213 舞鶴草の村
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朧に1人が投票した。
スティーブンに1人が投票した。
辰次に9人が投票した。
辰次は村人の手により処刑された。
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朧! 今日がお前の命日だ!
2015/01/23(Fri) 23時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
朧が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、志乃、おもん、スティーブン、芙蓉、亀吉、春松、鏡花、一平太、明之進の9名。
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ちくぜんに?
ウン
[思いついては つぶやき ひとり納得する あれなら 失敗するよなこともないやろし 何よりお野菜もようけ採れる それにあと お味噌汁とおむすび 定番のこれでいこ そう決めれば市で野菜を見繕い 迷うままあれこれ何種類も買えば 風呂敷に包んでもらう]
ワァ 重たぁ
[受け取った大きな包みを前抱きにすれば 今にもよろけて倒れそうな足取りで よいしょと体勢をなおしつつ 着物の帯がずれてしまいそうだ]
−−ア
[思い出して声をあげる 勢いのまま 大量に買い物してしまったけれど この状態では薬師の処へは寄れないではないか 自分の要領悪さに ハァ と項垂れて 仕方がない 申し訳ないけどまた後日 と 足は真っ直ぐ 芝居小屋のほうへ 兄さんも待ってるやろうから]
(0) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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/* 更新0時だとおもってた(大ボケ)
(-0) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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[各地の瓦版に新たな記事が張り出された。
内容は江戸の各地で鼠小僧に“盗まれた”人間に関する名簿や鼠小僧の足取りに関するものだ。
其処には君達の知り合いの名前や、盗まれたものに関する情報があるかもしれない。
いよいよ鼠小僧が“なんでも盗める”という噂が信憑性を帯びて来ていて、町の人間の反応にも変化が見られ始めるだろう。]
(#0) 2015/01/23(Fri) 23時頃
/*
朧さん、辰次さん、お疲れ様でした。
本日の落ちは志乃[[who]]さん芙蓉[[who]]さんです。
(#1) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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/*あら かいらしふたりがなかよく落ち
(-1) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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/* ラ神はしの殺すマンなの?
(-2) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2015/01/23(Fri) 23時頃
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/* ラ神すげえ
(-3) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2015/01/23(Fri) 23時半頃
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/* ただPL事情だったらなー代わるなー…芙蓉姉さんどうかなあ
(-4) 2015/01/23(Fri) 23時半頃
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/* 一つ告げても良いだろうか…
ラ王は何故そんなに志乃ちゃんを消したがるのだろうか…鼠小僧もしかして志乃ちゃんに惚れてるの?ねぇ
(-5) 2015/01/23(Fri) 23時半頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/01/23(Fri) 23時半頃
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[芝居小屋のある弐区へ戻る頃には あたりはすっかりと暗くなってしまっていただろうか 星空が満天で 思わず見上げてしまう きらんと光るそれに見蕩れ歩いていれば ぷつり 片下駄の鼻緒が切れた]
わ 難儀やなぁ
[仕方がないから 下駄は両足とも脱いで お行儀悪いけど袖の中へ 幾分か歩きやすくなったけど それでも息切れ切れに歩き歩き ようやっと辿り着く]
ふゥ 着いた着いた 兄さん 朧兄さん ただいま帰りました
[けれども 返る声はなく
楽屋に残っていた座員に聞けば 何でも 自分を探して出ていってしまったとか]
はりゃ すれちごうてもうたんか 悪いことしたなぁ
(1) 2015/01/24(Sat) 00時頃
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[従兄弟は 自分に厳しいことを言うけれと 本質はきっと 心配症なのだ
日が落ちるほど遅くなるとは 確かに告げていかなかっただろうか 重い荷物を持って亀の歩みで帰ってくることになるとはまさか 我ながら思いもせず 従兄弟に足労をかけてしまったことを申し訳なく思いながら けれど きっとそのうちに戻ってくるだろう と
服を着替えれば 篠笛は箪笥に仕舞い 化粧を落として割烹着を被って 調理場に立つ
慣れない手つきで野菜を慎重に切ってゆく(もう手は切りたくない) 大きさが疎らで不格好なものの 切った野菜を鍋に移せば 調味した出汁を張り 火にかけた
こうして料理をするのはいつぶりだっただろうか はじめて作った料理は それは酷い出来だったような気がする 座員には散々馬鹿にされたけれど 朧兄さんだけは 指摘を言いながらも 食べてくれたんだったか
そんな昔のことを 思い出しながら用心深く鍋加減をじい と我慢強く見守って]
(2) 2015/01/24(Sat) 00時頃
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[しばらく待てば 砂糖と醤油煮詰まった 甘い香りが漂ってくる
そろそろ いい塩梅だろうか 人参をひとつ摘んで味見−− 口の中で ほくりと崩れたそれに 満足気に顔を綻ばせる]
ウン おいし!
[これならきっと朧兄さんも 喜んでくれるに違いない
今夜の料理は 大成功だった*]
(3) 2015/01/24(Sat) 00時頃
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役者 鏡花は、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 00時半頃
旅籠 おもんは、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 00時半頃
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― 意識が戻った後 ―
[ふと、目が醒めた先は茶屋の椅子の上で そう言えばどこかで団子を食べたあとだっただろうか。それでもまるで今のように夢を見ていた、と錯覚してしまうくらい]
…違う
[手に握られた櫛。そして、その櫛の“持ち主” 気が付いたらポタリとその櫛へ涙が落ちていて。視界が歪み、ぎゅうと櫛を強く握りしめる それでも、その持ち主へ櫛を返す事は出来ない]
桜……!
[2年前に病死した、自分の恋人 演劇で自分が駄目で周りから見られなかった時も、相手をしてくれて練習の相手になってくれて。時には励ましてくれたような、自分にとって大切な存在 いつの間にか、彼女の存在は薄れていって、今では演劇で有名になったのを良い事にそれすらも頭の隅へと追いやられていたのだろう]
(+0) 2015/01/24(Sat) 00時半頃
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すまない、すまない……… どうして俺はお前の事を
[謝ったって、その声は届きはしない そうだ。自分が女性を苦手とする理由だって、元はと言えば彼女の死を思い出すからで。近くに行くのだけでも、その記憶を蘇らせたくなかったからだった けれど、今思い出してしまえば“忘れていた事すら情けない”]
俺にとってお前は恩人だと言うのに… どうして、俺はこんな馬鹿なんだ
[櫛を握りしめたまま頭を垂れる。強く瞑った瞼からは抑えきれない量の涙がぼたぼたと地面に落ちればすう、と土へ染みていく あぁ、そういえば公演に出ていて彼女の死に立ち会えなかった。と、後悔が押し寄せてくる]
俺にとっての宝は、お前自身だった お前が居なくなって宝はお前に対する記憶だった…
[独り言のように、懺悔の言葉を繰り返す 盗まれたものが返って来た。けれど、その宝は自分にとって大切なものであって、忘れたかったのかもしれない記憶]
(+1) 2015/01/24(Sat) 00時半頃
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…戻らなくては 鼠小僧が、記憶も盗むと鏡に伝えないと
[ふらり、立ち上がって店主へ勘定をしようと話しかければ店主は自分の事を無視する]
おい、何を――
[腫れ上がった目と、気が立って居た事もあって店主の肩を掴もうとすれば、どうにも反応が無い。まるですり抜けたような、掴んだような不思議な感覚 自分の存在に気付いていないのは、店主自身だけで無く、周りの客もそうだった]
…どういう事だ!?
[先程まで大の大人が泣いていたにも関わらず、そして街中の人通りの多い団子屋にも関わらず自分を見る者が一人も居ない いつもなら、少しでもこちらを振り返る目だってあったはずなのに
ここは、普段とは違う世界なのだと気が付くまでそう長い時間は取らなかった**]
(+2) 2015/01/24(Sat) 00時半頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 00時半頃
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………ぁ…?
[気づいた時にゃ、俺ぁ地面に転がされてた。頭がいてぇ。 とにかくこのまま寝っ転がってるのも嫌だからと、身体を起こして立ち上がる。 …そうだ、鼠小僧は…。]
…!
