……はい。
[恥部を曝け出すのはロイエとて恥ずかしきこと。
口に含んだそのときからお腹の下は疼き、ずっと期待で濡れていたなんて、普段ならばけして知らせられない秘密中の秘密
勇気を出してそうしたのは、焦らされるのを恐れて恥ずかしさに言えなかったに他ならない。
褒めて貰えた悦び、淫らになることへの肯定、このまま終わりになるその可能性が否定されたときにロイエは興奮した自分を確かに抑えられなかった。
しかしこうしたら、自然と始まるかもしれないと無言の始まりは思った脆くも崩れ去っていく]
………。
[逡巡した後に身に纏うものをその場で脱ぎはじめ。手で隠しながらベッドへとあがっていく。]
こ、これでよろしいですか……
[胸を腕で隠し、膝を半分開けた状態で、ベッドに座ってみせて顔を伏せる。
考えていた以上に裸体は恥ずかしいようだ。*]
(*66) 2022/07/04(Mon) 23時半頃