―回想・カフェテリア→眼鏡屋―
ええ、本当に……不思議ね。
ちゃんと見た目通り、優しいから安心して。
[お返しとばかりに返された言葉>>256>>257を、余韻を残す笑い声に交えて茶化す。
触れた肌は乾燥しているようにも感じたけれど、見た目に反して温かい。]
そうよねぇ、見るからに……
[日差しに弱そう、というのは男性に言うには失礼だ。下唇を噛んだのを見たのも相まって、言葉尻を中途半端に切る。]
肌が弱いのなら、この国の科学者に直談判するのもいいかもしれない。
あの人たち色々やってるらしいから、貴方を包み込むドームくらいは作れそうよ。
[冗談のつもりで紡がれた言葉に、青年は何を感じるだろうか。
彼が閉鎖感に不安を覚えていた事に気がつくのは、もしかしたら眼鏡で彼がヘルメットを外した時かもしれない。その時には、「ごめんなさい、次はもう少し優しく運転する」と申し訳なさそうに謝罪するだろう。]
(300) 2014/10/04(Sat) 14時半頃