170 白峯異聞
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、櫻子、リー、クラリッサ、亀吉、トレイル、ゴロウ、イアンの7名。
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/03/20(Thu) 06時頃
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ふふ、驚いてるよ。これでも。
[>>1:68小首を傾げる櫻子に対しては微笑を零しながら。 眼前の男であろう――鳳も、上倉先輩、と彼女が呼んだ名も知らない為に、櫻子と彼らとどれだけ関わりが有るのかは分からないが、其れでもやはり年上にも物怖じする事が無いのは相変らずで。
其れが此の戦場に似つかわしく無く、微笑ましく感じながらも少し心の中に靄がかかる様な感覚を覚えながらも表情に出す事は無く]
……流石に其の呼び方は人前じゃ恥ずかしいかな、櫻子先輩。
[メールや二人の時は別段構う事も無いが、流石に他人が居れば昔の名前で呼ぶのは気が引けてしまう。そう苦笑した様ににこにこと此方を見つめる櫻子に対して自分は先輩呼びをしながら。
別行動、と聞けば既に動いた後だろうか。ならば忠告を今更したとして遅いか、と思案しつつも、先程吾朗が述べた様に、吾朗と先程話していた、3割の他の7割について脳内に巡らせながら『どないする?』との問い掛けには一つ縦に頷く]
…俺も行くよ。乗り込むならば戦力が多いに越した事は無い筈だ。
(0) 2014/03/20(Thu) 06時半頃
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別に。ぶつかっただけ。
[ どうしたと問われれば>>0:*20素っ気ない返事を。 手を振る相手を遠くに見ながら、 見慣れない顔に警戒し――― ]
(*0) 2014/03/20(Thu) 08時頃
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…知り合いなんだ?
[ 小さな肘での攻撃>>1:68には無反応。 興味がないわけではないのだが、 ちょっかいをだされ慣れてない故に どう反応したらいいかわからず瞳が泳ぐ。
知り合いらしき男>>0の反応からするに、 どう考えても自分よりは櫻子と親しいのだろう。 ]
足手まといになるなよ
[ 着いてくるという男に視線を合わせることなく、 横を通り過ぎ、何もなければ職員室へと向かっただろう。 攻撃をしかけてこない解放側に、少し警戒をしながら。 ]
(1) 2014/03/20(Thu) 08時頃
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To : 櫻子 From : レイ
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こいつはどっち側
(*1) 2014/03/20(Thu) 08時半頃
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[ 返事が来ないうちに短文を。 その瞳は心なしか赤い光を帯びていた。
場合によっては懐に隠している短剣で 始末しなくてはならないと――― ]
(*2) 2014/03/20(Thu) 08時半頃
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― 合流後・どこかで ―
[ 答えを"知る"ための言葉も、行動も、 幼い頃は全て恐怖でしかなく。
一言話せば、遥か先のことまで"自ずと知る"ことができた。 それは、もう良いことも悪いことも。 故に人と関わることは得意ではなかった。 いつか離れてしまうのならば、いっそ――― ]
…バカらしい
[ 櫻子が彼>>0との関係をハッキリ話さなかったとしても、 きっと親しき仲なのは共に行動するうちに、 感じ取ることができただろう。 3人と行動し始めてから何本目かわからない煙草に ゆらりと揺れる小さな赤いヒカリを近づけ、 少し2人から離れて行動をとろうと。 ]
(2) 2014/03/20(Thu) 11時頃
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そうなん? そうは見えんけどねぇ。
[くすくすとからかうような笑い声を零しながら、>>0冬麻にそんなことを言う。 先輩に少しちょっかいを出して、幼馴染と笑いあう。 傍目に見れば日常風景なのに、今この状況には似つかわしくなかった。]
知り合いというか、幼馴染なんですよー。
[ちょっかいには無反応のまま問いかけてくる鳳>>1には、少しつまらなさそうな顔。]
えー。じゃあ冬麻? ちょっと慣れへんなぁ……ついあだ名で呼んでしもたらごめんな?
