人狼議事


254 東京村U

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【人】 トレーサー キルロイ

― カフェ・店内 ―

ああ、いや、歩いて来れる距離ですし。
それに、あんまり外出ることもないからいい運動になったかなって。

[そびえ立つ白いクリームの山に、黄金のソースが流れている。
クリームソーダを頼みたい気分だったがそんなものはもちろんなく、『ゴールデンメイプルフラペチーノwithキャンディウォルナッツ』というお洒落じみた物体が目の前に置かれていた。
ついでにおすすめされた『カカオニブ入りのシュースティック』を齧りつつクリームの山を睨みながら照子の用件を待った]

(57) 2016/09/27(Tue) 12時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[珍しく話を切り出しにくそうにしている照子(>>37)の様子を眺めていたら、じわじわと冷や汗が出てきた。
いつものように執筆の依頼であれば、こんな風に言い澱む必要はないだろう。
嫌な想像が脳裏をよぎる。
縁切り、作家としての戦力外通告をされるのではないかと。
動き出したネガティブな思考は、この状況に似つかわしくない『♪らぶらぶにゃんにゃん、らぶにゃんにゃん』というフレーズのBGMと共にどんどん回転数を上げいく。
前に出した『妄執の誓い』も売れなかったもんなぁとか、ああ俺一発屋で終わるのかなぁとか、とか田舎に帰るから契約できなくなりましたと自分と同じ名前の不動産屋に謝らなきゃなぁとか盛大に思考の空回りをしていると、テーブルの上に一冊の本が乗せられた]

(60) 2016/09/27(Tue) 12時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[本とともに照子の口から語られた言葉。それはどうやら執筆依頼であるらしい。
ならば何故言い澱む必要があるのだろうか。書いてくださいと言われれば、二つ返事で受けるのだけれど。
どうやら、執筆する内容に大きな問題があるようだ。そして、それはこのテーブルの上に差し出されたものに関連があるようだ。
目の前に置かれた本の表紙に*目を落とした*]

(62) 2016/09/27(Tue) 12時頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2016/09/27(Tue) 12時頃


【人】 トレーサー キルロイ

[その本(>>65)の表紙には見覚えがあった。
何故ならはその本は家の本棚に収められているから。
その本が発売されてすぐ、界隈では話題になった。
陰謀論ではなく使い古されたものでもない、そんな都市伝説風の怪異譚がまとめられた本は貴重であり、皆飢えていたのである。
内容もさることながら筆者が匿名であることや意味深な表紙も相まって、噂が憶測が飛び交い、その本自体が都市伝説と化したのだった。
木露自身も考察を行い、その騒ぎの環に加わっていたりもする]

(74) 2016/09/27(Tue) 17時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[そんな本の執筆を依頼されている。
だけれど、いつものように即座に頷くことはできなかった。
まず、匿名であることが引っ掛かる。
取らぬ狸のなんとやらだが、もし本がヒットしたとしても自身の評判に影響を与える事がない。
本がヒットした後に、実は私が書きましたなんて事をしたら興ざめであるし、そんな見苦しい真似は絶対にやりたくない。
文章にも細心の注意を払わなければならないだろう。自分の色を極力出さないように。
個性なんて出そうものなら、即座に特定されて話題作りの計画は破綻する。
それに、他の人間が書いたものの続編というのも問題だ。
全てが前作と比べられる。筆力も構成力も売上も。
はっきりと自分が劣っていると見せつけられてしまえば、その時は――]

(75) 2016/09/27(Tue) 18時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[照子の問いかけに、長い沈黙を返す。
気がつけばカップを伝う水滴を睨みつけていた。
そこには辛気臭い顔が映っている。
それが自分の現状だ。
売れたいならば、売れるものを書かなければならない。
これは一つのきっかけになるのかもしれない。
自分の何かを変えてくれる、そんなきっかけに。
水滴はテーブルへと落ち、揺れる]

……やらせてください。

[絞り出すような声には、まだ*迷いが混じっていたが*]

