231 獣ノ國 - under the ground -
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[規則正しい、時計の針の音。 時折吹き付ける風で振動する、窓の音。 日に三度鳴る部屋のベルの音。
それだけが、今の私の全て。 "いつの間にか"視覚と手の感覚を亡くした私の窮屈な世界。
そんな世界で、私は考えるのだ。 "いったい、自分は何者なのか――"]
(+24) 2015/07/16(Thu) 23時頃
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[私の記憶に眠る、沢山の人々。ジリヤ、アマルテア、マユミ、多くの獣と人。 その言葉も、顔も、容易に思い出すことができるのに。 たった一つの思い出せない要素。
どうして私は、彼女らを知っているのだろう。
そうして、また呼び鈴が鳴るのだ]
(+25) 2015/07/16(Thu) 23時頃
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[「クラリッサさん、昼食の時間ですよ]
日に三度来る介護人。目も見えず杖も使えず親族もいない私は、彼が居なければ生きることさえ出来ない。 これが、私の求めた自由?
いや、そもそも....。
どうして私は、自由になりたいのだろう]
(+26) 2015/07/16(Thu) 23時頃
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/* 様子ちらっちらしながら、 あんまり出張りすぎないように心がけて心がけて ステンバーイ……
(-24) 2015/07/16(Thu) 23時頃
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/* おいいいいいいい。クラリッサあああああああ。 罪悪感がマックス!!!!!!!!
(-25) 2015/07/16(Thu) 23時頃
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/* アマルテア先生可愛い。久々の、可愛い
けど、研究所から出したくないなぁ。ここで逃したら一生忘れたままな気がする どうせならノアとアマルテアは幸せに終わってほしい。どーこで思い出そうかな。ロマンチックに涙で行っとこうかな
(-26) 2015/07/16(Thu) 23時頃
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/* あっきーきた!!!くるかなあっておもってたんだ!
暑い!!!!!!!!(風呂あガーリー
(-27) 2015/07/16(Thu) 23時半頃
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…あれ?キミなら知ってると思ったんだけど
[どうして知ってるだなんて思ったんだっけ。それは思い出せない 嗚呼 確か前の職場に似たような事を言ってた気がするなぁ…。なんて朧気に覚えているような]
どうだろうね。僕は嫌な思い出しか無いよ それに…。どうしてか、前の職場が恋しくなるんだ 嫌なのに、未練があるみたいで
[その理由はよくわからない。その相手が目の前に居るって事すら、ノアは忘れてしまって。誰かを監視して、嫌われて。そこに囚えるのが普通の生活が日常だったなんて]
――ッ!!!
[自分が嫌いだという事くらいわかっていて。その台詞を聞いて、アマルテア=メティスという女性を、いつもいがみ合って嫌い合って、嫌味を言い合っていた相手を 真っ黒に塗りつぶされた記憶が少しずつ晴れていくようだった]
(+27) 2015/07/16(Thu) 23時半頃
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なんで…。“また”泣くのさ
[釣られるようにこちらも一筋の涙が頬を伝って、出て行く彼女の手を掴もうとするも、それは叶わないで手は空を切る]
まっ――!!!!
[もし、もしもここで彼女と別れてしまったら二度と会えない気がして 嫌いな相手なのはわかっている。まだ、言いたかった言葉は思い出す事が出来ないけれど。空を切った手を握り、決心したように個室を飛び出す]
まだ…… 話は終わって、ない。だろっ!!
[既に周りに挨拶をして、出ていこうとする彼女を見付ければ走って引き止めようとして それから、足を引っ掛けて一度盛大にすっ転んでしまう]
(+28) 2015/07/16(Thu) 23時半頃
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痛ッ…!! 待って……待てよ!!アマルテア!!
[転んだ事からか、それとも普段運動していなかったからか。足は既にガクガクになっていてもう走る事は出来ないだろう 壁に体を預けながら、それでも体を引きずって歩こうとする自分の姿に研究員は近寄ったりしてきただろうか 適当にあしらってから、一歩。更に一歩と歩みを進めて]
ボカァ、キミの事が嫌いだ 大っ嫌いだ!!!けど…けれど!!
[彼女は止まってくれたりしただろうか。否、止まらなくても言葉を続けなければまた忘れてしまう 塗りつぶされた記憶を探し当てるように、掴んだものを離さないように。頭で考えるよりも先に口を動かして]
(+29) 2015/07/16(Thu) 23時半頃
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――僕はキミの事が大好きなんだ!
