207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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[真白な毛並みが医務室を埋め尽くし。 絶望を教えてやろうと、獣の口も動かぬのに耳に響く。 引き裂かれた道化衣装がはらりと落ちた。]
悪かったな。 我らが航海士は狼でなくじゃじゃ馬だったらしい。
[一人先に下に降りていたセシルをそう揶揄りながら、振るわれる腕を姿勢低く避ける。 10フィートの大狼の、腕の届かぬ低さに逃げ込むのは容易い。]
(82) 2014/12/16(Tue) 23時半頃
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/* >村立てさん
あっあっ ギリアンが修正してくれたのでもうよかったのよ! ごめんね!
(-71) 2014/12/16(Tue) 23時半頃
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――……ッ
[狭い医務室の中、 大柄の白狼の扉への体当たりは、瞬時に避け切れるものではない。
フランクの目配せの習慣には、弾き飛ばされるが、 見えた毛並みにダガーをせめて掠めさせようと…。]
(83) 2014/12/16(Tue) 23時半頃
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/* 10フィートってどれくらい?という馬鹿なことを思ったので、しらべます。すごすご
(-72) 2014/12/16(Tue) 23時半頃
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よくやった。
[銃声。頭の上を弾が飛んだ気配>>81があった。 身を低くしたまま、白狼の懐へ一歩踏み込む。 毛皮も爪も牙も意に介せず、銃弾の穿ったその傷へサーベルを捩じ込もうと。]
(84) 2014/12/16(Tue) 23時半頃
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/* 10 ft = 3.048 m
3メートル!!でかっ!!!
(-73) 2014/12/16(Tue) 23時半頃
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セシルは、どこかで、みゃあ、とキティの鳴き声は聞こえたけれど、どこだかわからない。
2014/12/16(Tue) 23時半頃
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― 海の上 ―
[海面スレスレで泳ぐくすんだ黄色の海月を眺めたり、 中へ潜って遊泳したり。 子供のように次々と興味を移し、色を、形を愉しんだ。
一頻り堪能した男は、 倒れるようにして四肢を大の字に広げ、海中より海面を見上げた。]
[このままどこまででも行ってしまおうか。 そうも考えたが、
――その前にやはり、見ておきたいものがあった。
見上げる先、目に映ったのはデゼスポワール号の船底。]
(+71) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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[医務室を、船を震わす一撃の合間を縫って放たれた一撃。>>81 幸運の女神の微笑みが宿ったのかその鉛玉は見事に――]
ガアアアァァッ!
[白狼の左の眼を穿つ。まるでピエロの化粧のように白狼の顔を紅い血がつつと伝う。
だが白狼はそれでは怯まない。 弾き飛ばされながらもこちらに一太刀当てようとダガーを振るう航海士のナイフ>>83を巨体に似合わぬ身軽さで悠々と交わす。まるで軽業師のよう。]
(85) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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[大きな獣の白い毛並みが、視界の隅に流れる。
医務室の壁が破壊されて散る。 リーが見たらまた怒るだろうな……なんて、 思ってみると虚しさが湧いた。
この場に居ないという事は、彼も死んだのだろう。]
ゥ゛ア゛ア゛ オ゛オ゛ォ゛ォ゛ ……ッ ア
[動く度に痛みに頭が痺れる。
白い狼を狙う者なら何でも良いと、 おれは、ただ我武者羅に突っ込んだ。**]
(86) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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―第三甲板―
酒ぇ?
……あー、もう飲めねえか。飲めねえんだろうなぁ……
[クソが。と呟いた。>>+70 真っ白で巨大な狼との戦いを眺める死者は、既に傍観者。 呑気なものだった。*]
(+72) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/17(Wed) 00時頃
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ってえぇ!!! クッソ、誰がじゃじゃうまだ!!
[フランクとは逆方向に壁に打ち付けられて、 でも、その前に聞こえた言葉に、罵りを返した。]
んな、ことより、一発ですますな。 ヘナチン野郎!!!
[くらくらしつつ。 己のダガーは全くヒットしていない。のは、コメントせずに。]
(87) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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がちり。
[血に塗れた眼を狙ったサーベルは、牙によって受けとめられる。>>84
白狼はジェレミーのサーベルを口に咥えその動きを搦め捕っていた。彼の腕からサーベルをもぎ取ってやろうと、或いは腕ごともぎ取ってやろうと首を左右に暴れさせる。
だがそれはジェレミーが刃を放さない限り白狼は牙が使えぬことを示していた。]
(88) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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セシルは、>>86 次にはギリアンが突っ込んできたのをみて
2014/12/17(Wed) 00時頃
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/* どうなるんだろう。今日終るのかな。どきどき。
(-74) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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/*目かよ!!!!!()
(-75) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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ギリー!! お前を傷つけたくなないッ!
