[心が躍り過ぎて、先輩の御託宣を少し聞き飛ばしてしまった(>>151)。先輩がなにかうまいこといってる。そうだ。俺は、水臭い男になるんだ……
そして俺は安心してしまって、先輩の「水のもうか」という言葉に、猛烈な喉の渇きと、猛烈な眠気とに襲われた。すっかり緊張の緩んだ顔で、俺の意識はあっちとこっちを行き来し始める……。
そういえば、根岸が去り際に何か言っていた…(>>100)。
そうだな三回目だ。ずっと続くと良いな。ずっと続いて、俺は先輩とどんどんお近づきに…それで…それで?俺は薄れ行く意識の中で猛烈な不安に襲われる。何か別の冬が来た気がする。続かなかったら?どうなる?
起きたほうが良いんじゃかと俺が言う。いや寝かせとけよと俺が返す。そもそも先輩怒ってないかと…最近俺の中の俺が、ちょっとうるさい。**]
(155) 2019/09/05(Thu) 08時頃