[それはいつか告白したように、同じような言葉で “けど”の続きを、嫌いなのに好きだなんて矛盾を。彼女が聞こえていてもいなくても。ただ、言ってから思い出して]
なんで、忘れてたんだか…
[こんな大事な事を、と自虐的に笑ってしまう まだ記憶に靄がかかっているようだけれど、今はただ一つ。大切な事を思い出せて、虚無感を抱えたまま満足してしまった**]
(+30) 2015/07/16(Thu) 23時半頃
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/* Q.今中の人どんな状況? A.悶えながら布団バッタンバッタンして、ベタな展開だな畜生!!とか思いつつ、嬉しさと必死さでもういっぱいいっぱいです
(-28) 2015/07/16(Thu) 23時半頃
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/*
だってアマルテア先生可愛すぎだろ!!!!!!!!!
(-29) 2015/07/16(Thu) 23時半頃
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/*ぶっちゃけ大扉開いてる事にしていいのか 明どうこうして開けてもらわにゃならんのか どうしてもんだかわからないんだよね………
どう書こう………だれか主導権…(渡したい
(-30) 2015/07/16(Thu) 23時半頃
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庭師 ノアは、メモを貼った。
2015/07/16(Thu) 23時半頃
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/* はー、ごめんなさい。いろいろと
(-31) 2015/07/16(Thu) 23時半頃
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[ ”兄のほうが唄が上手いから” 僕はいらない ”兄とおなじくらい上手かったら” 僕も居られた? さんにんいっしょに、居られたのかな。
……ねえ、にいさん。
靄の中、兄の背中と赤い鸚哥が並んでいた。]
(41) 2015/07/17(Fri) 00時頃
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[ 遠くから僕を呼ぶ声>>39がして 目の前に、兄と暮らした森の薄闇が広がって ぼやけた視界がようやく像を結んでゆく。]
…………あ、 ぁ………
[ 瑠璃の中の井戸のような虹彩が、ぎゅ、と回って ]
おいてかないで……。
[ 混濁した記憶のまま、子供のような口調で 背中を撫でてくれるひとの前で膝を折る。
しゃがみこんだ僕のむこう、夜目の利く梟の目には 薄暗い廊下の中に彼>>40の姿は見えただろうか。
”普段は”指紋が無ければ開かぬという扉は 閉じているのか、開いているのか。 管理者ならば 知っているだろう。*]
(42) 2015/07/17(Fri) 00時頃
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/* >(大扉の現在の状況をプリーズテルミー 普通に閉まってると思うんだが… 指紋認証のところに指縫いとめてくるべきだったかな()
あと考えてたやつ落とさなくてよかった。
(-32) 2015/07/17(Fri) 00時頃
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[開閉に認証が必要な扉は 閉まっていなければ用を為さない。 故にその時>>42もまた、二人の前に在る大扉は 行く手を阻むように塞がっていただろう。
彼は迷わなかった。
廊下から警備の人間が 獣人達の方へ向かうのが見えた。
地を蹴る。 左袂から出した小刀のさやを抜いた。
「すまんな」
警備員の耳元で囁いた声は聞こえたのかどうか。 興味もなかった。]
(43) 2015/07/17(Fri) 00時半頃
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ああ、必ず…
[一度、嘘をついたなら、エゴで、嘘をついたなら、せめて…突き通す、責任がある]
(*22) 2015/07/17(Fri) 00時半頃
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[腹を刺されうめき声を上げる警備員から刀を抜けば 払ったはずの血の馨がまた着物に滲む。
彼は踵を返し、大扉前にて しゃがみこんだフィリップを見下ろした。]
なんてざまだ。 ……姫君の手を引くなら 最後まで引いたらどうかな。
[淡々とそれだけ云って、 彼は大扉のセンサーに指で触れる。 「外」の匂いがふわりと満ちた。
梟はどうしていただろうか。 その黒曜のうつくしき瞳を見たならば。 「はやくいきなさい」と静かに促しただろう。]
(44) 2015/07/17(Fri) 00時半頃
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[どうか、どうか。 彼らがオルフェウスのように振り返ることなく 地上へ向かってほしいと ――そう、願うばかり*]
(45) 2015/07/17(Fri) 00時半頃
