231 獣ノ國 - under the ground -
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/*もーちっとで箱着けるが…… むむ、ほんま、あれ。 あっきーのロルは僕好みだ。リリカル班。
リリカル返したくって返事余計に重くなる。 兄さんでアマルに媚び媚びしてる時とは大違いやで……www
さあどう返そうかな。 しゃべれないの結構ハードル。
(-71) 2015/07/11(Sat) 15時頃
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[ 久しく見ていなかった兄の影は なかなか瞼の裏から消えてくれなくて 涙を仕舞えと言われたって 自分勝手に溢れてくる。
きっと 彼は僕に呆れて 立ち上がる衣擦れの音と 戸が閉まる音が頭の後ろからするのだろうと、 白いシーツに埋まって待っていたのに
僕の耳を撫でたのは 直ぐ隣でシーツが擦れる音>>159
くる、と首を回す。 束ねられた黒髪の背中は ふと、わらっていた。
自嘲しながらも 彼が抱える「未練」とは何だろう。
飛んでいってしまった彼女のまぼろしを 今なお 此処で探しているのだろうか。]
(176) 2015/07/11(Sat) 17時半頃
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自分勝手じゃない未練なんて ないよ。
[ がらんとした部屋にこぼれるそれぞれの独白と 乾いた未練が、シーツの上に転がっている。
僕は気怠い体を肘で押して 見たこともないほどに 重そうな影を背負った背中へ 蒼玉の手をのばし、黒い絹糸に指を絡める。
彼をプリムラに絡め取って離さない 未練のように。 ―――でも。 唄う以外に価値という価値もない飛べない僕じゃぁ 彼の未練には 足りぬだろうか。
( へんなひと。)
指の間で踊る髪は 喪った彼女の代わりを探すように 獣がソトで死ぬことを恐れるように 鈍い光を反射していた。]
(177) 2015/07/11(Sat) 17時半頃
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……つれてきて つれてきて 兄さんを、
[ 僕の何が卑怯なのだと 零した彼>>160に、 僕は 鸚哥の言葉を反芻する。]
おいで、”兄さん”
[ 寝転がったまま 黒髪に指を絡める僕の傍にだって いつだって”兄さん”は 喚べば来てくれる。 ふるる、と尻尾を揺らした鸚哥は 黙って僕を見つめ
鸚哥は鸚哥で、兄ではないのに 僕は彼を兄と呼ぶのをやめられない。 僕が勝手にかぶせた兄の皮を脱がせない。
赤い鳥はこんなにも慈悲深く傍にいてくれるのに 僕は、彼を彼のままに視ていないんだ。]
――ごめんね。
(178) 2015/07/11(Sat) 17時半頃
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[ もう手に入らないだろう兄を諦めることも、 針鼠のように外へ手を伸ばすこともできず 未練ばかりを抱えて うたを唄っているだけ。
兄を見つけたいけれど、ソトは怖い。 外は綺麗だけれど、ヒトは怖い。
嗚呼、それならば。兄も此処へ来れば良いのにと 鸚哥が唄った僕の本心>>157は 他力本願に、兄を希うこころは
卑怯以外に 一体何と呼べば良いのだろう。]
連れてきて、連れてきて。 何にもせずに願っているだけだから、 ………僕は卑怯なんだ。
[ 亀に「鍵」をちらつかされても手を伸ばせず 目の前の背中に熱の篭った額を押し付けるだけの どうしようもない 子供。]
(179) 2015/07/11(Sat) 17時半頃
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『 ソト! イキタイ! イキタクナイ! アキラ! ミレンハ イツカハレル? アキラ! ミレンハ ココデハレル? 』
[ 覚束ぬ足で揺れるベッドを歩く鸚哥。
羽ばたきひとつ、 たてかけられた腕>>159へ丁度良いとばかりに留って くるりと首を傾けた。**]
(180) 2015/07/11(Sat) 17時半頃
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[ 僕を鳥だと 祈るように願うように響く声>>*26は いつもの彼女には珍しい 力が篭められていて
朝靄の図書室で 彼女の羽を羨ましがりながら その翼が本来拡がるべきだった 外の世界の夜空の話をしたときにも おなじように 彼女は、僕も同じ鳥だと 言ってくれた。
あの時伸ばした手は 彼女の羽に届いただろうか。
瑠璃の目に憧憬ばかりを乗せてしまうのは 彼女には少し迷惑だったかもしれないけれど]
僕も夜空に行けたら、唄うよ。 ………鳥だからね。
[ それでもやっぱり彼女が居なければ夜空は行けないから 小さな声には ちょっとの苦笑が混ざった。]
(*27) 2015/07/11(Sat) 18時頃
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/* 僕は比較的、誰かとどっぷり話す時はこの会話を経て得たい感情やら相手様PCとの関係やらを思い描いて、自分なりのシナリオを仮組みする事が多い。 ……のだけれど、アッキーとのこれはそういう予定的なものが浮かんでいなくて、手探りで相手の目指す着地点を見つけようという感覚で臨んでいる。 なかなか慣れなくて、これで良いのかなぁという想いもあって、余計に遅筆で申し訳ない。
ノアめっちゃくっちゃ筆はやいよね……!アマルも。 うっひいいいってなるwww 感情と記憶の推移を追いかけているから遅いのもあるか。
うー、兄さんを思い出したけれど鸚哥への投影はやめられない 施設から出たいけど外も怖い、 兄さんがいない時点で僕的にわりと生死どうでもいい 梟が飛ぶ姿は、見たいなあ…… チェビィ、僕じゃなくてあの子を出してやってくれないかなあ 位か。現状の僕。
針鼠は強くて眩しくて少し怖い。従順な猫は僕とスタンスにているようでいて、ちょっと気色悪いなって思ってる。鮫は未知数ww あー、べすぱせんせに会いたい。神父様、って呼びたい。
(-77) 2015/07/11(Sat) 19時半頃
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/*鮫のこの気遣いスキル、爪の垢でいいから欲しい 赤なかなかうまく使えないんだよなあー。
時系列どこ、とか、この時点の僕の感情どこ、とか 気になって気になって………… 多分気にしたらあかんのやろうな。 しかし所持情報の整理と感情推移見えてないと なかなか回せない。難しい。
(-78) 2015/07/11(Sat) 19時半頃
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/*ぽんぽん壊れたCO!!!
