237 【リアル人狼RP村】蜉蝣の村【半身内】
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[部屋に戻るとき、当然ではあるが他の者の部屋の前を通ることになるのだが。 それが、恐ろしくてたまらなかった。なるべく目をそらして、早足に。
その際リーの部屋の前も通ってきたが、彼にかける言葉は未だ見つからず。ただ通り過ぎてきただけ。やっぱり早足に。
だからやはり自分は知らないのだ。室内で悲しい惨劇が起こっていたことも。彼にかける言葉が見つかったとしても、それをかける相手がこの世にいないことも。
いつだって、物事は自分の知らぬうちに。]
(13) 2015/08/27(Thu) 20時頃
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とりあえず、横になりたい…
[ふらつく足を動かして、ベッドへと移動しようとし―――ふと、足が止まる。
視界に映るはただの客室。少しばかり豪華なそれは、ホテルの一室のよう、なのだけれど。
一瞬、なんの変哲もない自室が真っ赤であるように見えた。彼らの部屋も、似たような作りだったのだなぁ。なんて思えば。 彼が、彼らが息絶えていたあの部屋と自室が、だぶって、見えた。]
(14) 2015/08/27(Thu) 20時頃
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―――、げほ、っ…かは、!ごほごほッ…っ、は
[そんなことはありえないと理性で押さえ込む前に身体が反応を示す。ひゅ、ひゅ、と音を立てる喉。苦しくなる呼吸に、白く染まっていくいく視界。
過呼吸なんて、いつぶりだ。正しい処置は頭の中に入っているが、実践にうつすのは難しく。 霞んでいく思考に抗えない。閉じられる視界、そうして身体の力は 次第に ぬけて い き―――…。]**
(15) 2015/08/27(Thu) 20時頃
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―リーの部屋前にて―
[扉を叩き、暫くすると探していた人物が内鍵を開けて姿を見せた(>>74)。]
フィリッ、プ…?
[彼が無事でいたことを喜ぶ間もなく。ずるりと座り込む彼の姿に、何かあったのだと悟る。そうか、リーさんは陽介さんという名だったのか。そしてその人は、もう…。 優秀な彼が取り乱して、必死に紡ごうとする言葉に耳を傾けながら。彼の指す先を見上げると、毛布を掛けて眠る男の姿が見えた。 恐怖を浮かべた、今にも壊れそうなフィリップの表情が。不意に、姉さんのそれと重なった気がして。]
フィリップ、ご め… 俺、何も、できなッ…
[俺はリーを疑っていた。それでも、インターホンでその名を告げることすら、恐ろしかったのに。全てをフィリップに、背負わせてしまったような気がして。 "俺は彼の、フィリップの…友だちでいたい"のに。]
ごめ な、さ…
(16) 2015/08/27(Thu) 20時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 20時頃
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[『だめだよ、くぅ君。
くぅ君を愛してるのは、 あたしだけでいいんだよ。
くぅ君、くぅ君。 あたしがビョーキになったのは、
くぅ君のせいだよ。』]
(17) 2015/08/27(Thu) 20時頃
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/* フィリップくんの遠隔文句にお返事したいけどできないくやしみ。。。届けボクのてれぱしー(文句)
(-12) 2015/08/27(Thu) 20時頃
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/* あとリーさんとフィリップさん本当にごちそうさまでした超好みでしたってか薔薇って良かったのか! 薔薇りたかった!(趣旨
(-13) 2015/08/27(Thu) 20時頃
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[刹那、蘇る『あの人』の言葉。思えば、友だちと思いたいと願ったのは、何年振りだったろう。零れた謝罪は、誰に向けたものか。 耳に残る明るい声の幻聴を振り払うように、頭を振って。乾いた声を絞り出て、祈った。]
俺、“お前”のこと、 友だちだって、思いたい…
[その願いは、彼を困らせてしまうだろうか。気が付けば、目尻からは涙が零れ落ちていた。 フィリップの口からは、希望が騙られていたか(>>76)。その言葉に大きく頷いて、ふっ、と頬のこわばりを緩めると。力の抜けた顔に微笑みを浮かべ。]
いっしょに、でよう。
(18) 2015/08/27(Thu) 20時頃
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[それから彼が、己の手から流れる血を見て叱る(>>77)のには、一瞬、キョトンとしてしまっただろうか。 しかし、彼が自分の事を気にかけてくれているのだと理解すると、慣れない言葉を向けられたことに、くすぐったいながらも嬉しくて。]
…ヘヘッ、ありがとう。
[直後、なのだから、ひとりになる時間も欲しくなるものだろうか。一先ず、と自室に向かおうとする彼に、小さく頷いて。その場で、彼の背中を見送っただろう。]*
(19) 2015/08/27(Thu) 20時半頃
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……いき、るため……?生きるために…殺した…?
