313 【完全RP村】朝焼けの穹に、さあ一杯。
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[ティムからの問いに>>10、狐は穏やかに答えた。]
機関部分の調子が悪いようで。 ティム様の船には異常はありませんか?
[そんな世間話をしただろうか。 そのまま彼の冒険談が聞けるならば 興味深く聞いていただろう。 もっとも、つまみも無しに聞きこむわけにもいかないから 相槌の合間に、こんな提案をした。]
折角ですし、いただいたウェヌススパイスで 何かお出ししましょうか。 ちょうど、トゥバン産の黄金リンゴが入荷したんです。
[あのスパイスは果物に合う。 急ぎの用事があるならば。 あるいは、辺りを探索したい様子なら 無理には勧めないけれど。]**
(15) 2022/08/04(Thu) 22時半頃
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鳳凰の実 モイは、メモを貼った。
2022/08/04(Thu) 23時頃
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― 中央車体 ―
[足を踏み入れたのはまんなかの車体。 何か一番いい香りがしていたから、かもしれない。 客の青年と白狐の顔を交互に見た後、カウンターに近付いていく。 顎と両手をカウンターの上に乗せると、狐の方をじっと見た]
……黄金リンゴ。
[丁度聞こえてきた言葉を拾って、目を輝かせる。 目覚めて最初に口に入れるものとしては、悪くない響きだ]
あたしもそれ、ください。
[可能ならウェヌススパイスも一緒に、とお願いして、しばし運ばれてくるのを待った*]
(16) 2022/08/04(Thu) 23時頃
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[仕事の間は星屑の蛇>>11に気付けず終い。 隠れたカウンターの影では荷を扱う音が響いていただろう。 その音も隠れ続ける理由になっていたかもしれない]
へへへ、ありがとー。
[然して経たずカウンターに出されたカクテル>>12に手を伸ばしかけた時、出てきた蛇にアーモンド形の瞳を瞬かせた]
わっ、すご!
[星屑が煌めく透き通った姿もさることながら、その身をくねらせ瞬く光をカクテルに落とす様子に感嘆が零れる。 カクテルの中に現れた数多の星。 その中を彗星が尾を棚引かせて流れていた]
うわぁ、綺麗だなぁ。 君もありがとねー。
[カクテルを上から覗き込んで楽しんだ後、満面の笑みで星屑の蛇にもお礼を言った。 撫でてみたいなぁ、と指先を蛇に向ける]
(17) 2022/08/04(Thu) 23時半頃
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[もしイナリの疑問>>11を直接ぶつけられたなら、隠すでもない肯定を無邪気な笑みと共に元気に返しただろうことは置いといて。 こちらの疑問への返答>>15にティムは目を円くする]
ありゃ、そうだったんだ。 俺の船は問題ないよ、メンテも昨日してもらったし。
早いとこ直ると良いねぇ。 あ、何か部品とか修理に必要な物があるなら積荷に無いか探してみるよ。 今日の船ならそこそこ積んであるし。
[船には納品物以外にも買取物品もある。 そういうものの中に必要な物があれば、と思い伝えておく。 勿論代金は頂きます]
(18) 2022/08/04(Thu) 23時半頃
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[などと話をする合間、黄金リンゴの話が出た]
ホント!? 食べる食べる、おつまみも欲しいし。
[出されるならば頂きますの精神。 スパイスが無くても絶対美味しいじゃーん、なんて思っているせいか、しっかり尻尾が揺れていた]
(19) 2022/08/04(Thu) 23時半頃
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[気付けば誰かの気配>>16。 ちょこなん、と顎と両手をカウンターの上に乗せる姿は何だか可愛らしい]
食べるなら座る?
[黄金リンゴを注文するのを見て、カウンターのスツールを指差して声をかけた*]
(20) 2022/08/04(Thu) 23時半頃
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[涼やかなベルが鳴る。次なる客人は、一人の少女だった。>>14]
いらっしゃいませ。 ……長旅お疲れ様でございました。
[穏やかに声をかけると、狐は恭しく合掌した。 彼女が席を選ぶのを待ちながら、狐はじっと目を伏せている。 時折鼻をひくひくと動かして、懐かしい匂いを嗅いだ。]
差し支えなければ…… どちらからいらしたのか、お尋ねしても?
[彼女が選んだのはどの席だったか。 サーブしたミネラルウォーターは オリオンの近くの天の川から組み上げたもの。 広い宇宙には、思いもよらないものを食す種族もいる。 彼女が選んだものは、さて。]**
供養
(-4) 2022/08/04(Thu) 23時半頃
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[傍らから駆けられた声>>20に、振り向いて一度瞬いた]
うん。……ありがと。
[示されたスツールに、よいしょ、といった風情で登るように座る。 おさげ髪が揺れて、植物であった頃の名残のように赤い花びらが散り落ちた]
おにいさんも、旅のひと?
