174 蝕魔の苑 ―学園編―
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クスクス…イキたいのかい? そうだよなぁ?苦しいもんなぁ?
[嗤う嗤う嗤う。二匹の蛇がケタケタと笑い出す。 愉快だ。実に愉快だ。]
どうして欲しいんだい? 「離せ」以外なら聞いてあげられるかもしれないよ?
[目の前に餌を吊り下げる。]
(100) 2014/05/03(Sat) 11時半頃
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……いい匂い、するよ? とても欲しがってる匂い。
[薄い布越しに落とす口づけは、恋人たちのするような執拗なものだ。 くちゅりと唾液を布に染み込ませ、硬くなった部分を舌で探り当てて軽く噛んで。 けれどいまするのは、甘い汁でべっとりと濡らすだけ。
それを終えて、唇が銀の糸と共に離れれば、触手たちは一斉にジリヤの白い肌に滑り込み、締め付け揉みしだき、粘液を擦り付けはじめる。 周囲を擽るだけで、中へは入ろうとしないが。]
(101) 2014/05/03(Sat) 11時半頃
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何のつもりもないさ。 僕は僕の愉悦のために動いてるだけ。
ほら、本当はクラリッサも愉悦に浸りたいんだろう?
[ツツ…と頬を撫でる。]
僕はクラリッサが大好き。でもクラリッサはそんなことないんだろう?
"知ってるよ"。
[だって、君は、僕のことを避けていたじゃないか。その言葉は押し殺す。 代わりに笑みを浮かべる。]
正直になればいいのに…ね?
(102) 2014/05/03(Sat) 11時半頃
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あぁ…本当になんでも出来るんだ…
あぁ!素晴らしいじゃないか!
ねぇ、見てるかい?ヴェスパタイン?
君のご主人のあられもない姿を!
見てないのなら…魅せてあげるよ…僕からのプレゼントだ♪
[教室にいた一匹の蛇がヴェスパタインに近寄ろうとケージを抜け出す。 彼の元につけば、頚に噛り付き、蛇たちの見ている彼の姿が脳内に焼き付くことだろう。]
(*9) 2014/05/03(Sat) 12時頃
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フィリップは、蛇にヴェスパタインを噛ませた。その際にその唾液も廻ってしまうだろう
2014/05/03(Sat) 12時頃
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そ、んな、こと………ふぁ、っん…
[否定は出来なかった。足りないと、もっと欲しいと思ってしまっているのは事実だから。 羞恥や、逃れられない甘い疼きがどんどん理性を溶かしていく。楽になりたい、けれどあと一歩が踏み出せない。]
…違…っ! フィリップの、こと、ぁ…っく……すき、だわ…っ
[だからこそ、接し方が分からなくなっていた。理性も思考もぐずぐずになったせいか、普段より素直に伝えられる。 去年は、別に好きじゃないとか。そんなことばかり言ってしまっていた気がした。]
(103) 2014/05/03(Sat) 12時頃
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ひ、…嫌、なに……っ
[男女など意識したことがなかったけれど、 こうして抵抗出来ず連れていかれる自分を見てると やはり自分は女で、男には叶わないのだと痛感する。
蕩けた瞳で此方を見るクラスメイト>>99は 何時も教室で見かけていた姿とは全く違って――]
な、に……するの、っ 貴方、本当に…ヴェス、っパタインくん、なの…?
["奇怪な手"たちがするすると身に纏う物を脱がし始めると、 さすがに危険を感じ其れらを払おうとするが其れは叶ったか。
目の前のクラスメイトの口振りから、 この"手"たちが彼の仕業なのはわかるけれど、 でも、それは現実的にはあり得ないわけで――]
(104) 2014/05/03(Sat) 12時頃
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[耳障りな笑い声>>100に反抗的な態度を取ることはなく、肩を震わせるだけで 縛った身体を解放はしてくれない、それ以外なら……考え、行き着いた答えを前に躊躇い目を伏せていても 解放を求め痙攣する中心が、楽になることはなく]
……イカせて
[餌を前に強がることは叶わずに、人間ですらない下等である筈の存在へ懇願を口にすれば 音を立てて心の何処かにヒビが入ったーーそんな気がした]
(105) 2014/05/03(Sat) 12時頃
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っな、そん、なとこ…やめ、………あぁっ!
