人狼議事


222 【完全RP】湖畔の村【誰歓】

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視点:


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/04/22(Wed) 01時半頃


【人】 薬屋 サイラス

―― → 投票所 ――
[ぞろぞろと男たちに囲まれながら、投票所の設営された礼拝堂へと向かう。道中、青年のほかにも、何人か村人が投票所へ誘導される。
歩きながらぼうっと、投票する相手のことを考えてみる。怪しい人物など、ぱっとは思い浮かばない。

隣を歩いている人間に、ドナルドという悪党が殺されたこと、塔に籠った屋敷の人間が殺されたことを聞いた。]

え、じゃあ!ノーリーンさんは!?

[無事だったのかと問う青年に、村人は顔を歪めて笑う。]

「無事も何も、あいつこそが人狼さ!」

[と。
頭を殴られたようだった。そんなはずない、そんなはず、ないんだと。声にならない声で呟く。]

(8) 2015/04/22(Wed) 01時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[革袋の中で揺れる薬草鋏が、ずんと重みを増した気がした。
詳しく聞けば、女中を人狼だと決めつける話は、どれも憶測の域を出ていない。
広場のあの人垣は、それだったのだろうか。

ともかく、青年にはあの心優しくも哀しい婦人が、人狼であったとは思えなくて。
そうこうしている間にも、礼拝堂は近づく。]

(9) 2015/04/22(Wed) 01時半頃

【人】 薬屋 サイラス

―― 前日:礼拝堂 ――
[結局、真っ白な投票用紙を眺めながら書き殴ったのはあの怪我人の名前。

女中の名前はやっぱり書けなくて。

人狼の話を、自分から聞いた時。
やけに冷静に受け止めたヒューの姿が、引っかかったのだ。

………言い掛かりにも程がある。

でも。
書け、と半ば脅しのように見張られて。
村人の名前は咄嗟に出てこなかったのだ。]

(13) 2015/04/22(Wed) 01時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[それから。

人が増えるのだからと、村の中央で食材を調達して。
『パライソ』に寄ってマーガレットの花束を買って。
『歌うあひる亭』で酒も調達して。

急いで薬屋に戻ったけれど、そこにはまだ彼女の姿はなく。
あからさまに肩を落とした孫に、祖母はくすくす笑っていた。

祖母に事情を話して、そうしてもう一度屋敷まで出掛けて行ったけれど、日が暮れるまで彼女は姿を現さなかった。

どうしたのだろう、訪ねたほうがいいかなと思い始めたころ、自警団を組んだらしい村長に追い立てられ。

すごすごと自宅へと引き返すのだった。
まさか、その屋敷で。今宵想い人の命が奪われるとも知らずに。

工房で軟膏を練りながら月を仰ぐ。
明日の朝一番に、花束を持って迎えに行こう。
花瓶に生けられた白い花弁は、月明かりに照らされて淡く光っていた。**]

(14) 2015/04/22(Wed) 02時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/04/22(Wed) 02時頃


【人】 薬屋 サイラス

―― 早朝 ――

――――――………ッ!!!!!

[がばりと飛び起きれば、ぽたぽたと垂れるのは自分の汗。
ベッドに残る彼女の残滓を、胸一杯に吸い込んで。
眠りに落ちるときは、あんなに安らかだったのに。

ざわざわ。
嫌な予感。掻き立てられる不安。
なんだろう、動悸が治まらない。

青年は飛び出す。
この虫の知らせが、ただの杞憂であったと確める為に。

処刑台の方角を見やる。
己の一票は、どんな結果を産み出したのか。

一瞬、躊躇い止まった足は、再度走り出す。
真っ直ぐに、幽霊屋敷とよばれた、あの場所へ。**]

(32) 2015/04/22(Wed) 13時半頃

サイラスは、チャールズに話の続きを促した。

2015/04/22(Wed) 16時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/04/22(Wed) 19時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/04/22(Wed) 22時頃


【人】 薬屋 サイラス

―― 幽霊屋敷前 ――
[小道を抜け、広場を通り過ぎて、屋敷の前までやってくる。
ぜぇぜぇと鳴る喉はカラカラに乾いて、粘膜同士がくっつきそうな感覚がする。
珠のような汗は、額から頬骨を通って顎から落ちて行った。

