52 薔薇恋獄
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/* テッドはランタン職人 ヴェスパタインに投票した。(ランダム投票)
何の愛だよ
(-0) 2011/05/20(Fri) 00時頃
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―ほんの僅かな、その一瞬―
[雨が、ざあざあとまた急に強くなったように思えて、別荘内を真白な光が包む。 間を空けることなく、唸るような低い轟音。 ガラス食器を勢い良く叩き割る音に似た破壊音に、思わず目を伏せる。]
[それから、目を開けて、見たもの、は。 今さっき自分がいた場所となんら変りないのに、自分たち以外誰もいない、空間。]
(+1) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
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……どういう、ことだよ。
[大須が消えた、どころの騒ぎではない。他に、誰も、いない。 思わず、確かめるように繋ぐ手を握り返す。]
(+2) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
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ん、探す、けど。
[声がする気配のほうが、少ない。ざあざあと降る雨の音に、全てかき消されてしまう程度。]
お前、歩きまわらせたく、ねえな。
[どうするか、と思案して、蓮端をそっと見上げる。]
(+4) 2011/05/20(Fri) 01時頃
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俺が一人で探しに行く、か。 お前が多少でも回復するまで待機か、だな。
[疑問浮かべて瞬くのには、苦笑してため息を一つ。 繋いだ手が、まだ蓮端のほうがより熱いのに、そう案を出す。 見下ろす瞳には、少し困ったような表情も見せたけれど。]
(+6) 2011/05/20(Fri) 01時頃
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ん、わかった。
[素直に休む、というのに、頷く。]
まあ、部屋は他にもあるわけだし。休み休みでも探しゃ、いいよな。
[そんな言葉のあとに部屋を問われれば、二つの部屋に視線を送った。]
……どっちの?
[なんて、少しいたずらに笑う。]
(+8) 2011/05/20(Fri) 01時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/05/20(Fri) 02時頃
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大胆。
[くつりと、喉をならして笑う。 どっちの、と見たのは自室と、蓮端の部屋とで。 階段から二階を仰ぎ見て、より左の方となれば、手前より奥の。]
ま、本気で俺の部屋のほうがいいってんなら止めないけど。 来る、か?
(+11) 2011/05/20(Fri) 02時頃
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[そんな、どこかうわついた―きっとこの手に感じる温もりのせいだ―気分でからかい半分、冗談を言ったから。 扉の違いには、気づけない。]
(+12) 2011/05/20(Fri) 02時頃
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[からかいと冗談の煽りが、いいよ、と受け止められてしまえば。 逆に瞬いたのはこっちだった。]
……あんま、変わんねえぞ。お前んとこより少し広いくらい。
[先程より赤らんだ頬に、熱の上がりを心配しながら。 自分も顔が熱くなる気がして、慌てて視線を逸らし自室の前まで少し歩みを早めた。]
[扉を開けても、静谷はそこにはいない。]
(+14) 2011/05/20(Fri) 02時半頃
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静谷が、広い部屋がいいっつってた。 確かに広い分には不便ないけどな。
[部屋の話をするなら、意識を逸らせるとばかり昼の話をした。]
……いない、な。
[ただ、その話題の本人の不在を確認すれば首を横に振って。どこかにはいるのだろうとその場で慌てることはしなかったが。]
(+16) 2011/05/20(Fri) 03時頃
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[横になる、とベッドに蓮端の身体が倒れ込めば、それを見やって。 それから、だいぶ自分も消耗していることに、ようやく自覚が沸いた。 数刻前から、疲れた、だの言っていたが。 昼から結局何も口にしていないし、走り回って、濡れて。 それこそ、自分の方が倒れてしまいそう、だった。]
……な。 ちょっとだけ、俺も……
[いいか、と問う前に。 本能に負けた身体が、蓮端の隣に寄り添って。 抱きあうように、ひとつのベッドで眠りについた。 浅い眠りに引き込まれる蓮端とは逆に、こちらは深く、遠く――**]
(+17) 2011/05/20(Fri) 03時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/05/20(Fri) 03時頃
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/* なごやなう(回文)
モーニングをするという目標を達成してしあわせである。 本当は名駅付近でフレンチトースト食えるとこ探して「フレンチトーストと、コーヒー」って言う計画も一瞬浮かんだんだけど、ぼくがフレンチトースト好きじゃないので残念ながらボツった。
(-35) 2011/05/20(Fri) 09時半頃
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/* >>121 先輩をつけろ先輩を!(キリッ
おれも まどれーぬ たべたいし
(-41) 2011/05/20(Fri) 18時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/05/20(Fri) 22時半頃
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/* シロちゃんに中身が透けていないっていうか、存在を忘れられている説!