[アドレス帳は万が一を考えて名前で登録してはいるのだが、しかし彼に先輩と呼ばれるのは微妙に距離感を感じてしまう。 自分も行くと言った冬麻には、分かったと頷いて]
ほな、頼りにしてるで? ……って、先輩厳しい! こう見えても冬麻強いんですよー!
[こう見えても、の部分は余計だったかもしれない]
(3) 2014/03/20(Thu) 11時半頃
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…よし、行こか!
[視線も合わせないまま通り過ぎた鳳に、一瞬いつものように茶化しかけた。危ない。 行こうと冬麻に声をかけて、昔の癖で手を引こうとしたがそれは拒まれただろうか。]
……な、冬麻。 さっき何見てたん?
[>>1:53彼が外に目線を向けていたのは見えていた。 何を見ていたのか気になって、世間話のような軽さで問いかける。 ポケットの無線機が、ザザっとノイズ音を鳴らした]
(4) 2014/03/20(Thu) 11時半頃
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[そっけない返事>>*0に、いやあれは態とじゃないのかと突っ込みそうになる。 その代わりにまたつっついておいた。仕返しと言わんばかりに。]
『宛先:鳳先輩 差出人:櫻子
防衛側。 でも、攻撃はあかんよ? 万が一傷つけたら、うち暴走してまいそう。
じゃあ何らかの形でうちが裏切り者やって皆に知れるようにするわ。 その後生徒なり教師なり殺せば、注目はうちに向くやろ。 うちの能力は、学園が良く知っとるから』
[彼を囮にするのは、あまり気が乗らなかった。それに自分がやった方が応戦出来るし、損害も与えられるはず。 それに、いい加減ちまちまやるのは疲れてきた。 そう考えて提案してみたが――。]
(*3) 2014/03/20(Thu) 11時半頃
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― 2F ―
さて、そろそろかしら?
[三下の身体を掴むと、風の刃が刻んでいく。 相手の主力はまだ現れないのか。
2Fの廊下はちょっとした惨状になっていた。 勿論、後で何か言われたら解放派のせいにするのだが。]
校長室の前に、あたしも向かわないとねえ。
(5) 2014/03/20(Thu) 12時頃
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…っちょ、おま
[ 離れる前に再びつつかれれば避けるように身をよじる。 離れたのちに震える携帯を開くと、一瞬、 歩む足が止まる。 ]
(*4) 2014/03/20(Thu) 12時頃
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To : 櫻子 From : レイ
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大切なんだ? わかった
(*5) 2014/03/20(Thu) 12時頃
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[ 彼女が危険に晒されることは なるべく避けたいものだったが、 きっと何か考えがあってのものだろう。 気乗りはしないが、肯定的な返事を。 彼女の命が危うくなれば護るつもりではいるが。 ]
(*6) 2014/03/20(Thu) 12時頃
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…幼馴染
[ 自分には無縁の言葉>>4に思わず反芻する。 かつて自分にもいたような気がしたが、さて、どうだか。
一方的に嫌悪感を覚え、その後はきっと>>2。
櫻子が強いと主張する『トウマ』という男の存在を さりげなく意識しながら歩む足は鉛のようだ。 ]
(6) 2014/03/20(Thu) 12時頃
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『宛先:鳳先輩 差出人:櫻子
そうやね、大切。とっても。 あ、先輩のことも大切に思ってるから大丈夫やよ?』
[何が大丈夫なのかよく分からない一文を付け加える。 避けるように身をよじり、少し声を出した鳳>>*4にはしたり顔。]
『上倉先輩あたりが来たらちょっと分からんけど……でも大体なら応戦できる自信あるし。』
[そう打ち終えると、送信。]
(*7) 2014/03/20(Thu) 12時頃
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/* んー? 櫻子狼は確定として、あと一人どこだろ。 秀真の可能性はあるけど、こいつが行ったとき仕掛けてこなかったのが謎。
(-0) 2014/03/20(Thu) 12時半頃
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To : 櫻子 From : レイ
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紗枝は風を使うから、 俺も敵としての相性は悪い
決行するのは自由だが 居場所だけは伝えてくれ