[自分も嗅いだ事のない場所に鼻を近づける彼に、 生理的な涙が流れ落ちる。 こんな姿を他人に見られているなんて、耐えられない]
ひぁ、っ、私…っ、何も、欲しがって、な…っ
[ねとりと這う感覚に身体が何度も跳ねる。 誰にも許していない鮮やかな尖りを噛まれると、甲高い嬌声をあげて背を逸らすだろう。
そして再び"奇怪な手"たちが身体を弄び出すと、 益々自分のものとは思えない甘い甘い声が漏れて、 "種"により程よくされた身体は、限界もそう遠くなくて]
(106) 2014/05/03(Sat) 12時頃
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[意外な言葉に目を瞬かせる>>103。]
…好きなら…
[顔をグイ、と近づけて]
それなりの対応、してごらんよ?
[彼女の吐息が頬にかかる。それはきっと、彼女も同じだろう。]
(107) 2014/05/03(Sat) 12時半頃
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あっはははは!!!
[蛇は再びケタケタ嗤う]
イカせて?
違うだろう?
それはお願いじゃないなぁ?
口調が気に入らない。
こんなときなんていえばいい?
[完膚なきまでに、ぶち壊そうと]
(108) 2014/05/03(Sat) 12時半頃
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[上がる良い声に、楽しげに眼を細めた。]
……欲しがってない、んだ?
じゃ、いいよね?
[ぴたりと動きが止まる。 催淫作用のある粘液をしっかり塗り込んだから、拘束している腕以外は仕事を終えたとばかりにジリヤから離れていく。]
ぁ、……ぁぁ……ッ、 [首筋に突然立てられた牙に、ビクンと身を震わせる。 脳裏に伝わってくる、こことは別の光景。]
『ふぅん?……そんなので感じてるんだ?ヘンタイ。』
[トレイルの鼓膜を揶揄の声が震わせる。どこかで聞いたような、いつか彼が口にしたような言葉だ。 嘲る幻聴の一つ一つが、暴君として君臨していた頃の彼の粗悪な模倣になる。]
(109) 2014/05/03(Sat) 12時半頃
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……ぁ……ぁ………、
[蛇の毒が回る。身体中が熱い。 腹の中に産み付けられた触手が蠢くたびに、苦しくて、とても甘くて。
熱を増した怒張に触手たちが擦り寄って締め上げる。それすらも心地よくてまたひっそりと達した。]
(*10) 2014/05/03(Sat) 13時頃
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……対、応……っ?
[吐息がかかるほどに距離が近くなる。 視線を向けられるだけでもびく、と震えて。 数少ない、心を許せると思った相手の言葉の意味を必死に考えた。]
…どうしろって、っひぅ、いうの……?