[路地の脇に、俺の刀が立てかけられていた。返ってきたってことか。 …てこたぁ、もう奴さんは近くにゃいねぇんだな。 はぁ、結局なーんもわからなかった。奴さんの事は。忘れちまってた事を思い出しただけだ。]
…。
[刀を取って、腰に差す。今だから分かるが、最初の手紙が届いた日…腰が軽いと思ったら、こいつがなかったからなんだな。 そんな事も思い出したら、なんだかこの刀を握りたくなっちまった。 誰かを切るなんてしねぇけど、おもむろに刀を抜いた。]
(+3) 2015/01/24(Sat) 02時頃
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[懐かしい感触だ。それほど触れてない時間が長かった訳じゃねぇが、とても久しぶりに感じた。 盗まれて、一度忘れて。そして戻ってきた今は。 とても大切に思う。誓いの証。]
…もう二度と、人を斬らねぇ。
[あの最後の仕事の後に、この一振りの刀に誓った。]
……さーぁてっと。
[どうしたもんかね、これから。]
(+4) 2015/01/24(Sat) 02時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 13時頃
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―回想・伍区茶屋前―
[黒檀の髪を飾る硝子細工へと触れる指が取り上げられれば>>2:108、はたと目を瞬いて。 ひとつ、にやり。正にそう表すに相応しい笑みを浮かべてみせた彼女に向けて、取られた手はそのままにこてりと首を傾げてみせる。 其の心など、元来こころに疎い女に推し量る事など出来るわけもなく。
向けられた何とも尊大な言葉には些か笑みも漏れたけれど――あゝだけれど、"あんたの為"だなんて。 そんな言葉には、些か良い気分に浸らせられるてしまったものだから。 "貰うてくれるなら、また見に来なあかんねぇ"なんて言いながら、ひとつ破顔してはみせただろうか。]
……そうやね。 現に"人"まで盗まれてしもうてるみたいやし、声のひとつも盗む事くらいは出来るかも。
――……俄かには信じられやせんけどね。
[とっちめなければならない、と。 そう言うか彼女には、小さく肩を竦めてみせる。 ――心の底から、真に鼠小僧なんて話を信じているわけじゃあないけれど。 しかしただの童の悪戯にしては、些か手が込みすぎているように思うのも、また事実。]
(4) 2015/01/24(Sat) 13時頃
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だけれど今ここで、それを考えても仕方がないと――そう、それこそ"意味が無い"、と。 だからその話はさっさと切り上げ、首を傾げながらも口を開ける彼女の姿>>110に目を細める。]
コレ、"金平糖"って言うんやね。 むかぁし食べた事があってね、ずっと忘れられへんかったんよ。
――……ね、どない?美味しいやろう。
[漸く知れた菓子の名を、口の中で繰り返し。 彼女の小さな口の中、コロコロ、カリリと砕ける星に、少し得意げに問いかける。 先程から寄せられていた眉の皺も、今やすっかり嘘のよう。
"あぁこれもこの金平糖とやらのお陰かな"、なんて事を戯れに考えながら、落とされた皮肉にはついと唇を尖らせてみせただろう これをくれたあの薬師には、人前で食うなと言われてはいたけれど。 それには"食べたのは私やあらへんし"、なんて。心の中で、そんな屁理屈を返しながら。
――"誰彼構わずやるわけやあらへん"、なんて。相手の皮肉には、そんな小さな言葉と共に。]
(5) 2015/01/24(Sat) 13時頃
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そうやねぇ…ふふ、こんなお人に惚れ込んだ私が阿呆やったよ。
………、
[巫山戯た内容の手紙を読み上げ、掛けられた言葉にはやはり、冗談めかしてそう返し。 次いでするりと鼻先を撫ぜた指先には、僅かに息を詰めながらも擽ったそうに眉を寄せてはみせただろう。
彼女のその目は、未だ開く事は無く。 あゝそうして人の顔を"視て"いるのかと納得すれば、撫ぜる手を捕まえてその指先を頬から唇を経て顎へと滑らせる事は叶っただろうか。 "君の頭の中には、私はどう視えてるんやろうね"、なんて。すこしばかり興味の湧いた、そんな疑問。]
お仕置きなぁ、どないしようか。 …あぁそうや。もし鼠小僧を見つけたら…人のもん盗んでくれた仕置に、両手の爪でも剥いであげようか。
――……もう二度と、こんな巫山戯た文も書けんように。
[仕置についての問いには、ううんと唸り首を傾げ。 さも名案だとでも言うように、クスリと笑っては見せただろう。 千両の金など――出元の分からぬ不気味な金など興味はない。ただ一つ興味があるとすれば、この悪戯の意味と――もしもこれが真実ならば、自身の盗まれた物にのみ。]
(6) 2015/01/24(Sat) 13時頃
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[そうしてしっし、と振られた手>>112には、日の傾いてきた空を見上げ。 "思ったよりも長居してしもうたね"、とよいこらせと腰を上げる。 はく、と漏れた息の音には、ついと僅かに眉を寄せ。そんなに喉が辛いのかしらと、彼女の顔を覗き込んではみるけれど…返ってきたのは一際高い三味線の音ばかり。]
ほなら、私はそろそろお暇しようかな。 喉、お大事にね――聞けなくなったら、キミを探し辛うなってしまうし。
――……またね、…志乃。
[ツンとひとつ、彼女の鼻先を指でつつき。 彼女が場所を移動するならそのままその場を離れただろう。 赤く染まる空の下、瞽女がその頬を夕陽で染めなかがらさらに一曲奏でるのなら。 こっそりと――きっと気付いてはいるだろうけれど――もう少しだけその音を聴き、銭だけ投げて次は言葉を掛ける事無くその場を後にはしただろうけれど。]*
(7) 2015/01/24(Sat) 13時頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 13時半頃
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 13時半頃
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/* あっ
あっ
名前聞いてない(また)
(-6) 2015/01/24(Sat) 13時半頃
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―現在・肆区―
[カランコロン。はてさて、今日もまた町は騒がしい。 どうにも気分が乗らぬまま、薬を売る気にもなれず――今日も昨日と同じく、何も背負わずただ町を歩く。 鼠小僧が出たと言われて早二日。未だ騒ぎの収まらぬ町に、女はほうと息を吐いた。]
――……これじゃあ、唯の人攫いやないの。
[手にした瓦版に視線を落とし、呆れたように眉を上げ。何やら町から二人の御人が忽然と姿を消したとか。 攫われた一人は町の男、一人は舞台に立つ男。 舞台の男の方の名は、人の口から何度か耳にした事はあったから――舞台を見てみたかったのに、あゝ少し残念かしら、なんて呑気に思いはしたけれど。 紙面に満ちる文字を追い、一通りそれを読み終えたのなら手早く折って懐へと仕舞う。
カラリ、…コロリ。 何時もは軽やかな下駄の音も、今日は何処か憂鬱なよう。 じわりと胸に広がる心地の悪さと――未だ解らぬ"盗まれたもの"と。 ――そこまで考え、よもや鼠小僧の噂を信じているのではあるまいな、と自分に向けて眉を寄せる。
そうしてカン!と一歩、僅かに強く足を踏み。ひとつ舌を打ったのなら、女はまた静かに町を歩き始めた。]*
(8) 2015/01/24(Sat) 14時頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 14時頃
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―回想/茶の好きな青年と―
[彼が何も盗られていない>>2:114と言えば、微かに息を吐き出す。全くの予想通りだ。 手紙だけ出して、何も手を出していない。噂の鼠小僧であれば、何かしら盗んでいくのが筋ではないのか?]
