52 薔薇恋獄
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多分、栖津井先生になら、鳴瀬先生も甘えられると思います。 ……少し、羨ましい。
[全てを受け入れてくれた栖津井に、耀に視線を向けたまま呟く。 羨ましいという感情がどこに向くかは、己にも良く判っていない。]
……お願いします。
[甘えてくれない幼馴染に視線を落したまま、席をはずしてくれる栖津井に再度願った。寝入る耀と2人になると、ぽつりと]
『 さん』 やっぱり俺では、貴方の代わりにはなれないですよ。
[耀の兄の名を呼んだ。]
(232) 2011/05/18(Wed) 20時頃
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/* 羨ましいという感情は
鳴瀬先生に甘えてもらえる、文先生の立ち位置。 耀が甘えてくれないので、誰かに甘えてもらえるということ。
と、実は誰かに甘えられるという鳴瀬に対しても少し。 一人っ子の癖に甘えられない、蛍紫。
(-95) 2011/05/18(Wed) 20時頃
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……たく……と、にいさ……
[蛍紫が呼んだ名を繰り返すように。 自分が「殺した」相手の名を呼ぶ]
(233) 2011/05/18(Wed) 20時頃
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/* もう表でも普通に名前出しちゃえ。 キャラグラはヘクター想定だけどもう使われてたかどうか覚えが無い。 イアン先輩くらいしか覚えが無い!!
(-96) 2011/05/18(Wed) 20時頃
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ディーンは、耀が兄の名を呼べば、まるで代わりのように、その手を包むように握る。
2011/05/18(Wed) 20時頃
セシルは、ディーン(甲斐)と自分の洗濯物は忘れつつある。
2011/05/18(Wed) 20時頃
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/* でもなぁ、今は甲斐と一緒だったら墓落ちしてもいいいよモードでもあるんだ。 はい、すっかり落とされました。
こうなると、残されるのも、残すのもやだなぁ、と。
(-97) 2011/05/18(Wed) 20時半頃
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あ、蓮端センパイ。
[同室となったセンパイの声>>219に気づく。]
俺、百瀬のとこに遊びに行くんで、 センパイもいきたいと思うところに行って見たらどうです?
[と、通り過ぎる前にそう告げて。 鍵も、自分が持っていることを伝えただろう。]
(234) 2011/05/18(Wed) 20時半頃
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ヨーランダは、手を握られれば、堰を切ったようにぼろぼろと泣く。眠ったまま。起きている時に、泣くことは無いから。
2011/05/18(Wed) 20時半頃
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/* 生理的な涙を零す事はあっても自分の意思で「泣く」ことはない。 いつだって、笑って見せる。
(-98) 2011/05/18(Wed) 20時半頃
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(たくとさんは)怨んでいないよ。
[相手が起きている時は、見れない涙。 相手が起きている時は、云えない言葉。
握っていない方の手は、幼いころ耀が泣いた時、彼の兄が見せた仕草をまねる。 頭を優しく撫でて、それから眦を拭う、そのあと頬を包んでいただろうか。 遠い記憶をなどるから、それは違ったものかもしれない。 あっていたとしても、彼と違って、酷くたどたどしい。]
(235) 2011/05/18(Wed) 21時頃
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[念のために、薬や湿布を少しだけ持って、部屋を出ようとする。 扉に手をかけたところで、甲斐の声が聞こえて足を止め]
……それは、どうでしょうね。
[年若い鳴瀬の方が、自分よりずっとしっかりしているように思えて。 何かと頼っているのは自分ではないかと]
……。 それでは、後を頼みますね。
[振り向かぬままでそう言って、静かに戸を閉めると、ひとまずロビーへと向かった]
(236) 2011/05/18(Wed) 21時頃
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[昼飯を食べ終わった後、ふと思い立ち屋敷の中を見て回る。 そして、二階の一室にピアノが置いてある一室があった。]
ふぅん、グラウンドピアノ…。 しかも、LPレコードもあるのか。
[別荘にしては宝の持ち腐れに近い一室。 大須センパイがいなくなったと言う非常事態でも、呑気なものである。]
(237) 2011/05/18(Wed) 21時頃
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ドナルドは、指の怪我を見て、栖津井先生を探しに行った。
2011/05/18(Wed) 21時頃
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――……
[優しい手つき。 それは幼い頃、兄がしてくれたような。 自然と表情が緩んでいき、そして……]
……………けーし、くん……?