[対応といわれても、どうすればいいかなんて分からない。 濡れた瞳に困惑の色が滲む。 目を合わせることさえ痺れに変わり、そっと目線を横にやった。]
(110) 2014/05/03(Sat) 13時頃
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分からない?悲しいなぁ…
[近づけていた顔を離す>>110。求めてくれないならば、それでいい。 愛し合うことなど、叶わない。 一瞬影がさした顔もすぐに笑みに変わる。]
ウソつきは、嫌いだよ。
[僕を見てないじゃないか。その言葉はまだ出ない。]
(111) 2014/05/03(Sat) 13時頃
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あ…
[>>109行為が止まり嬉しいはずなのに口から漏れるのは物足りないと言いたげな声。 しかし腕の拘束は解けることなく、 整わない呼吸で肩を揺らしながらクラスメイトを見つめる事しかできない]
…? 離し、て……
[突然ビクリと身を震わせた彼を不思議そうに見つめ、 健気に解放を請う]
(112) 2014/05/03(Sat) 13時頃
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……ゃっ、また…イっちゃ……
[ぐぶぐぶずちゅずちゅと露骨な音が響き、その度に長い髪を乱して喘ぐ。 代わる代わる上級生たちらしきものが、いじめられっ子を犯していき、その都度はしたなく嬌声を上げ、達せば愛おしげに抱き付いてキスまでして。]
…んぁ……、とっても、イイ、よ? ジリヤも、してもらえばいいのに……。
[時折そちらを向いては、壊れたように笑う。]
こんな風になれたのも、きみのおかげだよ。 誰にも知らせず黙っててくれた、きみのおかげ。
(113) 2014/05/03(Sat) 13時頃
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[甘い粘液はどのくらいジリヤの身に付けた(ほとんどはようやく引っかかっている程度だが)布地へと染みたのか。
何もされないままならばそれは少しづつ甘い疼きから火に炙られるような灼熱感に変わっていく。
触手の一本が悪戯に彼女の胸元を擽って内腿を這っていく。それにさすられたところだけが強烈な快楽と共にしばし楽になって。]
離して、ほしい? うん、放してあげてよ。 助けてあげる。友達だもんね?
[ジリヤの体を捕らえていた者も離れる。その雪のように白い肌に強烈な作用のある粘液を塗り付けたまま。]
(114) 2014/05/03(Sat) 13時頃
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[また再び距離が開く。手を伸ばそうにも、蛇が邪魔をして動かせない。 意地を張れば、全部自分を苦しめることになる。 ならば、もう──]
や、ぁ、まって……
[ウソなんてついてない、と。 訴える微かな声は届いただろうか。]
………っほしい、の……。 おねが、い……フィリップ……っ
[求めるように、彼を見る。理性の糸は途切れ、懇願するように]
(115) 2014/05/03(Sat) 13時半頃
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嫌…、嫌…っ! 離して…助けて…!
[>>113視界に捉える彼はあまりにも艶やかで、見ているだけで"ヘンなカンジ"になる。目を瞑り其れを避けるも、耳を塞ぐことは叶わず、捕らえられた儘だ]
え…? ――ッ!ち、違っ、あれは、仕方なくて…!
[「きみのおかげ」と壊れた笑みを向ける彼が自分を責めているようで、必死に言葉を紡ぐも弁解できる言葉は出てこない。
あのとき、どんな姿かはわからずとも保健室の前に立つ彼を見たのに、 時間がないから、と――いや、本当は関わりたくなかったのかもしれない。 適当な理由をつけて逃げたことを、彼は知っていたのか…
そう思うとこの行為さえその復讐に思えて…]
(116) 2014/05/03(Sat) 13時半頃
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[精一杯の懇願は、あっさりと却下たれ>>108それ以上の屈伏の言葉を要求される。絶望の表情で嘲う蛇を見つめ]
……!
[鼓膜を震わせる幻聴が鮮明に変わる>>109いつか退屈凌ぎに思い付き初めてヴェスパタインを犯させた時に口にした言葉だ。その他にも、聴こえる全てが過去の自分の……]
“『あはは、だらしない顔!』” “『もうぐちゃぐちゃじゃん……そんなにイイんだ?気持ち悪い』”
ーー“『お前は人間じゃないだろ?』”
っ、違う……違う……!
[耳を塞ぎたくてもがいても、蛇からも幻聴からも逃げることは叶わず。やがて大人しくなり]
っ……お願い、します い……イカせて…………くださ、い
[か細く言い終われば惨めにすすり泣き始める、まるで己に虐めを受けていた誰かのように ぴしり、ぴしり……ヒビは広がり、破片が落ちていく。最早全て壊してしまうのも容易に出来ることだろう]
(117) 2014/05/03(Sat) 13時半頃
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…?なにが欲しいのかな?