(*8) 2014/03/20(Thu) 12時半頃
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[ 生憎、『大切』という言葉に喜びを覚える人間ではなく、 さらに嫌悪が深まるばかり。 黒い、黒い感情が身体を支配する。 ]
何れ壊れるものなんて…っ
[ 絞り出すように放たれた言葉はきっと、 彼女の耳には届かなかっただろう。 進む道には童話で落とされていたパンの如く、 煙草の吸い殻が道を示していた。 ]
(*9) 2014/03/20(Thu) 12時半頃
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/* 真っ赤。
(-1) 2014/03/20(Thu) 12時半頃
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『宛先:鳳先輩 差出人:櫻子
はいな、了解や。 今ここで上倉先輩の気を引いて逃げてから、大々的にやるつもり。先輩はバラすもバラさないも自由でええよ。』
[ただ、今ここで彼もバラすつもりなら上倉の追撃を食らうかもしれないが。 言い忘れたことには気付かないのだった]
(*10) 2014/03/20(Thu) 12時半頃
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――三階・会議室→踊り場――
……? お願いします。
[恭しく差し出された手に首を傾げつつ。>>1:80 ふたたび伊那に身を委ねると、少し前までいた踊り場に辿り着く]
まだ、みたいっすね。
[辺りを見回した後、窓の外から校庭も見下ろしてみる。 誰かが、先程見えた遺体の山のそばで、穴を掘っているのが見えた>>1:83]
……儀式なんて思ったら、申し訳なかったっすね。
[単に善い人だったと、考えを改めてひとり頷く。 櫻子達の姿が見えるまで、階下と校庭を眺める]
(7) 2014/03/20(Thu) 12時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/03/20(Thu) 12時半頃
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/* >>1:81 紗枝さんそのうちお別れです!っていいそう
(-2) 2014/03/20(Thu) 12時半頃
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To : 櫻子 From : レイ
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死ぬなよ
[ 精一杯の応援をぶっきらぼうな言葉で―― ]
(*11) 2014/03/20(Thu) 12時半頃
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そう、幼馴染。
[反芻した鳳>>6に、思わずこちらもまたそう言ってしまう。 やがて職員室に到着すると、銃はどこにあるのかを彼に尋ね。案内してくれると言われたらしてもらっただろうし、口頭で伝えられれば自分で取りに行った]
――さて。
[再び廊下に戻れば、銃の状態を確認する。 使い慣れていない武器だから、上手く扱えるか少し不安になった。廊下の惨状>>5に気付き目を向ければ、丁度上倉が三下を掴んで殺すところで。]
あ、ちょっと待ってやそこの人。 練習相手になってくれへん?
[そして拒否権のない問いかけを、近くにいた無事らしい防衛側の生徒に投げ。]
(8) 2014/03/20(Thu) 12時半頃
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[軽い射撃音と共に、生徒は頭に穴を開け倒れた。]
(9) 2014/03/20(Thu) 12時半頃
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お、ビンゴ! 良かった、これで扱われへんかったら恥ずかしくてしゃーないわ。
[けらけら笑う姿は、いつも通りの櫻子だ。 ただ一つ、違うのは。纏う空気だけ。]
上倉先輩、うちの"仲間"苛めんといてくれません? ただでさえ三下の消耗激しいんやから、勘弁してくださいよー
[使えない駒に用は無いが、微々たる戦力でも塵も積もればなんとやらだ。 ニコニコ笑い、仲間と言いながら道具としか見ていないような言葉を吐くと。窓に手をかけて、飛び降りて逃げようという体制を取った。]
(10) 2014/03/20(Thu) 13時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/03/20(Thu) 13時頃
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[実行間際、ちらりとだが覗けたぶっきらぼうな言葉。 そこに隠された思いを感じて、ふっと笑い]
――ありがと
[それだけを、声にして返すのだった。]
(*12) 2014/03/20(Thu) 13時頃
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