――僕も、何も盗まれていませんで。
[薬師の答えに溜息を吐き、そうして続けられる言葉には目を細め]
さあ……、"宝物"らしいですけれど。 生憎と、此方に持ってきているもので、失くなって困る物も無い。
[肩を竦めながら言って、柔い笑顔の彼を見る。嗚呼、一体彼の宝物とは何だろうか。少し……ほんの少しだけ生まれた好奇心のまま、口を開こうとして。
――けれど、給仕が持ってきた茶に、思わず口を噤んだ。給仕に礼を言うでも無くそれを受け取れば、結局口は開かないままにそれを口に含む。興が削がれてしまった]
美味しいですね。
[熱い息と共に零した言葉は、世辞と本心、両方の意味を持っていて。僅かに緩む表情には、薬師自身も気付かぬまま。 先に思い浮かんだ問いをするかどうか悩みながら、視線を逃がした先にある空の色に少し眉を寄せた。いつの間にか、随分話し込んでしまっていたらしい]
(9) 2015/01/24(Sat) 14時半頃
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……嗚呼、もうこんなに日が落ちて。 長話に付き合わせてしまって、すみませんね。
[ちゃり、と。二人分の茶の代金を机に置けば、薬師は立ち上がる。 一口二口しか口に出来なかった茶は惜しいが、あまり店を空けているわけにもいかないのだ。客を待たせるならまだ良いが、どうやら最近は随分物騒らしいから]
それでは、また。
[彼は薬師が出した茶の代金を気にするだろうか。 どちらにしても、一度出した物を引っ込めるつもりもない。別に金に困っているわけでもあるまいし。まあ、薬師が誰かに物を奢るというのは、それなりに珍しい事ではあったけれど。
彼が遠慮したとしても、代金はそのままそこに置いて。声をかけられない限り、薬師はそのままそこを後にする。
そうして店を出て、少し経った頃。 誰かに触れたままの手袋で物を口にした自分に気付けば、意外そうに己の手を見つつ。どうやらかなり気が緩んでいたらしい、と。何とも言えない気分を抱えたまま、帰路に着いただろうか*]
(10) 2015/01/24(Sat) 14時半頃
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/* 自薦したいけど意味ないやろなこれ……やることないで……
(-7) 2015/01/24(Sat) 14時半頃
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/* メモでわちゃわちゃ話すのわりと苦手だったりする。完全身内ってわけでもないしね、これね
(-8) 2015/01/24(Sat) 14時半頃
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/* >>2:114の最後の一文好き
(-9) 2015/01/24(Sat) 14時半頃
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―名も無き薬屋―
[青年と別れてからは、何をするでも無しに床に着いてしまったから、起きてすぐに在庫整理をするはめになってしまった。 そうして、やはり見る限りは差異の無い薬棚に目を細め、気怠げに勘定場に寄りかかる。
何も盗まれていない筈なのに、やはりどうにも落ち着かない。何か抜け落ちている様な、忘れてしまっている様な。そんな感覚が拭い去れず、薬師は一つ舌を打った]
……今日は、きていないのか。
[一昨日昨日と続いた手紙。けれど、今日は届いていないらしい。それがまた、不気味でもあって。 本当に、どういうつもりでこんな悪戯を仕掛けてきたのか。誰に聞いても心当たり等無く、手掛かりも無い。ただの悪戯だと、そう確信する事が出来れば、この心も晴れ様ものを。
一つ息を吐き、馬鹿馬鹿しい思考は意識の外に追いやろう。どうせ何を考えても結論など出はしない。 ――鼠小僧等、どうでも良い事。自分はただ、薬を売っていれば良い。その為にこの国まで来たのだから]
(11) 2015/01/24(Sat) 14時半頃
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/* よく考えたらやる事無くねーよ。芙蓉ちゃん居なくなるんじゃん。それ知って彼女探してってやる事あるじゃん。縁故先居なくなるとか美味しいじゃん
(-10) 2015/01/24(Sat) 14時半頃
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― 壱区/川沿いにて ―
[既に陽は昇り数刻、遊郭が静かになる頃。つまりは江戸が活気付く頃合に、ようやく心を落ち着けることが出来る。 江戸の人間の財布の紐は決して緩くはない。だが壱区、此処では別だ。莫迦みたいな男たちが見栄を張ろうと金を散蒔く。 其れを従順に、時に狡猾に拾い上げればいい、のだが――金のある奴は夜見世の頃に来ることことが多い。故に昼間は金を稼ぎ辛いのだ。 こんな時間でも見世の方に男の姿はあるといえばあるだろうが、お茶引きの女も多く、殆どが冷やかしに違いないだろう。]
此処に来るのは、何時ぶりか……ねェ、
[昔、此処に身売りされてから嫌なことがあればよく足を運んだ壱区と肆区の境目。其れを見ては何時か彼方側へ行ってやると何度思ったことか。 考えた末に導き出した唯一の縁のある場所で思い出に浸るのも束の間、盗まれたものを思い出すべく記憶という記憶を辿って。]
(12) 2015/01/24(Sat) 16時半頃
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――……、はァ、 金以外に大切なものなんて、
[頭を横に。駄目だ検討も付かないと溜息をひとつ。]
昔――、父さんのことを好きだったくらいしか思い浮かばないさね、 今はそんな気持ち微塵も残っちゃァいないけれど、
[別の男を作って消えた母親の分を埋めるように仕事も家事もしていた父。どんなに貧しくても、それでもいい。 いつかは私が父さんを支えるのだ、とずっと思っていたのに。
金が足りなくなって、遂には借金を。 途方も無い金額の借金を前に、父は 私を“売った。”]
……彼奴には何かを与えられるどころか奪われてばっかりだったさね。
[思い出すのは嫌な思い出ばかり、結局鼠の手がかりなんて掴めないまま肆区の方へ。]
(13) 2015/01/24(Sat) 17時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 17時頃
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[くぁ、と眠そうに欠伸を一つ。遊郭以外で過ごす初めての夜は、結局一睡も出来ず歩いて過ごした。 昨日はあの薬師…スティーブンと名乗る彼と情報の共有を測ったが、分かったことはそして何も盗られていないということだ。異人を狙った悪戯の可能性もあるが。 (それにしても、茶代をご馳走になってしまった…) 次訪れた時は何か土産でも持っていこう、そう心に決めながら商店街を抜けて、陸区へ。 (それにしても……鼠小僧は何のためにこんなことを?) 手紙の差出人が巷で噂の鼠小僧だと決まったわけではないが、義賊を名乗る鼠小僧ならば狙いが不思議だ。悪名高き将軍を盗んだと話に聞くとおり、金のある悪人から物を盗むらしい彼が、何故一介の若い衆や薬師から盗むのだろうか。]
…考えれば考えるほど分からないなあ。
[鼠小僧が金品をばらまくのならこの辺りだろうか、と陸区を見回しても特に変わりはない。…と言ってもここへは碌に来たこともないのだが。……やはりあまり気は進まないが、弐区を目指した方がいいのだろうか。被害者が多いのは彼方だろう。…ああ、でも]
弐区は、あまり行きたくないなあ…。
[そう呟き、少し顔を歪ませた。]
(14) 2015/01/24(Sat) 18時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 18時頃
辰次は、取り敢えず酒を飲んで落ち着いている。
2015/01/24(Sat) 18時頃
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[弐区には、嫌なものがたくさんある。 侮蔑の目線や、態度…他にも……。 商店街はそこまで酷くはないが、やはり武士や公家ともなると誇り高き和人が…と言いたくもなるのだろう。江戸で混血児と言えば、ほぼ吉原出だ。若い衆差別はほぼ慣習と化しているのだから、その扱いも当然だ。……頭の中で納得していても、昔はよく泣いていたものだ。泣く僕の前を一度だけ、手を引いて歩いてくれたあの人は……ああ、そういえばあの人は誰だったんだろうか。 やはり霞がかかったように思い出せない。綺麗な赤い着物までは覚えているのだけれど。
………もしかして、僕は何か大切なことを忘れているのだろうか?
…もし、僕が忘れている"あの人"が僕にとって宝物ならば、その人鼠小僧のところにいるのだろうか?]
