[口に上る言葉を静かに聞く。
水辺に縛られる。かわりに水辺での威力は絶大。]
………何かに、秀でれば、裏返した何かがある。
それは、どの能力も、同じ、とは。
[確かに己の能力の発動に、場の縛りは、ない。
けれど、水辺での威力は低く、乱戦、森の中、市街地で使えば
味方や、民も巻き込み、一度己が手を離れて暴走すれば
何もかも食い尽くす破壊の火と、なる。]
[上背も、その分見つかりやすいと言う欠点も持つ。]
[破棄の有無に関しては……謝罪も含めて
どう答えれば良いかわからず、ただ鳶色を槍に向けて]
[彼の内心で、それぞれの要素がどう考えられているかは知らぬまま
次いだ質問に、暫く薄灰をじっと見詰た。]
それは、事実であり
同時に、金銭だけでしたら、師団長は辞退、しました。
………割りに、あいません、から。
(*50) 2011/03/22(Tue) 03時頃