[ゆっくりと瞳を開く]
(238) 2011/05/18(Wed) 21時頃
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/* ねいくんが居ないようなので先に日向を進めようと思ってるのだけどログ難産でござる……。
(-99) 2011/05/18(Wed) 21時頃
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おはよう……という時間でもないか。 調子は、どうだ?
[開く眼に、そっと手を引いた。 いつもの仏頂面に、けれど眉尻は下げた心配の表情。]
(239) 2011/05/18(Wed) 21時半頃
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―ロビー― [二階から降りると、丁度そこでボンヤリしている栖津井センセイがいて]
センセイ。 塗るタイプの絆創膏持ってないですか? 俺、貼るタイプのは持ってきてるんだけど。
[と、声をかけた。]
(240) 2011/05/18(Wed) 21時半頃
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あ……僕、寝ちゃってたんだ……
[横になるだけで、眠るつもりはなかったのだが。 目尻に残る涙の感触に]
あ、はは。ごめんね。変なとこ、見せたよね。 うん、大丈夫だよ。 蛍紫君、わざわざ来てくれたの? ごめんね。
[不穏な空気。見えない姿。 すごく不安だったけれど、今は安心して。笑う]
(241) 2011/05/18(Wed) 21時半頃
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―― 自室 ――
[道さんを抱えあげた腕は、途中でぎゅっと力が入ってた。 腕の中の、他人のにおい。そうして、振り払わないでいてくれた手。その体温と鼓動が徐々に気分を落ち着かせていく]
……で、雷、鳴って、停電おきた――
[他者の気配が大好きなのにさっさと引き上げてきたのは、食事を取る静谷に触れたくてこらえられそうになかったから]
[随分とじれったい思いをさせただろうが、待っていてくれればやがて言葉も、話すスピードも、ゆっくりと通常モードに戻っていく]
[道さんの手が、自分の手に重ねられる。 指を動かし強く握った。それから、強く、弱く、力の入れ方変えて確かめる]
―― 大須、消失マジック?
[多分、違う。だって本当に直前まで気配が近くにあった。 タネも仕掛けもない場所のはず。 それでも、表情動かして笑顔を作れるくらいにはなっていた]
(242) 2011/05/18(Wed) 21時半頃
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道さん。道さんは、雷?
[彼の様子はどうだろう。 痛がる様子はなかったので、腰が抜けたと判断してた。 昔、自分も経験があるから。端的にそう聞いたとき、外から最上の気配がした]
(243) 2011/05/18(Wed) 21時半頃
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いや……。
[耀の言葉に、短く一言だけ紡ぐ。
変なことはないと。 わざわざ来たということの否定と。 ごめんねという必要はないことと。]
………。
[安心した笑みを見れば、どうしても言葉が出ない。 だから、ただ困ったように微笑むだけだ。 珀なら上手く言葉を紡げるだろうに……と、気を失ったままで情報が止まっているもう一人の幼馴染を想う。 気を失ったといえば、耀はパニックにならないか、とその話題にも触れられず]
耀、唐突だが、雷が鳴る前、中庭にいたのが誰か判らないか?
[沈黙に耐えかねて、振る話題はそのようなものに。]
(244) 2011/05/18(Wed) 21時半頃
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/* まにあわなかっt……
あー 修羅場だよー 逃げていい?← うわーん
(-100) 2011/05/18(Wed) 21時半頃
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[この雨は、明日には止んでくれるだろうか……。 そんなことを考えながら、ぼんやり窓の外を見ていると、誰かの声が聞こえ、そちらへ顔を向けた]
あ、土橋君。 どうしました?
[持ってきた小さな鞄の中を見てみる。 塗るタイプの絆創膏は1(奇数なら持ってきた)]
(245) 2011/05/18(Wed) 21時半頃
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―― 自室 ――
[鍵はおそらく開いたまま。 最上が自分の名前を呼ぶのを聞いた]
――おー……ようこそ?
