166 あざとい村
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…
[少しだけ黙ってから、そろそろと手を伸ばす。短く切られた丸い爪を持つ指がそーっとカイルの手に乗せられた。]
〜カイルはずるいなあ……
[しかたないように雫を残した顔で笑う。ぎゅ、っと軽くカイルの掌を握って、手が引いてくれるままにもぐりこみかけていたグランドピアノの下から這いだす。ちゃんと力強くて、男子な力でよろけるようなこともなく、両足で立てた。]
(152) 2014/03/10(Mon) 00時頃
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/*
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwヒュー……( ノノ)
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-94) 2014/03/10(Mon) 00時半頃
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/*
( ノノ)wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
コミット・・・いるかい・・・?
(-95) 2014/03/10(Mon) 00時半頃
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[手を引かれるままに廊下を歩く。捕まれた手の甲はちょっと湿っていたかもしれない。カイルの手はあったかかった。 調理室での何がしかを万一アオイが覚えていたら、嘘だと指摘してどつぼにはまっていたかもしれないが、そんなことは起きなかった。
>>154 不満そうな声に笑う。]
…だって、 かっこいいから
[今みたいに、ぐじゃぐじゃした後ろ向きをあっという間に吹き飛ばしてくれる。]
(156) 2014/03/10(Mon) 00時半頃
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[へこんだときとか、悩んだときとか── 嫌な黒雲を、一発で吹き飛ばしてくれる]
……そういうカイルが、ボクは、
(-96) 2014/03/10(Mon) 00時半頃
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そういうカイルが、ボクは、
…すきだよ。
(-97) 2014/03/10(Mon) 00時半頃
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[胸内だけでそう気持ちを確かめる。]
……
[少しだけ視線が俯いた。──でも、]
(-98) 2014/03/10(Mon) 00時半頃
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[顔を上げると、は?と驚いたカイルの顔と目があった。]
… 違うよ、前から知ってたもん。 ばーか。
[照れたようにそっぽを向くカイルに笑う。彼が前を向いてしまったあとは、繋がっている手に視線を向けて、 軽口のように悪態をついて──体育館に着く直前に、ぺいっと手を振った。]
(160) 2014/03/10(Mon) 01時頃
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… ばかだなあ。カイルがかっこいいなんて、 ずーっとずっと前から、知ってたもん。
… 知ってたよ。
(-99) 2014/03/10(Mon) 01時頃
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[カイルがかっこいいだなんてことは、 前から知ってたけど、 でも]
…
[諦めなきゃ、いけないだろうか。 じわりと苦い気持ちが広がって、口を閉ざす。]
(-100) 2014/03/10(Mon) 01時半頃
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[ぺい。と手を揺すると、手は簡単に離れてしまった。 自分がやったくせに、ちょっとつきんと胸が痛い。]
… できるかなあ。
[シノの事を話していたときのカイルの顔を思い浮かべる。
正直──カイルのとなりに並びたがる気持ちを 止められる自信は、あんまり、なくて]
(-101) 2014/03/10(Mon) 01時半頃
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[するりと離れた手に、少しだけ視線を送る。 からかうような笑みに、べーっと小さく舌を出して返した。]
─体育館─
… え、っと…
[話はどこまで伝わっているだろう。 中を覗くのは恐る恐る担った。]
(167) 2014/03/10(Mon) 01時半頃
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>>165
…え。
[端的なロビンの説明に目が丸くなった。自分がヒューを振り切ってからそんなことになるだなんて、よもや思ってはいなかった。]
え、 ええ? え?
