人狼議事


241 線路上の雪燕

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【人】 流浪者 ペラジー

[ 銃声が響いた。
 わずかな感覚を置いて数発。

 ペラジーは足を速めた。

 満月に照らされた麦畑の中で、白いコートのフードを被ったペラジーの姿はそれなりに目立っているだろう。
 歩兵銃を構えていた鉄道警察隊員のひとりが気づいたらしく、苛立った声を上げる。

 ペラジーは左手を軽く振って相手を制した。
 かつてラシードがそうしていたように。]

(57) 2015/12/02(Wed) 18時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 成金でも、他人に何かを命じることはできる。
 だが、彼らは黙っていることができない。
 事細かに説明しなければ、誰もその命を理解できないからだ。

 ラシードは違った。
 彼には説明する必要がなかったのだ。
 意を汲み取ったペラジーが先へ先へと動くから。

 本物の貴人には、生まれながらにそういう立場の者が用意されている。
 だから、過剰な言葉は必要ない。
 ときには身振りだけで相手を動かせる。]

(58) 2015/12/02(Wed) 18時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ ああ、そうか、とペラジーは納得した。
 もしルーカスが同行していれば、彼の顔に視線を走らせたかもしれない。

 身なりのよいルーカスに感じていた違和感はそれだった。
 従者を付けられて成長した者の態度には見えなかったのだ。
 もちろん、家庭教育の違いはあるだろうけれども……。]

(59) 2015/12/02(Wed) 19時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ サクラコの国の身分制度がどうなっているのかは知らない。

 だが、彼女の無防備さや天真爛漫さ――
「幼い頃から木登りは得意でしてよ」>>3:74
 と言い出すような、ある種非常識な面――は、トラブルの解決をお付きの者に任せっきりで育ってきたことに起因するのだろう。

 ルーカスにはそれが感じられなかったな、とペラジーは思う。

 ペラジーの知りえない家訓や伝統のある家柄かもしれないし、スウェルグで楽団付きの赤絨毯が待っているような身分ならば面白いけれども。]

(60) 2015/12/02(Wed) 19時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 麦畑の先で、また複数の銃声がした。
 枯れた麦を踏み荒らしながら激しく動いているのは、鉄道警察隊員か、それともあの獣か。

 怒号にも似た命令語が飛び交う。

 人狼が、もし狼以上の能力を持っているならば………、
 5人という人数は頼りないかもしれない。

 ペラジーは周囲を見渡す。
 同行者がいれば、視線を合わせて頷き合ったかもしれない。]**

(61) 2015/12/02(Wed) 19時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/12/02(Wed) 19時頃


【独】 流浪者 ペラジー

/*
21回 残138pt
本日も劇場ですね。

止めを刺したい人はいるのかな?

(-34) 2015/12/02(Wed) 19時半頃

【独】 流浪者 ペラジー

/*
ルーカスさん、サイラスさんも何か事情がありそうですが。
顔出し時間的に今夜は回せなさそう?

(-35) 2015/12/02(Wed) 19時半頃

【独】 流浪者 ペラジー

/*
ペラジーが人狼に襲い掛かられる→誰かが助けてくれる、という展開だと盛り上がりそうなのですが……。
時間的に厳しいかなあ。

(-36) 2015/12/02(Wed) 19時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 複数の、霜柱を踏みしめる音がこちらへ迫ってくる。
 枯れた麦をかき分けているのだろう、がさがさという音も激しい。

 隊員の名を呼ぶ鋭い声がする。
 同時に唸り声と、短い悲鳴。
 近くで揉み合っているのだろうか、枯れた麦を倒す激しい音が、移動しながらしばらく続いた。

 ペラジーは丸腰だ。
 緊張しつつ、周囲を見渡すことしかできない。

 同行者は武器を持っているのだろうか。]**

(62) 2015/12/02(Wed) 19時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/12/02(Wed) 19時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

[ 月明かりの下、すべてが白っぽく見える枯れた麦畑の中で、その痕跡は酷く目立った。

 直感的に]


  血だ、


[ と見取って、ペラジーは振り向く。
 同行者がいれば、何か反応しただろうか。]


  怪我をしている……?
  ……それとも、


[ 誰かをその牙や爪で倒したのだろうか、という言葉をペラジーは飲み込んだ。]

(63) 2015/12/02(Wed) 20時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ それは突然現れた。
 枯れた麦を倒しながら、荒い息遣いを隠そうともせず。

 四つ足の獣。
 犬に似た、けれども圧倒的に大きなその姿は、

      ――狼。

 姿は違えど、赤茶色の乱れた毛並みは、確かにあの少年の髪に似ていた。

 同時にペラジーは、狼の片方の後ろ足が血塗れなのを見取る。
 列車の中でも、この麦畑でも、何度か銃声が響いていた。
 1発、いや、もっと当たったのだろう。
 腹の白い毛も血で汚れているようだった。

 そして、口の周りも真っ赤だ。
 たった今、誰かをその牙で倒した証拠に。]**

(64) 2015/12/02(Wed) 20時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/12/02(Wed) 20時半頃


【独】 流浪者 ペラジー

/*
「背景」が村建て発言の抽出ですね。
「舞台」は何でしょう?
この国の機能がわからなくて……。

(-38) 2015/12/02(Wed) 21時半頃

【独】 流浪者 ペラジー

/*
「 体長128cm、高さは90cm程度
 右足を貫かれ、赤い足跡を残しながら
 やや曲がり気味に走ります」
はすごく大きいです。

ダイアウルフなのでしょうか。
人間で8歳程度>>3:#2だと、犬なら生後4〜5か月くらい?
成獣のサイズが気になります。

(-39) 2015/12/02(Wed) 21時半頃

ペラジーは、>>57訂正 ×感覚 ○間隔

2015/12/02(Wed) 21時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

[ 周囲に誰かがいれば、狼の血塗れの口元に驚いただろう。
 声を上げたかもしれない。

 ペラジーは黙って見つめていた。
 痛ましい、その姿を。]

(77) 2015/12/02(Wed) 21時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

 

  どこへ、行くつもりだったのですか………?
  それは本当に、きみの望みでしたか?