……ああ、だめだ。一人で歩いていると相変わらず嫌なことばかり考える。鼠小僧なんているわけないじゃないか。…ああ、きっと仲の良かった遊女にでも慰めてもらっていたに相違ない。
[そう自分に言い聞かせるようにしながら、陸区の中を歩き回り始めた。]
(15) 2015/01/24(Sat) 18時半頃
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/* 落ちなら芙蓉さんの耳触ってピアス穴指摘したいねんな…いけるかな この流れならいけるか セクハラかよ
(-11) 2015/01/24(Sat) 19時頃
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/* ていうか鏡兄がいい嫁すぎて泣いてる
(-12) 2015/01/24(Sat) 19時頃
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― 回想 ・ 伍区にて ―
[嗜好品を口にする機会は早々無いけれど、決して嫌いな訳ではない。 >>5広がる甘味に、皮肉に対して返された言葉に。何か言葉を返そうと口を開いて、げほ と噎せ込んで 只其れだけ。
>>6鼻先から頬へ、顎へと指を滑らせれば、其処で漸く 深く彫り出した様な鼻筋に 唇に 他所者も他所者、自分とは随分違う人種の様だと 改めて頷いて。 そのまま、最後に耳へ指を遊ばせながら、おや と指を止めた。] 話に聞いた事はあったけども、こうしてお目に掛かるんは初めてだね。 こりゃあ痛くはないのかい。
[指先に触れたのは、耳朶の中央に不自然に開いた窪み。 此の国では一般的ではあるとは言えないその疵跡は、けれど装身具の為の物だと 知識で知ってはいるから。 “何も装けられていない” その跡を一度辿っては、彼女の反応を待たずに するりと手を引き戻しただろう。]
(16) 2015/01/24(Sat) 20時頃
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|
[両手の爪を――などと 真意か言葉遊びか、どちらにせよ趣味が良いとは言えぬ言葉に 浮かんだ苦笑いは隠しもせず。 >>7自身の手振りに素直に従って掛けられた挨拶に、はたと意識を戻す。 彼女の声では初めて聞いた自身の名前に、嗚呼また名前を聞きそびれたと、咄嗟に口を開きかけて。]
……あ、
[そして再び、詰まった。 最早一見とも言い難い彼女の名前は、知るべきとも そして何より自身が知りたいと そう思いはしたのだけれど。 二の句を次ぐ前に、指先の感触だけを残して、彼女は離れて行ってしまっただろうか。
諦めて三味線へ俯くと、流れた髪の上で、髪飾りの小さな重みが主張する。 髪飾りや砂糖菓子や。それらも “お捻り” のうちだと、せめてそう伝えてくれたなら 此方も気に病まずに済んだものを、と。
身勝手な憤りは、こんな時ばかりちゃっかりと口を付いて出そうになるものだから 何とか飲み込んで。 代わりとばかりに、すぐ喉の下まで用意していた旋律を乗せる。]
(17) 2015/01/24(Sat) 20時頃
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[ ――恋に焦がれて 鳴く蝉よりも――
・・・べん、と。常より丁寧に爪弾く音に載せた唄は、せめて彼女への借りを少しでも返そうと。 別れを告げておきながら、この場を離れていないのは 聞こえぬ下駄の音から優に理解出来たのだから。
――鳴かぬ蛍が 身を焦がす――
最後の音を唇に乗せて自嘲するならば、嗚呼 あたしは蛍かい と。
口にしようとした言葉が 声が 理由も無く飲み込まれてしまったのならば、自身は果たして、何を焦がすべきだろうか。 生憎、夜を彩る蛍のような “光” など、持ち合わせては居ないのだから。]
(18) 2015/01/24(Sat) 20時頃
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[――最後の音を弾いて響かせれば、溜め込んだ息を深く深く吐き出す。 何とも云えぬ衝動に急かされて、柄にも無い唄を奏でてしまったと 我に返るより先。]
…だから 此れに金を払われちゃあ、堂々巡りだってのに。
[観衆に紛れて投げられた銭の音に、遠ざかる下駄の音に。 結局借りを返し切れやしないと 不満も隠さず舌を打った。*]
(19) 2015/01/24(Sat) 20時頃
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/* どどいつ1時間くらい検討しましたでも結局有名どこで恥ずかしいです
(-13) 2015/01/24(Sat) 20時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 20時頃
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―肆区・貸本屋―
[そろそろ日も高くなった頃、きょろりきょろりと辺りを見回し道を歩く。 その間にも、ふと風に乗って三味線の音が聞こえた気がして何度か首を向けるけれど――あゝ違う。あれはこんなに下手では無い、なんて思いながら、フンと鼻を鳴らして進むばかり。
そうして一件の店の前で立ち止まれば、看板に書かれた文字に視線を向ける。 記憶から字をそして言葉を引っ張り出して、漸くそこが目当ての店だと見つけたのなら、一つ頷き暖簾を潜った。]
……御免下さいな。
[小さく声を掛けながら、店の奥の畳の上へ。ずらりと並ぶ紙の束を並べた棚に、ほうと感嘆の息を吐きながら。
ひとつ、ふたつ。 首を右へ左へと動かして、さてどれから手に取ったものかと手を伸ばし。 節用集のひとつでも見つかれば良いのだけれど、と手近にあった束をひとつぺらりとめくって視線を落とす――目当ての物が見つからなかったとしても、元よりさして気にしてはいない。 ただ少しだけ――この国の事を、もう少し知りたいと思ったから。]
(20) 2015/01/24(Sat) 21時半頃
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――……"恋に焦がれて 鳴く蝉よりも"、
[あの時>>18聴いた旋律を、唄を。ほんの小さく風に乗せて。 だけれど彼女のように、上手く唄う事は出来はしなかったから、眉を下げて残念そうに唇を尖らせる。]
"鳴かぬ蛍が 身を焦がす"――、
[この国の者はどうやら、言の葉に想いを滲ませるのを好むらしい。
夏の日に。 木の幹で煩く鳴いては雌を求める蝉が一匹。
夏の夜に。 静かに川辺で輝いては雌を求める蛍が一匹。
はてさて対照的なこの二つの生き物は、一体何を表したものなのだろう。]
(21) 2015/01/24(Sat) 21時半頃
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………、あの子は、"蝉"かなァ。
[文字を追う頭の隅に、三味線の音を聴きながら。 あゝこの唄を奏でた彼女はきっと、もしも焦がれる想いでもあるのならば。 三味と声とに其れを乗せて高らかに唄い上げて見せるのだろうか。]
いや………、ううん、"蛍"やろうか。
[――だけれど、そう。 高らかに唄い上げてはみせたとしても、焦がれる言葉はきっと口にはしないだろうと。 其れを唄に滲ませ静かに光るその様は、一層蛍とも言えるのでは無いのだろうか。
ぺらり、ぺらり。 紙のめくれる音を聴きながら、そんな事に想いを馳せて。 あゝ成る程、こうして意味を推し量るのも、中々に楽しいものだ――なんて。 クスリとひとつ笑ったのなら、さて今日は暫く此処で本でも探そうか、とそっと指先で紙をめくった。]
(22) 2015/01/24(Sat) 21時半頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 21時半頃
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/* ぶああ(ごろごろ)
(-14) 2015/01/24(Sat) 22時頃
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/* くっていいの…??????