[ロビンとスージーと、倉庫を見比べる。言葉は理解できるけれど、ヒューが悪霊つきだった、という事実を納得するまでに、いくらか時間がかかった。]
(170) 2014/03/10(Mon) 01時半頃
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うぐ…
[ロビンの指摘に眉が下がる。]
まったくもって、かえすことばもございません……
[ものすごく、とても、正論だ。結局、ヒュー先輩どころか、 カイルまでも迎えにこさせてしまった。 言い返すところのないアオイは、素直に頭を下げる。]
ごめんなさい。 …ありがとう。
[周りのことを、心配してくれたんだろう。スージーの執事は、 ほんとうに有能で心配りがゆきとどいている。]
(175) 2014/03/10(Mon) 01時半頃
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[>>169 スージーの高笑いに、まだ混乱中ながら、すごいなあ。と純粋に感心して頷いた。流石は大型新人だけある、ということだろう。]
占いは、連続で引き当てたんなら、 スージーに任せちゃってもいいんじゃないかな、 …ボク以外でお願いしたい……けど、
[選ぶのが負担じゃなければ。と、言い添える。狩人コースではあったけれど、ひっぱる。と前に出るにはまったくもって失態が多すぎて言い出しづらい。]
… そっか…
[ロビンが重ねる言葉に、ヒューに悪霊がついていたらしい。ということについて、認識が落ちついた。倉庫の方を見やる。]
(186) 2014/03/10(Mon) 02時頃
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[それから、前置きをして続けてくれるロビンのアドバイスに、身体の向きをロビンに対して正対するようにした。]
信じたいもの……
[言われて、考える。浮かぶ考えはいくつかあった。それこそ、ロビンが口にしたように、皆が無事でいることとか。色々。ただ、今、信じたいのは何か、と言われれば、]
… うん。そうだね。ありがとう。 参考にならないなんてことないよ。
… ボクも、ちゃんと、信じてみることにする。
[うん。と、ロビンの言葉を引き取って頷く。ありがとう。と、アドバイスにたよりないけれどちゃんとした笑みを浮かべた。 不安に迷うくらいなら、信じてみたっていいはずだ。 子どもみたいに、無意識にじゃなくて。意識的に。皆も、セシルだって──あのセシルなんだから、ちゃんと、何があったって、無事でいる筈だって。]
(187) 2014/03/10(Mon) 02時頃
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[スージーに誰を。と言われて、うろうろと視線をさまよわせた>>181。]
え、え、え。
ボクの希望は、 れ、レティーシャ先輩、とか……かな
[占いの希望を。と、言われて、悩む中で二択に残った先輩の名前を上げる。けれど、>>183 続くスージー自身の希望に、う。と詰まった。 横からカイルの発言もあって、うろたえたようにそちらにも視線を向ける。>>185]
(188) 2014/03/10(Mon) 02時半頃
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あうぅ。
[暫し、カイルとスージーの間を行き来していた視線は、 スージーの宝石のような瞳に見つめられて、そこで止まる。
まったくもって、断りづらい。だって、つんつんしてるのに、スージーの言ってくれてる言葉の中身は、すごく優しい。 じい。とスージーを見ながら、アオイはだんだん赤くなった。]
…… はい ……
[断りきれなくて、目をみたままはい。とおとなしく返事をした。]
うろちょろは、もう、しません。
[こく。と頷く。]
(189) 2014/03/10(Mon) 02時半頃
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アオイは、スージーが、八のときにいったい何があったのか、気になっている……
2014/03/10(Mon) 02時半頃
アオイは、スージーが、とても真剣なので、気になっていることはしかし言い出せずにいる……
2014/03/10(Mon) 02時半頃
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/*
特に理由のない促しがスージーを襲う!
(-103) 2014/03/10(Mon) 02時半頃
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アオイは、スージーの目が三角になったのにびくっとしている。
2014/03/10(Mon) 02時半頃
アオイは、スージーは、どうやらよほど八さ…のときのことを聞かれたくないようだとは思ったが、正直好奇心を刺激されてもいる……
2014/03/10(Mon) 02時半頃
アオイは、スージーに、話の続きを促したかったが、許されなかった。
2014/03/10(Mon) 03時頃
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うぐ、……
[報告については、じとり……とカイルの方を一度見やったが、結局世話を掛けていたため彼には何も言えなかった。不思議そうにされてしまって、スージーの首が傾ぐのにあわせるように、無意味にアオイは首を傾むけた。]
…うう、なんか緊張するなあ。
[わかればよろしい。と、背もたれに背中を預けるスージーに、後ろ側で手を組んで姿勢を真っ直ぐに戻す。照れくさいのと、緊張とを一緒くたに誤魔化すようにして少し笑った。]
(192) 2014/03/10(Mon) 03時頃
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アオイは、スージーの威嚇に、そっ……と好奇心を心の奥深くにしまいこんだ。 ひとまずは。
2014/03/10(Mon) 03時頃
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/* 生存者 (7人 29促) レティーシャ 1回 残1980pt注目 カイル 30回 残586pt注目 アオイ 60回 残1634pt注目 ヒュー 11回 残1514pt注目 志乃 14回 残1527pt注目 スージー 39回 残2343pt注目 ← ロビン 38回 残418pt注目
[アオイは、促しの成果に満足した。]
(-104) 2014/03/10(Mon) 03時頃
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/*
でも自分の発言回数についてはもうみないふりをしたい。
(-105) 2014/03/10(Mon) 03時頃
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[ゆったりかつ悠然と、そして優雅に背もたれに身体をもたせかけたスージーが、つと意地悪げに目を細める。]
…!? な、なんだって……!!!!