(-73) 2011/05/20(Fri) 22時半頃
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―自室らしき部屋―
[肩に回される腕も、謝る声も、眠りを妨げるには至らない。 消耗もあったし、安堵もあった。とかく疲れていたし、蓮端が最低でも傍にいること。規則的な呼吸音だけさせて、ただ、ただ、静かに眠っていただろう。 はじめの、うちは。]
(+22) 2011/05/20(Fri) 23時頃
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[そのうち深い眠りは、知らぬ世界の夢を呼び起こした。 この屋敷の、野薔薇の絡むトンネル。まだ踏み入ってもいないそこに、自分は立っていた。 甘い薔薇の香り。濃いけれど、まだ青い茂りの瑞々しさも残すそれは、野薔薇特有のものなのだろう。 花に詳しくない自分はよく知らないが、きっとそうなのだと思った。 そして、そう思うからこそこれが夢だとも思った。 晴れた庭。知らない香り。薔薇咲くトンネル。そこに立っていて。 その、野いばらの蔓に、絡めとられる。 息苦しくて、呼吸が浅くなる。 手を、伸ばして、そこにあるものを、つかむ。]
(+23) 2011/05/20(Fri) 23時頃
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[つかんだものは、何だっただろう。温かくて、近くにある、もの。 悪夢に魘されるように、すぐ傍らの蓮端の身体に縋りつく。 苦しげに、強く、目の前の細い身体に力をこめた。]
(+24) 2011/05/20(Fri) 23時頃
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夢だ。 これは夢だ。
けれど、連れて、行かれる、なんて。
やめてくれ――!
(-78) 2011/05/20(Fri) 23時頃
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/* 連れて行かれる、は誰でもいいようなつもり。 蓮端が連れて行かれているのかもしれない。 自分が連れて行かれているのかもしれない。 ほかの誰かかもしれない。
とにかく、野薔薇の蔓に絡めとられて、誰かが連れて行かれて、引き離される、という夢を見ている。
要要いじられたから蔓薔薇で遊んでみた。 コラーゲン薔薇酒うまかったよ? なんだっけ、飴の味(>>2:375)思い出したけど。 あー薔薇味ってこんなかーっていう。
(-79) 2011/05/20(Fri) 23時頃
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/* 誰もみんな消えてく夢を見て上手に息ができなくなっているんですよ。 ピャァァァー
(-83) 2011/05/20(Fri) 23時頃
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う、ぁ……
[小さく呻いて、は、と荒く息を吐いて。 背中に触れる感覚に、意識が覚醒する。 目を見開いて、肩で息をして、しばらく、そのままで。]
[それからもう一度、ぎゅう、と強く縋った。 行くな、ではなくて、いる。その確認に似た、体温の絡め合い。]
(+26) 2011/05/20(Fri) 23時半頃
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/* あまえんぼうてっちゃん 実はもともと右予定だったのでちょっぴりさらけ出してみた。
(-95) 2011/05/20(Fri) 23時半頃
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/* ラ神さまラ神さま、どこが落ちてくるの? ベネット[[who]]
(-100) 2011/05/20(Fri) 23時半頃
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/* 普通に信憑性がある
(-101) 2011/05/20(Fri) 23時半頃
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ゆう、き……
[力なく唇から漏れるのは、蓮端、でなく。 荒い吐息交じりのそれは、艶を帯びて、広い部屋の空気に消えていく。]
[縋りを抱き締め返されて、ようやく、少し落ち着いた。 呼吸も緩やかに規則性を取り戻し始めたところで、顎に手が触れる。 拒否する意識もない、その顔は簡単に上向くだろう。]
(+28) 2011/05/21(Sat) 00時頃
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わり、夢、最悪……
[見合う瞳。逸らせなくて、逸らしたくなくて、金に近い淡翠の瞳が蓮端のそれを見上げる。 胸の奥がうるさくて、口が渇いていく。]
[だから触れるものを求めるように、唇を受け入れる。]
(+30) 2011/05/21(Sat) 00時頃
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