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/*僕はどー立ち回れば良かったのだろうか……
自分の察しの悪さが嫌になる。鬱鬱。 あっきーが仲間になりたそうにこちらを見ている! のだと解釈したのだけど、違ったら本当すみません みてーるーだけーのそろるのつもりだったのなら本当すみません
あああん。わかんないよー……
(-33) 2015/07/17(Fri) 00時半頃
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/*目玉出た(スポーン)
僕が格好悪くて非常によろしい←
良かった…………投げて良かった……
(-34) 2015/07/17(Fri) 00時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/17(Fri) 00時半頃
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大丈夫よ。
[フィリップは、何かに脅えているように私には見えて。 私は努めて穏やかな口調で、語りかける。 膝を折ったフィリップ>>42の頭を、そっと撫でた]
私は、あなたを置いてどこにも行かないわ。
[むしろあなたが私のために、自ら置き去りにならないかの方を私は心配しているくらいなのに。 その視界の端、月見の姿が見えても>>40、今はフィリップを落ち着かせることの方が大切で。 緊張すれば、きっとそれはフィリップに伝わってしまう。だから私は気づかぬ振りを決め込んで、静かにフィリップの頭を撫で続けた]
(46) 2015/07/17(Fri) 01時頃
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/* 明さああああああああああああああん!!!!!、
カッケー!!!明さん超カッケー!!!畜生…畜生カッコ良い…… 明さんどう思い出そう。思い出したい。過去に色々お世話になってる縁故しようとしたら絡めなかったんだよ!!!! 相談や愚痴聞いてもらったりお部屋行って遊んだり!!! 趣味の話とかしたかった!!!あー、あー!!
(-35) 2015/07/17(Fri) 01時頃
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[ 彼女の声>>46が僕を此処に呼び戻す。 ぐるぐる廻る記憶と、近寄る警備員の足音に 僕の焦りは増していく。
はやく、はやく、いうことを聞いて 僕の両脚。]
………っは、
[ 何のために僕は彼女からジリヤを奪ったのか この翼を空に届けるためだろう?
折った膝が 硬い鱗のような脚が 立ち上がろうと硬い床で無機質な音を立てるのと、
近寄る管理者の足音が聞こえて来たのは ほぼ、同時。
夜を斬るように黒衣が舞う。 誰かに向かって放たれた言葉>>43は 氷のような温度で それに混ざる血の芳香が、重い空気をさらに重くした。]
(47) 2015/07/17(Fri) 01時半頃
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[ 目の前の地面に赤い池が現れて その中で蹲る見知らぬ「人間」。
どうして、とマトモな脳があれば問うただろうが 見上げた血の馨を纏った管理者に 目をそらすように 俯いて。
そっぽを向いた僕の頬を、明らかな外の風が撫でれば 急に開く扉へ目を向けて 扉の傍ら、センサーの前で佇む彼>>44へ ようやく ]
……………どうし、て。
[ やっと音にできたのは たったの4文字で 譫言のように あふれた音。
>>44”言われなくとも”と、湧いた疑問を掻き消すように 僕を宥め続けてくれたひとの 手を取ろうと。**]
(48) 2015/07/17(Fri) 01時半頃
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[警備の人間が駆け寄ってくるのが見えた>>43。 けれど大扉は閉まっていて。そもそも、フィリップを置いて逃げるなんて選択肢は私にはない。 そんなことをするくらいなら、ここで殺された方がましだ。 フィリップの背中を、頭を撫でる手に、力がこもる]
――――――……!?
[けれど、目の前で起こったのは、思いも寄らぬ展開だった。 月見が、警備の人間に駆けて。そして流れる、血>>44。 そして開かれる、大扉]
……どうして。
[思わず、フィリップを撫でていた手も止まってしまった。頭に手を乗せたまま、呆然と私は呟く。 それはもちろん、こちらにしてみれば願ってもない展開だったけれど。 そんなことをして、月見に何のお咎めもない……なんてことは、もちろん、ありえない。 静かに促されて、私はもう一度、どうして、と呟いた。 それでも、フィリップが我に返ったなら、私は逃げることを躊躇わないだろう]
(49) 2015/07/17(Fri) 01時半頃
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/* うぇーぃ かぶったー ごめんよ梟ーーーー
はっは でも比較的眠気がGEN☆KAIでな…… 明日昼頃までにまとめられたらいい……
(-36) 2015/07/17(Fri) 01時半頃
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