166 あざとい村
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あうぅ〜
[脱げない。というか、半端に腕が抜けて、動きにくくなった。目をとじたまま左右に身体を捻る。──弱っていると、ぺちっと重たい頭に衝撃があった>>14。]
にゃぁぁ??
[なにをするのか。宇宙人がついに攻撃をはじめたんだろうか。夢うつつのままいやいや。と首をふった。脱ぎかけの袖口だけをばたばたとふる。しかし、多少はだけはしても結局脱げなかった。]
(30) 2014/03/09(Sun) 03時半頃
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[隅に運ぼうとするカイルの行動も、夢うつつで宇宙人に浚われそうになっていることに変換される。]
やぁぁ 〜〜カイル、カイルぅぅぅ… ボク連れてかれちゃうよぉぉ…
[助けを呼んでいる気で名前を呼んだ。──小学校時代に、子供同士、男子からからかわれるようなこともあったけど、ここぞというときに庇ってくれたのはカイルだ。せめてもの抵抗の心算で、目の前にある身体にぎゅうう。と細い腕を回した。相手の腰と思しきあたりに鼻先を押し付けながら、いやいや。と首をふる。]
… いたっ
[抵抗は、いい加減にしろ。と再度はたかれたことで止まった。]
(31) 2014/03/09(Sun) 03時半頃
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ぁいたたたぁ…
[ぺたんとその場に座り込む。抱きついていた腕の力を緩めて、後ろ頭を撫ぜやった。まだぼんやりしたまま、開いた目が目の前にいるカイルを見た。]
あれ… カイルだ…
[──ああ、なんだ。やっぱり助けに来てくれたんだ。
まったく夢うつつが抜けないままでそう考える。]
(32) 2014/03/09(Sun) 03時半頃
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[寝ぼけきった頭で、こんな宇宙の果てまで来て、シノン先輩のことはいいんだろうか。とか、いろいろな過ぎったりもしたけれど]
……でも、嬉しいかな… えへへへ。
[助けにきてくれたんだ。と、誤解したままに、 へにゃっと嬉しげに笑みくずれた。]
(33) 2014/03/09(Sun) 03時半頃
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[うだうだと寝ぼけていたのは周りにも聞こえていたかもしれない。 意識がはっきりしていれば、目の前のカイルの呆れ顔にも気づけただろう。
でも、このときは、カイルが目の前にいてくれたのが、 ただただ嬉しくて、それ以外のことが頭になかった。]
……
[どこか緩んだ表情のまま、たれ目がぱちり、と瞬く。]
(34) 2014/03/09(Sun) 03時半頃
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[ボーっとした目が、カイルの顔を見て、三秒を数える。 カイル。と、無色のリップを塗っただけのつややかな唇が動いて]
…すき…
[向きあう相手にしか届かない微かな声量で、本音が漏れた。]
(35) 2014/03/09(Sun) 03時半頃
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……
[そのまま、にへー。と、笑う。]
(36) 2014/03/09(Sun) 03時半頃
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[本当は、本当は、 ずーっと黙っておこうかと思ったことだったけれど、このときはそんなことまでは頭が回っていなかった。
言えなくなってしまうかも。という不安が、 逆に働いたのもあったかもしれない。
ただ、抱え込んでいた悩みや息苦しさが、ゆっくり溶けていく。もっと頭がしゃっきりしてたら、わかんないってなんだよ。ばか。とか、そういうことも言ってたのかもしれないけれど。
ただ、身体が温まるような安堵感が、眠気を誘って]
(37) 2014/03/09(Sun) 03時半頃
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… ぐぅ…
[アオイは、家庭科室の片隅で再度、深い眠りに落ちた。]
(38) 2014/03/09(Sun) 03時半頃
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[くったりと倒れた先では、つつくと柔かいほっぺたが すっかりつぶれまんじゅうになっているが、 ぱっと見た様子では、随分と幸せそうだっただろう。
結局、アオイは調理室ではごはんを食いはぐれて、 カイルに背負われて体育感に戻ることになった>>14。]
(39) 2014/03/09(Sun) 03時半頃
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ここらはタスク消化しねえとしょうがないなと思ってやったが、 何が心苦しいってこのあとセシル襲撃関連へつなげることになるのが一番心苦しいよ。
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-30) 2014/03/09(Sun) 03時半頃
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wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ある程度そういう村だとは思うが、 うるっせえ色ボケてんじゃねえよ。感が拭えない。 とくにセシル襲撃されてるあたりからしても。
ただ、一応恋愛重視と銘打ったからにはこの辺も一応投げておくよ!! ここまではやらないとカイルのPC的に通じまいからな。
いや、まあこれはやっても通じなかったということになる可能性は 十分にみてはいるんだが。
(-31) 2014/03/09(Sun) 04時頃
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/*
まあでも、カイルについてはこれ以上はどうかってところかな。 打つべき手は打った……ような気がする……
素面のアオイで何か動くには、さすがにカイルから すきについてのレスポンスがないと無理だと思う、が、 たぶんこっからセシル消えたうわあになるので、 カイルがそれをつつける隙があるかはやや怪しくもあってだな。
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
まあいいか。なるようになれ。あざといノルマは果たしたような気で痛い。誤変換したけどあってるからいいか……
(-32) 2014/03/09(Sun) 04時頃
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アタシは、逆にセシル先輩が狩人役と思ってましたよ… 正直、本気過ぎて最初見つかったらどうなるかとびくびくしてましたし。
[今だから笑い話のように言えるけれど、 実際本当に怖かったのだ。 何と言うか、見つかったら簀巻きで吊るされそうな感じに。]
あ、ミルク大目でお願いします。 ・・・ブラック、飲めないんです。
