人狼議事

275 突然キャラソンを歌い出す村


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

――なんだかよくわからない――

[ある月の夜のことだ。
 桜の散る風に吹かれて、その狼は立っていた。
 耳も尾も出てはいないが、それは狼だった。
 今からこの花の香りを纏うひとに、食らいつこうというのだから。

 背後に近づいてきた気配を察して、狼は振り向いた。]

やあ。
――ええと、王子サマ?

噂は聞いてるよ。人気者みたいじゃないか。
その人気の秘密、俺にも教えてほしいんだけど。

[蒼い光に照らされながら、狼は妖艶に微笑んで、誘う。]

(518) mmsk 2018/04/09(Mon) 01時半頃

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