(-15) 2015/01/24(Sat) 22時頃
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/* 大人しく落ちロルの流れを考え…考える…
(-16) 2015/01/24(Sat) 22時頃
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― 陸区 ―
[今日もとっちゃんは居ない。きっと、明日も明後日も。 それは決して仕事なんかじゃァなくて鼠小僧の仕業なんだと僕は“知って”いる。 だから驚くこともなく平然と家の戸に手を掛けて、遊びに行くんだ。
陸区は相も変わらず鼠の話題で持ち切りで、好い加減少し騒ぎすぎじゃァないかな、なんて。 次はどの家に宝が来るかなんて浮ついた話を尻目に横を通り過ぎる。]
『春松ンとこにゃァ、鼠が来たらしいじゃァねェか。』
『けっ、恩恵は独り占めか。今まで好くして来たってェのによ。』
『なァにあの態度。……可愛くないねェ。』
(23) 2015/01/24(Sat) 22時頃
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[皆好き好きに陰口を叩く。其れが嫉妬なのは重々承知なのだが、気に食わない。 陰口を落とした大人の中には以前子遣いをくれたご近所さんも居たように見える。……あァ、手のひら返しってやつかァ。]
……煩いなァ。 僕。煩い人とは遊ぶ趣味はないんだけど、ねぇ。
[ぽつり、吐き捨てると目の前に銀髪の青年>>14が見えて不満気な顔を明るくして。 陽の光に反射する銀の持ち主は遠目に何やら思い詰めているように見え、]
おおィ! 其処のおにィ!銀髪のおにィ! [大声で話しかけるとそりゃァもう全速力で駆け出した。]
(24) 2015/01/24(Sat) 22時頃
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丁稚 春松は、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 22時頃
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[弐区なら何かしらの情報が入るだろう、と思いながらもやはり気も足も進まず。陸区をウロウロとしていると背後から少し高めの声。…銀髪という単語が聞こえれば、僕のことかと振り返る。…見ると十過ぎくらいの少年がにこにこと明るい顔でこちらに向かって走ってくる。…何事だろうか。]
……どうしたのかな。
[にこりと微笑み語りかければ、少年>>24はどんな顔をしただろうか。…少し沈んだ気持ちを隠すような笑みは少年に悟られないように隠したつもりだったが、果たして隠せていただろうか。]
(25) 2015/01/24(Sat) 22時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 22時頃
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―肆区・貸本屋―
[一冊ざっと紙を捲れば、また次の一冊へ。 そうして幾つかの紙の束を手に取ったのなら、ふと手を髪の中へと潜らせる。
髪の中に埋められた、ふくりとした耳の朶。 そこにぽかりと空いた穴をなぞれば――またざわり。胸がひとつ、騒ついた。]
――……、…
[昨日、あの夕陽を浴びながら。 "其処"へと触れた細い指を――自分と違い、毎日毎夜三味を弾くその指の温度>>16を思い返し、ほんのりと目元を和らげる。
あゝ、しかし。 胸に渦巻く心地の悪さは、刻を追うごとに増すばかり。]
(……何を、付けとったんやっけ。)
[あれから旅籠へと戻った後に、荷物を探してはみたけれど、その中に耳飾りなどはひとつも無かった。 其れより何より、其処へと触れられたその時に――"何も無い"其処を触れられた違和感を、それは強く強く覚えたものだから。]
(26) 2015/01/24(Sat) 22時半頃
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[鼠小僧が盗んだもの。 ――あゝもしかしたら、自分はつい二日前のその日まで…其処に耳飾りでも付けてはいたのだろうか、と。]
(……阿呆らし。…て、昨日までは思えたんやけれども。)
[思い出せない耳飾りだって、付けぬままにこの国へ来たのかもしれない、と。 そう思う事が出来ないのは――果たしてどうしてなのだろう。
何とは無く…そう、何とは無く。 誰かと揃いの耳飾りを、付けていたような気がするのだけれども。]
(………、気持ちが悪い。盗まれるのは…本当に、嫌いだ。)
[紙に書かれた文字をひとつひとつ追いながら、思い出すのは十年と少し前の事。今の仕事を貰ってすぐに、ふとした事故で失った記憶の事。 あの時盗まれたのは、自分の家族。 "家族の顔も名前も覚えてなんて居ないけれど"、さして悲嘆に暮れ無かった事だけは記憶に残ってはいたものだから。
――パタン。 手にした本をそっと閉じ、そして棚へと戻しながら。 また一つ取った本は――この焦りにも似た気持ちを、紛らわす意味もあったのかもしれない。]
(27) 2015/01/24(Sat) 22時半頃
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どうしたもこうしたも! にィが湿気た顔しているから気になったんでィ。
[ほんの少し前までは暗い顔をしていた癖に、何で笑顔なんだろう、と首を傾げる。 そんな表情を態々作るにィ>>25はどんな心境なのか、と眉間に皺を寄せながら。]
だから。 どうしたのか、は僕の台詞だからな! 取っちゃ駄目だからなァ!
[人差し指をびしィ!と指して言い放つ。が、『あ、とっちゃんに人に指さすなって言われてたなァ』とゆるり手を降ろし。 銀髪の方へ視線を向け様子を窺ってみる。]
(28) 2015/01/24(Sat) 23時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 00時半頃
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[純真そうな笑顔を向ける少年>>28に、少し戸惑う。湿気た顔、と言われれば確かにしていたかもしれないが…それを見て話しかけに来たのか?どうも勝手が分からないな、と少し嘆息しながら。]
ああ、ごめんね。…少し嫌なことを思い出してね。
[こういう子供には隠し事は無用だろう。人差し指をゆるりと降ろす少年を見て、思わずくすりと笑った。そして、君名前は?と問えば少年は答えてくれただろうか。…勿論名前を問うたからには、僕も名前を告げるが。 …一人でいると余計なことを考えてしまうから、誰かと話している方が気が楽だな、なんて少し考えてしまう。折角だから何か話題を振ろうと思うも、普段あまり歓談というものをしないので今出てくる話題は一択だ。]
…この辺りで鼠小僧の出たところはあるかい?
(29) 2015/01/25(Sun) 01時頃
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―肆区―
江戸の町の各地に張り出された瓦版には鼠小僧が攫ったとされる人の情報や足取りが書かれていた。 江戸城の将軍だけでなく町人も盗むのか。 鼠は遊んでいるだけなのだろうか。そう思い昨日の鬼ごっこと書かれた手紙の内容を思い起こす。
僕には盗まれて困る人はいない。 誰一人身内はいないから― 盗まれて困る物だって・・・
『思い出してごらん。』
ふと鼠の言葉を思い出す。 僕が盗まれたことに気付いてないだけなのだろうか。
(30) 2015/01/25(Sun) 02時頃
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奴は何故僕を選んだのだ。遊び目的で誰でもよかったのか。 もしそうでないとしたら何の目的で。
鼠を探すしかないのか。奴自身に問いただすしか・・・。 そう思い昨日と同じ場所に佇む。
肆区と壱区を繋ぐ橋を見つていると向こう岸から紫煙をくゆらす女性>>7が歩んできただろうか。
(31) 2015/01/25(Sun) 02時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 02時頃
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[どうやら相手は困惑しているらしい。その反応がどうにも可笑しくて僕の表情は緩みまくりで。]
嫌なこと? 嫌なこと……かァ、
[呟いて瞬きを数回。何か力になれないかねェ、と考えてながら此方を見て笑う相手>>29を一瞥。 その様子からまだ少しは精神的な余裕はあるのだろうと推察して。深く追求するのはやめておこう、と。 あまり人のことに首を突っ込むのは無責任だと誰かが言っていたような気がするからね。]
(32) 2015/01/25(Sun) 03時半頃
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あァ!名前! あんまりにもにィが変な顔をしているから忘れてた!
僕は春松!粟田口春松だィ! よろしくな、亀にィ!
[相手の問いには歯切れよく答えて、にかりと。 だけれど鼠小僧の話題が出ればそれも少し曇らせて。またその話題かァ、なんて小さな声で呟いた。]
鼠小僧なら家に来たよ! 聞いてくれよ、家に財宝を置いていってくれたんだ、 それに僕の宝を持って行っちゃったんだ! ……あァ、あととっちゃんも、かな。
[それでも明るい声色で無邪気に答え、くるりとにィに背中を向けると鼠が来たという話を聞いた民家を幾つか指さして伝えた。]
(33) 2015/01/25(Sun) 03時半頃
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丁稚 春松は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 03時半頃
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― 肆区 ―
[さてどうしたものか。もう既に鼠も宝も探す宛は無く。 ふらりと気の赴くままに足を進める。 紫煙を吐きだし視線を前に向けると何やらお世辞にも金を持っているような青年>>31が壱区の方を見ているようで。 多方、遊郭に興味があるが踏み込む勇気が無い、なんてクチだろう。 ――少し、揶揄ってみるのも悪くはない。]
――御仁、遊女遊びに興味でもありんすか? なんならわっちがお相手しんしょうかぇ?