遠く、東の空は白んできている。
屋敷の前は常以上に静まり返って、生き物の気配はない。
嫌な予感はどんどん強くなる。

屋敷に近付く度、風に運ばれてくる鉄の臭いは強くなってきて。

お願いだから。
お願いだから、神様。

何度も何度も願いながら、屋敷の門を開けた。]

(65) 2015/04/22(Wed) 22時頃

【人】 薬屋 サイラス

[地獄絵図。

その言葉が一番しっくりくるだろう。
血だまりの中に頭のない身体、腕のもげた身体、腸の引き裂かれた身体が横たわる。

むせかえるような血の臭い。]

…ッゔぅっ……!!

[こみあげてくる胃液を、思わず吐き出して。
祖母から聞いた塔の中で殺された屋敷の人々も同じような感じだったのだろうか、などと考える。

それでも、生理的な涙を目に浮かべながら、彼女の姿を探した。]

マーゴ!いたら返事をしてくれ!!
マーゴ!!

[しん、と静まり返った屋敷から、返事はない。
中庭へ回り、テラスを覗き、キッチンを覗く。
それでも、お目当ての人物は見当たらない。]

(67) 2015/04/22(Wed) 22時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/04/22(Wed) 22時半頃


【人】 薬屋 サイラス

[こうやって回ってみるとやたらとこの屋敷は部屋が多い。そう言えば祖母から、ここは昔宿屋として使われていたと聞いたことがあったっけ。

寝室らしき場所を、覚悟しながら一つ一つ覗く。
死体がなければ、そのたびに安堵のため息を漏らして。

そのうちのひとつで、女性の遺体を見つけた。
顔がないが恐らくはその背格好からマーゴの世話をしていた老婦人であると予想できる。]

……おばあさま。貴女のマーゴの居場所を教えてください…

[物言わぬ屍にそっと語り掛ければ、どこから入り込んだのか、屋敷の中にふっと風が吹き抜けて。
ギィィと、蝶番が軋む音が響いた。]

…マーゴ?

[音の鳴ったほうに駆け出す。
間に合え、間に合えと、最悪の状況を想像しないようにしながら。]

(70) 2015/04/22(Wed) 22時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/04/22(Wed) 22時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/04/22(Wed) 22時半頃


【人】 薬屋 サイラス

[扉が音を立てていたのは、先程通り過ぎた食堂だった。すこうしだけ開いた隙間から、血生臭い風が吹き抜ける。

ド、ド、ド、と脈打つ鼓動が耳に五月蠅い。
早く開けて確かめたい気持ちと、
もう何も見たくない気持ち。
相反する気持ちが頭の中で加速して、思考はとっくに停止した。

揺れる扉に手をかけ、中を覗けば覗けば。]

(75) 2015/04/22(Wed) 22時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/04/22(Wed) 22時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/04/22(Wed) 22時半頃


【人】 薬屋 サイラス

[がくり。
膝の関節が抜けたんじゃないかって思うくらい、驚くほど簡単に、己の身体は崩れ落ちた。

口から洩れるのは、声にならない慟哭。

広くて、空っぽなお屋敷中に響き渡る、哀しい男の叫び声。

穏やかな死に顔は眠っているよう。
何故?
どうして?

気持ちは通じ合ったわけじゃなかったの?

……この世から君は、居なくなりたかったの?]

(80) 2015/04/22(Wed) 23時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/04/22(Wed) 23時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/04/22(Wed) 23時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/04/22(Wed) 23時頃


【人】 薬屋 サイラス

[どれくらいそうしていただろう。
力の入らない身体を両手で支えて、食卓に縋り付きながら起き上がる。

血の気の引いた彼女の肌から、温かみは感じられない。

指でそうっと唇をなぞる。
愛していると、名前を呼んでくれたこの口はもう動かない。

他の死体よりも丁寧に扱われている気がするのは、気のせいだろうか。
いや、これはきっと男の嫉妬。
彼女を、惨殺するのではなく、食事として命を奪った人狼への。

美しく広がる髪に添えられた真っ赤な薔薇を毟り取る。
そうしてそのまま、床に叩きつけるように捨てた。]