[料理を待つ間に、もう一人の客人へそんな問いを掛けた*]
(21) 2022/08/04(Thu) 23時半頃
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[涼やかなベルが鳴る。次なる客人は、一人の少女だった。>>14]
いらっしゃいませ。
[穏やかに声をかけると、狐は恭しく合掌した。 カウンター席に着くまでに、少女は店内の匂いを嗅いだ様子>>16。 狐もまた時折鼻をひくひくと動かして、 少女の懐かしい匂いを嗅いだ。 彼女自身と縁があったのかは、さて。
霞んだ記憶はひとまず置いて、 ことり、と少女の前に置いたミネラルウォーターは オリオンの近くの天の川から組み上げたもの。]
……長旅お疲れ様でございました。
[小さく告げると、一旦ティムへと向き直った。]*
(22) 2022/08/04(Thu) 23時半頃
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[どこかの宇宙《ほし》に生えた樹は、種子を鳳仙花のように宇宙へ飛ばして、同族の版図を広げるのだという。 そうして宇宙を彷徨う同族の誰かが、この店を訪れることがあっただろうか。 あるいはそれはモイ自身かもしれないが、いずれにしろ記憶の彼方のこと]
[すこしぼんやりとした思考のままスツールに腰掛けていると、目の前に置かれたのはグラスに汲まれた水>>22]
……ありがと。
[含みのある微笑みを、狐の横顔へ向ける。 口にしたミネラルウォーターは、星の元素の味わいがした*]
(23) 2022/08/05(Fri) 00時頃
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[スツールに登る様>>21を見て、手を貸そうかと思ったが、無事に座れたよう。 揺れた髪に合わせて散る花弁に思わず手を伸ばした。 一枚だけ、皮手袋の上に赤色が乗る]
俺は商人だよ。 ここに商品を運んできたついでに飲んでるんだ。
そうやって聞くってことは、君は旅をしてるの?
[問いに答えた後、問いを返して。 皮手袋の上に乗った赤い花弁を摘み上げて、「あ」と声を零した]
俺はティムっていうんだ。 君は?
[名乗り、問いをもう一つ重ねる**]
(24) 2022/08/05(Fri) 00時頃
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/* 待て待て、皮手袋じゃない。革手袋ww 変換しっかりしてw
(-5) 2022/08/05(Fri) 00時頃
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[いつからか、宇宙列車の少し薄暗い天井のほうに、こぶし3個分くらいの大きさのなぞの生物がふわふわ飛んでいた。
見回す客は光の軌跡を残す蛇に気を取られ、中々なぞの生物の存在には気づき辛かったかもしれない。]**
(@0) 2022/08/05(Fri) 00時頃
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[ティムがカクテルをのぞき込むと 口元が彗星に照らされた。 くるくるとティムが表情を変えても>>17 狐の表情は変わらない。柔和な笑みを浮かべたままだ。 けれど、ひげが尾を引くほうき星に見えた時]
……ふ。
[一つだけ、笑い声ともとれる息を漏らした。
その声を打ち消すように、 ふぁさり、と豊かな尻尾をゆらめかせ 言葉の無いまま蛇を送り出す。 蛇はまだ話せない。 たくさん優しい言葉をかけてもらえば、 やがて優しい言葉を覚えるだろう。]
(25) 2022/08/05(Fri) 00時半頃
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[カクテルから顔を上げたティムが目を丸くする>>18。 細い目を伏したまま、狐は穏やかに頷いた。]
そうですか。ティム様の船に異常がないなら 引力のせいでは無さそうですが…… やはり、機関車よりも 帆の方が良いのでしょうかね。
[あの帆>>8が、宇宙空間で何を受けて走っているのか 狐は全く知らないし、 周りにも知っている者はいなかったが。 自分が知らないから無意味な事柄に違いない、と 決めつけることの愚かさを、狐はよく知っていた。]
(26) 2022/08/05(Fri) 00時半頃
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そうですねぇ。 このままではお客様の送迎もままなりませんし。
部品があるんですか? それは助かります。 何しろこの状況だから、 修理しようにも部品の調達も難しくて。 マスターに伝えておきますね。
[もちろんタダでとは言いません。 言い値で買います。マスターが。]
(27) 2022/08/05(Fri) 00時半頃
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[そうしてキッチン係が作ったのは 黄金リンゴの生ハム巻きだ。 リンゴは、皮を剥いてダイス上に。 生ハムはくるくる巻いて薔薇にする。 リンゴの上に薔薇を飾り 食べやすいようにピンで刺した。
夜空の色の平皿に盛り付けたけど、 それだけでは味気ない。 皿の縁にさっと引かれたソースは、 「ムーン」と同じ金色。 黄金の皮をブランデーで煮出したソースで ひとふりしたウェヌススパイスが 味をぐっと引きしめる。]
はい、お待たせしました。 ソースにつけて食べてくださいね。
[そう言って二人へ差し出した。 さて、次なる客は誰だろう。]**
(28) 2022/08/05(Fri) 00時半頃
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/* ティ・ジアンじゃん! 渾沌かな? 親切心で七つの孔をあけてあげたら死んじゃったっていう…… このキャラセット、中国神話ぽいよね。
(-6) 2022/08/05(Fri) 00時半頃
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[その来店はいつからか。>>@0 狐が給仕している間、蛇はふわふわと店内を飛び回る。 同じ宙にいるからか、まず蛇がその生き物に気づいた。 その瞬間、狐は目を伏したまま、]
渾沌……?