[白狼と相対するジェレミーを庇うように、突っ込んでくるギリーの前に出る。 そのダガーをまっすぐギリーに向けて、止まれと。]
(89) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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/* モンドが指輪埋め込まれたの確か左目だったよなー、と思って左目欠けさせてみた。
右だったらお間抜けさん(´・ω・`)
(-76) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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[風の無い海に銃声はよく響く。 同時に目覚めた狼の咆哮も。]
パシャ──
[水面に波紋が生まれる。 まるで何かの歩みの様に。
だが船に近付いた波紋はそれ以上拡がる事はない。 ただ船に寄り添う様に、ソレは水面に佇んで。]
(+73) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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シャルル───。ギリ―。
[ただ名だけを呼んだ。]
(-77) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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/*くっ、殺せ…!(チラッチラッ
(-78) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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かかかかかかッ。
[早漏野郎を、評する声>>84に、咽喉を鳴らした。 笑いに振動するだけでも胸が焼けるように痛い。
傷口を確かめずに、痛みに構わず、笑う。]
鼠野郎だろうが、猫野郎だろうが、畜生以下だろうが。 牙ぐれえは……… あるんでねえ。
[白化粧に、赤が弾けた。 それと同時に、耳を劈く咆哮>>85 口端が、如何にかこうにか、笑いやがる。]
どんなあ、もんだい……… ッてな。
(90) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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[剣戟よりも重い衝撃が右手を痺れさせる。 サーベルはしっかりと狼の牙に捉えられていた>>88。 手首を捻って、抜けるはずもなく。反対に振り回される結果になる。 医務室内を己の身体が跳ねる。]
くっ、
[壁に叩き付けられる背に痛みが走る。 だが、意地でもこの柄を離してなるかと、きつく右手を握り締める。 再び壁に当たった時、その反動をばねに左脚を大きく振った。 牙に捉えられた分間近になった、鼻っ柱に一発蹴りを入れてやるつもりで。]
(91) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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こんなに月も紅いから
/*本気で殺すわよ
って言ってみたかった(れみりゃの台詞
(-79) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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暴れんなよお、当たっちまうぞ。
[痛みに震える腕を叱咤し、再度、銃口を構えた。
一発目のようにはいかない。照準が、ブレる。
白狼の前に立ちはだかるギリーの隙間を縫って 船長を、狙うのは、骨が折れそうだ。 事実、文字通り骨が折れちゃいそうな、痛みも抱えて。]
おいおいおいおい、お前も、お前も、当たるだろうが…
[射程距離範囲内に、続々、野郎どもが集まる。 船長の牙に、サーベルを奪われたジェレミー。 ギリーの前に、飛び込むセシル。]
(92) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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/* >セシルメモ がんばって口悪いRPやろうとしてる感が微笑ましいなと思っていたなど 素は可愛い系の人なんだろうなー きゃっきゃしながら煽り口上RPふっかける身には眩しい
(-80) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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セシル 殺ス 殺す ゥ゛ゥ゛ア゛
[立ち塞がるセシルへ向かう 三つ足での突進は静止の声にも止まれない。 溢れる血で描かれた軌跡の濃さが、 この命が既に薄い事を物語っている。
セシルが退かないなら、 身体の全てで彼に伸し掛かり動きを止めようと。
最中の唸り声は、 露骨な殺意とは食い違った泣き声めいた低い音。]
(93) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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―第三甲板―
[甲板に着いたとき。 見えた光景に、ぎゃっと一声鳴いた。 双頭の獣やら半獣やら見ておいて今さら何を、とも思うが。 本能的に恐怖したのだから、仕方あるまい。
呑気に観戦し始める強者たちの一歩後ろ、陰に隠れるように座って。 少し遠くからの観戦のお供をする]
酒かあ。
[ヘクターとホレーショーの声に、ぽやりと呟く。 程度を弁えて飲むなら、悪くないかもしれないが。 いま飲めるもんなら、恐怖から逃れる以外の理由もなく浴びるように飲むだろう。 ミナカにまた叱られるだろうから、飲みたくはない。 叱ってくれるなら、の話だけども。
などと考える辺り、やはり生者よりも余裕はある。 死人の傍観者たちは、やけに達観した呑気さで戦いを見詰める]
(+74) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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[人ならざるこの身が祈るを赦す神はいるだろうか。
いるならば。]
生き延びる場所を。
[ヒトにか。人狼にか。 この船は共に赦す場所では無いと、知っていても尚。]
(-81) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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………ォォォーッンッ
[祈る様にソレは泣いた。]
(+75) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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[サーベルに、牙を封じられた白狼。
照準にまごついている間に 千歳一隅が、何時、解かれるとも分からない。 舌を打ち、腕の高さを滑り落として、獣の腸を狙った。
意識しても、腕が震える。 女神さまも、次が最後ッてところだ。 治療に当たってくれる船医も 壊れた部屋を修復してくれる船大工も 居ないんだよなあ、と、頭の片隅だけ冷めて、曇った。]
ッ、くそ、震えてんじゃねえぞ、クソが!
[吐き捨て、引鉄を絞った。
銃弾は―――― 矛先は、目の前の、密集地帯に。]
(94) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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当たっても構わん、やれ!!
[弾の一発で死ぬようなやわではない。 それよりも、牙の一撃防ぐことのほうが何より重要だ。]
(95) 2014/12/17(Wed) 00時頃
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