[相手の反応を見逃さないよう視線はそのままに艷かしい声色で問えば首を傾げて笑んで。]
(34) 2015/01/25(Sun) 05時半頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 05時半頃
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[―――憔悴。
疲れきってもなお 眠れない頭 空を見つめたままだった瞳を閉じ どうしようもなく顔を覆う
兄さんが 帰ってこなかった
丑三つ時を過ぎても 空が白んで来ようとも
残っていた座員総出で 町中を探したけれど どこにもその姿は見当たらず
明け方ついぞ楽屋へ戻れば いつから置いてあったのか そこには一通の手紙>>2:#0 ぱらりと便箋を開いて目を通しては ぞくり と背中に怖気を走らせた
誰かがふいに零していたか "鼠小僧の仕業かもしれない" と
それはその手紙によって 確信に変わっていく 一座の宝 自分の宝――その朧が公演を控えた前日に 無断でどこかに行ってしまうことなど きっと有り得ない もう悪戯などと呼べない状況に 見も知らぬ鼠小僧に憤り それ以上に 朧の身を案じ 手を震わせた 料理は手をつけられないまま 鍋の中で冷え切っていた]
(35) 2015/01/25(Sun) 08時半頃
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[朝になると 従兄弟の消息不明は"鼠小僧の仕業"として 瓦版に出されたのだったか 鼠小僧と兄の行方は 警邏隊に任され 今日の公演も中止となった]
朧兄さん
[自分が昨夜もっと早く戻っていればもしくは と呵責に苛んだ このまま彼が見つからなかったら――不安で 食事をする気も起きない
はじめに鼠小僧から届いた手紙を思い出す そのときにはすでに "宝物は盗んだ" と 昨晩居なくなった従兄弟とは別にも やはり 何かが自分から盗まれているようか
"―――私を捕まえてごらん?"
居た堪れず 楽屋で横になっていた体を起こす
今日は女の格好をする必要もなく 男物の着物のままで 低い下駄を履き 喧騒とした町へと繰り出す]
(36) 2015/01/25(Sun) 08時半頃
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[コト コトと下駄を鳴らし雑踏へ 無意識に身が強張り 息が詰まる 何だか どこにも寄り処がないような思いに 俯きがちに
向かうは 弐区から壱区へ この区画に立ち入るのは気が進まない けれど 従兄弟を見たという遊女が居たという話を思い出しては 自暴自棄に近いような 藁にも縋るような 猫の手も借りたいような という気持ちで 足をそちらへ進める]
わ
[途端 道端で目が合った本物の猫に びくりと身を縮めて 野良だろうけれど 誰かに餌をあやかってでもいるのだろうか 人慣れしているのか此方へ寄ってきた]
ネコ
[足元からこちらを見上げる猫に ふいに 何か思い出しそうになり けれど すぐに霞がかかって消え ただ ぼうっとしたままそれを見つめた**]
(37) 2015/01/25(Sun) 08時半頃
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役者 鏡花は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 08時半頃
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変な顔って…
[苦笑しながら首を傾げる。変な顔、してただろうか。春松と名乗る少年は親しげに亀にィ!と呼んだ。真っ直ぐ向けられる笑顔が少し眩しくて擽ったさを感じた。 …その笑顔が鼠小僧の話題になると曇る。呟かれた言葉を聞く限り、どうやらこの話題は何度もしたようだ。]
君の宝を?…陸区の人間から物を盗ったのかい?
[義賊が聞いて呆れる、と普段出さないような低い声で小さく呟く。自分でも普段出ない声に驚きつつ、彼に聞こえてないだろうかとちらりと見る。…財宝を置いて行き、宝物を盗るとはどういうことだろうか。…ん?宝物が盗まれている?]
…ねえ、君。…何を盗まれたんだい?
[曇った顔を隠すように笑う彼に問えば、どんな顔をするだろうか。嫌な顔をされたのなら、こちらも事情を話すだろう。…尤も、僕は何も盗まれていない……いや、盗まれたことすら思い出せない可能性もあるが。万に一つの可能性として彼が手紙を持っているのなら、鼠が何かを盗んだのは確実になる。]
(38) 2015/01/25(Sun) 10時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 10時頃
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[――かたり。 本国から持って来た物を仕舞っている箱を開け、中身を取り出していく。此方の国にある薬師の宝物といえば、この中に入っている物だけだ。それでもこれだって、向こうに居る家族に比べたら取るに足らないものだけれど。
家族の写真と、見送りの際に渡されたあちらの本を数冊と。 そういえば、暇を潰す為にと渡されたこの本には、結局手をつけていなかった。本国を離れて4年程、忙しなく動き回ってばかりで、その余裕も無かったものだから。
――嗚呼、けれど。どうして自分は、そんなにも忙しなく働いていたのだったか。何のために自分は、こんな小国まで来たのだろう? 何か、大切な事を忘れている様な、そんな感覚。どんなに考えてみても、結局答えを得ることは出来ない]
……、なに、を。
["忘れているというのだろうか"。 かさり、と。指先で写真をなぞる。そこに映る家族の姿は、薬師の記憶の中にある彼らと相違は無い。
だが、気になる事が一つだけ。 どうして彼らは、病室でこの写真を撮ったのだろう。彼らの中の誰かが、入院する程の病を患っていた者等、居なかった筈なのに]
(39) 2015/01/25(Sun) 13時頃
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[嵌め絵の一欠片を、何処かに置いて来てしまったみたいに。失われた記憶の一欠片は、戻って来てくれやしない。 嗚呼、やはり"何か"を忘れている様だ。この写真を見れば、それだけは確かだと、そう思うのに。
……では、何を。 薬師は一体、何を忘れてしまっているのだろう。 そしてこの"記憶"は、本当に鼠小僧に盗まれてしまったとでも言うのか?]
"……クソッ"、
[幾ら思い出そうとしてみても、浮かび上がるのは益体の無い記憶だけ。 物書きを目指す弟が書いた小話だとか、工学を学ぶ妹が作ってくれた調合に使う絡繰だとか。そんな取るに足らない、それでも恋しき思い出達。 これ等を思い出せば、以前は随分凪いだ気持ちになれたというのに、今は苛立ちを募らせるばかりで。
瞼の裏に愛しい家族を思い浮かべながら、深く深く息を吐く。 嗚呼、どうやら自分が随分参っているらしい。今の仕事が落ち着いたら、一度向こうに帰ろうか。 だって、そうしないと。この不安に、心まで蝕まれてしまいそう]
(40) 2015/01/25(Sun) 13時頃
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"――帰るんだ、早く"。
[この漠然とした不安も、喪失感も、家恋しさ故なのかもしれない。嗚呼、そうだ。きっと、本国へと帰れば何もかも元通りになるに違いない。
かたり。写真を、本を仕舞い、再び箱へと仕舞い込む。まるで、記憶が欠けているという事実から、逃げる様に。緩む記憶の紐を手繰りながら、それでもそれから目を逸らそうと、深く深くに埋め込んで。
薬師は再び店へと戻る。帳簿を認めるでも、薬を調合するでも、何かしていないとこの不安を"思い出して"しまいそうだから]
(41) 2015/01/25(Sun) 13時頃
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/* どうでも良い解説。故国=英国、本国=仏国
(-17) 2015/01/25(Sun) 13時頃
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「えっ」
壱区の方を眺めていると向こう岸から歩いてきた女性>>34に声をかけられた。橋を行き来する町人は他になく、必然的にこちらも彼女に目が留まるだろう。 壱区から歩いてきたこととその振る舞い、美しい姿から遊女ではないかと推測しながらも遊女を実際に見たことはなく、そもそも遊女が遊郭の外へ赴くことがあるのかどうかも分からない。 このまま固まってしまうのも相手に失礼だろうと思い、拙い返しで会話を取り繕う。
「あ,相手って・・・別に興味とかそんなのじゃ・・・」
微笑みこちらを見つめるその眼差しはどこか落ち着き澄んでいて、一挙手一投足すら見逃されないように感じ、恥ずかしさからか視線を逸らしてしまった。 決して遊女遊びに興味があるわけではない。 ただ『そちらの世界』には興味がある。自身が知らないもの見えない人がそこにいる可能性がある。 今回の状況でなければ彼女の答えには否定したであろうが、不意を突かれた質問に思わず出た言葉ははぐらかしであった。
(42) 2015/01/25(Sun) 13時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 13時半頃
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−弐区−
[鼠小僧に関する瓦板があちこちに貼られているのを見ると、噂は本当だったのだと実感せざるを得なくて、足が竦む あれほど「成敗」を望んでいたのに、まったくおかしな話である
何が盗まれただ、誰が被害にあったかなどとちらほらと書いてあっただろうに、ろくに目に入らない 先刻出会った、三味線弾きの彼女を脳裏に抱いては、一人五散る]
…目に 見えないもの か…
[人それぞれ見えているものは違う。 それを気づかせてくれた人。 見え方によって、価値観も違う]
…まさか、なァ
[目に見えないものでも、盗んでしまうのではないか 鼠小僧は 本当に大切なものこそ、目には見えないものだから。 そう考えては、その発想の奇異加減に自分を嘲笑う]
(43) 2015/01/25(Sun) 14時半頃
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…お
野良か。 お前はいいよなぁ、何の悩みも無くて
[足元に見つけた、一匹の猫。
「鼠の天敵だ」と思っては可笑しかったか しゃがんで撫ぜようとしたならば、その身をかわして走り出す 追いかけようとした目先には、同じ模様の親猫が居ただろう
そして目を上げると、何やら心配げな表情の人>>36 いつもの調子で、大きな声を投げた]
どうした! 何か、困ったことでもあるのか!
