194 花籠遊里
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蒸気、煙突、窪んだ煉瓦。
じわりと淀んだ空気の滲む、息を潜めた霧の街。
月暈、馬車、蝶々の羽音。
闇の帳のそのまた向こう、誘われたのか偶々か。
(#0) 2014/09/12(Fri) 00時半頃
男は黒く長い、リヤサ---司祭などが着る黒色のゆったりとした上着---
に身を包んでいる。
背はひょうろりと高く、肌は死人を思わせるほどに透き通っており
結われることなくばらばらと落ちる髪は、黒とも白とも言えぬ色をしていた。
例えるならばその色は―――宵闇。
古惚けた洋館の前で、ゆっくりとその身を折って見せた男は
やってきた蝶である貴方に告げる。
(#1) 2014/09/12(Fri) 00時半頃
男は唇を、撓る弓のよに歪ませた。
にいと笑うその顔は、或る者によっては不気味に思え
或る者によっては妖艶に感じ、或る者によっては不快を覚えよう。
男は名を名乗ることなく、宵闇を翻し貴方を迎え入れた。
此処へやってきた貴方が初めてであろうが、幾度か足を運んでいようが
態度はいつも変わらず、決まり文句を詠って聴かせた。
そしてまた常日頃と変わらず、蝶である貴方を洋館の中へと導くのだ。
重い扉の音が、ぎいぎいと悲鳴を上げる。
その度に扉につけられた西洋の鐘が、からころと音を立てた。
喜びにも満ちたその声で、花は蝶の訪れを知る。
洋館は広く、蝋燭が灯る館の中。
其処にしか咲けない花が、蝶の訪れを待っている。
(#2) 2014/09/12(Fri) 01時頃
男は唄でも歌うかのように告げた。
そしてまた洋館外へと向かい、新たな蝶が訪れるのを待つ。
「嗚呼、聞こえる。 やつの足音が聞こえる……。」
そう言っては、この館に蝶を招き入れるのだ―――
(#3) 2014/09/12(Fri) 01時頃
―――― 【花籠遊里】 ――――
・『吉原、花魁、遊郭、身売り』などをテーマとしたシリアス、BL村です。
・この村は参加者が予め決まっています。
・参加者様はwikiを再度熟読の上、ご参加下さい。
■wikiページ
http://jsfun525.gamedb.info...
花で参加の方は『囁き狂人』を
蝶で参加の方は『共鳴者』を
お間違えの無いように希望して入村をお願いいたします。
(#4) 2014/09/12(Fri) 01時頃
■メモテンプレート
名前:(蝶の方は綴りこみフルネーム、花は苗字無しのチップ準拠)
年齢:(18歳以上)
外見:(チップ準拠以外にあれば)
接続:
現在地:
禁止:(NGがあれば)
(#5) 2014/09/12(Fri) 01時半頃
■その他
これより入村を解禁いたします。
wikiを更新いたしますので、そちらにてパスワードをご確認下さいませ。
何かありましたら、以降はメモにてお伺い下さい。
(wikiのコメント欄でも構いませんが気付きにくい可能性があります。)
それではどうぞ、切なの幻夢を御愉しみ下さい。
――――――――――――――――――――――――
(#6) 2014/09/12(Fri) 01時半頃
男は唇を、再び弓矢の如く歪ませた。
或る者には不気味で、或る者には妖艶で、或る者には不快な笑みを浮かべ
誰に告げるともない独り言を呟き落とす。
宵闇の声は、深まる闇に消え。
――――――ギィ、ィィ ィ 。
重い扉は閉ざされた。
(#7) 2014/09/14(Sun) 15時頃
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