仕上げてやりたかったが、そう時間も無かったしな
[屋根から降りてシノの家を見上げる 所々ボロが見えてはいるものの、雨風の類いはしっかりと防ぎ 普通の家としてはギリギリ及第点といった仕上がり]
こればっかりは仕方ない。とりあえず向かうか
[道具箱を担ぎ、動きだそうとした所で こちらへと近づいて来る子供の姿を見つけて]
(60) sazi 2017/12/07(Thu) 00時頃
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お、また来たのか坊主 でもごめんな。俺はこれから用事があるから今日は教えられないんだ その代わりに
[ほい、と道具箱を子供へと手渡す 子供が道具箱の重さにふらつくのを見ると、口元を緩めて]
すまんすまん。坊主にはまだ少し重かったか まあ、今日は教えられない代わりにこれを貸してやるから 何か自分が好きな物を作ってみろ
椅子でも棚でも何でも良い。1人で完成させたならそれでお前は一人前だ
[子供にそう告げると、1度頭を撫でて]
じゃあ、”またな”
[身軽担った体のままシノの待つ集会場へ*]
(61) sazi 2017/12/07(Thu) 00時頃
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―弔い・シノ― [赤い花が咲いた
弔いの刃は違える事無くシノの首を落とし>>19 あふれ出る赤い血が、男を、シノを、集会場を赤く、赤く塗り潰す
男は胴と別れた首を拾い上げると、顔に付いた血を拭って]
ああ、良かった。今回は上手くいったみたいだ 確か、懐を確かめろって言ってたっけ
[]穏やかなシノの死に顔に胸をなで下ろす そして、言われた通りに懐を探ると一枚の手紙を見つけて]
(62) sazi 2017/12/07(Thu) 00時頃
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こいつは……
――ははっ、言うのが少し遅いって でも、ありがとうな。シノ。また会おう
[シノからの想いを綴った手紙 読んでいるうちに自然と口元が緩み、漏れ出てきたのはそんな言葉 手紙を読み終えると、その手紙を自分の懐へと大切にしまい込んで]
(63) sazi 2017/12/07(Thu) 00時頃
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それじゃあ、いただきます
(64) sazi 2017/12/07(Thu) 00時頃
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[シノの生首を手に取ると、その首元へと食らいついた
まだ頭部に残った血を啜り、頬肉を削り、眼球を抉り脳髄は生のままその全てを食べ尽くす]
ごちそうさまでした
[と食べ終える頃には、血に濡れた髪としゃれこうべを残すのみ*]
(65) sazi 2017/12/07(Thu) 00時頃
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―弔い・リツ― さて、それじゃいこうか
[シノの弔いを終えると、首のないシノの体を抱え、集会場を後にする]
翁!翁はいるかい!
[村一番の大きな屋敷まで来ると長である翁の名を呼び]
約束通り、シノは弔った 俺は済ませたから、後は村の皆で弔ってやってくれ
[翁が姿を現せばそう告げて、シノの体としゃれこうべを翁へ渡す そして、つい先ほどシノの首を断った包丁を取り出すと自らの腹へと突き立てて]
(66) sazi 2017/12/07(Thu) 00時半頃
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ぐあっ……! そして、これで最後だ…… 俺が死ねば……誰かを、手にかけた奴は……いなくなる これで……
[これでいいんだろ?声にしようとした言葉は掠れて、消える 体は死ぬほど痛いが、恐怖はない 儀式はとうに終わった。ならば、死人は弔われ、巡りに還るのが必然なのだから
そうして、その男の生涯は次の命へと繋いで幕を閉じた*]
(67) sazi 2017/12/07(Thu) 00時半頃
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[崩れ落ちた、短い刀の刺さった身体
最期の鳴き声に触れて、ススムは眼を閉じる。
望みは叶わなかった。
人として生きる事
獣のように、喰って交わり死ぬだけの一生ではなく
誰ぞの役に立てる事、知識を追いかける事
身体だけでなく、情のある交わりを持つ事
どれ一つ成し遂げぬまま
意識が薄れていく]
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