アマルーーー!!! フィル!グアイ!ワルイ!!!(まじ
(-79) 2015/07/11(Sat) 20時頃
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/*ちぇびきた。かわいい。なでる。亀撫でる。 甲羅つるつる。
どんな見た目なのかぶっちゃけわからなくて森の時困ったよね…… 明らか人外なのか後ろ向かなきゃわかんないのかとか。
あー……OPPだよ…おなかぴーぴーだよ… ぶるるるる。
(-80) 2015/07/11(Sat) 20時頃
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/*いやあああああ梟かわいいよおおおおおお
めっちゃもふりたい。梟ちゅっちゅ。 あー……会いたいなぁ、梟ちゃんー。
(-83) 2015/07/11(Sat) 20時頃
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/*先生!不勉強の僕に万葉集は拾えません!!!
(-86) 2015/07/11(Sat) 21時頃
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/* 鳥をやっていてすら 仔犬といわれる僕のロル………
うんしってたいつもそうなのよ わんこぷれいなのよ あっきーくんくん きゅんきゅん 撫でて撫でて
(-91) 2015/07/11(Sat) 21時頃
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/* そう。さっき風呂入りながらきがついたんだ
未練って晴らすもんじゃないよね……断ち切るもんだよね。 晴らすのは恨みだよ僕………くっそ恥ずかしい埋まる
(-92) 2015/07/11(Sat) 21時半頃
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[ この部屋で 自分と兄以外の存在を確かめるように 押し付けた額>>179から伝わる温度と鼓動は やっぱり影が差したままのように思う。 獣の中に彼女を見る彼と 鸚哥に兄を重ねる僕は
( …どこか、似ているのかもしれない。)
空気と 背中を伝ってきた笑うような声>>194は 高いトーンを保っているのに どこか……
( でもこのひとのほうが、大人なんだろう。)
卑怯だ卑劣だと、競うようなものではないものを 笑い飛ばしながら自分を卑下する声に これが彼の 見の守り方なのだろうかと。
背中の向こう側の腕に 兄が向かうのを見ていた。]
(204) 2015/07/11(Sat) 22時頃
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[ いつもなら、不躾な兄を途中で窘めるのだけれど 今日はそんな元気が僕に無い。 人の領分に土足で…いや 鳥脚で踏み込む兄にも 一笑して応えるだけの人>>195で良かった。
( 本気で怒らせちゃうこと、あるからなあ ) 自分の耳に痛いだけなら、良いのに。
僕は見下された夜の瞳に (ごめんなさい)と 済まなそうに眉尻を下げた。
僕が”兄さん”を大切にしているように 彼が未練を大切にしているようにも、思えたから。]
(205) 2015/07/11(Sat) 22時頃
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[ ゆら、 目の前の夜が揺れて 長い彼の前髪がその前を通り過ぎる。
白い部屋でひときわ艶めく黒が 僕の目の前を覆って ( こつり ) 額の中心に感じる「ひと」の温度 ]
………………。
[ 僕に母の記憶があったならよかったのに 伏せられた瞼を彩る睫毛が 波のように 揺れた、きがした。
僕は瑠璃を瞑ることもなく 寄せられる額 離れてゆく瞳を見送って その目が瑠璃から逸らされる前 ぼくは ]
(206) 2015/07/11(Sat) 22時頃
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…優しくすることは、卑怯じゃないとおもう。
[ 繰り返しでない言葉を、夜の海の中に投げ込んだ。]
(207) 2015/07/11(Sat) 22時頃
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[ 彼が返す言葉はあっただろうか。
仮病を促すようなその物言い>>196に、僕はどこか 「また」彼と話ができる日がくるのかと
詰まる喉をゲンコツで開いて絞りだす言葉は 僕にとってはひどく息が切れるものだったけれど それでも また、ひとと話したいと思ったのは 初めてだったから。
こくこく、と数度素早く頷いて ベッドの上から、背を向け揺れる髪を見送った。]
(209) 2015/07/11(Sat) 22時頃
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『 センセ! マタネ! マタネ!』
[ 相変わらずの兄は 部屋の扉まで彼を見送り 羽ばたきの中で、ふわりとひとつ 真っ赤な羽毛を 彼の頭の上に落とした。*]
(210) 2015/07/11(Sat) 22時頃
