…はっ、何が正解だったかは知らんが、孕みたいのなら叶えてやってもいいぞ?
[と、大口を叩いては見るが、さんざ組み敷かれた力の抜けた身体を彼の上に預けて退かない時点で、
その正解とやらを否定する説得力はなかったのだが。>>*49]
いや、回数重ねすぎなくらいだぞ何を言っているんだ貴様、……ふっ、ぁ
…っ、思っていたが貴様の冗句はいちいち品がないぞ。
[汚れた大人の社交界とやらはそういうものなのかと
悪態を吐くのは腹に溜め込まれた子種をノックする指に対する抗議だ。
甘い桃色の粘性のドリンクとは違い、苦いと思った胎内を満たしているそれは、
余程、あの毒よりも全身に、神経に回る毒。
悪戯にその毒が注がれた入り口を滑る指に小さく跳ねる身体が悔しいから、
その肩口に噛み痕を増やして抗議を重ねた。>>*50]
(*64) death73 2015/11/15(Sun) 00時半頃