(76) 2016/09/27(Tue) 18時頃

【人】 トレーサー キルロイ

いや、出目さんが謝ることないでしょ。
要は仕事を引っ張ってくれたわけですし。
感謝してるんですよ、こんな俺にいつも書く機会をくれて。

[その期待に応えられているかはわからないけれど。
そんな言葉は口には出さず、意外そうにしている照子(>>104)へほんの少しだけ苦味の混じった笑みを溢した]

あー、もちろんこういうの好きですよ。
この本も持ってるし。

(107) 2016/09/27(Tue) 22時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

そいじゃ、企画の詳細聞かせてもらいましょうか。

[クリームを付けたシューを口に運びながら、照子が持ってきた企画の内容に耳を傾けた。
楽しんで書く。
売れるものを書く。
言葉にすれば簡単な事がとても難しい事に感じる]

(108) 2016/09/27(Tue) 22時半頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2016/09/27(Tue) 22時半頃


【人】 トレーサー キルロイ

[久しぶりに人と向かい合って趣味の話をした気がする。
文章を書く事以外のそれに付随する話は苦手だった。
だから、照子のその性質は有難く感じている。
それと同時に自分のダメ人間さに呆れてしまうのだが」

まあ、色々と心当たりを当たってみますよ。

[召使いとおどけてみせた照子(>>115)だが、携帯画面に向かって顔をしかめるのを見るとあまり迷惑を掛けるわけにもいかないな、と思う。
編集者には編集者の苦労があるのだろう]

途中まで一緒に行きます?
駅の方で早速調べ物してみようかと思って。

(120) 2016/09/28(Wed) 00時頃

【人】 トレーサー キルロイ

一通り調べ物が済んで執筆の目途がついたらお誘いしますよ。
たまに人と会って話すというのも、悪くはないし。

[そんな言葉を照子に返し、挨拶をした後別れた。
調べ物の目的は照子(>>129)が想像した通りだ。
新宿駅周辺に出没していた変人、その失踪について。
もちろん、いくつかある心当たりのうちの一つであるが、丁度新宿にいるのだから最初にその件について当たることにした。
ポケットからスマートフォンを取り出してスワイプする。
噂の男が警察に補導される写真。
最後の目撃談となったその場所を、とりあえず*目指してみることにした*]

(133) 2016/09/28(Wed) 01時頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2016/09/28(Wed) 01時頃


【人】 トレーサー キルロイ

― 新宿駅構内 ―

[壁に貼り付けられている広告を尻目に、スマートフォンをポケットにしまった。
直前まで通話をしていたのは、大学時代の数少ない友人である秋葉 瑠璃雄(あきば るりお)である。
同じ文芸サークルに所属していたのに大して文章を書かない男ではあったが、趣味が一致していたため仲良くなったのだ。
二人部室の片隅で語り合う姿は、さながら文芸サークルにオカルト研究会が居候しているかのようだった]

[さて、この瑠璃雄はやたら騒がしいのが玉に瑕だが、やたら顔が広い男である。
また、知り合い同士を繋げようとする癖があり、先輩がやっているバンドのライブに連れて行かれたりしたこともあった。
その先輩とは一年生の時分にはすでに四年生だったため大学内での交流は無かったが、時折ライブを覗いては挨拶をする間柄になっている]

(149) 2016/09/28(Wed) 12時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[そういう男であり、特に趣味の分野での知り合いは数多く居る。
これまでも、何度か小説のネタになりそうな話の収集を依頼していた。
今回も同じように、最近流行りの噂話について聞いてくれるように頼んだのだった。
もし、そういったネタを持っている人間がいればツイッターにて情報収集用アカウント(@Kilroy3jyo)へと送られてくる手はずになっている]

友達の友達、か……。

[小さく、笑みとともに言葉を漏らす。
今回の企画にはなんともふさわしい言葉であろうか。
その枕詞で始まる話を聞かなくなって久しい。
匿名文化やSNSの普及により、よりあやふやな顔も知らない存在と気軽に触れ合えるようになった。
友達の友達は役目を終えた。情報化の波に飲まれ殺されたのかと思っていたのだ。
ふと、もう会えないと思っていた旧友に偶然出会ったような、そんな心持ちだった]

