197 獣ノ國
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――魚よりも温かなミルクが欲しいね、僕ならば。
――…そうだね。何処へ行こうか。 転がった小石>>51の先も気にはなるし。
ちょうど今日届いただろう本も気にはなる。
そういう君は何処へ? もし花屋に行くのなら、君の大好きな紫色の花も咲いているだろうね!
[手のひらの上で踊る猫に息を吹きかけながら、男は楽しげに悪戯に励む。 気紛れを起こすかどうかは彼女の反応次第。]
(350) 2014/10/02(Thu) 19時半頃
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― パン屋前 ―
なんだ、曖昧だな。 デートであってデートじゃない?
[是とも否とも付かない返答を受け、>>321 腕を組んだまま口端を上げた。
朝食がこなれた事で胃を刺激する 焼きたてパンの薫りを流すように扇子を開き ばたぱたと振る事で芳しさを外気に逸らし]
……――んっ 寒いか? 未だ日も高い頃合いだが
[涼しいといえば涼しい時節ではあるが、 マユミの出で立ちは薄着過ぎるというものでは無く 身を震わせる所以が気候以外にあると念わず。]
(351) 2014/10/02(Thu) 19時半頃
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[パンを買って帰宅して食事を取ってもいいが それなら飯女に昼食の支度を断った意味が失せる
羽織を脱ぎ、ふわりとモノ音を乗せてマユミの肩へ掛けよう。 なに、待ち人が到着するまでの凌ぎだ。]
ふはっ どうやら君の採点では落第らしいな。 俺にどんな答えを期待してた?
[顏にがっかりだとでも書いてありそう。>>322 強張った笑みに、存外潔癖なのかと感想を抱く。
心を読む力は無いが、恨めしい視線の意図も 「それじゃない」と訴えていそうなものだと。
途端、鎔けた輝きを瞳に宿すのを見れば、 講義中に彼女の発つ質問で逞しい想像力を持つと知る側の眸 いつものが始まったかと、眼を細める。]
(352) 2014/10/02(Thu) 19時半頃
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[現実ではなく遠い世界の、甘い何かを欲する娘は 苦手な野菜ばかりが並ぶ食卓に坐っているような、 そんな面構えを一瞬覗かせた。]
半分分け合う相手と、デート?
[殘る半分を破棄するという譚ではあるまい>>323 涙で漂流の道を辿りたくないと 深々と積もる雪のような口調で紡がれる独白を聞く
スノーホワイトを連想したのは「王子様」からか 透き通る白い肌からか、それとも漆黒の髪色からか。
話の飛躍は頭の中に留め、詰まる距離には動じず]
(353) 2014/10/02(Thu) 20時頃
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マユミ君は利口だな。 ――しかしそれでは、パンの効用を愉しめない
ともすれば、君の描く「夢」は君自身の変化ではなく、 君を取り巻く存在に、今日とは違う何かを求めてる―― ?
例えば、物語の中に迷い込みたいだとか 王子様のお迎えを待っているだとか。
[>>324前提として挙げられた句を拾い、 開いた扇を緩慢に畳んでゆきながら、首を傾け。]
(354) 2014/10/02(Thu) 20時頃
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……そうさなぁ
ずっと小さいままだと、鼠に齧られそうだから 出来れば、御勘弁願いたいんだがね
つーことで、質量を変えるパンに興味はないが、 もっと違う夢が叶うなら、―――ずっとがいぃねえ
[墓花の届け日は明日だったような気がする。 二十年も前の譚だから、たまに日程を忘れるのだ]
(355) 2014/10/02(Thu) 20時頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/02(Thu) 20時頃
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ええ、ルーカス。 アナタがアタシに合わせてくれた様に、アタシもアナタに合わせるわ。
[先に敬語を止めさせた手前、紳士の願い>>336を叶える事に躊躇いは無かった。それに、不機嫌そうに跳ね上がった眉に、揶揄う気持ちは満足出来た]
三十! ……本当に?全然見えないわよ。
[付け足された言葉が軽口だと気付く事は無く、まじまじと相手を見詰める。そうしてその頬に触れる為に手を伸ばした。 嫌がられたのなら、すぐに手を引いて謝罪を落とす。もし許されたのなら、幾度かその頬を撫で上げただろう。 ……騙してるんじゃないでしょうね、なんて、疑う様な視線を向けながら]
(356) 2014/10/02(Thu) 20時頃
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……あら、アタシの舞台、そんなに気に入ってくれていたの? 嬉しいわ。またきっと、来てちょうだいね。
[まるで子供が褒められたみたいに幼く、ジャニスは笑った。浮かべる笑みは、酷く嬉し気だったろう。 けれど肩が引かれれば>>367、興が削がれた様に微かに眉を寄せた。自分達の立っている場所なんて、ジャニスの意識の範疇外にあったから。 渋々ながらも脇に退き、続けられた言葉には頭を振った。今日のジャニスに目的地なんか無い]
