>>207
そっか…それもなんだか先輩らしい、なんて言ったら失礼かもしれないけど
[揺らいでいた瞳の中心に仄かな明かりが灯るのに驚き軽く眉を上げるもすぐに浮かべるのは穏やかな笑み。努めて軽い口調で話しながら自分の座っていた窓際の席へと彼女を先導した]
うーん…難しいですよね。でも俺は悲しい恋はないと思うな
悲しい恋じゃなくて恋して悲しい事があるだけなんじゃないかなぁとか…なんて、僕もまだ恋なんてよく知らないんですけど
……だから魔法で落ちた恋が本物かどうか、魔法が解けてからじゃないと僕には分からないです
[後悔を示すかのような仕草、その表情に緩く首振る事で怒りはないと伝え。オムカレーの乗ったトレーを手に取り、開いた掌の上へとそっと重みを掛け]
甘いもの、後で食べるから大丈夫。先輩食べたかったんでしょう?
食べたい人に食べてもらうのがオムカレーの幸せだって思うよ
(211) 2013/06/11(Tue) 22時半頃