[コーヒーを受け取ると一旦机に置いて、 一応聞いている範囲で説明を始める。 うろ覚えだから所々間違っているかもだけど・・・]
まず、今回は「本格実戦演習」とか言うのの初回って聞きました。 実際に有った人狼事件を元にしてて、狩人と占い師・霊媒師の活躍で人狼が退治されたとか。 それで、アタシ達人狼役は毎日一回だけ、誰か一人にネタバラシして隠れてもらうはずだったんですが…
[ネタバラシする前にこうしてリタイアしちゃったわけで。 ちょっと無念さにがっくりとする。]
(+12) 2014/03/09(Sun) 04時頃
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一応、勝てれば特別点か何かがもらえるとか言う話だったんですが… 厳しいですよね。多分。
[昨日占えなかったし、多分次の占い対象はヒュー先輩で。 流石に一人で無双は(ルール的に)無理だろうと溜息吐いた。**]
(+13) 2014/03/09(Sun) 04時頃
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─体育館─
[背負われて戻ったアオイは、マットの上でくうくうとすっかりねこけて、まったく使い物になってはいなかった。よって、ヒューによるジリヤへの給仕シーンはすっかり見逃してしまったし、暖房具集めと言う名前のかけ布団探しは、セシルやロビンの手によって為されることになっただろう。]
んんん… おなかすいた…
[ごろり、と寝返りをうつ。結局家庭科室でお腹に入れられた物と言えば酒のみであり、空腹は解消されていない。寝ぼけた声でうめいてから、うぅ。と唸って目を開けた。]
(40) 2014/03/09(Sun) 04時半頃
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[目の前には白いシーツがある。寝ぼけ眼でぱちぱちと瞬いた。だいたい夜は電気を消して寝るから、明かりが点いていることに違和感を覚える。]
………うん……?
[すっかり家で寝ているような気でいたせいで、覚醒した意識が現状を認識するのにいくらか時間が要った。]
(41) 2014/03/09(Sun) 04時半頃
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…………あ。
[数秒後、置かれている状況を思い出した。]
(42) 2014/03/09(Sun) 04時半頃
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〜〜〜!! …ジリヤ!!
[がばっと跳ね起きる。寝こけている場合ではなかった筈だ。倉庫に閉じ込める、という話になっていたところまでで記憶は途切れていて、そのあとどうなったんだろう、慌てて回りを見回す。]
(43) 2014/03/09(Sun) 04時半頃
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[ぱっとあたりを見回して、倉庫に貼られた札を見つける。]
〜〜〜…そ、っか。 もう、中……ですか……
[この場を離れられないシノと視線があって、説明に眉を下げる。 最後に声をかけられなかったのが悔やまれて、肩を落とした。]
(44) 2014/03/09(Sun) 04時半頃
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ごめんなさい、ボク……
[肝心なときにすっかりねこけて、何をやっているんだろう。]
… 何か、変わったことって、ありましたか?
[状況を把握したくて、シノに直裁に問う。 と、そのタイミングで、スージーから声が上がった>>27。]
(45) 2014/03/09(Sun) 04時半頃
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あと375ptだけど、もうちょっとで5時なので、 補充は くると 思いますね。
さーーーーてーーーーーーーとーーーーー
どこまですすめられるかなあ
(-33) 2014/03/09(Sun) 04時半頃
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アオイは、体育館の中に、セシルの姿を探す──けれど、見つからずに
2014/03/09(Sun) 04時半頃
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[スージーの言葉にセシルを探す、探して──見つからない。 誰からも、声があがる様子もなくて]
……っ、うそ だ
[ぎゅっと心臓を掴まれたような心地がする。]
(46) 2014/03/09(Sun) 04時半頃
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/*
しかしすっかりメタ白すぎて、 このあたりはしくったな……という気もしている。ぐぬぬ。
(-34) 2014/03/09(Sun) 05時頃
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うそ……うそだ。
[勝手に皮膚がざわざわする。悪い予感ばっかりが積もっていく。 それを否定したくて、嘘だと言葉を繰り返す。]
〜っ、セシルがいなくなったりなんて、するわけないよ……!
だって、ほら、ダン先生を探しに……行くって……
要ってた……じゃあ、ないか……
[でも、そう言っていたのは、いったい何時間前の話だ。どれだけ寝ていたかも覚えていない。セシルの事だから、すっかり全部やりおえた後だって、ぜんぜんおかしくなかった。食事の時間のすぐ後にだって、十分な時間はあっただろう。]
(47) 2014/03/09(Sun) 05時頃
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そんな…
[なんでだろう。──くらくらする。セシルがいないってことが、 なんだか上手く、認識できない。]
(48) 2014/03/09(Sun) 05時頃
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[うそだ。と言葉が浮いて、──違う。と声がする。]
[ 違う。 違う。 ]
[ 心の中で否定する声がする。]
(-35) 2014/03/09(Sun) 05時頃
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[ ただ、理解したくないだけだ。
一方的に、勝手に、信じていたものが崩れたことを、 認めたくないってだけの話。]
(-36) 2014/03/09(Sun) 05時頃
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[でも、 どれだけ体育館の中を見回しても、 セシルの姿はみつからなくて、
それで、否応なしに、つきつけられる。]
(-37) 2014/03/09(Sun) 05時頃
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[── 守れなかった。]
(-38) 2014/03/09(Sun) 05時頃
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