  誰かにそこへ行けと教えられた……、
  あるいは、よいところだと信じ込まされただけ、
  ではありませんか?

  本当に、きみ自身が好きになった場所?
  そこでなら、生きていけると思った………?

 

(78) 2015/12/02(Wed) 22時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 傷ついた狼はもはや人語を解さないのかもしれない。
 血走った眼でペラジーを睨みながら、荒い息を吐くだけだ。

 そこに銃声。
 狼を見つけられない鉄道警察隊員が、夜空に向けて撃っていた。

 びくりと身を震わせた狼は、ほとんど横っ跳びに移動し、枯れた麦の茂みの中へと駆け込む。
 血痕を残して。]**

(79) 2015/12/02(Wed) 22時頃

【独】 流浪者 ペラジー

/*
もうこちらへの合流はなしですかねえ。

(-41) 2015/12/02(Wed) 22時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/12/02(Wed) 22時頃


【人】 流浪者 ペラジー

[ 枯れた麦をかき分ける音、
 霜柱を踏む音。

 鉄道警察隊員の上げる怒号、
 三等車両の乗客らしい喧嘩口調の大声。

 散発的な、ばらばらの方向からの銃声。

 それらが不規則に交錯し、普段は静かなはずの麦畑が別世界のような騒がしさだった。

 ペラジーは狼の血の跡を追おうとする。
 同行者がいれば止めるだろうか、あるいは………。]*

(80) 2015/12/02(Wed) 22時頃

【独】 流浪者 ペラジー

/*
櫻子さん、いいキャラですねえw
天然系ヒロインでかわいいです。

(-43) 2015/12/02(Wed) 22時頃

【独】 流浪者 ペラジー

/*
実は今も風邪が続いています。
鼻水が止まりません。
咳が出ないので体調としてはまだましなのですが…。

(-46) 2015/12/02(Wed) 22時半頃

【独】 流浪者 ペラジー

/*
おお、シェリーさんが来てくれるのかな?

(-47) 2015/12/02(Wed) 22時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 自分でも自分の焦燥を説明できなかった。
 危険は承知だ。
 頭に血を上らせた鉄道警察隊員が、どこへ銃を撃つかわかったものではない。

 けれども、ただ、見届けたかった。
 あの幼い子どもが――狼としてはずいぶん大きかった。人間とは成長が違うのだろうか?――が、どこへ向かうのか。

 いや、どこへ行きたがっているのか、を、]


  知りたいのです………。


[ 懐中時計の時刻と傾いた満月からおおまかな方角を割り出しながら、ペラジーはぽつりとこぼした。]*

(101) 2015/12/02(Wed) 23時頃

【独】 流浪者 ペラジー

/*
え、皆さん外へ?
残り1時間しかないのに?

(-49) 2015/12/02(Wed) 23時頃

【独】 流浪者 ペラジー

/*
イアンさん、同行>>98ありがとうございます!
誰も来てくれなければ寂しかった〜〜〜><

(-50) 2015/12/02(Wed) 23時頃

【独】 流浪者 ペラジー

/*
トヨタさん、なぜこのタイミングで?
しかも櫻子さんを誘うヘタレっぷりwww

(-52) 2015/12/02(Wed) 23時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 狼の血痕を追って麦畑をそろそろ進みながら、ペラジーはわれ知らず、子守歌を口ずさんでいた。
 『月のゆりかご』。
 この半年間、何度も何度も聞いた曲だ。]


  三日月のゆりかごで、
  ゆらゆら揺れて…、お眠り、なさい………。


[ あの狼の姿では、もう理解できないかもしれないが、それでも。

 赤茶色の毛皮の下に、
 幼い子どもの心が少しでも残っているならば、]


  どうか、安らかに、と。


[ 願わずにはいられなかった。]*

(119) 2015/12/02(Wed) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ イアンが傍らを歩いていれば、怪訝な顔を向けてきたかもしれない。

 ペラジーはうつむいて小さく首を振る。
 もはや自分にできることはないのかもしれない。

 彼の最期が安らでありますように、と祈る以外には。]*

(120) 2015/12/02(Wed) 23時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/12/02(Wed) 23時半頃


【独】 流浪者 ペラジー

/*
最期を描写してしまっていいのかな?
それとも逃げたかもしれない曖昧なラストのほうがいい?

(-60) 2015/12/02(Wed) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 銃声が複数回。
 近い。

 続いたのは、鉄道警察隊員の罵声か、はたまた歓声か?
 別の野太い声が罵声を返す。
 口調からして、三等車両の乗客だろうか。

 ペラジーは口を引き結び、枯れた麦を踏みしめながら、その方向へ急ぐ。
 もしイアンが視線を合わせてくれば、ペラジーの激しい緊張が伝わったかもしれない。

 だが、そこに転んで>>110いたのは、シャベルを構え、青い顔をしたシェリー。>>112]*

(129) 2015/12/02(Wed) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 駆け寄ってシェリー助け起こそうとするが、驚きは消えない。]


  大丈夫ですか?
  なぜここに?
  列車に戻ってください……その、シャベル、も……?


[ ペラジーは思わず、シャベルをまじまじと見つめた。
 彼女が拾ってきた>>86とは思わずに。

 イアンの反応はどうだったろうか。]*

(135) 2015/12/03(Thu) 00時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/12/03(Thu) 00時頃


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