[意地の悪い笑み。けれど、それはとても嬉しそうで>>115。 再び顔を近づける。腕に巻きついていた蛇はその体をうねらせ縛り付けていた腕を離す。]
な に が ほ し い ?
(118) 2014/05/03(Sat) 13時半頃
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あっ、んん…っ、ふ、ぁ…
[>>114時間が経つごとに身体は熱を増す。其れが彼の仕業だとは知らない。 "手"が這うだけで身体はびくびくと跳ね、ゆらゆらと腰が動く。 下唇を噛んで声を殺すけれど、端から漏れるのは防げない。 たらり、と顎を唾液が伝うことにすら気づけない状態では]
とも、だち……? うん、うん、…あり、が、と…っん、ぁ
[やっと解放されるも身体に力は入らずへたり込んだまま。 じわりじわりと瞳も蕩けはじめた瞳は何処をみつめるのか]
(119) 2014/05/03(Sat) 13時半頃
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ククク…いい子だ。
[一匹の蛇の腹が破け、中から無数の蛆のような触手が現れ、彼の陰部に飛びかかる>>117。ウジャルウジャルと這い回り、締め付け、強烈な快楽を与えはじめる。それは、自ら慰めるよりもーー。]
こいつらは精を喰らって成長するから、大切に育ててあげてね?
[蛇は舌を出し、再びトレイルの身体を這いずり回る。]
(120) 2014/05/03(Sat) 13時半頃
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堕ちた♪ 見てみな♪
彼奴が堕ちた♪ 見たことあるか♪
こいつの姿♪ 最高だね♪
[刺激的な"現実"。そうだ。もう、戻れない。]
(*11) 2014/05/03(Sat) 13時半頃
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/* なんちゅうものを飼ってるんや……!なんちゅうものを……!
フィリップの言葉のセンス好きよ。
(-7) 2014/05/03(Sat) 13時半頃
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[さっきの言葉を言うだけでも、羞恥心はかなりのものだったというのに。 意地の悪い笑みとともに、かけられる問い。 ああ、言いたくないけれど。言わなければ、きっといつまでも逃げられない。]
……あく、しゅみ……っ
[自由になった腕に何とか力を込めて、フィリップの首に手を回す。普段の彼女なら、絶対にしない行動。]
フィリップが、ほしい、の……。 もっと、気持ちよく、なりたい…っ
[熱い甘さを孕んだ、悩ましげな吐息を零しながら。]
(121) 2014/05/03(Sat) 13時半頃
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…見たよ。
見たよ。
いいざま、だ。
[嬌声に混じる、クスクス笑う気配]
(*12) 2014/05/03(Sat) 14時頃
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うわぁっ!
ひっ……ぁ、あぁ……
[やっと許された、それに安堵する間もなく一匹の腹が破けおぞましく正体の分からないモノ>>120が自分の張りつめて涎を垂れ流す中心に飛びかかり悲鳴をあげる しかしすぐ声は色を帯びて、啼き声と化した。強烈な快楽に恐怖は薄れていき、もっとと誘うように脚を開き無意識に腰を揺らしていて]
ッ、ーー!
[蛇に返す言葉はなく、それが何を意味するかも考えられないまま 背筋をのけ反らせ白濁を吐き出した]
(122) 2014/05/03(Sat) 14時頃
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よく、できました。
[ニッコリ笑い、彼女を抱く。そのまま首に甘噛みをする。 舌を這わせる。]
僕も、クラリッサが欲しい。
[欲望は、形になる。蛇もフィリップと同じようにクラリッサに絡みつく。]
(123) 2014/05/03(Sat) 14時頃
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そうだよ、ぼくら…ともだちだから。
[鼓膜くすぐるように、優しい言葉を]
君が望むなら、なんでもしてあげる。 欲しくなったら、ちゃんと言ってね?
[堪えきれず懇願してくるのを待ちながら、目の前で見せつけるような狂宴は続く。 求められたら望むままに、いくらでも壊してあげよう。**]
(124) 2014/05/03(Sat) 14時半頃
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