[はっ!としてアオイが身体の前で防御するように手を構えて、さっと顔を青くした。]
だ、だ、だだだだだめ!!だめだよそんなの!! みちゃだめえ!!
だ、だって、7歳のときの……っとか、 9歳のときの……とか
だ、だめだめだめだめだめだめーーー!!
それは、カイルだって、せ、セシル兄ぃだってしらないんだからあああ!!!!
[終わる。世界が終わる。いっそ終わった方がましかもしれない。水色のパンジー柄がなんだというのかというレベルでともかく絶対だめだ。それだけは死守しなくてはならない。墓までもっていく秘密と言うのが誰にだってひとつやふたつはあるのだ。]
(195) 2014/03/10(Mon) 03時頃
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きょっ拒否だよそこだけは拒否断固断固拒否!!
だ、だめだよ? だめだからねっ? す、スージーってばあっ お願い、お願いだよっ 後生だからぁああ 特に7歳のときのことは、 ぜ、絶対みちゃだめだからねっ!?
[あわわわわ……と口元に手を当てて赤くなったり青くなったりと忙しい。なお、アオイはしらない──と思っているが、セシルにういてはどうだかわからなかった。しばらく、必死の懇願を続けていたが、どきどきひやひやしている間に、また
ぐう。 と何も食べていない、アオイのお腹が鳴った。]
…〜〜〜〜〜〜〜〜っっッッ
[絶句して、顔を両手で覆ってしゃがみこむ。 いっしょにいる。とスージーについ先程誓ったがために、今度は逃げ出すことは適わなかった。]
(196) 2014/03/10(Mon) 03時半頃
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[はらぺこのアオイの救世主になってくれたのは、ロビンか、はたまた大量にお菓子を持ちこんでいるレティーシャだっただろうか。]
…あ、ありがとうございます…
おいしい……
[暫くぶりのごはんは、空腹もあってたいそう美味だった。逃げ出したくなる衝動を必死にこらえはしたが、*どうしよう、ものすごく死にたい*。と、顔をあげられずに、アオイは思った。]
(197) 2014/03/10(Mon) 03時半頃
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/*
wwwwwwwwwww楽しかった。ありがとうスージー
ほんとうもう、何度も言うけど、だいすき。
(-106) 2014/03/10(Mon) 03時半頃
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/*
はーわらったわらった。これで村終わってなかったら 死ぬほど噴くけどまあたぶん大丈夫だよね。
レティーシャには無理をさせてしまったかなあとエピであらためて言わねばだけれど、ボク個人は心底エンジョイさせてもらいました。皆本当ありがとうねええ
そしてボクは村建て投下文をいまのうちに作ってもおこうねえ。
(-107) 2014/03/10(Mon) 03時半頃
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/*
いよし。これで夜明けと共に天声投下できるぞーーーー。 灰もこれであと40ptくらいだ。
[一仕事おえた感じ。]
(-108) 2014/03/10(Mon) 04時半頃
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/*
エピでもどうせまた言うけど、 ほんとほんとに楽しんでしまったね……
(-109) 2014/03/10(Mon) 04時半頃
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/* 諸所足りなかった点やら反省もあるけど ひとまず全員にありがとうだなあ。
本当にありがとうございました。
(-110) 2014/03/10(Mon) 05時頃
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