アタシ、舞台以外に興味なんて無いもの。 行きたい所なんて、無いわ。
[寧ろ目の前の紳士の方こそ、何処かへ向かってる途中だったのではないだろうか。そうは考えても、呼び止められた手前、ジャニスがそれを尋ねる事は無かったが]
嗚呼、そうそう。また舞台に出る時は、特別に教えてあげる。 ――はい、コレ。
[胸ポケットから名刺を取り出せば、相手に向かって差し出してみせる。 ご贔屓にしてくれる観客であれば、媚を売っておいて損は無い。中々身なりも良いし、そういう相手とコネを持っておくのも悪くないだろう]
(357) 2014/10/02(Thu) 20時頃
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[――そんな打算めいた考え無かったかと言えば、嘘になる。 けれどどちらかと言えば、また目の前の紳士に褒めてもらいたいという気持ちが大半を占めていた。 観客からの賛辞は、そうそう聞けるものではない。けれど直々に誘えば、きっとその願いも果たされるだろうと、そんな幼稚な考えでもって、ジャニスは名刺を差し出す。
受け取られなければ、やっぱりその名刺は地面に落ちて捨て置かれるだろう]
(358) 2014/10/02(Thu) 20時頃
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あっ…い、いえ。 私こそ、ごめんなさい。
[謝る言葉>>346に、低い位置から相手を見上げて赤面する。
ただ声を掛けられただけ。 それなのに、頓狂な声を出してしまったのだ。
慌てさせてしまったか、気分を害してしまってはいないか。と、不安気な面持ちで相手の首辺りを見つめる。
顔を見つめることは、恐ろしくて中々出来ない。]
え……あ、はい。
[『大丈夫か』との言葉に頷いて。 立ち上がろうと腰を浮かしかければ、告げられた言葉。
わけもわからず、ただ漫然と頷いて。 そのままペタリと床に腰を下ろし、外へと向かう相手を見ていたが。]
(359) 2014/10/02(Thu) 20時頃
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[やがて男が戻ってくれば、その手にある『荷物』に首を一傾げ。
何処から持ってきたのだろう。と浮かんだ疑問も、続いた言葉にじきに忘れ去り]
あ―――。はい。大丈夫です。
[知らぬ人に着いていくことへの迷いはあったものの。
常日頃から通う本屋でのことなのだから、危険はないだろう。と、頷いて。]
ちょっと置かせてくださいね。
[誰に言うともなくそう一言。 手にした新刊を、カウンターの隅へそっと置く。
向かった先に示されたのは小さなベンチ。 止まり木に止まるがごとく、ちょこりと腰をかけ。 手当をする様子があれば、しやすいようにと右のサンダルを脱いだ]
(360) 2014/10/02(Thu) 20時頃
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[そういえば新刊を紹介するベネットと 話し込んでいたカリュクスを置いてきてしまった>>284 足の不調が去った訳では無いし一声かけて出るべきだったかと、 些し寒く感じる秋のモノ吹かれながら、思案した。 まさか数百円を気に留めているとは知らず>>285 礼に色をつける算段まで思い知れる筈もなく。
缶珈琲に合わぬ食の好みなら口にしたが それが道中交わされた談笑の中の一節とあらば、 忘れ去られるのは時間の問題*]
(361) 2014/10/02(Thu) 20時半頃
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/* PL、PC、二重の意味で学生メンバーが眩しい。せいしゅん。 …とは少し違う気もするけど、なんか。うん、いい。
(-156) 2014/10/02(Thu) 20時半頃
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[" ヘイオロトープ "という名を掲げる花の、花言葉はなんだっただろう。
男の手の中で揺れる葡萄色の泡が弾ねる。 目が合った金髪の彼>>342は僅かに目礼をしただろうか。しかし今そちらを見ていると呼びかけてしまいそうで視線を逸らす。 必然的に、男>>347>>348>>349>>350と目が合っただろう。]
ケーキもクッキーも甘くて素敵ね。でもどちらもすぐに無くなってしまうわ。 無価値だなんて思ってないわ。 手紙は、食べても、美味しくないけれど……無くなる事なんてあり得ないじゃない。それは、確かに現実じゃない。 嘘はいや。ただ、手書きの手紙を貰える人は素敵な人よ。
平気で嘘を吐ける言葉の羅列でも、待っている人がいるから届けるの。
[もしかしたら、手紙の差出人は受取人の恋人、友人、両親、大切な人。 その人たちが遠く遠く手が届かない場所に行ってしまったら、私が手紙を届けるの。
そしていつか、その中に私の手紙も見つけたいわ。 ……なんて、考えていたら心の間欠泉が目から吹き出しそうだ。 顔を俯かせて気持ちを誤魔化してみる。あちらこちら、行く場所が定まらない様子の男には苦笑を一つ。]
(362) 2014/10/02(Thu) 20時半頃
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あんまりフラフラしていると、犬のお巡りさんに声をかけられちゃいそうね、貴方。