[続く回答>>8には、目を見開く。…ああ、リーは彼を襲おうとでもしたのだろうか。それで反撃を……それならば全て合点が行くとばかりに。
ああ、でもその行為を咎める権利など自分にはないだろう。そう思えばそれ以上言葉を続けることもできず。返ってきた自嘲にはただ、その深緑を見つめることしかできない。]
……死にたくない…。俺だって……
[こうまでして生き残ったのだから、という言葉は続けずに。
視線がピタリと合えば、その深緑に吸い込まれるようで……ふと、恐怖で抑えつつあった空腹感がまた蘇る。
(20) 2015/08/27(Thu) 20時半頃
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(……ッ、だめだ……!)
ギリッ、とまた唇を強く噛んで口内に血を滲ませる。そう、これは飢餓を誤魔化す行為。もう誰も殺したくなかった。それでも、死にたくなぞない。]
……もしかしたら、もう、副作用も治ってて……本当に、出られないだけなのかもしれませんね。
[なんて、懇願めいた視線と言葉に返す。…それには切実な願いが含んでいて、本当にそうならどんなに良かったかと。]
……っ、すみません、そんなの、希望論、ですよね……
(21) 2015/08/27(Thu) 20時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/08/27(Thu) 21時頃
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―廊下にて/グレッグと―
[返されたのは恐怖でも疑心でもなく、謝罪>>16。 前者には安堵して然るべきだっただろうけれど、なぜ彼が謝るのか、と。 晴天の霹靂めいて重い目蓋を上下させる間に、繰り返される悲痛な声に。
――嗚呼、まただ、と思う。 此処にない何かに、彼が引きずられるような感覚。 これ以上、取り残されたくなどないと。
未だ震える手を伸ばして、彼の傷付いた手を取り上げるのは――少し、早まったか。 それでも大きく振られた首に、一度は手を離して。 それから必死めいて畳み掛けるように、震える声での希望>>3:76と。]
(22) 2015/08/27(Thu) 21時半頃
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………え、
[乾いた声と裏腹に、生温い雫を零しては湿る頬>>18。 告げられた言葉はすぐには理解できずに、一度、二度。ゆっくりと目瞬く。 …だって。]
そんな事言われたの、…初めてだ。
[そんなに切実めいた表情で、声で、語られるものだったろうか。 ――そんなに切実に、"友達でいたい"と。 想った相手は、自分には有ったろうか。]
…そうかと、思ってた、…って言っても。 ――怒らないよな?
[彼には甘えてばかりだと、自嘲が無いわけではない。 それでもゆると視線を向ければ、眼を合わせて。 浮かんだ笑みに返した笑顔は、未だぎこちなかっただろうけれど。]
(23) 2015/08/27(Thu) 21時半頃
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……あのさ。
[礼>>19を聞いて、廊下へ足を進める、その去り際。 揺らいだ脚で、一度振り返っては。]
俺の名前、女みたいで。あまり好きじゃないんだ。 だから"友達"の誰にも、名前で呼ばせたこと、なくて。……でも。
[良い名前だと、あの人は言った。 ならば、恥じる必要が何処にあろうか。 それは、同じく、彼に対しても。]
……理央。 呼んでみて、くれないか。 いつでもいいから。
[それだけ告げれば、今度こそその場を後にしただろう。 今だけは、未だ。 呼ばれたばかりのその名を聞いたら、留めた何かが溢れてしまいそうだったから。*]
(24) 2015/08/27(Thu) 21時半頃
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―レティーシャと―
[繰り返された言葉>>20に、その解釈が伝わったのならば。 "彼"の矜持を想っては、声を上げて反論する事もあったのかもしれないけれど。 それでも柔い笑みと共に告げられた願いをひけらかすのも憚られてしまう、なんて、そんな思考は優等生も形無しか。
合わさった瞳と――強く噛み締められる、唇と。 とうに傷の付いた其処に目を向ければ、既視感めいた何か。 口にするには、確証が足りはしないのだけれど。]
副作用、 ……なおり、ましたか?