[声をかける。 電気はつけていなくって、部屋の隅に2人並んで座ってる]
[道さんから外されなければ、左手は重ねたまま。 彼が入ってくれば、間違って彼が踏まないように水晶球を右手に呼ぶ]
……ごめん。あれしか、出来なかった。 俺、役立たず。耀、平気かな。
(246) 2011/05/18(Wed) 21時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/05/18(Wed) 21時半頃
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―自室―
[少しずつ落ち着いてくる寧人の話しぶりに内心でほっとしていた。 説明に、時折うんと相槌を打って。
重ねた手が逆に握られたのには、少しだけ目を丸くして。 それでも、それを振り払うことはしない]
あー……うん、そう。 情けないよな。この歳になって雷が怖いだなんて。
[はは、と笑ったとき。扉が開く音がして振り返る]
……よしやん。
[たぶん、その時にはまだ手は重なったまま]
(247) 2011/05/18(Wed) 21時半頃
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ノックスは、ごめん、明かりつけてもらっていい?と良数にスイッチを指さして示す。
2011/05/18(Wed) 21時半頃
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[鞄から、小さなチューブと消毒液、ガーゼをを取り出し]
土橋君。 怪我、どこですか?
(248) 2011/05/18(Wed) 22時頃
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指です。 薔薇のとげで血が出たんです。 でも、百瀬も腕とかに引っかき傷ができてました。
[要点のみになりがちなのは常に近く。 栖津井センセイに手を差し出して、怪我の状態をみせながらさらりと百瀬の引っかき傷のことも触れた。]
(249) 2011/05/18(Wed) 22時頃
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[少し困ったように笑う幼馴染。 昔から変わらない不器用さに、失礼な話ながら安心して]
……え? 中庭?
[思い出すのは、窓から見えた――]
……楓馬君と……織部先輩、が、一緒に……いたよ。 まだ、雨降ってきたばっかの頃だったと思ったけど。 ……何か、話してた。部屋から見えただけだから、詳しくは知らないけどね。
[どこか言い方が刺々しくなってしまった。 その理由は自分でも分からないけれど]
(250) 2011/05/18(Wed) 22時頃
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薔薇の刺ですか。 そういえば、中庭は薔薇が一杯ですからねぇ。
[土橋の指の怪我を見ると、まずは軽く消毒し、それから液体絆創膏を軽く塗ってやる]
はい、終わりました。 少しだけ乾かしてくださいね。
百瀬君も?
[軽く頷き]
分かりました、見かけたら声をかけてみますね。
(251) 2011/05/18(Wed) 22時頃
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―織部と野久の部屋―
野久もここに居たのか。
[薄暗い部屋の中、声が聞こえたので奥へ進んで並んで座る二人の方へ]
ううん、助かった。ありがとーね。 耀も、とりあえず文せんせの部屋に運んでそっちで寝てもらってるから、多分。
つーかおい、暗くね。 電気つけていー?
[勝手に明るくする、暗いままだと気が沈んでしまいそうで怖かった]
(252) 2011/05/18(Wed) 22時頃
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そか、ならよかった。 ふみやんがついてるなら安心だよね。 ふーまんもけーちんもいるし。
[電気をつける良数にありがとうと告げる。 眩しさに、一瞬だけ目を伏せた]
ところでよしやん、皆ご飯は食べた?
[その間も、何故か自分から手を離すことはしない、できない。 繋がった温度が温かくて、離すのが惜しい]
(253) 2011/05/18(Wed) 22時頃
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―― 自室 ――
………どういたしまして。 ……てんかん、とか。ヤバイのじゃないなら、いいね。
[入ってくる最上に頷いた。 大須、探しに動かないといけないのは分かってる。 でも、もう少しだけ、休みたかった。 先ほど中断していた道さんとの話に戻る]
………道さん、道さん。 どう考えても、この年で上手く話せない俺のが、情けない。 ぬまたろ先生、いつも溜息
[自分の弱点ははっきり知ってる。 面接対策は去年から頼んでいるが、老教員を嘆かせてばかり]
…それにねぇ。 道さんが雷怖くなくて、モテモテで、爽やか王子だったら。 俺、きっと、友だちになれてない。
(254) 2011/05/18(Wed) 22時頃
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―――じゃない?
[座ったまま、最上に同意を求めてみた]
(255) 2011/05/18(Wed) 22時頃
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