……じゃあ温かなミルクは「また今度」。 紫の花の居場所を教えてくれてありがとう。貴方とのおしゃべりは難解だけれど、楽しかったのは本当よ。
[「また今度」の部分は半ば本気であった。 今度はもう少し、彼の言葉が解る……気がする。]
そろそろお仕事に戻らなきゃ。 次に会うときには、貴方にも手紙があるといいわね。
ばいばい、クロ。
[掌で踊る黒猫と相手の顔を見比べて、男の側を通りすぎる。 すれ違った後でもう一度鼻を鳴らしたけれど、果たして聞こえていたかどうか。*]
(363) 2014/10/02(Thu) 20時半頃
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[そんな幻想と現実の境目の話に興を向かせている間に、 待ち人で或るスザンナも到着を迎える折となったかどうか。
一方、こちらは大通りの真ん中で立ち止まる 二人連れ>>337>>358へと視線を移した。
鴨が葱をしょってくるという諺があるがそれに些か似ている。 運良く二人共に、用事が遇ったのだから、 何方にも遭遇できるのは、非常に好都合だった]
おーい。
[気づくか気づかぬかは解らないが、 本が包装された紙袋を振り、声を張って存在を知らせる**]
(364) 2014/10/02(Thu) 21時頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/02(Thu) 21時頃
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/* わあびっくりした。まさか話しかけられると思わなんだ。
(-157) 2014/10/02(Thu) 21時頃
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/* 背景の投下タイミングが分からないである
(-158) 2014/10/02(Thu) 21時頃
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>>359 >>360 カリュクス 済まないな、痛むのに歩かせて。
[座った少女にそんな声を掛けて。 慣れて居る、とでもいう様に手際良く、手当てを済ます。]
よし、終わりだ。 暫くは安静に、あとあまり踵の高い靴を履かない方が良いだろう。
[そう言えば、一度ゆっくりと瞬いて、ところで。と警戒心の薄い相手に話し始めた。]
惑いもせず簡単について来たものだが。 もしも俺が暗殺者であったら、どうする積りだったのだ? 今、この瞬間。 油断をした一瞬で、息の根を止めるやも知れんぞ?
この様に。
[そう言うと、一瞬で相手の喉元に手を近づけて。瞳は真剣な光を宿して、相手を見詰めた。] ↓
(365) 2014/10/02(Thu) 21時半頃
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↓ [一度目を閉じれば、すっと相手から退いて。]
もっと、警戒した方が良い。
[少し呆れた様に言って。]
(366) 2014/10/02(Thu) 21時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/02(Thu) 21時半頃
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/*天使だらけか!!!!!(歓喜
(-159) 2014/10/02(Thu) 21時半頃
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―回想・商店街―
[時は少し前に遡る。 つられたように視線を泳がせた先>>305に捉えた青年が男の顔を見た、そんな気がした。 勿論男だけではなく、少女の姿も瞳に映したように感じた。
傍に佇む少女は金髪の青年から視線を逸らしているものの、それは誤魔化しなのだろうと男は予測。
口端を上げつつ、脇道へ足を伸ばす青年をチラリと一回見送った。 その後、大きな瞳がこちらに向けられたのだった>>362]*
(367) 2014/10/02(Thu) 22時頃
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―現在・商店街―
形にあるものが好きだというのかい、君は。
君は先程お喋りの方が素晴らしいと言っていたけれど――そうかい。
[頷きながら男は囀りを聴覚へ送り込む。時折吐息を漏らしながら。]
たとえウソつきが綴った戯言でも、待っている人がいるから。
その心を君は届けに行くのかい。
なんて素敵なことだろうか! 綺麗過ぎて、――…僕には分からないけれども。
[俯く彼女>>362にはきっと見えていない。だからいいことに男は一瞬だけ。刹那――双眸を眇める。
それも耳朶を掠める声が上がる頃には、きっと消え失せてしまっているだろうが。]
(368) 2014/10/02(Thu) 22時頃
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どうせ追いかけられるのなら、可愛い女の子がいいよ。青いエプロンドレスの似合う、ね。
[別れの言葉>>363に作られた猫を軽く揺らす。]
きっと会えるさ。 そうだね、気が向けば。
君に手紙を書いてみようか。 その時は鳥の形に折ってみよう。
空に向かって飛ばすから、ちゃあんと捕まえておくれよ?
