197 獣ノ國
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…怖くないよ、スージー。
[学生は言葉を紡ぎました。皿に当たる水音は未だ響いているのでしょうか。雨音と共に、さあさあと皿に水はぶつかっているのでしょうか。 学生は黒髪をふわりと揺らしました。 『御伽噺が好きなのよ、貴女が獣だって…怖い訳がないじゃない。』 思考とは異なった言葉を紡ぎます。上げた口端は、まるで綺麗に形作れていたでしょうか。]
――怖いなら、深くは聞かないよ。
[そして手向けられた言葉>>290を鸚鵡返し。何を、とは言わず、学生は雨音を背曲に言うのです。揺れる尻尾は視界に入れず、逃げ去った級友の背中は瞼の裏に。そうして暫く、彼女の言葉が紡がれるまで、沈黙に身を委ねました。]
(299) 2014/10/06(Mon) 14時半頃
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― 現在 街中 ―
[手に和菓子の袋をぶら下げていると、突然に声が掛かって思わず肩が跳ねました>>294。ちらりと其方を見ると、薄青に若干紫の色を交えた髪を持つ人。まるで現実離れしたその髪色はティソ君以来ね、学生は目をぱちくりと瞬かせました。無論、心には僅かな警戒を持って。]
…こんにちは。…こんばんは、かな?
どうしたんですか。
[学生は首を傾げました。店内で話すのが悪いと知れば、外へ謙虚に誘うこともあったでしょう。軒下へ手を引き、そして彼へと向き合うのです。今一度、何か御用?と、小首を傾げ。懐で震える携帯>>308にはちらりと一度だけ視線を落とし。]
(315) 2014/10/06(Mon) 19時頃
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― 和菓子屋軒下 ―
[学生の名前が彼の唇から紡がれた>>324のならば、こくりと頷いてみせたことでしょう。不思議に思い首を傾げている内に差し出された花籠。誰からのプレゼントかなんて――聞くまでも無く。]
チェシャ猫さん……
[真っ赤な服との情報も合間ってそれは確実に。直接お噺と共に届けに来てはくれなかったのね、学生は矢張りと憂いに息を曇らせます。軒下から曇天を見上げ、ぽつりぽつりと雨が滴るのを見れば、軈ては彼へとお礼の言葉を告げました。]
ねえ、あなた、運び屋さん? …なら、これをティソ君って子に届けてくれないかな。
クリーム色の髪色と、とても色素の薄い瞳をしているの。 今は眼鏡もかけていたかな、 彼が雨に溺れない内に、届けて欲しいの。
[初めの言葉が肯定に頷かれれば、学生は彼へと傘を差し出した事でしょう。代金は幾らかな、そんな言葉も添えて。そして否定されたなら、残念そうに眉を下げ薄く微笑み、会釈と共に彼へと別れを告げるのです。*]
(330) 2014/10/06(Mon) 20時半頃
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― 和菓子屋→高校前 ―
[彼女は花籠を両の手に抱え微笑みました。お礼の言葉は、如何やって届けようか、思考の先に考えあぐね、またいつか此方から手向けようとプレゼントを考え始めるのです。にんまり顔のチェシャ猫さんに似合うもの。洒落た靴しか思い付かないけれど、きっと彼に靴は要らない。 滴り雨は学生の頭を、肩を濡らしました。軒下を渡り歩くでもなく、堂々往来に足音を紛れさせては、すれ違う人から時折怪訝そうな目を向けられることも。機嫌良さそうに歩くその姿は、雨に濡れて喜んでいるとでも受け取られることもあったでしょう。]
雨雨降れ降れ、母さんが…
蛇の目でお迎え、…嬉しいな。
[歌う口はその侭に。そして多くなった荷物も、雨に濡れる自分も、花もそのまま。直に約束の場所へと足を落ち着けたのなら、後輩へとメールを送りました。]
(331) 2014/10/06(Mon) 20時半頃
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―――――――――――――― 差出人:皇マユミ 宛先:シメオンくん ―――――――――――――― Re:私がナルシストになったら、責任取ってね 20xx年 10月2日 ―――――――――――――― 着いたよ! [[添付ファイル:校門]]
良い男と良い女、どっちが似合うかな。 取り敢えずカフェテラスの傍に居るね。 シメオンくんこそ、ゆっくり!
――――――――――――――
[送り終わると、学生はカフェテラスの軒下へと足を向けました。道中、溜まった水溜りに靴を浸けることもあったかもしれません。学生その不快感に顔を歪ませ、そして寒さに一度嚔を漏らしながら、手荷物を前に抱えて彼を待つのでした。**]
(332) 2014/10/06(Mon) 20時半頃
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マユミは、シメオンを曇天を見上げつつ待っている(飴)
2014/10/06(Mon) 21時頃
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― 高校前 ―
[ぼうっとカフェの前で待ち人を待っていれば、少しした後に駆け足で学生の前に彼>>345は来ました。待ち惚けにならなくてよかった、学生はほうと息を漏らします。透明の傘は雨を受け、斜めに流れる雫が地面に跳ねていたことでしょう。 伸ばされる手には片目を瞑れども、抵抗はせず。ただ水が払われるのを視界の隅に、感覚として捉えれば、照れ笑いにも似たそれを浮かべました。]
(361) 2014/10/06(Mon) 23時頃
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似合うだなんて、……。
ありがとう、急かしちゃったみたいでごめんね。 晩ご飯の食材、相談がてら買って行こうかと思ってたけど…シメオン君、早いね。 作るのは、私にやらせて欲しいな。君の好きなものを作るから。
[言葉尻を綺麗に飾らずに消えた言葉は空気に融けました。彼の僅かに陰りを持った表情と低い声には、自分の勝手な行動の罪悪感からぴくりと眉を動かし、笑みを浮かべていた唇は表情を消します。 しかしそれも一瞬。学生は唇を結んだかと思えば、また開きました。笑みの先迎えに来てくれた礼と、そして謝罪を手向け。少しのお詫びがてら、そして先の約束を重ねて夕食を作ると示せば、彼はどのように言葉を返して来たのでしょうか。( 好きなもの、作れると良いけど。) 学生は不安は胸中へと吐き出しました。料理のレパートリーは、それほど多くないのです。 そうして言葉終わりに引かれた手>>345には、情けなく唇をぽかんと開きます。案外力があるんだな、なんて感想は開けた唇からは紡がれず、またもただ心中に。傾けられた傘を一瞥すれば、これでは反対側彼の肩が濡れてしまうと――悪戯にも似た案を、思い浮かべました。]
(362) 2014/10/06(Mon) 23時頃
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ねえ、こうしたら、濡れないし――少しは温まるでしょう?
[学生は彼の顔を窺いながら、手を取りました。そうして肩を寄せて、まるで先にお茶会をした頃のようにゆるく手を握ります。少しでも嫌な顔をされたのならば、小声の謝罪と共に指先を離しただろうけれど。受け入れられたなら、濡れ髪を揺らし嬉々として微笑むのです。]
恋人って、思われるのがイヤなら離してね。
[冗談めかして学生は言いました。返しの言葉が如何であれ、学生は彼に導かれるままにお邪魔する家へと足を進ませることでしょう。]
(363) 2014/10/06(Mon) 23時頃
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