(150) 2016/09/28(Wed) 12時頃

【人】 トレーサー キルロイ

― 午後:新宿駅新南口 ―

[西口を目指していたはずである。
なぜこの板には新南口と書かれているのだろうか。
多少の空腹感を感じるほど時間は経過していた。
通話をしながら集中せずに歩いていたせいであろうか、それとも考え事に耽り惚けていたせいであろうか。
比喩ではなく頭を抱える]

[あまり外に出たくない理由に、この煩雑さがあった。
迷うことを避けるため外に出ない、外に出ないから慣れることがない、慣れることがないから迷ってしまう。
このスパイラルに、田舎者を疎外しようとする都会の闇を感じた。
故郷のシンプルな優しい駅を懐かしく思う。
ラッシュ以外では一本逃すと三十分は待たされる不便さは*棚に上げることにした*]

(151) 2016/09/28(Wed) 12時頃

【人】 トレーサー キルロイ

ん、俺?

[声を掛けられ(>>156)、その相手を見る。
少し睨んでいるように見られたかも知れないが、それはしょうがないものとする。
身長は170前後、高校生辺りだろうか。
制服を着ているのだから学生には違いあるまい。
発された言葉の内容からすると迷子なのだろう。
ならば返す言葉は一つだった]

あー、俺も一つ聞いていいかな……

(173) 2016/09/28(Wed) 15時頃

【人】 トレーサー キルロイ

西口ってどっち?

(174) 2016/09/28(Wed) 15時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[顔を見合わせて一拍置いた後、大人の余裕というものを見せてやることにした。
ポケットから取り出したのはスマートフォン]

仙台駅ならこんなものに頼る必要もないんだけどなぁ。

[小さく愚痴をこぼしながら、少年の目的地を検索する。
ルートナビを表示させその指示に従えば、目的地まで自動で案内をしてくれるという寸法だ。
入力を終えて、地図により示された方角へと歩き出す]

(175) 2016/09/28(Wed) 15時頃

【人】 トレーサー キルロイ

それじゃあ行こうか、しょうね……ん゛!?

[思いっきり人とぶつかった]

[踏み出した足とは逆の右足を軸に半回転する。
これもまた外に出たくない理由の一つだ。
人が多すぎる。

いや、今のは明らかに歩きスマホが原因だ。
*歩きスマホ、ダメ、絶対*]

(176) 2016/09/28(Wed) 15時頃

【人】 トレーサー キルロイ

あっ……スイマセン。

[身体の向きを前に戻しつつ、視線を合わせないようにして謝罪する。
これで相手が闘争に前向きな方々でなければ厄介事は避けられる]

俺も仕事柄、あんまり外に出ないからなぁ。

[危機管理をした後は何事も無かったかのように、一緒に歩いている少年(>>212)との会話を続けた。
吹き出されたような気もしたが、そこは不問とする]

(235) 2016/09/28(Wed) 22時頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2016/09/28(Wed) 22時頃


【人】 トレーサー キルロイ

おや、同郷か。
と言っても、俺は塩竈だけどね。
実家が神社……っても塩竈神社みたいな大きいとこじゃないけど。

[仙台出身と言われると微妙に頷き難かった。
やや絶妙な表情をしていると、ダンボールに書かれた文字(>>233)が目に飛び込んできた]

ヤヘイ……。

[その名前に目が止まった。
噂の渦中の人物の名前。そして、自らも情報を求めている名前だ。
ダンボールに書かれていた電話番号をメモした。
と、同時にスマートフォンが振動する]

(243) 2016/09/28(Wed) 22時頃

【人】 トレーサー キルロイ

あれ、入間さんだ。
ごめん、ちょっと仕事の電話だわ。

[画面に表示されたのは『入間翔子さん』。
何度かアンソロジーの執筆依頼を受け、書かせてもらっている。
昨日もまだ正式な決定ではないが、執筆依頼があるかもと電話をもらったところだった。
少年に断りを入れてから、電話(>>229)を取る]

はい、もしもし。

(249) 2016/09/28(Wed) 22時頃

キルロイは、イルマに話の続きを促した。

2016/09/28(Wed) 22時頃


キルロイは、みょんこに話の続きを促した。

2016/09/28(Wed) 22時頃


【独】 トレーサー キルロイ

/*
先生……!
入間ママンの漢字違ってます……!