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フィリップは、明之進の揺れる後ろ髪が綺麗だなと思う。
2015/07/11(Sat) 22時頃
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/*梟飴くれたまじあいしてる
ちょっと愛叫ぶそろる作ろう……梟…梟……(ぎゃんかわ
(-96) 2015/07/11(Sat) 23時頃
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/* 猫wwwwwww 声に出してわろうた
何を云う事があろうかwwwwww もっともすぎたwwwwwwwww
にゃんこごめんよ、ふわふわにくきゅうプニリする。
(-99) 2015/07/11(Sat) 23時半頃
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― 彼が去った後の部屋 ―
[ いつもの様子を取り戻した部屋は、 それでもまだ微かな熱が篭っていて 僕はなんだか、持て余すように身を捩る。
白いベッドの上から、白い天井へ 碧海の腕で橋を投げ架け 見えぬ空へ爪先の焔を伸ばし
慣れぬ言葉を紡ぎすぎた喉を震わせた ]
月なきみ空に、きらめく光、 嗚呼 その星影、希望のすがた。 人智は果てなし、 無窮の遠に、
いざ其の星影、きわめも行かん。
(225) 2015/07/12(Sun) 00時頃
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[ 針鼠は無事に風呂に行けただろうか、 服の都合はついただろうか。
猫の爪はだいぶ伸びていたようだったけれど、 薬のせいで何処かでふらついてやしないだろうか。
朝更しが過ぎた梟の見る夢は、穏やかなものだろうか。
(もうさすがに、寝ているだろう)
頑丈に作られた部屋の壁。 この壁の向こう側で、きっと寝ているだろう彼女を想う。
ちら、と瑠璃を横に流せば、 兄は静かにベッドのふちで 目を伏せていた。]
(226) 2015/07/12(Sun) 00時頃
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雲なきみ空に、横とう光、 ああ洋々たる、銀河の流れ。 仰ぎて眺むる、万里のあなた、
いざ棹させよや、窮理の船に。
[ 僕が手放しさえすれば、星の界を飛べる筈の赤い鸚哥と 共に夜空を飛ぶ日を「楽しみだ」と言ってくれた梟へ
翼あるものよ、どうか、どうか。
僕が兄を手放せる日は、彼女が此処から出られる日は 同じくらい「ありえ無い」ものだろうか。
白い部屋に唄声が染みてゆく。 それは、壁に 此処に居た男の瞳のような夜を描き 僕はその夜に 赤い爪で星を灯す。
彼女の翼が 闇夜の中で映えるようにと。*]
(227) 2015/07/12(Sun) 00時頃
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[ 泣きすぎた。 頭がぽうっとするし、何より目元がぱんぱんに腫れていて
( 誰にも会いたくない なぁ )
お腹はすいたけれど、 誰かに泣き腫らした姿を問われでもしたら 兄さんが何を言ったものか 想像しただけで怖い。
ごろ、と転がって シーツを抱きしめ あの「ひと」が額を押し当てていった中心をなぞる。 …まるで、人間のように扱われた気がした。
少し寝てしまおう。寝ちゃえば、空腹も気にならない。 こういうとき鳥は少し便利だ 暗くすれば それなりに眠気が来るのだから。 *]
(230) 2015/07/12(Sun) 00時頃
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/* ちょ、あっきーwwww「腹痛で死んでいた」
ぼくもだよwwwwwwwww なんだもうwwwけっこんしようwww(OPP夫婦
上手く回せなかった気がするなあ。 申し訳ない、申し訳ない。 どうしたら良かったかもまだ見えていなくて、ひとり反省会。
(-101) 2015/07/12(Sun) 00時半頃
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/* フィルと一緒に僕も寝てたっていうね
おきた
(-106) 2015/07/12(Sun) 01時半頃
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― 部屋の前:廊下 ―
[ ぷあ、としまらない欠伸をひとつ。 どのくらい経ったのか、気にする必要がないから 時計もないし、空も無い。
僕は自分の腹時計だけを頼りに起き上がる。
( あー、むり げんかい。喉乾いた……)
ばっさ、と飛んできた兄さんも腹が減ったと喚いているし まだ目元に違和感が残るけれど 流した泪のぶんくらいは水を入れねば乾いてしまう。
ぎいいい、と開いた扉、半分のぞかせた顔。 ちら、ちら、と薄暗い廊下を左右に見て ( 誰にも見つからないと、いいんだけどなぁ。)
足音など消せない足は、食堂まで密かに着けるだろうか。 ひんやりとした廊下の空気が 頬を撫でていった。]
(257) 2015/07/12(Sun) 01時半頃
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