ゆい…… そんなところ。
["唯我独尊">>224の方が荒々しい印象だと思いつつ。大まかな意味では合ってるかと思い直せば、とりあえず顔を相手から少し引きつつ、頷いてみせた。
角に引っかけるのは、物だけで充分。無事に空を掻く角を気持ちだけでも見ようと、鳶色がじとりと細められる。]
(毎日……)
[あれは――そう、プロポーズの言葉だったか。
合わせ向けられた悪戯っぽい笑みを、冗談の証なのだと解釈すれば、意外気に目を瞬かせた後。肩を竦めて、小さく微笑む。]
未来の恋人サンにとっといたら?
毎日ご飯作ってください、…って頼まれる日ぐらいに。
[敬語を抜いた方が自然、という言葉には曖昧に頷く。
使い慣れている、という意味では正しい。少しだけ縮まったような距離は、好ましい。
だが、言われてしまえば、少しだけ捻くれたくなるのが心情で。]
(275) 2014/10/04(Sat) 12時頃