(44) 2015/01/25(Sun) 14時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 14時半頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 14時半頃
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…ありゃ。
[酒がそろそろ切れちまいそうだ。買いに行かなきゃなぁ。 残り少ない酒をちびちびと飲んで、伍区のおっさんの酒場まで来た。]
おう、おっさん。来たぜ。 ………おう?
[ありゃ?いつもこうやって声をかけりゃ大体いつも買う酒を出してくれるんだが…反応がねぇ。ついに耳が悪くなったかぁ?。]
おっさ…。ん…!?
[肩を叩いて呼ぼうとしたら、手がすり抜けちまった。…どういうこった。まさか幽霊にでもなったのか俺ぁ。 …これじゃあ酒は買えねぇなぁ…しょうがねぇ、適当にふらつくしかねぇか…。]
(+5) 2015/01/25(Sun) 16時頃
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(そういえば 昔 ネコを飼ってたっけ なまえは 確か――)
『どうした!何か、困ったことでもあるのか!』
ヒャッ
[ >>44突如 大きな声が聞こえればビクリ 情けない声をあげて驚いて 身を竦め 目を丸くしておどおどとそちらを見やる その男性――恐らくは自分と同い年くらいだろうか は子猫を追って そして どうやら自分に話しかけているようか 猫の親子は自分の足元で寄り添って きょとんとしている]
え あ あの ええと いえ 何でもない ことはないんやけれど んんと
[困ったこと とたずねられれば 言いあぐね 化粧も女装もしていない状態が落ち着かず目が合わせられないまま 挙動不審に手で前髪を梳いて ぽそり 呟く]
ひとを――探していて
[聞かれれば 今朝 瓦版で行方不明を報じられた一人が 自分の従兄弟であると話しただろう*]
(45) 2015/01/25(Sun) 17時頃
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役者 鏡花は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 17時頃
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/* おもんさんに会いたいけど明日は会えるかなあ 会いたかった一平太ちゃんに誘いうけのっていただけてうれしみ
兄さんの宝物は過去の女性関係かなあと予想しつつ べたべたしてしまってすまぬ(後悔はしていない)
(-18) 2015/01/25(Sun) 17時半頃
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どうした! 何か、困ったことでもあるのか!
ひと、探し?
[逸らし気味な視線と、独特な動作が気になったが。 「正義の味方」としては、告げられた「悩み事」が重要だ 前髪を梳いたては宙を遊んでいて、困惑を示すには充分だったろう]
…大丈夫! 二人で探せば、何とかなる!
[何時もの調子で、力強く言って見せただろうか ”ふたりで”と 探す相手が、幼いころから見ていた活劇の主演だと告げられればどんな顔をしただろうか]
(46) 2015/01/25(Sun) 18時半頃
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猫の親子だって出会えたしな! きっと見つかる筈だ!!
[竹刀を肩に抱えて。 そういえば力仕事以外など、久しい 三味線の女性の頼みと続き、腕っ節の必要ない仕事は、世間が平和になってる というわけでもなく、鼠小僧の噂は轟く]
(47) 2015/01/25(Sun) 18時半頃
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ん?……なァ、亀にィ。 “鼠が陸区の人間から物を盗る”のは悪いことなのかィ?
[ぽかん、とした顔で首を捻る。確かに陸区に住まう者たちはお世辞には裕福とは言えない。だが――、飢えているわけでも、何も宝を持たないわけでもないのだと僕は言いたげに。 小さな呟きには『鼠小僧は変わり者みたいだから』と、少し真面目な顔をして。]
僕はねー、とっちゃんを盗まれたんだィ。 とっちゃんって言っても血は繋がってないンだけどなァ!
[そう答えて懐から手紙を取り出して、内容を確認しながら、]
でも、とっちゃんは“僕の宝”じゃァないみたいなんだ。 商品の千両も何も貰ってないからねェ……、
[家族が盗まれたというのにあっけらかんとした様子で淡々と。 言い終えては腕をぶんぶんと振りながらひとつ質問を落とすと、『どうだィ?当たってるかィ?』なんてそわそわした様子でにィの周りをぐるぐる回る。]
もしかして、亀にィの変な顔は鼠小僧に関係あるのかァ?
(48) 2015/01/25(Sun) 19時頃
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丁稚 春松は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 19時頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 19時頃
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/* なんか私今回誰々のところ行けばよかったなあって毎回思っててわろう。でも芙蓉ちゃんのとこ行ったら私も彼女も同じ人と話すぎだしなあ。。。とはいえ志乃ちゃんいないし
(-19) 2015/01/25(Sun) 19時頃
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― 肆区 ―
[少し揶揄ってやろうと声を掛けた青年>>42は此方を見てなにやら固まり、此方から視線を逸らす。なんて初心な反応だろうか、見ていて面白いったらありゃァしない。 口元の三日月を吊り上げて、青年の腕に己の腕を絡ませる。振りほどかれないようであれば其のまま耳元に唇を寄せ。]
あら。残念でありんすなァ、 ――女の園には興味ありんせんか。
[はぐらかす言葉には何も言わずに目を伏せて。少しだけ絡ませた腕に身を寄せる。 くすり、くすり。こういった初心な男ほど嵌れば金を落とすものだ。なァに、今は稼ぎが少ないだろうが――若けりゃ給金の良い仕事なんていくらでも斡旋できるさ。 だからこれはその為の先行投資。何も減るわけでもない、寧ろ増える可能性を孕んでいるのだから気は抜けない。]
じゃァ、御仁は何に興味があるんでありんすかねェ、 今流行りの鼠などは如何でありんしょう?
[勿論。賞金の千両を諦めたわけでは無く、然りげ無い情報収集も忘れない。]
(49) 2015/01/25(Sun) 19時頃
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/* 落ちロルじゃましたくないしもう動かんとこ
(-20) 2015/01/25(Sun) 19時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 19時頃
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/* ところでおもんねーさんはお幾らで買えますかね
(-21) 2015/01/25(Sun) 19時頃
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/* どう動こう
(-22) 2015/01/25(Sun) 19時半頃
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はぁ…
[溜息1つ吐き出すも、それが誰かに聞こえるわけもなく 普段は嫌がる人通りの多い道も何故か誰も見ていないと考えれば何の抵抗も無く歩けていた]
鏡の奴、心配しているだろう
[そういえば、と自分の心配をしてくれるだろう一座の仲間を思い出す。自分が居なくなったと聞いて公演が中止になった話は既に風の噂で聞いていた 元々、才能も何も無かった自分が、主演になれたのは自分のお陰では無いと言うのに]
――皮肉なものだ
[女性嫌いの理由が、女性絡みだったとは 失った恋人の事を思い出し、そして声が震える。流しきったと思っていた涙が涙腺に溜まり、視界がボヤける]
……馬鹿、が
[失って初めて気付いた大切な記憶。ポカリと空いた穴は塞がった代わりに大切な人が居ない虚しさだけが心を支配していて 結局それは空いた穴を塞いでから、また空けたように虚無感だけが残っていた]
(+6) 2015/01/25(Sun) 19時半頃
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卑怯だな、鼠小僧… これでは善か悪かわからんではないか
[片手で両目を抑えて、誰が見るわけでも無いのにその泣き姿を見られないように 大切だった事を思い出させてくれた。その代わりに、残ったのは虚しさだけで。本当は忘れたかったのかもしれない記憶を、掘り返してきて]
……すまなかった
[誰に聞こえるわけでもないその懺悔の相手は、きっと聞いては居ないだろう**]
(+7) 2015/01/25(Sun) 19時半頃
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おもんさん悪い人や;; いたいけな少年を・・・w
(-23) 2015/01/25(Sun) 21時頃
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[剣士 なのだろうか 彼が肩に担いでいる竹刀をちらと見ては 昔 従兄弟が演じた活劇の主人公を思い出す
>>46大丈夫 と力強く言い切られれば またひとつびくりと驚いて]
えと もしかして一緒に探してくれはるん?