そして、届けるんだ。君が。郵便屋さんが、ね。
[横目で揺れるは陽に煌めく金糸達。 赤い頭巾から覗く鮮やかさに陰を落とした男は、聞こえないフリをして彼女とは逆の方へ、行き先決まらぬ足を、迷うまま突き出した。*]**
(369) 2014/10/02(Thu) 22時頃
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[縮められる距離>>343に、侵されるような感覚がふつりと足を満たした。じり、と衝動に圧された左足が僅かに身じろぐものの、それだけで。
「迷った」という意だけを残して、相手の言葉はするりと耳を撫でる。静かに瞳を薄笑いへと向ければ、深い吐息と共に瞬いた。]
――大通り、の近く。 向こうに行けば商店街、こっちに行けば国立公園や住宅街。
[半端な位置は伝え辛い。声色にそれを滲ませつつも、指を方々へ向けて精一杯、最低限の説明を保つ。
本当に迷っているのかすら、浮かべられた薄笑いの前では胡散臭かった。だが、話し相手を見つけた口が"放置"という選択肢を、すっかり消し去っていた。]
(370) 2014/10/02(Thu) 22時頃
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暗殺者がいる世の中なんかwwww
(-160) 2014/10/02(Thu) 22時頃
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ところで、アンタ…は、学生…というか高校生じゃないの? 今日は休校? ――それとも、自主休校?
[ふと問いかけたその口調は、あくまで軽い。不登校の文字の付く自分を棚に上げているからこそ、軽さを伴わなければ問えなかった。]
……別に、どっちでもいいけどね。 それで、どこに行きたいの。 "ついで"でもいいなら、 …送ってもいいけど。
[投げるだけ投げて半分満足すると、投げ返される前にと曖昧に質問を下げる。
返事を待つ僅かな間には、相手を真似るようにかくりと首を傾げて。マフラーの上端を立て整えつつ、薄笑いの行方をぼんやりと見守った。]
(371) 2014/10/02(Thu) 22時頃
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[ベンチに腰をかけ、手当てを行う>>365手の動きを興味深気に見つめる。
滑らかな動きに一連の動作に。 慣れているようだ。とは思うものの、それが一般的なことなのかはわからない。
ここ幾年かは誰かと暮らすことも、世話を焼かれることもなかったのだから。]
有難うございます。 暫くはあの平らなサンダルで過ごしますね。
あとは……読書でもして過ごせばいいですね。
[手当の済んだ足をそろりと動かし、脱いだサンダルを履き直す。
店内に戻りましょうか。そう口に出しかけたが、男性の方はなにやら話がある様子。
ならば。と小さく息を呑み、居住まいをただして相手の方を向き]
(372) 2014/10/02(Thu) 22時頃
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[『暗殺者だったら』と語られた言葉>>365
それに返事をする間も無く、男の手当は自分の喉元へ。]
――――…。
[反射的に僅かに反らした喉首、こくりと音を立てて息を呑む。
それでも柘榴色の瞳は、真剣な光を宿す彼の瞳から逸らされることはなく。]
暗殺者だったら……
けれども、どうせこの足では 着いて行かなくても後で殺されてしまうでしょう?
[すっと退く相手の仕草>>366 呆れたようなその口調に淡く微笑んで]
翼があるなら別ですけれど。 逃げられないのは同じですから。
(373) 2014/10/02(Thu) 22時頃
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/* 誰がどこにいるのか、あんまり掴めてない的な。 もうちょっと読まないと、と…。
(-161) 2014/10/02(Thu) 22時頃
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