[まるで鎌をかけるような問いを返しては、その浅慮さに、同じく唇を噛んだ。 血は、滲みも求めもしないけれど。
死にたくない。望んで死にたい筈がない。 同じくまた、望んで"殺したい"筈も、ない。 理解っている、はずなのに。]
(25) 2015/08/27(Thu) 21時半頃
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[それでも、共に出ようと言葉を交わしたグレッグの顔が。 自身を殺さずに死を選んだ"彼"の、最後の顔が。 浮かんでは、消えずに留まる。]
はい、……、はい。 お気持ちは――わかります。
[いつかも彼に伝えた言葉。その重さには、天と地ほどの差があるのだろうけれど。 希望に縋って、それだけを信じていられたらどんなに良いかと。こんな時でも冷静ぶった思考が、他ならぬ自身を嘲笑う。]
広場に、…行きませんか。 もしそうなら、答えも返るかもしれない。
[だから結局、返せたのはそんな言葉だけ。 放送が沈黙を破ることはあるのかどうか、それすら不鮮明だけれど。 彼から、答えは得られたか。]
(26) 2015/08/27(Thu) 21時半頃
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―それから―
[会話は未だ続いたか、それとも曖昧なまま終了したか。 ひとときレティーシャと別れたなら、その足で再びリーの個室の前へと。 グレッグが居たならば、生温くなったタオルを差し出して、幾らか会話も交わしただろうか。
それから広場へ向かう前にひとり、離れてそう時間も経たない、"彼"の部屋へと。
彼の眠るベッドの脇に腰掛けては、置いたままだった箱を取り上げては煙草を一本。 彼に託したライターを取り上げて、火を点けた。]
(27) 2015/08/27(Thu) 21時半頃
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[自然と求められた、優等生としての模範の姿。 かくあれかしと望まれて、厭われないように好まれるようにと、それだけの為に使われる。 群衆に囲まれながらも、常にひとり、笑って差し出した腕。
それでも、害をなすために伸ばした腕すら。彼には受け容れられて、しまったのだから。]
…俺で。 良かったんでしょうか。
[軽薄な笑みを浮かべて、僅かに距離を開いては、ひとりで立っていた彼の。 その最期の時に共に有ったのが、自分で良かったのかと。 その一時、彼はひとりではなかったのかと。
それでも薄い唇は開かず。閉じられた目蓋の奥に何が映っているかなんて、もう知ることはできない、から。]
俺は――良かった。
[独善的な断定の言葉。 これ位の我儘は許されて然るべきだなんて、そんな思考と共に。 揺らぐ紫煙を吹き散らして、弱まった火はそのまま消えた。]**
(28) 2015/08/27(Thu) 21時半頃
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/* 理央くんかわいすぎか;;
(-14) 2015/08/27(Thu) 21時半頃
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……、……はは。
[鎌をかけるような問い>>25には、驚き身を竦ませた後に……乾いた笑いを。
今更言い訳など口にできるわけもない。
だって、自分は……望んで彼らを手に掛けたのだから。 浮かぶのは後悔ばかりだったが……それでも、自ら"生きるために""空腹を満たすために"人を襲ったのは紛れも無い事実なのだ。
ならば、償いをするのは当然なのだろう。ポケットにしまったメスがじわりと熱くなった気がした。]
……さあ、他の人に聞いてみないと……
(29) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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[声は震え、それでも…ああ、ここに来てから久しぶりに作り笑いを浮かべられた気がする。にこり、と笑ってみせれば……自らの血が滲む唇が弧を描いたろう。
「お気持ちは、わかります」という言葉は先ほども聞いたような気がする。その時とは随分状況も、その意味も変わってしまっていたが。]
そう、ですね。……いや、皆の手を煩わせるわけにも、いかない、か。
[最後の呟きは、彼に聞こえてなければいい。
そう返すと、広間へと歩き進めただろう。…彼はどうするのだろうか。他の場所に向かうのなら止めることはせずに。]*
(30) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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レティーシャは、フィリップに話の続きを促した。
2015/08/27(Thu) 22時頃
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さあ、罪を償おう。
もうそれしか、残ってな……
『死にたく、ない……っ』
(*0) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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[意識が戻ったのは突然のこと。 頬に当たる冷たい床と痛む身体に、ベッドまで行くこと叶わずに気を失ったらしいことが感じ取れた。]
いきてた
[口から飛び出した自分の声は掠れていた。意識の消失に依る混濁。つかの間の恐怖からの解放。]
生きてる。 生きてる?
