254 東京村U
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そうだね。奇妙な事は、すぐそばに…… それこそ足元にでも、転がっているものなのかもしれない。 一寸先は闇、なんて。言ったものでさ。
うん、 またね。
[用事を終えて彼女が去っていく、 その様に青年がかけたのは、今生としない別れだった。 それは単純に会話が楽しかったという気持ちを込め、そうして、オカルトの話から、偶然を信じてみたいような気になっていたというのも、あったのかもしれない。 それから、青年は背に背を向けかけて]
[ふと、過る。浮かぶ。 オカルト、好きなんだ? そう言った刹那の彼女の顔が。 話しながら見据えていた顔、何処かかそけき気配、 オカルト、……そんな会話をいつかした気がする。遥か昔。
――見た瞬間、何処かで会ったように思った、]
(9) 2016/09/29(Thu) 01時頃
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…… みよちゃん?
[咄嗟に振り向き、発した声は、店主に何事かと見られる程度には、やたらと大きな声になってしまって。だが、もう背が遠く消えかけて見えた、彼女には、聞こえたかも、知れず]
……、
[何にしろ、彼女は、戻ってきはしなかっただろうし。 青年は、それを走り追いは、しなかった]
(13) 2016/09/29(Thu) 01時頃
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[声をかけた彼女の足が止まる。 振り返る。 半ば逆光たる光景の中で、ただ、彼女が笑うのは見えた。 そして唇が何かを紡ぐ、
その音を考え続け、そして予測出来たのは、 少しく後、 大通りの傍らの歩道を進む、半ばの事だった]
…… はずれ 、
(30) 2016/09/29(Thu) 03時半頃
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[珍しく何も買う事なく、鉱石店を後にして。近くのファミレスに適当に入り、適当にランチを頼み、紅茶の香りをふかしながら、青年は、ぼんやりと思考を巡らせていた。 みよちゃん。確か、みよ子、その女子には確かに覚えがあって、その女子は確かにあの姿と面影が重なるもので、 もしそれが正しいのなら、何処かしら、変わったのだ、とは思う。十数年の空白の間に、何かが。けれども変わったというのなら、己とて、当時を知る者ならバンドマンの今など予想出来ない筈だ。 カルトじみていると噂される活動。 それに現在関わる彼女が、かつてその両親が、 カルトに関わりその故に彼女が煙たがられていた、 そうした事実をふいに思い出せば、 もやもやとしたような、微妙な沈みも覚えたが]
……
[何より浮かぶのは、 去り際の彼女の、意味、だった]
(31) 2016/09/29(Thu) 03時半頃
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― 新宿・サザンクロス口付近 ―
[そんな事を考えていれば、気付くと大分長居してしまっていた。吸殻は十本を数える手前だ。青年は店を出て、 なんとなく、すぐ帰る気にもならず。そぞろにうろついている内に、空は暮れ始めていた]
…… ?
[いよいよ帰ろうか、あるいは呑みでもするか、と思ったところだった。場所はサザンクロス口のすぐ近く、横断歩道を挟んだ歩道の端。ぴぴぴぴ、ぴぴぴぴ、「信号」に設定してある着信音が鳴るのに、立ち止まり、iPhoneを取り出し、 画面を見て、瞬いた]
(32) 2016/09/29(Thu) 03時半頃
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彼方
後で通知 メッセージ
拒否 応答
(33) 2016/09/29(Thu) 03時半頃
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…… 彼方?
[ぽつり、口から言葉が漏れる。惑い、躊躇っている内に、その着信はぷつりと途絶えた。 平常に戻った画面を見つめ、考える。今のは、何だったのだろうか、と。最初に浮かんだのは、メンバーの悪戯の可能性だった。呑みの最中にでも誰かが電話帳をいじり、こんな妙な名前にして、驚かせにきたのではないか。 だが、そうして確認した電話帳には、彼方の文字はなく]
……、
[履歴を見る。彼方、と、確かにある記録。 十秒、二十秒、それを見つめていてから、 青年は緩慢に指先をその番号に乗せた。 発信中… 表示される文字。手にしたそれを耳元に寄せ]
(35) 2016/09/29(Thu) 04時頃
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[電話は、すぐに通じた]
[聞こえたのは、ざわめき。 ラッシュ時のホームを思わせるような。 老若男女混じり合う声、環境音めく、]
(36) 2016/09/29(Thu) 04時頃
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‥苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪 苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪 苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪苦輪
(37) 2016/09/29(Thu) 04時頃
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、 ……!