[ぽつり、呟いた。 声は、おそらく誰にも聞かれなかったはず。]
(29) 2022/08/05(Fri) 00時半頃
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[花弁の一枚が青年の手に乗ったようだけど、それは気に留めないまま]
しょうにん……。 なるほど、おしごとで来たのね。
[彼>>24の答えに少し記憶を辿った後、納得したように頷く。 同じ理由で宇宙を渡るひとと、過去にも出会ったことがあった]
モイ。 あたしは、ながいながい旅の途中、なのかも。
[いつか根を張り大樹となる、そんな地を探すための]
(30) 2022/08/05(Fri) 00時半頃
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モイ……。
[名を問われると、そう呟いて少し考えるような素振りをした。 それは単なる口癖だけれど、いつかの宇宙で呼ばれた名でもあったかもしれない。 どう捉えられるにしろ、ティムに視線を向けて]
うん。よろしく、ティム。
[噛み締めるようにその名を呼んで、微笑んだ**]
(31) 2022/08/05(Fri) 00時半頃
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[次にあげた声は、宙にも届くほど張っていた。 狐の目線は相変わらず伏せられたままだったが 言葉はあきらかにその生き物に向けられている。]
よろしければ、お客様も何かお召し上がりになりませんか。
[かといって、その生き物には 左右の耳も、左右の目も、左右の鼻腔も、口さえも無く、 七孔を持たずしてどのように食事をするのかは 定かではなかったが。]**
(32) 2022/08/05(Fri) 00時半頃
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鳳凰の実 モイは、メモを貼った。
2022/08/05(Fri) 00時半頃
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/* もいちゃんかわええなおい…… 立派な木になるんだよ。
(-7) 2022/08/05(Fri) 00時半頃
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/* あぷ、……あっぷぅ…… やっぱ私白夜さんみたいな料理ログできん。ただのレシピになってまう。助けて。 ブランデーの香りとか店内に漂わせれば良かったぁ。
(-8) 2022/08/05(Fri) 01時頃
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/* 第一カフエェ飯・バル飯は苦手分野……
(-9) 2022/08/05(Fri) 01時頃
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/* 渾沌ちゃんにしては足の数が少ないんだよな……デザイン?
(-10) 2022/08/05(Fri) 01時頃
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[今日もどこかで、宇宙の神秘が巻き起こっている。
己にとって身近な宇宙の神秘とは、すなわち、 己が根城としている場所には、モノや生命体が流れ着くのがままあるということだ。 時に、座標を遠く隔てた地点からも。
そこは50何年か前に廃線となったとある宇宙列車の路線の中継駅―― いわゆるハブ駅の一帯である。 居住地帯としている駅舎から外に出れば、頭上には広大な宙が広がっており、 地上には放っておかれた列車や、 いつの間に流れ着いたがらくたが無節操に積まれている地帯もある]
(33) 2022/08/05(Fri) 02時半頃
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[かつて賑やかにして今は静寂なる場所。 そこに、己以外の生命体の声がするならば、 非常に珍しい来客か、もしくは、この場所に流れ着いてしまった“迷子”でしかない。
そうして。 今日もこの場所で、宇宙の神秘が巻き起こっている。
“迷子”になった人をAIが運転する小型艇に乗せて、 本来いるべき座標に送り届ける。 その見返りとしてささやかな報酬を要求するのが常だ]
(34) 2022/08/05(Fri) 02時半頃
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