─昼休み後/廊下→体育館横の教員更衣室>>159─
[>>121 嬉し気な顔をしたのは何故だったのか。ただやはり面影を追いかけてじっと見てしまってから、はっと気づいて眼を逸らす。]
…そういうことだ。
[あの天使候補生、さっさと攫ってしまうつもりだったのに、とは胸の裡、不機嫌そうに目を伏せる。
その視界に、指先でつまんで引く仕草が映った。>>159]
───、
[思わずという様子でシシャは音坂を見た。何せ、その仕草は記憶の中のアンクにそっくりだったのだ。
惚けた数瞬、引かれるままについていった先は更衣室。]
…あ、ああ。…いや、…ちょっと、部屋が気になっただけだ。
ニコラスと、ハロウィンだ。合ってる。
面白いやつらだった。…ハロウィンが、お前のファンだって謂ってた。
…悪ィ
[合わせておく、との返答。巻き込んでいる罪悪感から声は一際小さくなった。]
(180) 2020/01/09(Thu) 11時半頃