[身体を動かす気力はない。うつ伏せに倒れていたのを仰向けになおしたら、もうそこで力尽きた。 月並みに天井の染みでも数えようかと思っても、華美な壁紙に隙はなく。
広間に行こうとは思わなかった。渇望していた『生』は広間にないことがもう知れているから。いや、広間だけではない。ここに、この場所に。自分の望む『生』はない。]
(31) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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/* んんんんネルちゃんとこ行って優等生めって罵られたいけどわたしは喉を考えろ
(-15) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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─回想─ [懐からナイフを取り出し握り締めた レティが手にしているメスを見れば]
あっちのがいいなァ
[などと。しかし食事用のナイフでも 充分に役割は果たすだろう
レティに抉られた脚>>+8 なんて魅了的な色、匂いをしている
間近のテカリ頭は汗が走っていたか 更には粗相の臭いもしたか
けれども何時ぞや覚えた嫌悪感などはなく ただただ 喰べたい]
(+1) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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[彼は脚で自らは腕 また同じ振り分けになったと薄ぼんやり
床に押さえつけた一本にナイフを突き刺し 骨に沿わせるように走らせる
専用には出来ていないから ギ、ギ、と止まってスムーズに行かない
其れでも力任せに抉れば血が垂れ 肉を削ぎ取ること叶った]
……美味いなァ
[人間の食事はあんなに不味いのに
まるで細胞から書き換えられてしまったよう コレを喰べる為に産まれてきたみたいだ]
(+2) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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[レティから差し出された腹肉も>>*11 有難く受け取り口に運び味わった
腹が膨れて行くにつれて 飢餓を乗り越え楽になるにつれて
昏い気持ちになっていく どうしてこんなことをしているんだ
仲間だった筈のいきものを餌に そう迄して生きて何になる
脳裏に浮かぶは一人の尊い存在 彼に知られてしまったら、己は──…*]
(+3) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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/* でも喉なくてもリーくん入れたかってん 昨日ほんとに混乱してテンパってたみたいで入れるべき事を何も入れられてなかったし今もまだ回収しきれてない気がする ちょいちょい引っ張る色ボケ脳ですみません
んんんどうしようかなあ
(-16) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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/* 迷走しているということをここに懺悔します
(-17) 2015/08/27(Thu) 22時頃
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―リーの部屋にて―
[彼(>>22)と別れた後、リーの部屋で眠るリーを眺めていた。 手を合わせようとした時、怪我のない方の手から、少し溶けたチョコレートが。どうやら、ずっと握り締めていたらしい。]
…渡し損ねたッスね。
[つい先ほどまで、この場に居た彼の事を想う。 あの幻聴(>>17)が聞こえた時。手を取られ、希望の言葉を与えられたことが、あの声を振り払うのにどれだけ支えになったことか。]
りお、理央…。
[去り際に聞いた彼の名(>>24)を何度も呟いて、チョコレートは大切にポケットの中にいれた。]
(32) 2015/08/27(Thu) 22時半頃
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