60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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ヤニクは、廊下に響いた声、階段の方を見やる。
2011/08/06(Sat) 22時半頃
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―廊下― [見えたのは彼の人に駆け寄るディーンの姿、 彼らの部屋には自分は決して立ち寄ることはない。 ディーンはその理由が彼の人にあることをうすうす感じているかもしれない、そう思うのは後ろ暗さだろうか。
けれど彼が手を差し伸べるのなら、 自分にはすべきことはない、そのはずだったのに]
――……、なに。
[彼の人の逃げる足取りが外へ向かう。 それでも、往生際の悪い躊躇いは、あって。 きっと一度ディーンを見て、それから靡く銀の髪を追いかけた]
(414) 2011/08/06(Sat) 23時頃
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/* ディーン追いかけたいんだなあ。 どうしよう。
すでに追っちゃったぜ。
(-97) 2011/08/06(Sat) 23時頃
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ヤニクは、きっと追いかけてもその姿を一度見失った。
2011/08/06(Sat) 23時半頃
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―中庭― [躊躇いがあるのだから、遅れは当然のことだろう。 ベンチに置かれたギターを見て、 彼が薔薇の香を追うとは、別に。
自分が脚を向けるのは――、 月の下での忌まわしい記憶の場所。]
(426) 2011/08/06(Sat) 23時半頃
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[目も眩む夏の太陽の下、 ――薔薇の香りに立ち尽くす。 目を伏せうつむく人の姿、褪せた銀の髪。 触れるほど近づいても、手を伸ばすことはできない。]
『 明日、薔薇の木の下で 』
[そんな風に呼び出せば、 あの人がどんな目に遭うか、知らぬはずがなかった。 だから、そう言伝するはずだったメモを書き換えた。]
『 今夜、薔薇の木の下で 』
[それならば間に合う、と。 連れてどこにでも逃げればいいと思ったのは、幼さゆえの浅はかさ。
同室者にはそんな浅慮は筒抜けで。 閉じ込められたのはあの園芸倉庫、 ようやく抜け出して行ったときには、 月の下、乱れて甘く囀る銀の髪―――それを裏切りだと感じる資格など、あるはずもなかったのに]
(432) 2011/08/06(Sat) 23時半頃
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[近づいて覗き込むような姿勢になってしまったのは、 変わってしまった身長差のせい]
……あなたの身に、なにが。
[黒く刻まれた虜囚の証、呪いのようなそれ。 そっと指先を伸ばせば、その首筋に、頬に、触れてしまうだろう。 秘め事のように、熱を帯びた指で]
(436) 2011/08/07(Sun) 00時頃
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[囚われたようなその刻印は、恐ろしく。 けれど綺麗で、悲しいもののようにも見えて、 その人を見つめる眼差しは消しさることも燃え上がらせることもできない暗い熱に滲んだ。]
……ヴェス先輩
[拒絶の声と仕草に、触れた手は一度払われた]
関係なくない。 ……俺のせいでしょう。
[もう一度、手を伸ばそうとすれば、 その肩を背後から誰かに引き捕まれる]
(447) 2011/08/07(Sun) 00時頃
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[それは――現在へと時を引き戻す手。 肩越しに振り返れば、級友の姿。 彼に向ける言葉が、今は何も浮かばない。]
……すみません。
[ただ、ディーンから目を背けるかの人に、 そう言葉を告げて、謝罪するのは“今”に踏み込んだということ。彼らの邪魔をせぬように、脇に退いて]
(450) 2011/08/07(Sun) 00時頃
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[ディーンは己の言葉を聞いただろうか。 その意味を知りたい、と思うだろうか。
許されたいなどと思っていないのに、 罰を与えられることをどこか望む自分自身がいる]
――……、
[太陽の下、色あせた彼の人の髪。 全てを拒むような黒い荊棘の刻印――。 自分はもう何も拒絶などしない、する資格がない。
だから、黙って今を受け入れる]
(456) 2011/08/07(Sun) 00時半頃
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――……ッ、
[崩れようとするその体を、 支えたいと思っても、もう動かすことは出来ない。 その人に触れてはいけない。]
……お前は、俺に悪いなんて言わなくていい。
[強くこめられた肩の痛み、今更ながら気づいて。 その人を大事だ、と告げた彼に視線を向けられはしなかった。]
(464) 2011/08/07(Sun) 00時半頃
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