[反射的に、iPhoneを取り落としそうになった。 ほとんど同時に、ぷつりと通話が切れる。 聞こえた、繰り返す声は、経めいて、無感情に低く]
……、……
[画面を見つめたまま、佇む。 ややあって再び表示した履歴からは、彼方の文字が消えていた。まるで、今の全てが白昼夢であったかのように]
(奇妙なことって、意外と、 そばにあるのかもしれないわ)
[そんな彼女の声が思い出されて、 暫く耳殻から離れないで*いた]
(38) 2016/09/29(Thu) 04時半頃
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[少しの間、静止していてから。青年は再び画面に触れた。ブラウザを開く。検索欄に単語を打ち込む。 「彼方 着信」「彼方 発信元」「彼方 番号 悪戯」 ――その類で引っかかる事もあるだろうかと、考えて。幾つかの検索、それぞれを数頁ずつ見てみたが、それらしきものは欠片もヒットしなかった。 ブラウザを閉じる]
……はあ。
[そうして何の変哲もない画面を見つめていると、やはり今自分は白昼夢を見ていたのではないか、というような気持ちになる。そうでなくとも、何かの間違い、でしかないのだろうと。 何かの間違い、 わからないなにか、]
[考え、ふと思い立って、青年はメールを開いた。 (ちなみにLINEはやってない)]
(72) 2016/09/29(Thu) 17時頃
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やあ、元気? 別に用でもないんだけどさ、 ちょっと妙な体験したから誰か キミにでも話したいかなって
さっき、彼方から電話が来たんだよ どういう事かって、発信者の表示が「彼方」でね かけ直してみたら なんか大勢の声と、お経みたいな変な声が聞こえたんだ
悪戯だかなんだかわからないけど ホラーな感じで、面白くない? 似たような話知ってる?
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(85) 2016/09/29(Thu) 18時頃
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[そんなメールを、「木露 流衣」に――ホラー作家であり、そして、かつて大学の後輩だった、親交のある彼に送る。 ついでに、彼と自分の交流する切欠となった秋葉にも、似たようなものを送っておいた。オカルト好きな、其処から親しくなっていた相手故に。
そうしてみたのは、実際心当たりが出てくる可能性もあるかと考えたのもあるし、純粋な「喋りたさ」もあるし、 結局は何処かに残る居心地悪さの誤魔化しもあったのかもしれない]
(87) 2016/09/29(Thu) 18時頃
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変わった事? なんか、大変みたいだね。お疲れ様
だよねえ、やっぱり、そんな感じだよね あの世から、ってさあ 今度曲にでもしようかな なんて 笑
ありがとう 秋葉、もちょっと聞いてみたんだよね
返事ま■ ないけど 先輩そろ■ろ死期すか? って、返信予想w
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(115) 2016/09/29(Thu) 23時半頃
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[やがて来た木露からの返信、 それに返した青年の更なるメール、 普段通りの調子の文章は、けれどそのうちの二文字が、 彼に届いた時、 変わっていた、だろう。
一見機種依存の独特な絵文字のような。 赤いモザイクで出来た四角の一文字に]
(118) 2016/09/29(Thu) 23時半頃
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[それを送ると、青年はiPhoneをポケットにしまい。 サザンテラス口を少し離れ。 近く、某大型書店の別館へと向かった]
(119) 2016/09/29(Thu) 23時半頃
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/* サザンクロスのかなしみ
(-26) 2016/09/29(Thu) 23時半頃
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― 某大型書店・別館 ―
[大型書店の別館。それは、別館とはいっても、名ばかりのものだ。正確には、名ばかりとなった、ものだ。かつて本店と同じように、別の確立した店舗としてあった、其処は。大規模な縮小を行って、今はワンフロアのみの営業となっていた。 六階のワンフロア。 洋書のみを取り扱う、ただそれに関しては変わらず充実した品揃えを誇る其処に、本店程ではないが、青年は尚たまに通っていた。青年は洋書も嫌いではない。正直、読む事については、時間をかければ辛うじて、という程度ではあったが]
[最初に思い立ち眺めたのは、クトゥルフ神話関係の棚。邪神がかわいく描かれた、冒涜的な絵本など手に取ってめくる。そうしてそぞろしていたから、電話と違い着信音をオフにしているメールには、直ちには気付かず]
(147) 2016/09/30(Fri) 01時頃
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え、ほんとだ、 自主規制? ……覚えはないけど
送ったのはそのままなんだけどね、見てみても 記号とかじゃなくても、普通のメールで、 文字化けってするものなんだね
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[その返信は、やや間が空いてになっただろう]
(148) 2016/09/30(Fri) 01時半頃
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― 赤羽・自宅 ―
[夕方を過ぎ、夜の帳が降り切って、少し。青年は居住する団地にいた。あれから、店には長居しなかった。数本後の電車に乗り、赤羽まで、コンビニでちょっとした買い物をしてから、すぐ自宅に帰り着いた。 此方のメールが「文字化け」していたらしい、木露の返信。 それを読むと、ざわざわとした落ち着かなさがぶり返すようで、あるいは増すようで、「ダゴン」の見慣れた英文さえも、不気味に感じられもして、 邂逅した、彼女、の件もあってだろう。 積み重なりに、馬鹿らしいとは思いながらも、今日はもう早く帰ろうという気持ちが、早く帰って酒でも飲もうという気持ちが、わきあがってきて仕方なかったのだった。
そうだ、リンフォンの続きでもやろう。
思いつつ、ドアを開けた]
(165) 2016/09/30(Fri) 02時半頃
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[出来合いだけで簡単な夕飯を済ました。傍ら、酒を飲み進めていけば、アルコールが回るのと同じ速度で、情動はじわりと落ち着いていった。諸々の奇妙は、些事でしかないように、思えてきた。 一服、煙草を味わう。 ふかしつつ、リンフォンをいじる、と、今日は調子がいいようで、片翼が出来かけただけだったそれは、みるみる勇猛な鷹の姿になっていった]
ほんと、精巧だなあ。…… …… あ、 出来た!