(91) 2015/04/22(Wed) 23時頃

【人】 薬屋 サイラス

[それから、寝室から持ってきた真っ白なシーツで彼女の身体を包んで。つい一昨日、そうして駆けたように、横抱きに抱いて歩き出す。

青年の声を聞きつけたのか、屋敷の前には村人が数人いた。口々に何か訊かれた気がするけど、全て無視して歩いていく。


青年の頭の中にはふたつだけ。


マーゴを殺した人狼を、なんとしてでも殺すこと。
もうひとつは――――――]

(94) 2015/04/22(Wed) 23時半頃

【人】 薬屋 サイラス

―― 薬屋 ――
[マーゴを抱えて帰ってきた自分を見て、祖母は大きく目を見開いて、それから口許を覆って泣き崩れた。

そんな祖母にかける言葉が見つからなくて、自分はマーゴの身体を空の浴槽に横たえる。

そうして湖の水から作った蒸留水で浴槽を満たしたら、花瓶に生けていたマーガレットの花束を浮かべた。

祖母のもとへ戻ると、祖母はすでに落ち着きを取り戻していて。]

……ばっちゃん、俺、処刑場の様子、見てくる。

[抑揚のない声で呟けば、祖母はひどくこちらを心配してくれた。それがなんだか申し訳なくて。
家を出るとき、口許を引き上げて、無理やり笑顔を作るのが、精一杯だった。]

(104) 2015/04/23(Thu) 00時頃

サイラスは、チャールズが昔話してくれた、叶わない恋の話を、何故だかこんな時に思い出した。(@1)

2015/04/23(Thu) 00時頃


サイラスは、メアリーのところへ、また花を買いに行こうと、足を向ける。(@0)

2015/04/23(Thu) 00時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/04/23(Thu) 00時頃


【人】 薬屋 サイラス

―― 花屋『パライソ』 ――



[どうやら人狼の被害は多大なるものだということが分かった。どこもかしこも重たい空気でいっぱいだ。
この花屋も、類にもれず。]

(メアリー…大丈夫かな)

[店先にはいなかったから、どこか…それがどこなのかも見当はつかないが、彼の用事があるのだろう。
花屋では白いカラーの花束を買って。
処刑場へと歩いていく。]

(109) 2015/04/23(Thu) 00時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/04/23(Thu) 00時半頃


【人】 薬屋 サイラス

―― 処刑場 ――
[くしゃ、と。カラーの茎がつぶれる音がする。
首を括られていたのは、青年が投票した怪我の旅人ではなく、自分に薬草鋏を贈ってくれた優しい女中。]

嘘だ…嘘だ…

[何度も口の中で呟いたところで、目の前の現実は変わらない。

見張りをしている村人に、下してやってくれ、と何度も懇願したが、今日一日それは叶わないらしくて。
くそったれ!と、柄にもなく声を荒げたら、処刑台に乗り上げてその縄を薬草鋏で断ち切ろうとした。

けれどすぐに処刑人の男たちに取り押さえられ。

右頬に大きな痣を作って、青年は処刑場を追い出された。
地面に散らばるのは、カラーの花。]

(115) 2015/04/23(Thu) 00時半頃

【人】 薬屋 サイラス

―― 宿に移された投票所 ――
[紙に書くべき名前の人物は、もう決まっていた。
怒りで我を忘れた青年は気付かない。
自分が見立てたあの傷では、あんな残忍な殺し方は出来ないのではないか、などということに。

「ヒュー・アモル」。
その男の名を、真っ白な紙に書き殴る。

もはや、誰でもよかったのかもしれない。
全ての人狼が退治されれば、それでいい。
人狼が見つかるまで、疑わしい奴を処刑し続ければいい。

ほんの数日前、村長の言葉に食って掛かった正義漢は、
もういない。
ここにいるのは、ひとりの女に恋い焦がれ、
復讐に燃える、ただの若僧。]

(117) 2015/04/23(Thu) 00時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/04/23(Thu) 00時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2015/04/23(Thu) 01時頃


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