[ふたりで そう当たり前のようにそう言われれば きょとんと目をいくつか瞬かせる 大丈夫という彼の言葉が心の中で反芻した
彼の言葉に応じるように ナアオ と鳴いた足元の2匹を見れば 狼狽を落ち着かせたように彼の顔を見て 口角をゆるやかに持ち上げた]
そうやな きっと 見つかるやんな
(50) 2015/01/25(Sun) 21時半頃
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あの 僕は鏡 よろしゅうな キミは?
[>>47彼の真っ直ぐな言葉や 滲み出る雰囲気に安心して 自分を名乗り 彼にも名前を問うてみる]
ええと 今からこの先に行こう思てたんやけど
[情報集めに向かおうとしているのが この先 遊郭のある区画と告げれば 彼はどんな反応をしただろうか]
(51) 2015/01/25(Sun) 21時半頃
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役者 鏡花は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 21時半頃
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彼女>>49は笑みを浮かべたかと思うと自身の腕に彼女の腕を絡ませてきた。耳元に彼女の唇が近づくと肩を竦め身を固まらせた。 彼女が話始め囁く彼女の吐息に触れればすぐさま身を離しただろう。
「・・・・っ!」
歯を噛みしめ警戒するように見つめた。多分こちらの緊張は彼女に伝わっているだろう。それゆえ、からかわれているのだろうか。 彼女の口から鼠の言葉が聞こえたならば体制を整え口元を引き締めた。
「そうだね。今は鼠に興味があるよ。奴に聞きたいことがあるんだ。」
そう告げると今まで鼠から届いた手紙を彼から届いた挑戦状であるかのようにちらっと見せただろう。
「お姉さんは鼠小僧について何か知っているの?」
(52) 2015/01/25(Sun) 22時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 22時頃
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―肆区・路上―
[カラン、コロン。 手に一冊の草双紙を持ち、女は肆の路上を歩く。 日はとうに暮れていたから、人の流れも疎らになり。月に照らされた道を歩きながら、静かな街に一筋吹いた風を聴く。
あゝ、今日はあの三味の音を聴かれへんかったね――なんて。 昨日と違い、今日はどうやら"運が悪い"らしいと、少し沈んだ気持ちのままに、また一歩足を進めた。]
――……あら、綺麗。 この国でも、見える月に変わりはあらへんのやね。
[川のほとりを歩きながら、ふと見上げたまぁるい月の何と美しい事よ。 静かに輝くその月を見上げ、ふと昨日聞いた唄を思い返し。
――あぁ、やっぱりあの子は蛍かしら。お天道様より、この月の方が似合いそうやし。 顎に手を当て、そんな事を思いながらにっこりと目を細めて見せる。
耳にぽかりと空いた穴は、今でもやっぱり胸に不安を渦巻かせたけれど。 カラコロ下駄を鳴らしながらその不安を無理矢理に払い、伍区との境に佇む薬屋の前でふと足を止めた。]
(53) 2015/01/25(Sun) 22時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 22時半頃
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……あのお菓子よりは、甘く無い思うんやけれども。 お口に合うてくれるかなぁ。
[そっと、覗くようにほんの薄く扉を開けて。中にきっと居るであろう薬師は果たして、殆ど音を立てずに開いた扉に気付きはしただろうか。 気付いていても、気付かなかったとしても。そっと薬屋の中、扉の脇に田楽の入った小さな袋を置いたなら、女はそそくさとその場を後にしただろう――例え、呼び止められたとしても。
"あの星の菓子のお礼に"と。先程買った田楽は、口に合うか――そもそも、口にしてくれるかも知りはしない。 だけれど、まぁ。そのまま捨てられたとしても、さして気にする質でも無く。 挨拶の一つもするべきだったのかもしれないけれど、時間も時間だ。長居する訳にもいかない――それに今日は、何だか一人で歩きたい気分だったから。
少し足早にその場を後にしたのなら、ふと思い立って進む方向を少し変える…もう少しだけ、夜の散歩を楽しむのも、また一興ではないだろうか。 そうして未だ行った事の無い陸区の方へと――あの瞽女の住まうと言うその方向へと、下駄を鳴らして進んだのなら、またひとつ空を見上げただろう。
――あゝ。今宵の月は、一際美しい。]
(54) 2015/01/25(Sun) 22時半頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 22時半頃
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 22時半頃
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[鼠が陸区の人間から物を盗るのは悪いことなのか、と真面目な顔をして問う少年に対して、言葉足らずだったかと少し反省する。そして、一つ息を吐いてから言葉を補足した。]
鼠小僧は悪徳大名や商人から金銭を奪いそれを庶民に分け与えるんだろう?…だから義賊だの何だのって民から賞賛を得ている。…義賊を名乗るならば、悪いことをしていない人から宝物を盗るのはおかしい、ってこと。
[鼠小僧がただの盗人なら話は別だが、とは付け足さないでおく。義賊だと賞賛を受けている彼が、悪徳を働いてるとは思えない春松から何かを奪うだろうか。尤も義賊呼ばわり自体が事実無根ならば滑稽な話だ。……まあ変わり者だから、というのも分かる。 (…しかし何だか巷で言う鼠小僧とこの手紙の主は違う人物に思えて来たなあ。)]
とっちゃん……そっか。
[家族を盗まれたというのに明るい態度に少し驚きつつも特に気に留めなかった。そして彼の落とした質問に、一瞬顔が強張るが直ぐに緩めて、そうだよ、と一言。]
…何かを盗んだらしいけれど、僕は何も盗まれてないんだ。…手掛かりがあるかもしれないと思って参区に行こうとしていたんだけど、参区には嫌な思い出があってね…。
(55) 2015/01/25(Sun) 22時半頃
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追加情報 手紙の主は義賊ではない?
…僕は善人とは言えないし、スティーブンはよく分からない。…けど春松はまさか悪徳働いてるとは思い難いし、春松から盗ったなら義賊ではない。巷の鼠小僧とは別人かな?
(-24) 2015/01/25(Sun) 23時頃
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ああ!当然だっっ!!
[一緒に探す と言われれば即座にそう返しただろう 注視されているであろう竹刀を」、ぶん と振る 何せ、自分は。弱きを助け 強きを挫く]
…正義の、味方だからな!
僕、一平太が! 一平太 獅子丸が! その有閑!晴らしてみせる!!
(56) 2015/01/25(Sun) 23時頃
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[お決まりの名乗り口上を挙げると、丁寧にも告げられた「彼」の名前]
鏡かぁ… いい名前じゃあないか!
[キラキラと 己の身を返す「姿見」 目の前の彼と当てはめれば、不思議なほどしっくりと感じた]
あー… [彼が指したのは、馴染みの無い夜の街で。 誘惑を掛けてくる遊女は苦手だ だが、事件が起こるなら−或いはこういった場所だろう、とも。]
この先だな!? 行こうか!
[勇気を出して踏み入る決意をした 柄にも無く、同行者の掌をぎゅ と引っ張れば、胸の強張りも伝わってしまっただろうか]
(57) 2015/01/25(Sun) 23時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 23時頃
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