(-33) 2016/09/28(Wed) 22時頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2016/09/28(Wed) 22時頃


【人】 トレーサー キルロイ

えっ……いや、ここにはいないけれど。

[電話の向こうの声は祥子のものではなかった。
娘と言われれば似ていなくもないか、と思う。
口調に焦りのようなものを感じ取り、逆に問いかける]

……入間さんに、何かあったのかい?

(251) 2016/09/28(Wed) 22時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

ちょ、ちょっと待って、落ち着いて。

[娘と名乗ってはいるが、実際に会って話したことはないので確証はない。
ただ、不安と焦りが入り混じった声色は嘘を吐いているとは思えなかった]

仕事だとすれば出版社に居るか、印刷所や書店辺りもありうるか。
後は、他の作家のところとか。
俺の方も心当りにあたってみるから何があったのか……。

[同じアンソロジーに載せていた作家のところかもしれない。
あまり親しいと言うわけでもないがなんとか連絡をとってみよう。
そんな決意をしようとしていた所に、少女の言葉が続く]

(257) 2016/09/28(Wed) 23時頃

【人】 トレーサー キルロイ

知らない人?
空き巣とか……?君は大丈夫?警察には連絡した?

[どんどんと不穏な内容になっていく。
通話先の少女の身も心配になってきて、質問を連続で投げかけた]

(258) 2016/09/28(Wed) 23時頃

キルロイは、ジリヤに話の続きを促した。

2016/09/28(Wed) 23時頃


【人】 トレーサー キルロイ

ええと、その、キミのパパとママを名乗る人たちは普通に過ごしていたんだね。
お茶を飲んでいたり、家事をしたりとか。

[語られた内容に理解が追いつかなかった。
一つ一つ確認して、話の概要を掴んでいく]

それで、彼らはキミの事を娘だと言うけれど、キミにとっては全く知らない人達だと。
警察は……その様子だと、彼らが対応して追い返したってところか。

[少女の語る話は聞けば聞くほど奇妙なものであった。
すべてを信じるなら、まるで自分たちが書く物語のような事が起きているのかもしれない]

(272) 2016/09/28(Wed) 23時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

ええと、キミは今、家を離れているのかな?
その様子じゃ、家には戻れないだろうし……頼れる知り合いとかは居る?

[少女の話が本当なのか嘘なのか現時点では判別出来ない。
どちらかと言えば、信じ難いのが正直なところだ。
語り口は真に迫っているが、彼女がそう思い込んでいることが真実とも限らない]

……少ししたら、会って話が出来ないかな?
さっき言った通り、こっちで心当りに当たってみるからその後で。

[それでももっとこの奇妙な話を聞いてみたい思ったのは、ホラー作家としての性なのかもしれない]

(273) 2016/09/28(Wed) 23時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

打ち合わせで何度か会ったことはあるけれど……。

[以前に会ったときの入間祥子の印象を思い浮かべてみる。
会った回数がそんなに多いわけでもなく、人の顔を憶えるのが得意ではないため、ぼんやりとした印象だ。
それでも、会えば本人かどうか判断することぐらいはできる]

オッケー、それじゃあまた後で。
とりあえず、今夜を過ごせる場所は確保しておいたほうが良いね。

(298) 2016/09/29(Thu) 00時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[そんなアドバイスをした後に、通話を切ろうとしたところで隣の少年から声を掛けられる。
通話にその声が入っていたかもしれないが、少年が口にした名前をそのまま聞いてみた]

……キミの名前って、入間澪音ちゃん?

(306) 2016/09/29(Thu) 00時半頃

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