63 とある生徒会長の憂鬱
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
私立 聖ギジリアール高校
生徒達から略して『ギジ高』と呼ばれるその高校には、少し変わった生徒会長さんがおりました。
いや、少し、では無いかもしれませんが…。
ほら、あなたにも聞こえるでしょうか。
彼女の大きなため息が。
(#0) 2011/09/06(Tue) 01時頃
― 聖ギジリアール高校:生徒会室 ―
はぁ…。
[窓の外を、その空の様な瞳で眺める彼女は溜息をついた。
そう、彼女は憂鬱だった。
目の前の、立派なオークの机の上に山の様に積み上げられた案件の山。
それらを忌々しそうに眺めて、また一つ、深く息を吐く。]
退屈ねー…
[彼女がもらしたその呟きに、生徒会の面々は無言でこくこくと頷いた。]
(#1) 2011/09/06(Tue) 01時半頃
[聖ギジリアール高校代77代生徒会長、ヨーランダ・エーベルハルト。
透き通るような白い肌に輝く様なプラチナの髪、そしてアクアマリンの様な瞳を持つ彼女はまるでドールの世界から飛び出て来たような美しい少女。
成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗。
どこからどう見ても完璧な少女に見えるのであるが。
その傍若無人で破天荒な性格は他に類を見ないと有名であった。]
(#2) 2011/09/06(Tue) 01時半頃
[彼女は、右手の人差指で、とんとん、と自らのこめかみを叩く。
それは、彼女が何かしらの策略を巡らせている印の様なもの。
その姿を目にした生徒会執行部の面々は、戦々恐々と彼女を見守った。
今は不味い。
彼女を唯一止める事のできる副会長は、怪我をして現在入院中。
つまり、――――― ]
(#3) 2011/09/06(Tue) 01時半頃
あぁ、いい事思いついた。
[不意に声をあげて、彼女は俯いていた顔をあげた。
がた、と音をたてて席から立ち上がり、声高らかに叫んだ。]
各部活の部長を今すぐに呼び出しなさいっ!
[にこり、天使の様な笑みを浮かべて面々を見渡したけれども、それを向けられた生徒たちは戦々恐々と頷くのみで。
しかし、彼女はそんな事にはまるで気付かずに、鼻歌交じりにまた窓の外をながめ始めたのであった。]
(#4) 2011/09/06(Tue) 01時半頃
[そして、その5分後 ――――― ]
(#5) 2011/09/06(Tue) 01時半頃
[校内アナウンスを知らせるベルの後に、次の様な放送が流れた。]
生徒の呼び出しをします。
各運動部、文化部の部長は今すぐ生徒会室まで来て下さい。
[何故かその声は少し涙声であったとか、なかったとか。**]
(#6) 2011/09/06(Tue) 01時半頃
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る