[その姿に感嘆して、直後。 かちり、最後に変化した凸凹に、笑った。 完成したそれを、熊の時と同じに写真に収め]
(167) 2016/09/30(Fri) 03時頃
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[それから一時間程。 特別面白くはなく、だがつまらないというわけでもない、まあまあに面白い、たわいないバラエティー番組を眺め、同時にネットサーフィンをし、散漫に時間を過ごしていた。 と、ふと。 着信音が鳴った。丁度、テレビの方に視線をやっていた時だった。手元の画面に目を向けて、]
[息を呑む]
[表示される名は 彼方]
(174) 2016/09/30(Fri) 04時頃
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[瞬間、首筋にぞわりとした冷えを感じた。急速に酔いが醒めるようだった。数秒の躊躇い。応答する。内容は、昼聞いたのと全く同じものだった]
……録音かな、
[そう思えば、不可解な着信の人工みは増す。 履歴はやはり消えているのだろうか、 確認しようとしたところで、また「彼方」の着信があった]
……、
[応答すれば聞こえるのはまたざわめき。 録音、録音なら、相手も何もない事になる]
…… 悪戯なら、やめろよ。
[ぽつりと呟くように零す。低く、低く。 録音でも、流している「相手」はいるのかもしれない。いないならどうせ無意味だ。 少しだけ生じた強気のままに発した言葉に、
ぱたりと、ざわめきが、やんだ]
(175) 2016/09/30(Fri) 04時頃
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もうすぐ
(176) 2016/09/30(Fri) 04時半頃
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[手の中からiPhoneが滑り落ち、がたりと床に落ちる。一言、鮮明に聞こえた声。男とも女とも、若いとも老いているともつかない、無貌の声。落下と同時、通話は切れて]
……、……
[息を詰めたまま、画面を見つめる。 着信。彼方。はっと拾い上げ、拒否を押した。 その後数分、音沙汰はなく、息をつきかけたところで、 着信]
っ、……
[拒否。三分後、着信。拒否。十秒後、着信。拒否。五分後、着信。拒否。二分後、着信。拒否。一分後、着信。拒否。三十秒後、着信。拒否。――十回の着信の後、電源を切った]
(177) 2016/09/30(Fri) 04時半頃
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……何、なんだ。……
[いつしか薄らと汗が滲んでいた。何なんだ。この電話は。悪戯にしては凝り過ぎるし、悪質過ぎる。悪戯でないとしたら、…… もうすぐ、 もうすぐとは、何の事なのだろう]
…………
[電源を切ったそれはテーブルの上に置いたままにして。青年は、ベッドに体を潜り込ませた。まだ普段ならまず寝ない位の時間だ。眠気も、先程までなら幾らかあったが、今は欠片もない。 それでも布団を被り、目を瞑って、 少しでも早く、眠ろうと*した*]
(178) 2016/09/30(Fri) 05時頃
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/* とうひょう どうしよう
(-29) 2016/09/30(Fri) 05時頃
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/* あの世からの電話も受け取る事が出来る、
そう、iPhoneならね!
(-30) 2016/09/30(Fri) 05時頃
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/* みられている…………
ひぃ 連絡中 ちょうこわい
(-49) 2016/10/01(Sat) 00時頃
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