-飲み会中-
[若者たちの会話を聞いていると、手品師の女性がビールを飲む白石に何やらつぶやく。>>299
続いて白石が酒の名前を挙げるが、あいにく俺はこじゃれたのなんてわかるはずもなく。]
…何か酒も久々に飲んだ気がするなあ。あ、ちょっともらうぞ。
[そういって、柿の種を少し白石から分けてもらう。少し横顔を眺めて、さっきのことを思い出した。
自分のダメなところを見せてしまって気恥ずかしいというべきか。
向こうが嫌な思いをしてなければいいんだが。]
えっと、あんたは…
[手品師の女性に話しかけようとして、名前を知らないことに気付く。というか、さっきの自己紹介をあまり聞いてなかったのだ。
女性二人の会話から、先ほどスイーツを作っていた男性は甲斐田という名前だとも分かった>>304
彼が作ったケーキの残りを見てため息をつく。]
――すげーなぁ。俺全然料理ダメだから尊敬する。
[ケーキとか作れたらハナもきっと喜ぶだろうなあなどと。]
(518) 2014/03/17(Mon) 21時半頃