[興味深げに告発の主が雪のような青年と交わるさまを見届けた。
絵になる、とはこのことか?少し長く感じた口移し。>>234
喉が動いて薬が嚥下される様子を見ていれば唇は拭われず、っと手を差し出される。
何かと思ったけれどそれが目下の本であることに気がつけば勿体ぶろうか、と逡巡するけれどまあ気分が大いに斜めになることは見えている。]
はいはい、ごちそうさまでした――っと。
その本、面白くなかったよ?
[何に対してかは想像にお任せ。結局素直に本を返して自らが持ってきた本を片手にひらりと手を挙げて食堂を出ようと席を立つ。
中身なんてろくに見ていないけれど自分の主観から言えばあまり面白くないように見えるからそんな感想も付け加えてやった。
災難が降りかかる前に、”命令”される前に逃げてしまおうと食堂を後にする上位吸血鬼のライジ>>239に続いて食堂を出た。]
(246) 2014/12/23(Tue) 22時頃